下痢の原因 輸入魚に注意

下痢が続く原因は色々ありますが、生活環境、食環境が主な原因と言って良いぐらい私たちの生活と密接に関係しています。

下痢の原因となるナグビブリオ 輸入魚にご注意

下痢が続く要因の一つとして、近年の輸送技術の発達も関係しています。今や世界は感覚的に昔ほど広くはなく、狭くなりました。日本国内はおろか、海外の食材も新鮮な状態で店先に並んでいることも少なくありません。 スーパーなどでは魚は丸ごと売られているのは少なく、ほとんどの魚は処理済みカットされた魚の切り身で売られています。その中には輸入魚も数多くあるのが原因の一つです。 下痢が続くと、肉などの油っこい食材は避け、魚や野菜など日本食の材料を求める場合も多いでしょう。しかし、その原産国まできちんと認識して購入しているでしょうか?
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東南アジア諸国から輸入される魚介類から検出される「ナグビブリオ」という菌がいます。この菌はビブリオ・コレラに属する菌のコレラ菌以外の菌をいい、コレラ菌とほとんど同じところに生存しており、ひどい下痢が続く原因となる事がある為、東南アジアなど、コレラの流行地域から輸入した魚介類や飲料水には十分な注意が必要です。 冷凍さしみ、生かき、輸入エビなどについていることもあり、生の食品では、5~10℃で4~9 日生存することが確認されています。 ナグビブリオはコレラ菌と同じように、人の腸の中で毒素をつくりながら増殖するため、下痢とともに急激な胃腸炎をおこす原因となります。感染すると5~12時間で腹痛がおき、水のような便が出ます。急な下痢が続く場合は必ず病院に行き、医師の診察を受けましょう。 ナグビブリオは10℃以下では発育しないので食品をいつも10℃以下の低温に保って菌を増殖させないこと、調理時には十分加熱することが大切です。また、下痢症状がある人は食品の調理、取扱いをしないようにしましょう。 もともと下痢が続く体質で、日頃から下痢が頻発する場合でも、いつもと違う症状が現れたときにはナグビブリオが原因かもしれません。いつものことと片付けずに、必ず病院にかかりましょう。
下痢を改善する腸内細菌
腸は食べたものを消化し、栄養を吸収てし、体にエネルギーを与えるとても大切なところですが、同時に食べたものが有害である場合、あるいは有害な菌が入り込んだ場合でも、体の外に排出してくれる、とても重要な役目をしています。腸が丈夫であれば少々体に不都合なものが入り込んでも腸内で処理してくれますので、いつも腸内環境を強化にしておきましょう。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!
下痢の原因がわからなくて慢性的な下痢が続く場合は腸内善玉菌をどんどん摂りいれましょう。腸内善玉菌が腸を丈夫にしてくれます。腸内善玉菌を増やすのに必要なサプリメントなどがありますので上手に利用しましょう。下痢の改善は一段と速くなります。

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