下痢が続く原因は性病??

下痢が続く原因としてはストレス、食べ物、細菌感染などが一般的ですが、意外なところから下痢が続くことがあります。

下痢が続く原因は性病?

下痢の原因で意外なもの、それは性病。関係なさそうな感じがします。実際、性病で下痢は大変少ない事例だと思われますが、心当たりがある方で、下痢が続いて原因がわからずに悩まされている方は一度考えてみられてはいかがでしょうか。

性病は若い人に10人に1人はかかっているとも言われるものです。
また現代、昔に比べて、性行為の年齢が若くなってきています。
中学生で初めて性行為をした人は20代で性行為をした人に比べて約3倍も性病にかかりやすいと言われているそうです。

性病は治るものがほとんどですが、そのまま放置していると他の人に感染してしまったり、自分自身も不妊の原因となってしまうこともあるそうです。下痢の症状が出る性病はB型肝炎とHIVがあるそうです。

B型肝炎

B型肝炎は倦怠感、疲労感、食欲減退、熱、下痢などの風邪に似た症状が出ます。体や白目に黄疸が表れ、尿の色が濃くなったりすることが特徴です。

薬を服用すれば完治しますが、肝炎が悪化した場合には肝臓移植をしなくてはならなくなるなど、最悪の場合には死に至ってしまう恐ろしい病気です。

HIV(エイズ)

主な先進国の感染者は減少もしくは横ばいの傾向にあるにもかかわらず、日本だけが増加しています。症状としては発熱、関節痛、リンパ節の腫れなど風邪に似た症状が出ます。
その他、発疹、咽頭炎、下痢、頭痛、口内炎(口腔カンジタ症)視力低下、物忘れなどの症状が出たりします。
エイズ感染はHIV抗体検査によってしか知ることができません。

保健所などで匿名で検査を受けることもできますので、もしかしたら・・と思われたら勇気を持って検査を受けて下さい。
しつこい下痢、ひどい寝汗、 急激な体重の減少、 1ヶ月以上続く発熱などこんな症状があったら、 もしかしたら、HIVに感染しているかも知れません。しかも、免疫力がかなり低下した発症期の可能性があります。

単なる下痢が命をも脅かすもののサインかもしれません。B型肝炎やHIVは極端な例かもしれませんが、このような性病は自分で守ることができるものです。性病でないとしても、考えさせられるものがあります。

カンジタ菌

カンジダ菌は性病と勘違いされるケースが多いですが、性病ではありません。
もともと小腸に住んでいる菌が増えて、そこから感染が広がります。
カンジダ菌(カンジダ・アルビカンス)は小腸に住んでいる悪玉菌の一種でイースト菌(酵母菌)の仲間です。
カンジダ菌は誰にでも住み着いている常在菌で強い病原があるとは考えられていませんが、増えすぎるといろいろな障害が出る場合があります。

カンジタ菌による女性ホルモンの異常、毒素の発生、腸の異常発酵などを起こし、下痢が続く原因となったり、女性特有の病気、様々な不定愁訴など病気の原因になることがあります。

腸内の免疫力が弱ると、普段感染しない病気や何でもない菌が広がったりして下痢が続く原因となったりします。病気の予防はまず腸からと言われています。


下痢が続く原因も腸内環境をしっかりしておけば解決できるものが多いものです。
腸内環境を強化するのに必要なサプリメントがありますので上手に利用しましょう。