下痢はコンビニおにぎり

下痢はコンビニおにぎり

下痢の原因は至る所にあります。下痢の主な原因は食事からが多いようです。食事は生活習慣ですから何をどの様に食べるかが重要です。

特にコンビニ食は危険な食べ物です。下痢の原因となる事があるのです。下痢なっている人は直ちに改めましょう。今回特に常食しやすい、おにぎりなどコンビニ弁当なaどに焦点を当てて、ご一緒に考えてみましょう。

おにぎりは日本の伝統的な食文化
おにぎりは携行性に優れており、手づかみで食べられることから、日本で古くから今日に至るまで携行食や弁当として重宝されています。

時代と共におにぎりは多くの人から愛され、今ではコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも販売されています。携行する必要がない居酒屋や定食屋でも提供されるほど、日本の食文化に定着しています。
アスリートでさえおにぎりを食べると、力が湧いてくると言っているほど、簡単エネルギー補給としても優れています。

確かに、おにぎりは美味しくてお弁当になどにとても便利なのですが、コンビニやスーパーで売られているおにぎりが今や問題となっているのです。

下痢の原因となるコンビニのおにぎり

コンビニ店は、24時間営業であちこちにお店があって、私たちの生活になくてはならないものになっています。ではなぜ、コンビニのおにぎりが問題となるのでしょうか?
「安い、うまい、便利」ということで、コンビニおにぎりを愛好している人は少なくありません。

ところが、コンビニおにぎりは、コメ本来の味を引き出した食品ではありません。うまいと感じているのは化学調味料(うまみ味調味料)など食品添加物の味です。

おにぎりは、ごはんと具だけのシンプルな食べ物だから添加物の心配は少ないと思っていたら、とんでもないのです。コンビニ食品でよく見かける「保存料・合成着色料不使用」のキャッチコピーに騙されてはいけません。

これは添加物不使用ということではありません。しっかり、保存料、合成着色料に代わる添加物は使用されているのです。様々な添加物は腸内環境を悪化させます。悪化した腸内環境は水分調節などが難しくなり、下痢の原因の引き金となります。

ではおにぎりの添加物にはどんなものが入っているでしょうか?

おにぎりの添加物

①グリシン
まず、ほとんどのコンビニおにぎりに使われている添加物がグリシンという炊飯改良剤です。ごはんのつやを出す効果や保存性を高める目的で添加されています。おにぎりに入っているグリシンは人工的に合成されたアミノ酸です。

体内でつくられるアミノ酸のグリシンは脳に働きかけ睡眠を深くさせる作用があります。こうしたことから、添加物グリシンは一部の製薬会社から安眠効果を高めるサプリメントとしても販売されています。しかし、合成されたグリシンは危険な添加物でもあります。

●人工合成されたグリシンに要注意
人間の体内でつくられるアミノ酸のグリシンと、人工的につくられた添加物のグリシンとは別の物質であると理解しておかないと、予想もしない健康被害に遭う恐れがあります。もっとも心配されるのが過剰摂取です。

「食品添加物公定書」という公的な専門書には、グリシンをモルモットに大量に与えると、筋緊張の消失と一過性の完全麻痺が起こったという報告があります。

また、大きな特徴として右回りの円運動を行うとも報告されています。大量に食べると、ということですが、グリシンはコンビニおにぎりだけでなく、ほとんどのコンビニ弁当やその他の食品などにも使用されていますので、知らないうちに過剰摂取ということが起こる可能性はあります。

②PH調整剤

おにぎりの具といえば、梅干しやサケが頭に浮かびます。梅干しやサケにも添加物が使用されているので驚きです。

●おにぎりの具材サケ
コンビニおにぎりでは、そのサケにも添加物があります。サケの身のつや出しに甘味料のソルビット(ソルビトール)は、品質保持のためにPH調整剤などが使われています。PH調整剤は腸内のPH値を変えてしまう恐れがあり、下痢の原因にもなります。PH調整剤はコンビニのおにぎりやそのほかの加工食品には広く使用されています。

PH調整剤は食品のPHを弱酸性(6.0~6.5)になるよう調整することで、食品の腐敗を抑える添加物です。クエン酸、フマル酸、重合リン酸塩など複数の成分が配合されていますが、一括して「pH調整剤」と表示されます。

したがって、消費者は具体的な添加物名がわかりません。しかもPH調整剤は、対象食品も使用量も制限がないため、コンビニチェーンや食品メーカーにとって非常に都合のいい添加物となっているのです。

PHは水溶液の性質を表す単位であり、水素イオン濃度の量を意味します。0 ~ 14 の目盛りをつけ、酸・アルカリの度合いを数字で表します。PH7 を中性とし、それ未満を酸性、それより大きければアルカリ性を意味します。 PH7 よりも値が小さければ小さいほど酸性の性質が強く、値が大きければ大きいほどアルカリ性の性質が強いことになります。

PHは体の部位によっても値が違います。胃液はPH1.5~2.0、皮膚はPH4.5~6.0、血液は7.4、汗は7.0~8.0となります。腸内の理想的なPHの値は4.5~ 5.5が理想的な環境です。腸内のPHは弱酸性が理想的なのです。弱酸性の腸内は腸内善玉菌が最も発育しやすい環境なのです。

腸内のPHを知る目安は便の色や固さです。腸内のPHが低いほど便は黄色っぽく、高いほど黒っぽくなります。赤ちゃんの便はPH4.5~5.5(弱酸性・理想的)なので黄色です。

健康な大人はPH5.5~6.0で、黄土色をしています。下痢の改善には腸内PH値をより理想的にしなければなりません。つまりPHの値を弱酸性にして悪玉菌を減らす事です。

PH調整剤を多量に添加すると、食べた人の健康保持に不可欠な腸内細菌の善玉菌まで殺してしまう可能性があります。PH調剤が添加された食べ物を過剰に摂取すると、腸内PHが乱れ、腸内の善玉菌までもが死んで数が減ってしまいます。すると腸内環境は乱れ、腸内での正常な活動が行われなくなり、腸が敏感な方は下痢になってしまうのです。

③ソルビン酸

●おにぎりの具材梅干し
次におにぎりの具と言えば定番の梅干し。これもまた添加物だらけの梅干しです。梅干しに添加物などははいっていないと思われがちですが、しっかり入っています。コンビニおにぎりの梅干しは美味しいと感じられると思いますが、手作りの梅干しを食べている方にははっきりとその差がお分かりになると思います。

通常、梅干には梅の重量の10~15%の塩を使います。塩は、味付けのためばかりでなく、保存(防カビ)、色落ち防止、それから食感を保つという役目もあります。中には添加物で作られた「5%の低塩梅干し」があります。

低塩で塩を減らすなら、この役割をほかの何かで補う技術が必要になってきます。添加物でつくられた「5%の低塩梅干」の梅の酸っぱさは「酸味料」で出します。

それは梅干が持つ、素朴な味(塩と酸味のバランスがとれ、梅の香りが口に広がるという風味)とは程遠い代物です。日本人が伝承してきた、塩とシソの葉だけでつくる梅干は、手作りの梅干しでない限り殆ど見当たらないでしょう。おにぎりの具の定番、梅干しはいったいどこにいってしまったのでしょうか。

すなわち、「5%の低塩梅干」の味付けは「化学調味料」、保存は「ソルビン酸」、色落ち防止には「酸化防止剤」、酸味は「酸味料」で補うのです。

梅干しに使われるソルビン酸ですが、これは脂肪酸の一種であり、広範囲の微生物に抗菌性を持つ保存料です。カビや酵母、細菌に幅広く効果があります。

特に、カビや酵母は他の食品添加物では対応が難しく、ソルビン酸が広く使われる理由の一つです。菌はどこにでもいるため、その菌が食品について、増殖をすると、食中毒などの危険性があるため、コンビニやスーパーのお惣菜やお弁当などにも、このソルビン酸カリウムなどの防腐剤や保存料が、頻繁に使用されているのです。

ソルビン酸など添加物同士の組み合わせは特に最悪となり、身体を脅かし、下痢の誘発にもなります。

更に美味しい梅干になるには、これではまだ「しょっぱさ」は往来品と同じです。そこで、「甘草」、「ステビア」、「サッカリン」などの甘味料を加えてこれを抑えます。食べる人の舌を「塩分が半減した」と錯覚させるのです。これで「低塩梅干」の完成です。


特に「塩分5%」と表記されている梅干しには注意して下さい。下痢の時にはあまりしょっぱくない5%梅干しがいいと思っても食べてはいけません。塩分5%の梅干しは常温では保存できません。腐敗を防ぐため、アルコールに漬けてあるのです。

梅自体も、梅焼酎に使われた「リサイクル梅」かもしれません。風味も旨味も感じられません。その分、「グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)」「甘草」「ステビア」「グリシン」「ソルビット」「かつおエキス」「たんぱく加水分解物」で味を補っているようです。「合成着色料」も2~3種類使って鮮やかな色を出しています。

④下痢や胃炎を起こす添加物の着色料

梅干しに着色料を加えることもさりながら、たくわん、漬物、カズノコ入り総菜、練ウニ、ドロップ、あめ、和菓子、かき氷シロップ、焼き菓子等に使われている黄色4号という着色料は危険です。毒性としては変異原性があり、ジンマシンを起こす心配があります。


また、ラットやビーグルを使った実験では、下痢や胃炎を起こすことが分かっています。更に染色体異常をおこすことがあり、妊娠中には胎児にどのような影響があるかわからないので、 着色料は特に避けましょう。

腸内環境のあまり良くないおなかの弱い方でしたら このような着色料にも反応し、下痢の原因になる場がありますので、もし、現在おなかの調子が良くないのであれば、特に食品を選ぶときには表示を良く見て買いましょう。

コンビニ食が腐りにくいのはなぜか?

国の食品基準により、お店で売っている食品は36℃の環境下(夏日)で2日間(48時間)腐らないように加工する義務付けが行われています。ですから、実際にはコンビニ店では作って2日どころか、3日経過しても、腐らないような加工がしています。

夏の時期に家庭で作った食品は、おにぎりでも丸一日経過したものは食べませんよね。食べるとしたら再加熱して食べます。

コンビニのお弁当やおにぎりには、次亜塩素酸(漂白剤)を多量に混入させているので腐りにくいのです。ところが、次亜塩素酸には表示義務がないために、それが使われていることを私達は知らないのです。

次亜塩素酸は、消毒用のキッチンハイターの主要成分で、細菌やウイルスを死滅させるものです。プールや水道水にも使われるカルキが次亜塩素酸です。水道水に使われる次亜塩素酸はごく微量ですが、健康を考える方は、水道水を沸騰させてカルキを飛ばして、あるは浄水器で除去して飲む方もいます。

次亜塩素酸は、明らかに人体にとって毒物です。コンビニ食を作っている従業員は、この事実を知っていますから、コンビニ食は絶対に食べないそうです。

これに関連して、回転ずしも同様です。次亜塩素酸を多量に使用しています。特に痛みやすい食材である、キス、アワビ、カレイ、エビなどの高級食材には、飲食店が仕入れる前から使われていることもあるようです。

次亜塩素酸ナトリウムは食品に使っても残留しないという理由で、表示が免除されているそうです。それをいいことに、加工業者は安易に次亜塩素酸ナトリウムを使っていて、店側もそれを平気でお客に出しているのです。

居酒屋や天ぷら店、寿司店さらにスーパーの寿司やコンビニサラダ、カット野菜からプールの消毒薬のような臭いがしたり、薬っぽい味がしたら次亜塩素酸ナトリウムが残留している可能性があります。

腸内環境を強化しよう

日本の食品には添加物など有毒なものが溢れているのが実情です。野菜も化学肥料な温室栽培、添加物付の果物が、腸内には少々の毒は排泄できるくらいの機能が備わっています。

しかし、腸内環境が良好でないとその機能は十分に果たされません。全ての病気は腸から始まります。「元気の元は胃腸から」と昔から言われている通りです。ですから、生活習慣病の9割は腸内環境の悪化が原因と言われているのです。

今下痢に悩んでおられる方、また何かしら体の不調がある方など、早急に腸内環境を整えてみましょう。下痢の改善は早まります。腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用してください。