大病が原因の下痢症状

急性の下痢は一過性のものです。慢性の下痢は注意が必要です。14日以上続く場合は、腸の大きな病気が原因の場合があります。 一度病院に行って診察してもらう事をお勧めします。
さらに、下痢の原因を改善する自分でできる方法に取り組んでいきましょう


下痢の症状には、慢性の下痢と急性の下痢に分類され、また原因も様々です。 

大病が引き起こす下痢の症状と原因

■下痢の原因と薬
抗生物質などのお薬の副作用が原因下痢を起こす場合もあります。この場合は、薬を飲み終わったら2.3日すると改善します。

下痢の症状

 ■慢性の下痢 過敏性腸症候群
 ストレスが原因かもしれません。不安や緊張といったストレスが原因で、腹痛や便通異常(下痢や便秘)が起こることがあります。これは過敏性腸症候群といわれ、多忙な人やストレスに弱い人、若い女性に多いという傾向があります。

 生活上の注意としては、規則正しくゆとりのある生活を送ることと、バランスのとれた食事を心がけること、納豆菌などのサプリメントを積極的に取る事などがあげられます。

また、コンビニのお弁当や、ファーストフード、酸化した油ものは控える事もあげられます。そして最も重要なことはストレスを為ないようにすることです。

 以上のことに気をつけても症状がよくならないときや、日常生活に支障をきたすほどの症状がある場合には、消化器科や心療内科などを受診しましょう。

 
 ■急性の下痢の原因  原虫性下痢
 最近目立って増えているのは、コレラ菌や腸炎ビブリオ、サルモネラなどの細菌による原虫性下痢です。東南アジアへの旅行者やイカものの食事をする人たちなどに多発しています。

 一方、細菌による集団食中毒も依然として後を絶ちません。細菌に感染して起こる下痢では、大体発熱や嘔吐を伴い、下痢が続くと脱水状態となり、生命にもかかわります。こうした急性の下痢や集団で起こる下痢は、いずれも医師の速い手当を必要とする、非常に強い下痢なのです。

大腸ガンの増加
 *大腸ガンが原因の下痢で注意しないといけない点
下痢が続くときは、便に血が混じっていないかどうか、普段よりも念入りに、便の色をチェックします。 日本人に大腸ガンが急激に増えているのは、多くの識者が指摘するように、日本人の食生活が高脂肪・高たんぱくの大部型に変わったことと無縁ではないことでしょう。

かつて日本は、世界一胃がんの多い国と言われていましたが、今や大腸ガンがこれに迫る勢いで増加を続けています。

大腸ガンの検査は時間と費用もかかるうえ、非常に面倒です。その為どうしても敬遠されがちで、症状があるときは手遅れというケースも決して少なくありません。

大腸ガン発見の手がかりとなる便潜血反応検査で陽性と判定された人でも、症状がない為か、人間ドックを受けた安心感からか、精密検査をきちんと受ける人はごく限られています。

この中に、大腸ガンの人が入る可能性は極めて高いのです。こうしたことが重なって大腸ガンの発見が遅れ、結果的に大腸ガンを増加させると言えるでしょう。

続く下痢の改善、病気予防は腸内環境の正常化から!

「元気の元は胃腸から」と言います。人の身体の中の免疫を担当するリンパ球の6割は腸に集まっています。

健康になるためにはまず腸内環境を整えましょう。腸内環境が整い胃腸の働きが正常になると、続く下痢も改善し、少しくらい無理をしても、食べ過ぎても下痢になりません。胃腸を丈夫にして腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。下痢の改善はすぐそこに来ます。