下痢が続く方に、その原因や注意点、改善方法などをお伝えしています

下痢の改善相談室
       
下痢を改善するには?

下痢が続く原因は?

下痢が続く原因は病気からお腹を壊したなど様々です。 しかし、下痢が長く続くと、肉体的負担や精神的な不安が募ってきます。
どうやったら解決できるか原因を一つづつ一緒に考えて行きましょう。

下痢が続く原因は?

まず始めに、下痢になるという事はおなかが弱い(何らかの原因で腸内環境が正常でない)ことが大きな原因です。まずは腸内環境を整えることを心がけ続く下痢を改善しましょう。 

下痢が続く原因として、 突然起こる「急性下痢」と、だらだらと長く下痢が続いたり再発を繰り返す「慢性下痢」の大きく分けて2つがあります。詳しくは次の通りです。 

急性下痢の特徴

■急性下痢
突然の腹痛とともに下痢が起こります。

暴飲暴食、寝冷え、特定の食品に対するアレルギー反応(例えば牛乳を飲んだら下痢をする、乳製品を食べたら下痢をするなど)、精神的ストレスなどが原因の場合があります。

細菌性、病原性の下痢の場合は腹痛や発熱、吐き気、嘔吐を伴います。下痢便に血液などが混ざったり、腐ったようなにおいがする場合があります。

o-157、サルモネラ、赤痢、腸チフス、かぜなどの感染が原因で、下痢が続く場合もあります。
下痢、発熱、嘔吐がある場合は速やかに病院で受診してください。

長く下痢が続く慢性下痢の特徴

■続く慢性下痢
慢性の下痢は、3週間以上下痢が続く、再発を繰り返します。過労や睡眠不足、不規則な食生活、不規則な排便時間、対人関係や仕事上 のストレスが原因になったり、 過敏性腸症候群であるケースも考えられます。



また、潰瘍性腸炎など腸の病気、がんやポリープ、肝臓や膵臓の病気、アレルギー性の病気、糖尿病などの原因も考えられます。抗生物質などの薬も腸内細菌叢のバランスを崩し、長く下痢が続く原因になってきます。

また、冷えが原因でおこる下痢もあります。

つまり、 冷えが招くこともでおこる消化不良による下痢です。 寝冷えや冷房などで体が冷え、腸の消化機能が低下して、消化が充分にできなくて未消化物を体外に排出しようとすることから下痢になる場合もあります。

ここからはさらに詳しく、10通りの慢性的な下痢の原因と改善策について考えてまいりましょう。


目次
①ストレスが原因の下痢  ②特定の糖質が原因の下痢  ③病気が原因の下痢  ④胆汁が原因の下痢  ⑤消化不良が原因の下痢  ⑥冷えによる下痢  ⑦食事の量が原因の下痢  ⑧女性特有の下痢  ⑨食品添加物  ⑩腸内環境が原因の下痢


🔷下痢が続く原因その①.ストレス

精神的なストレスが蓄積していないか?
 食事に関係なく、ストレスでも下痢は発生します。最近生活や仕事で変化はないか、無理をしていないかをご自身で分析してみてください。

もちろん、人間関係や仕事の難しさなど、根本的な解決が難しいものが多いと思いますが、どういったことが解決に繋がるかという糸口を探すだけでもストレスが解消することはあるのです。



誰しもストレスと戦っています。それをゼロにすることはできませんが、なんのために現在苦労する必要があるのか、なんのためにがんばるべきなのか、という目標をもう一度見定めることでストレスはぐっと減ります。

目標に近づくほどストレスは「必要なもの」かもしれないのです。

また、ストレスの原因とは別に、自分にとってストレスのある場所とは別の場所を作ることも大切です。プライベートを充実させること、しっかりと休むこと、遊ぶこと。仕事や学校に振り回されない別の場所で、しっかりとストレス発散をしましょう。


🔷過敏性腸症候群の可能性


下痢が数週間も続き、特に腸に疾患がなくとも下痢や便秘がある場合、「過敏性腸症候群」と呼ばれる症状に発展している可能性もあります。ストレスが原因となることが多く、上記で心当たりがあった方は過敏性腸症候群であるかもしれません。

下痢が続く原因

ある程度、お薬の力に頼るのも回復を早めるひとつの方法です。
ただし、精神的なことが原因である場合、胃腸科で胃腸を見ていただいても、大きな原因が見つからないことが殆どです。眠れなくなっている、恐怖心が大きくなっている・・・と心配な部分が多い方は、心療内科を訪れてみましょう。
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🔷下痢が続く原因その②.
過敏性腸症候群を悪化させる特定の糖質

慢性的な下痢は特定の糖質(FODMAP食)で下痢が悪化する場合があります。
本来、糖質は消化酵素で分解され、小腸で吸収されます。ところがFODMAPは小腸で吸収されづらいため、小腸から大腸へとそのまま到達します。

そして大腸で腸内細菌とFODMAPが急速に異常発酵を起こし、過剰な水素ガスが発生し、腸の働きが不調になるのです。 つまり、腸全体が過敏になり、おなかがゴロゴロしたり、痛くなったり、ガスがたまったりします。

食べ物による続く下痢を改善するには

特定の糖質を含む食べ物を避けましょう。

この糖質をエサに、小腸内で菌が異常発酵し下痢の原因になっている場合があります。
3週間ほど下記の食品を食べずに様子を見ましょう。

また、おなかの調子が戻ってきた際には1種類づつ食べ、自分に合っているかどうか、おなかの調子が崩れないか確認していきましょう。

🔷続く下痢の原因になりやすい特定の糖質が多い食品 (慢性的な下痢が続く方の避ける食品)×

小麦、大麦、うどん、ラーメン、パスタ、ケーキ、納豆、キムチ、トウモロコシ、豆類(ひよこ豆、レンズマメ、さやえんどう)アスパラガス、ニラ、ニンニク、ゴボウ、セロリ、

牛乳、ヨーグルト、玉ねぎ、ネギ、豆類、リンゴ、柿、スイカ、梨、プルーン、プラム、イチジク、ザクロ、
キリシトール、スモモ、干しブドウなど

 


🔷特定の糖質が少ない食品(慢性的な下痢が続く方が食べても大丈夫な食品

米、そば、豆乳、豆腐、シリアル、オートミール、コーンスターチ、トマト、人参、もやし、ほうれん草、なす、ブロッコリー、さつまいも、かぼちゃ、キュウリ、ショウガ、

オリーブ、オクラ、レタス、キャベツ、白菜、パセリ、ズッキーニ、バナナ、イチゴ、ココナッツ、ブドウ、オレンジ、レモン、ザボン、栗、卵、牛肉(赤身)、鶏肉、魚介類など

過敏性腸症候群の人は、まず最初に3週間、上記に挙げた糖質が多い食品を避け、特定の糖質が少ない食品(低FODMAP食)をとってみましょう。詳しくはこちら
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🔷下痢が続く原因その③.病気

病気の可能性
下痢が症状となる病気もあります。風邪やインフルエンザ、肺炎などの感染病から、偏頭痛なども下痢の原因になることがあります。下痢以外に何か症状がないかということを考えてみましょう。

最近、10代から30代に増えている病気に、クローン病という病気があります。原因は不明ですが、食生活との関連性が強いと考えられており、ここ数年の食生活の欧米化が指摘されています。


クローン病は口から肛門までの消化器官が慢性的な炎症を起こす病気です。血便はあまり見られず、下痢や腹痛の症状を訴える方が殆どです。血便がない分気づきにくい病気です。心当たりがある方は、一度胃腸科がある病院へ受診してみましょう。
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🔷下痢が続く原因その④.胆汁

食後1~2時間前後で下痢になる場合は、胆汁が下痢の原因の場合もあります。ではどのような事で下痢の原因となるのか見てみましょう。
■その日の最初の食事の後、1~2時間後に下痢が起こる。
■腹部に強い痛みはない
■便を出してしまった後は 症状が回復する

というような特徴がある場合は胆汁による下痢を疑って下さい。詳しくはこちら

※ご飯を食べた後にすぐに便意がある場合は、食事の刺激で腸の神経が刺激されて便意が催される「胃直腸反射」という反応です。これは体に害の無い正常の生理現象です。

胆汁が原因の下痢を改善するには

胆汁による下痢は、一般的な下痢止めの効果がなかなか得られない事が知られています。
まずは生活習慣の工夫で対策をすることが大切です。

①朝ごはんのタイミングを変える
朝ご飯のタイミングを変えることで、下痢をするタイミングをある程度コントロールできると考えられています。家にいるうちにトイレを済ませたり、トイレの無い場所に行く前には食事を控えたりすることで、突然の下痢のリスクを減らすことができます。

②朝ご飯を軽めにする
朝ご飯の量を少なめにすることで、出てしまう胆汁の量を減らし 大腸にかかる刺激を少なくすることができると考えられています。
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🔷 下痢が続く原因その⑤消化不良

風邪や体調不良からの下痢を疑う
食べすぎ、飲みすぎは腸の消化機能が追いつかないために、食べ物から十分な栄養素や水分を吸収しきれないまま排泄してしまうのです。

これを「消化不良」と言います。

下痢が始まった前後から、体調が悪かったり、 風邪ぎみであったりしていないでしょうか?体力が落ちているだけで腸の機能は低下してしまいます。そこで普段と同じ食事をすれば、腸にとっては大きな負担です。


🔷消化不良による下痢になりやすい例

・風邪を引いた時  
・疲労、体調が悪いとき
・冷たいものをたくさん食べたとき。
・よく噛まずに食べたとき。
・早食いをしたとき。
・寝る直前にたくさん食べたとき。
     などなど・・・。

これらは確かに「腸が食べ物を消化しにくい条件」と言えます。この条件が重なるほど、下痢になりやすいということになってしまいますね。
温かいものや柔らかいものが消化によい理由もわかります。

消化不良による下痢を改善するには

コーヒーやアルコールを摂っているのであれば、まずはそれらをやめてみましょう。 やめることがストレスになるのであれば、量を減らすなどして調整します。

胃腸が弱っているときに、これらの飲み物は下痢の原因になる可能性が高くなります。 食事と一緒に摂っているコーヒーやアルコールが原因になっていないかどうかということを確認してみてください。

また、下痢が続いているときは、冷たい食べ物、飲み物は避け、腸に優しいものを食べるようにしましょう。
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🔷下痢が続く原因その⑥.冷え

冷えが原因でおこる下痢もあります。
つまり、 冷えが招くこともでおこる消化不良が原因の下痢です。寝冷えや冷房などで体が冷え、腸の消化機能が低下して、消化が充分にできないず、未消化物を体外に排出しようとすることから下痢になる場合もあります。



冷えが原因で長く続く場合の下痢の改善法

長く下痢が続く場合は、まず上着を羽織ったり、ズボンをはいたり、お腹にカイロなどをして、しっかり温めましょう。

また、体の温まる食べ物を積極的に摂りましょう。(根の野菜や葛、ショウガ、黒焼き玄米茶など) さらに、腸内環境を整えるサプリメントを摂取するのがお勧めです。 出るものは、我慢せずにトイレに行って出すものを出してしまいましょう。

また、潰瘍性大腸炎の前触れとしても「体が冷える」時に発症することが多いといわれています。冷えは万病のもと。体が冷え始めたら、出来るだけおなか周りから温めることを心がけましょう。

下痢の原因は冷え2
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🔷下痢が続く原因その⑦食事の量

食事の量は多すぎないか?食事の質が低下していないか?
食事の内容についても考えてみましょう。前は平気だったものが今は苦手・・・ということがあるように、体が求める食べ物は年齢によって変わります。



生活していく上で必要なカロリーも加齢によって減っていきますので、脂っこいものを食べ過ぎていないか、体を冷やすものを飲みすぎていないか、 ご自身の食生活を振り返ってみましょう。

やはり油分は消化しにくく、消化不良による下痢を起こしやすいので、揚げ物を控えるほか、マヨネーズやドレッシングなどの調味料、スナック菓子、インスタントラーメンなども控えてみてください。

食事の量が原因の下痢を改善するには

食事を作る際にはサラダ油を避け、消化のよいオリーブオイルやごま油を使用してみましょう。酸化したした油や消化の悪い油は、胃腸に負担をかけ下痢の原因になる可能性が高くなります。 できるだけ避けましょう。

また、食事の量が多いなと感じたら、食べる量を少し控え様子を見てみましょう。
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🔷下痢が続く原因その⑧.女性ホルモン

女性の下痢の原因のひとつに月経が
月経が近づいてきたあたりから月経中、下痢になってしまう人もいます。この場合下痢の原因は月経の時に分泌される「プロスタグランジン」というホルモンのような物質が原因です。


プロスタグランジンは出産時の陣痛を起こす効果もあり、女性にとってとても重要なものなのです。しかし、子宮だけでなく腸の異常収縮を促すことがあり、下腹部痛を伴う下痢を引き起こしてしまうことがあるのです。

月経に伴う下痢の時、子宮や腸の血管や神経は収縮し、緊張している状態になります。

女性ホルモンによる下痢を改善するには

対処法としては、子宮や腸周辺の緊張をほぐしてあげるようなことをすることです。一番簡単なのは、よく暖めてあげることです。
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🔷下痢が続く原因その⑨.食品添加物

食品添加物が原因の下痢
食品添加物は「発ガン性」「アレルギー性」「遺伝毒性」の3つの毒性があるということが疑われています。戦後急速にガンやアレルギーが増えていますが、その原因は食品添加物による腸内環境の乱れが大きな要因と言われています。

下痢の原因は添加物の入った弁当

人間には本来自然治癒力が備わっていますが、腸内環境が悪化すると、免疫力の60~70%は腸内で作られていますので、当然治癒能力も低下し、胃腸の弱い方は下痢が続くなど、様々な病気が蔓延してしまうのです。

よく外食をされる方やコンビニのお弁当を利用される方は、一度食生活を見直してみましょう。
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🔷下痢が続く原因その⑩.腸内環境

腸内環境の乱れが原因の下痢
腸内環境を悪くする原因として、抗生物質、不規則な食生活、ストレス、食品添加物などが挙げられますが、下痢が続くと、腸内環境の悪化という負のスパイラルが始まり、自律神経が乱れがちになり、体調が優れないばかりか、気持ちもどんどん沈んでいきます。
善玉菌 悪玉菌 日和見菌
また、イライラしたり、不安になったり、気持ちがマイナスに傾きすぎると、腸内環境が悪くなります。

下痢が続く→気持ちが沈む→気持ちが沈むことでさらに腸内環境が悪くなる→下痢がますますひどくなる……という悪循環に陥ることも少なくありません。 そう、腸と心はそのくらい密接な関わりがあるのです。

腸内環境の乱れによる下痢の改善方法

まずは、悪循環を断ち切るためにも、腸内環境を整えるのに必要なサプリメントで腸内環境を整えましょう。
そして、毎日の食生活も栄養バランスも考え、健康管理に十分注意してまいりましょう。
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まとめ.下痢を改善するために

どんな原因であれ、食後の下痢が長く続くのは体に支障があります。病院に行くことが直接的な解決にならない場合もありますが、病気の可能性を考えれば一度は受診していただくのが一番だと思います。



医師が判断する場合にも、それまでの生活・食生活がどういったものであるかの情報は大変重要なポイントになります。生活のスケジュールを書き出してみる、食べたものをメモするなどしてみましょう。

自分についての情報を客観的に整理することは、下痢の原因を解決するだけでなくご自身が自分の力で生活を変えるときにも、とても大切なことです。

一日も早くおなかの調子が良くなるといいですね。


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