長引く下痢の原因は?

下痢の原因・あなたの下痢は慢性ですかそれとも急性ですか

下痢の原因はともかく、突然、わたしたちのお腹を襲う下痢は辛いものです。一週間程度で回復する下痢もあれば、なかなか治らない下痢もあります。

すぐに治ると思った下痢が長引くと、とても不安ですよね。
長引く下痢を慢性の下痢、といったりしますが、どのくらいの期間続いたら慢性になるのでしょう?


目次
・3週間以上は慢性下痢  ・ストレス下痢 ・ストレス・マネジメント  ・普通便にとらわれない  ・下痢を中から改善  ・下痢を改善するために

3週間以上続いたら慢性の下痢

軟便や下痢状の便が3週間以上続く、または、食中毒や食べすぎたなど明確な理由が思い当たらない下痢の場合は、慢性的な下痢と考えていいでしょう。

こうした慢性の下痢の場合、他に隠れた疾患があることも考えられますので、一度医師の診察を受けるようにしましょう。
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ストレス下痢

ストレスに心当たりがある場合
最近の研究では、何らかのストレスが加わると、ストレスホルモンが脳下垂体から放出され、その刺激で腸の動きがおかしくなり、下痢を引き起こしていることが明らかになってきました。

さらに、この動きが繰り返されることで、腸が刺激に対して「知覚過敏」になり、ほんの少しの痛みや動きから、脳内でストレスホルモンが出るようになり、さらに下痢を長引かせる、という悪循環に陥るようになります。

こうしたストレスが原因の下痢の場合、ストレスを受け入れ、症状と上手くつきあっていくストレス・マネジメントの方法を考えていくのが下痢改善への近道です。
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ストレス・マネジメント(ストレスと上手に付き合う方法)

①ストレスに気づき、許してあげる。~でなければならない、を捨てる。
一口にストレス・マネジメントといっても様々な方法がありますが、まずはストレス自体をきちんと認識することが大切です。

下痢が、どういう状況や出来事で酷くなるのかを観察し、その上で、避けられるストレスであれば避ける方法を、また、避けられないストレスであれば、自分が楽になる考え方やストレス発散の方法を探します。

その過程で「自分は無理をしていたんだな」と気づく人もたくさんいます。実はそれだけでも十分な進歩です。ストレス社会の現代では、時に自分を許してあげることも大切なことだからです。

また、ストレスが原因の下痢に悩む方の中には、自分の中に譲れない正しさがあって、こうでなくちゃいけない! たとえば、うんちはバナナぐらいの硬さと大きさのものが、一日一回出なくてはいけない!

それ以外はおかしい!
きっと病気なんだ!

というふうに、自分で勝手に決めた価値基準にとらわれて、自分を知らずいらず追い込んでしまっている人もいます。

②「普通」の排便にとらわれない

普通の人は一日に何回もうんちをしにトイレにいかない。こんな思い込みはありませんか?
ですが、食事の度に胃腸は動いて当たり前です。

日に三回、四回とうんちをしても何もおかしいことはありません。そもそも排便のリズムは一人ひとり違うのですから、人と比べること自体おかしな話なのです。

自分が気持ちよく排便できるのであれば、何回トイレに行っても大丈夫です。トイレから離れることが出来ないような水下痢でもなければ、多少の軟便も個性と受け止めましょう。

ただ、我慢できないような下痢、痛みや不快感を伴うような下痢が長く続く場合には、対処法を考えていきましょう
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下痢を中から改善していく

腸内環境は目に見えませんが、大腸ではたくさんの腸内細菌が働いています。腸内細菌の種類の分布によって、便の質が変わってきます。

今ではもう耳馴染みのある言葉となった「善玉菌」は、健康な腸内環境には欠かすことが出来ません。

善玉菌である乳酸菌や納豆菌を摂取するには、漬物や納豆、ヨーグルトといった発酵食品から摂るというのが一般的ですが、一度悪玉菌優勢の腸内環境に傾いていると、ちょっとやそっとの善玉菌の量では、改善することは難しいようです。

大量の善玉菌を効率よく摂取するには、純粋培養された善玉菌からなるサプリメントを、毎日の生活に加えるのがおすすめです。
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下痢を改善するために腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われているように、腸内は非常に大切な臓器です。生活習慣病による9割りは腸内環境が原因だと言われています。人の臓器の中で病気の種類が最も多いのも腸だと言われています。

それほど腸は私達が健康になるために過酷な作業を毎日しているのです。腸内環境を整えると下痢の改善は勿論の事、生活習慣病の改善にも役立ちます。腸内環境を最速に整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。