免疫力を高める善玉菌

続く下痢や便秘を改善し、免疫力の高い健康な体を手に入れよう

下痢になる、下痢が続く原因は、季節や免疫力の低下や食事など実に多種多様です。特に冬の下痢が続く原因の一つにノロウィルス、ロタウィルス、食中毒、風邪等があげられますが、

よく考えてみると頻繁に下痢が続くまたは下痢をする人と、めったに下痢をしない人がいます。また、同じものを食べたのに下痢が続き下痢の症状が重くなる人と軽くてすむ人、これら両者を分けるのが腸内環境の違いです。

ウイルスなどが侵入した時、体の中ではこれを退治しようとする免疫機能が働きます。

免疫力を高めるためには、規則正しい生活をして、休養・睡眠を十分とること、バランスのよい食事、適度な運動などが大切なのはご存知の通りですが、これらを行うことで、腸内環境が整ってまいります。

免疫力を高める一番の近道は、腸内環境を整えることなのです。

また、喫煙やストレスは免疫力を低下させますが、普段から体を冷やさないことも大切です。身体が冷えると腸内環境も悪くなります。

体を冷やし、体温が下がると善玉菌がうまく活動できず免疫細胞の活動が低下します。
冷たい飲み物の摂り過ぎや、過労、睡眠不足は体力を低下させ、腸内の悪玉菌を増やし下痢の原因になったり、免疫力を弱める事につながります。

*腸内環境が良いと、便やおならのニオイいも臭くありません。

また便は黄土色の綺麗な便になるのですよ。便の回数は1日1回~3回 
腸がきれいになると肌もきれいになります。腸内環境が良くなると血液がきれいになるので続く下痢も改善し、健康の善循環が始まります。 
腸の健康は長寿の秘訣!理想的ですね!

腸管免疫系の働き

腸内には、善玉菌と悪玉菌が生息し、常に双方が勢力争いを起こしている事はいつも述べているところです。

悪玉菌は、動物性脂肪・動物性たんぱく質が大好物で、これらを多く摂り過ぎると、悪玉菌の勢力が拡大し、人間にとって、有害な成分が腸内にあふれ、腸内が腐敗し、免疫力が低下します。その害は全身に及び、病気、老化、アレルギーを促進させます。
善玉菌 悪玉菌 日和見菌
一方、善玉菌は、オリゴ糖、食物繊維が大好物です。これらを多く摂ると、善玉菌が多くなります。健康維持、疾病の改善には非常に重要なものです。又、納豆菌は消化を助け、乳酸菌、ビフィズス菌の増殖に活躍します。

善玉菌の主な働きは、脂質代謝の活性化、各種酵素の活性化、 消化、吸収、代謝の活性化、細菌に対する抵抗物質の産生、体内に入った薬物の代謝、ホルモン、ビタミンの生産、有害物質や発ガン物質の分解、腸内ペーハーの安定と腸の活性化などがあり、健康管理、病気の予防、アレルギー体質の改善に欠かすことができません。
下痢の原因1
人には免疫という病原細菌や異物の侵入を防ぐ防衛能力がありますが、腸管には全身にあるリンパ球の50~60%が集中しています。

善玉菌には、腸の免疫機能を活性化する働きがあります。具体的には乳酸菌・ビフィズス菌・納豆菌・桿菌・酵母などがこれにあたります。

善玉菌が活発に働いていれば、仮に食中毒菌が体内に入っても、腸管でうまく防御でき、菌はそのまま排泄されて軽く下痢をするくらいで、食中毒等にも感染しません。

手洗いは当然ですが、日頃のお腹のメンテナンスには、食事は腹八分目と控えめに、そして、腸内細菌を整えるサプリメントを上手に利用し、腸内環境を整えてまいりますよう。