下痢の原因・粉ミルク

下痢の原因は赤ちゃんが飲んでいる粉ミルク

下痢の原因は様々です。精神的なものから物理的もの、あるいは生活環境によるものまで様々です。中でも特に食べ物からくる下痢の原因は多いものです。

私達が日常的に食べているものが下痢の原因になるとは思ってもなかったというのがあるものです。 例えば赤ちゃんが飲む粉ミルク、赤ちゃんが飲むものだから消化、栄養的に良いものだから大丈夫と思いがちですが、下痢の原因となることがあるのです。

粉ミルクを大人が飲むと

子育てをしている方の中でも利用されている、または、していた方も多いのではないでしょうか?「離乳食を始めたらミルクを使う量が減って賞味期限がきてしまった。混合乳だから思ったように減らず余ってしまった」なんて事もあるでしょう。 もったいないから大人が料理に混ぜて使ってしまおうと、利用されることもあるようですが、カロリーが高そうで太りそうという声も。 赤ちゃんが成長する為の物だから大人が飲んでも体に良いのでは?という考えは自然な事ですが、赤ちゃんがミルクを飲むのと、大人が飲むのとでは効果に違いがあります。 大人が飲むにしても、子どもが飲むのにしてもどんな栄養が入っているのかは知っておきたいものです。まずは粉ミルクの栄養素について知っておきましょう。 【主な成分】
・ラクトフェリン
 ・βカロチン
 ・シスチン
 ・オリゴ糖
・ヌクレオチド
 ・タウリン
 ・DHA
・葉酸 この成分は母乳に含まれているものとほぼ同じで、赤ちゃんが育つために必要な栄養がバランスよく配合されています。カロリーも母乳にちかく、100mlに対して60〜70kcal程度になっています。 これは大人にとっても健康維持に効果的なのでは?と思えなくもないです。ただ、やはり赤ちゃんが飲むものですから、大人が利用する事に不安や抵抗もあるでしょう。 粉ミルクを飲むと太る?
大人の主要な栄養摂取はもちろん食事なので、さらにそこへ栄養満点の粉ミルクを加えてむとなると、カロリーオーバーで太ることも十分考えられます。 お母さんの中には赤ちゃん自身が太ってしまうことを懸念する方もいるようですが、実際に赤ちゃんが飲む粉ミルクは、カロリーはそこまで高いものではありません。 ですが、大人が飲むと下痢をしてしまう方も多く、太るというような結果はあまり見受けられません。そもそも太るほど粉ミルクを飲む大人もそんなにいないということでしょう。

🔷大人が粉ミルクを飲むと下痢をする?

粉ミルクを飲んで下痢をするなら、赤ちゃんにも危険なのでは?と不安になりそうですがそこには赤ちゃんと大人との違いがあります。  粉ミルクには一般的に乳糖というものが含まれています。この乳糖を分解する酵素を、赤ちゃんはしっかり持っています。ですが、乳児期を越えるとこの乳糖を分解する酵素を、持ち続ける人と持たなくなる人にわかれていきます。 そのため、乳糖を分解する酵素を失った人は、乳糖がうまく分解できないため、下痢をしてしまう危険性があります。つまり乳糖不耐症の人は下痢になりやすいのです。
下痢の原因1
 赤ちゃんの中には「乳糖不耐性」という体質の子もいます。そういった場合、赤ちゃんであっても、粉ミルクで下痢をしてしまう危険性もあります。 そういう時は乳糖の入っていない粉ミルクを使用してみるなどして、様子をみてみましょう。また、風邪を引いてる場合なども、一時的に乳糖を分解する力が弱まるため、いつもは平気なミルクであっても、下痢になる赤ちゃんもいるようです。

飲みすぎなければ大丈夫

大人が飲むと下痢をしてしまう危険性があると書きましたが、飲みすぎなければ、基本的には大丈夫です。  実際、栄養は豊富で病気のかた、高齢者、授乳期のお母さんも飲んでいる方がいらっしゃるんだとか。 また、手元に余ってもったいないからといっても、大人がそのまま飲むには味にも抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。以下の様なアレンジレシピに使うのもいいでしょう。 【ミルククッキー】
・小麦粉    70g
・粉ミルク  ミルクスプーン山盛り3杯
・砂糖      25g
・サラダ油  25g
・水        大さじ1〜プラスα
1.サラダ油、水以外の材料をビニール袋にいれて混ぜます
2.サラダ油をいれて、さらに混ぜます
3.水を入れて、こねていきます(この時まとまる程度で様子を見ながら水を加減)
4.まとまったら袋のまま麺棒で伸ばし、袋をハサミで開け好みの形に切りそろえます。
5.140度のオーブンで20〜25分焼いて粗熱をとったら出来上がりです。 【ミルクプリン】
・粉ミルク   300ml分
・お湯       300ml
・コーンスターチ    大さじ3
1.まず、耐熱容器に粉ミルクを入れ、お湯を注いでしっかり溶かします。
2.コーンスターチを加えよくとかし、500wの電子レンジで10秒加熱をとろんと、とろみが出るまで繰り返します。
3.冷蔵庫で冷やし固めたら、完成です。 粉ミルクは栄養のバランスも優れており、非常に便利ですが、やはり離乳食が進んでしまったら、固形の食事を摂らせるようにしたいものです。 腸内環境を整え、丈夫な腸を作るだけでなく、きちんと形のある便を出すには、大人も子供、食事で咀嚼することは必要不可欠です。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」昔から言われています。現代の医学が発達した今日ではこのことは医学的に証明されています。 例えば「腸内環境を整えれば125歳まで生きられる」という本を出版されている東京医科歯科大学名誉教授免疫学権威の医学博士藤田紘一郎氏は寿命の鍵を握っているのは「腸」だと言われています。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!
脳が死んでも人は生き続けることはできますが、腸が死んだら必ず人は死んでしまします。人体の臓器の中で最も老化しやすいところは「腸」なのです。 つまり、腸の老化を抑え、腸内環境を整えれば病気の改善は勿論の事、下痢も改善し長生きできるのです。腸内環境を整えるサプリメントがありますので、賢く上手に利用しましょう。

]]>