下痢の原因を改善腸内発酵

下痢を起こす原因は様々で、本当に下痢で悩んでおられる方が近年倍増しています。

一昔前は「病は気から」と言われていましたが、現代では「病は腸から」と言われています。と言うのも病気の始まりは全て腸から発しているからです。
下痢が続く、下痢の原因が分からないなどと言う人は、殆ど腸が不健康な状態になっている事が多いものです。

下痢の改善は腸内の発酵か腐敗かで決まる!原因を取り除こう

ですから、あれこれと悩む前に、しっかりと腸内環境を整えることに専念しましょう。
そうすると、いつの間にか、下痢の原因が取り除かれ、下痢が続いていることが、まるで何事もなかったように以前の爽やかさを取り戻すことができるのです。

とはいえ、腸内環境を整えることはなかなか難しいものです。環境を変えることはそれなりの努力がいるからです。
ではどうやったら腸内環境を整えることが出来るのでしょうか?

腸内環境を変える一番の要は自分自身の中に棲んでいる微生物、つまり腸内の善玉菌を増やす事です。善玉菌がいなくては、健康は保てないのです。悪玉菌が多いと健康状態は悪くなるいっぽうです。下痢もなかなか治らない原因となります。

腸内細菌群は食べ物で左右されます。食べたものが腸内善玉菌の喜ぶものであれば、善玉菌は喜んで増え、活性化します。腸内は腐敗ではなく、発酵が盛んに行われます。

腐敗とは、牛乳や肉を数日間ほっておくと大腸菌やサルモネラ菌によって物が腐っていくことです。悪臭を放つだけでなく、腐敗菌が毒性物質を出し、その腐ったものを食べると、腸内は腐敗に都合のいい37℃という温度と湿度になっていますので腐敗菌は腸内でどんどん増え、下痢の原因になったり、嘔吐を引き起こしてしまいます。ひどければ死に至ります。食中毒を起こし、腸内が腐敗菌で満たされます。

ところが牛乳の中に腐敗菌の代わりに発酵菌である乳酸菌を入れ放置しておくと、ヨーグルトやチーズにとなります。味がよく、保存性も高まり素晴らしい食品となります。もちろん食べておなかをこわすどころか栄養たっぷりの食品となります。これがいわゆる発酵です。

同じ牛乳でも菌の種類で有害なものになるか、有益なものになっていくかが決まるのです。

腸内も同じことが行われているのです。発酵する菌類はとても小さなものです。たった1ミリメートルの一万分の一という大きさです。たった1個では何もできませんが、菌の持ち前の爆発的な繁殖力で、餌を見つけるとそこで猛烈に仲間を増やしていきます。良い仲間がたくさんいると更にどんどん仲間が増えていきます。

腸内が良い菌(善玉菌)で発酵され、その菌類が多くなると(有害菌よりも多くなると)腸内環境はすこぶる良い状態になるのです。
腸内環境が良くなると下痢は自然と解消されていきます。腸内環境を強化するサプリメントを利用すると、下痢解決の早道になります。