下痢の原因は夏の化学物質

下痢の原因は夏に増える化学物質

夏は下痢の原因となるものが増えてきます。冷たい物の飲み過ぎ、ビールやアイスクリーム、かき氷など暑い時には至福のひと時ですが、おなかの弱い方は下痢の原因となります。

更に冷たい物だけでなく、夏になると多く使われる化学物質によっても下痢の原因となります。どんな化学物質が下痢の原因となるのかご一緒に考えてみましょう。

夏に増える化学物質が下痢の原因

例えば、夏になると、水道水の臭いが気になりませんか? 臭いのもとは化学物質、つまり塩素です。夏は食中毒を防ぐために水道水にも塩素、つまり漂白剤が通常よりも多く使用されています。一体どのくらいの塩素が使われているのでしょうか。 また漂白剤と聞くと洗濯の漂白剤を思い浮かべますが、実は私たちの食品の添加物として広範囲に使用され、それが下痢の原因となることがあります。

下痢の原因が漂白剤と聞くと、何だか不思議な気がしますが、漂白剤はどのような食品に使用されているのでしょうか、気になりますよね。

食品で使用される漂白剤が下痢の原因に

食品における漂白剤で下痢になるものとして使用されているものは亜硫酸塩で、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸Kなどの種類があります。 食品に使用したときの表示は、外国でも、亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、ピロ亜硫酸塩類などを一括して、総称的な名称の「亜硫酸塩」で表示されています。 食品の色素を壊す漂白剤は見た目をきれいにするだけでなく、保存料、製造用材、酸化防止剤、防腐剤などにも利用されています。

漂白剤は下痢、嘔吐などの症状が出る

こうした漂白剤は人間の細胞にも強い影響を与えますので、商品を買う前に添加物表示を確認して、買わないようにしましょう。
漂白されていない商品は、見た目は少し悪いのですが安全です。漂白剤を摂取すると、胃が刺激され、胃がシクシク痛む、下痢といった症状が引き起こされます。

下痢などの症状が出なくても細胞内でダメージを受ける

化学物質過敏症は、微量の化学物質を摂取した場合に起こる症状で、体の「拒否反応」です。人間の体には、自己防衛システムが備わっていて、有害な化学物質を摂取すると、「嘔吐」や「下痢」などで体内から排除する仕組みがあります。 人によって差がありますので、症状が現れる人とそうでない人がいますが、身体に表れないだけで細胞内ではダメージを受けています。

水道水は異常に高い塩素濃度

水道水に塩素が入っていることは、誰でも知っています。そして塩素が発ガン性のトリハロメタンの元になっていることも大体の方がご存知でしょう。
しかし、塩素がどのくらいの濃度で入っているかを知っている方は少ないはずです。 塩素は今お使いの蛇口から0.1ppm以上の濃度を保つように定められています。実際私もあちこちで「残留塩素試験紙」を使って測定していますが、東京、大阪、福岡等の大都市では1.0~1.5ppm、他の地方都市においても0.4 ~ 1.0ppm の高濃度の塩素が測定されています。 一方、ヨーロッパ諸国では、地下水を水道水の原水にすることが多く、水が元々きれいなこともあり、塩素が注入されていないか、あっても0.1ppm 以下と規定されています。 日本は川の水を原水にすることが多く、川の水がかなり汚れていることから、水道水に含まれる塩素は諸外国と比較すると5 ~ 15 倍程度多いと考えられます。塩素量が多いということは発ガン性のトリハロメタンの発生量もおのずと増えている訳です。
 

人工的な添加物は下痢を増加させる

自然界に存在しない合成添加物はある意味ではプラスチックと同じです。このような化学物質は未知な部分が多く、人間が摂取した場合どのような影響を及ぼすかは不明です。 一つ一つの添加物は安全性があるといわれているものでも、数十種類もの添加物を日々摂っているのですから、必ずやその害の影響はでてくるのです。 すぐにでなくても、体の中に潜んでいて、徐々に体を蝕んでいきます。現代生活は、危険なものをすべて排除することはできません。しかし、知らずに危険なものをどんどん摂取してしまうのは最悪です。知った上で、なるべく回避するというのが、病気にならないための知恵です。下痢の原因もそうした影響を受けているのかも知れません。

腸内環境を整えよう

私たちの生活は今や添加物なしの生活はもはやできなくなっています。ほとんどの人は少なからず毎日添加物を摂取しています。 こうした有害なものも、腸内環境が整っていて、腸内が正常な働きをしていると有害物質はスムーズに排出されます。ところが腸内環境が悪いと、腸内活動が正常に行われなくなり、長時間有害物質が体内に止まり、身体に害を及ぼします。下痢もそうした一因です。 下痢の改善のためには食品添加物の食材はなるべく使用しないし、尚且つ荒れた腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

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