納豆菌は乳酸菌を助ける

現代は知らず知らずの内に様々なところから色々な毒物が入ってくる時代です自然界にはない合成の物、放射性物質、食中毒菌など怪しいものがいっぱい入ってきます。

普段から解毒力を高める物を摂取し、下痢をはじめ様々な病気を予防する体内の最大の免疫器官、腸内環境を正常化する事はとても重要になってきます。そういう意味では納豆菌は非常に優れた効果を発揮します。

腸内環境を整えるのは腸内善玉菌、その代表的なものとしては乳酸菌です。乳酸菌はあまり生命力が強くなく、お腹の中で乳酸菌を増やそうとしていくら乳酸菌製剤や、“生きたまま腸まで届く○○乳酸菌“と盛んにコマーシャルされているヨーグルトなど、そのような乳酸菌だけを摂ってもなかなか増えないのです。

ところがそこに納豆菌を一緒に摂ると乳酸菌がどんどん増えてくるのです

例えば、クロレラや乳酸菌を培養するのにわざわざ納豆菌を入れるのです。この事は人間の腸内においても同じことが言えるのです。乳酸菌と納豆菌が同時に存在すると乳酸菌の増殖率が条件によっては一桁くらい増えます。最近そうしたデータが増えています。

納豆菌のすごい働き

納豆菌は体の毒素を排出しながら、強力に乳酸菌を増やし、腸内の善玉菌をしっかり守って育ててくれるのです。腸内の善玉菌がちゃんと育っていれば体に必要なビタミンも作ってくれます。

納豆菌は1000年以上にもわたって利用され、しかも生で食する習慣は世界でもおそらく他にないと思います。このような昔ながらの納豆菌は健康への期待感と安心感をしっかり持っているのです。ですから毎日の食事に納豆と漬け物(植物性乳酸菌のあるもの)一緒に食べたり、キムチに納豆を混ぜて食べたりするのは理にかなっているのです。

お腹の弱い方、下痢がなかなか改善されない方は腸内環境が悪くなっています。腸内で便を調節する機能が弱り、水分調節がうまくいかなくなって下痢になってしまうのです。人間のおなかは非常にデリケートにできています。

ちょっとしたことでも敏感に反応します。ストレスや食べ過ぎ飲み過ぎ、体に良くないものを食べた時(腸内環境の良い人は少々のことでも大丈夫ですが)などには敏感に反応してすぐに下痢を起こしてしまいます。

日頃から腸内環境をよくする、つまり腸内の善玉菌をしっかり増やすことは非常に大切な事です。

下痢をし易い人、下痢がなかなか治らない人は腸内の善玉菌を増やすために納豆菌と乳酸菌を同時に毎日摂取しましょう。納豆菌・乳酸菌の入ったサプリメント<もありますのでそういうものも大いに利用しましょう。