陰性体質と下痢

下痢が起こる原因は様々ですが、長引く下痢は本当に辛いものです。慢性的に下痢が続いている方は、外出するたびにトイレの心配、食事の心配が尽きません。

陰性体質と下痢

 そのため次第に出かけるのが億劫になっていき、ついには家に引きこもらざるをえなくなっていく……こんな状況に陥ると身体はだんだん、陰性体質に近づいていきます。

下痢でお悩みの方は、もともと陰性に偏っている場合が多いのですが、それがさらに加速することも考えられます。下痢が長引いている方は一度、自分が陰性体質かどうか、調べてみることをおすすめします。

 ◆陰性体質とは

では陰性の体質とは、どういったものなのでしょうか? 以下にその特徴を挙げてみました。
睡眠不足で下痢

【陰性の習慣】 

・インドアが長時間 ・甘いものを、多量に食べる ・静に過ごす時間が長い ・運動をしないで、頭脳を使う時間が長い・陰性食品を食べ過ぎている ・お風呂に入らず、シャワーで済ませている ・冷たいドリンクを頻繁に飲む ・ストレスが強い ・昼夜逆転 ・手足が冷える

 この世の中に、ある全てのものが陰陽に分けることができます。 陰の代表ともいえるのが、冷、暗、夜、植物、静、拡散、膨張、精神、などが言えます。これら陰性の影響力をうけすぎると、人は、どんどん陰性体質へ傾いていきます。

身体が陰性に傾いていくと、胃腸は緩んで下垂していき、動きが鈍り、体は冷えやすく下痢を長引かせる原因になっていきます。ここで勘違いしてはいけないのが、陰が悪くて陽が良い、ということではないということです。目指すべきは陰でも陽でもない、その中間の「中庸」の状態です。

◆中庸の体質になるために

では陰性の体質を中庸にするにはどうすればよいのでしょう。答えは単純で、やはり陰性のものを避け、中庸のものを積極的に取り入れていくことです。

陰性の食べ物とは

・果物 ・野菜 ・水 ・お茶 ・コーヒー
です。また暖かい国が原産の野菜は陰性が強く、寒い国の野菜は陽性に近づいていきます。バナナやパイナップルなどは南国の食べ物ですね。現地の人たちは大量にこれら陰性のものを食べ、暑い気候とのバランスをとっているのです。

これら陰性の食品を避けるに越したことはありませんが、調理の工夫次第では中庸に近づけることができます。それが塩と熱です。これらはどちらも強い陽性の性質をもっています。
ですから生野菜を温野菜にしたり、漬物にしたりすると陰性が強い食品でも、陰性が緩やかになり、中庸に近づきます。

一番理想的な中庸の食品は、実はお米です。日本人はやはり、お米を食べるように出来ているんですね。食べ物は健康に即、反映します。何をどのように食べるかはとても重要です。

特に下痢の方はすでにおなかの調子を崩していますので、特に注意しなければなりません。

おなかの調子を整え下痢を改善するには消化の良いものばかりでなく、何でも食べましょう。ただし、よく咀嚼することが大切です。
更におなかの調子を整えてくれる腸内善玉菌をたくさん摂りいれましょう。

腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!
下痢を改善するには腸内善玉菌の活躍が欠かせません腸内善玉菌のを増やすのに必要なサプリメントなどがありますので上手に利用してみましょう。

腸内環境を強化して消化力を上げ下痢を改善しよう

私達の身体は食べる事で健康を維持しています。しかし、何をどの様に食べるかが大きな要因です。

レトルト食品やコンビニ食品など、添加物がたくさん含まれている様な食べ物は有害な物質が多く、当然腸内の環境を悪くしてしまいます。消化力、免疫力も低下します。

腸内が弱くなると正常な働きが行なわれにくくなり、水分調整も正常に出来ず、水分の多い、つまり下痢状態の便となってしまうのです。まずは冷凍食品や添加物、加工食品を避け、食生活を見治すと同時に、腸内環境を良くして腸内を正常な状態に戻すことが下痢改善のためには一番の近道です。腸内環境を良くするサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。