食物せんいで下痢を改善

慢性的な下痢が続く人はどんなものを多めにとったらいいのでしょうか?
それはずばりいって、食物せんいです。



食物繊維で下痢を改善

下痢が続く原因を考える前に、まず下痢が続くと、とにかく軟らかいもの、消化のいいものばかり食べがちです。しかし、それでは慢性的な下痢は改善されません。

腸内では栄養になりませんが腸内環境を整え、慢性的に続く下痢の原因を改善してくれます。

というのは、食物せんいは便のかさと固さを調節しますので程よい便の硬さになってくるからです。
便は食べたものから作られます。

栄養分と水分を吸収した残りです。食べるものや食生活に問題があれば、便の状態や便の通り道に直結します。肉ばかり食べて野菜をあまり食べないと十分な便が作れません。便の主材料である「食物せんい」は野菜に多く含まれているからです。さらに偏った食事は敏感な器官である腸の動きを大きく乱し、下痢の原因となります

無理なダイエットで食べる量が極端に少ない人は便の形が出来にくくなります。また無理なダイエットは血行不良による冷えや自立神経の乱れを起こすため、下痢の原因にもなります。わかめ、モズクなどの海草類、ゴボウ、こんにゃく、セロリ、大豆などの野菜をしっかり食べるように心がけましょう。

さらに、食物繊維は腸内の発がん物質などを体内に出す働きがあるといわれています。また、糖の吸収を遅らせるため、高血糖を予防するのにも役立ちます。

しかし、生野菜は体を冷やすため、下痢の原因になりかねません
生野菜などよりも煮る、蒸す、焼くなどの調理した温野菜を積極的に取りましょう。 
 
下痢が続く方冷たいもの、辛いものは控えましょう。

冷たいものや辛いものは腸管を刺激するたほか、腸管の運動機能のバランスを乱す原因になることがあります。とくに、キンキンに冷えたビール、等の飲み物を一気に大量に飲むとおなかが弱い方は下痢の原因になります。

つまみを食べながら、少しづつ飲みましょう。冷たい氷水、炭酸飲料、ジュースなど冷たいものは胃に刺激を与えます。すると、腸に排便の指令がだされ、排便を促します。下痢の方はNGです。

カフェインの多いコーヒーなども出来るだけ避けましょう。便秘の人には胃腸を刺激して便意を催すことがあり、水分補給やリラックス効果もありますが、飲みすぎると尿の回数が増え、下痢が悪化したり、胃腸が荒れる原因になります。
shutterstock_154264682
コーヒーでリラックス効果を得ている方はアメリカンやカフェオレなど、できるだけ刺激を弱める工夫をして飲みすぎないようにしましょう。

多めに取りたいものとして

キャベツ、ニンジン、わかめ等の海草、ごはん、ジャガイモなどのいも類、きのこ。野菜は火を通して食べると、体を冷やさずに量が食べれます。

野菜は1日350g摂取することを心がけましょう。

不通にとって良い食事

豆腐、卵、魚、漬物、果物、豆類 肉類 
インスタント食品は添加物が多いためできるだけ避けましょう。下痢の原因となります。

腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!
食べたものが体を作り、健康を作ります。最近では食べ物で性格まで変わるといわれています。それほど毎日食べる食べ物は重要なものです。

腸内環境を整えるサプリメントを利用しながら下痢の改善を目指しましょう。
一日も早くおなかの調子も体の調子も良くなりますように!

感染が原因の下痢へ続く