下痢の原因・酒の飲み過ぎ

下痢の原因は風邪が原因、消化不良が原因、病気のサインなど様々です。

●下痢の原因はお酒の飲み過ぎに!?

食べ過ぎ、飲み過ぎによる軽い下痢は、日常的に経験するものです。
食べ過ぎると、これを充分に消化するほどの消化液が出てこないために消化不良をおこし、一時的に腸の働きが弱って下痢をします。たいていの人は2~3日で治まっていきます。

アルコールを飲み過ぎた翌朝にもよく下痢
をします。アルコールが腸に入ると、腸管での水分の吸収が阻害されます。
このため、便のもととなる内容物のほうに水分が増えてしまう事から下痢が起るのです。またアルコール自体が小腸を刺激する作用があるため、下痢をする原因になります。 更にビールやウィスキーの水割りなどの場合、冷たい水を大量に摂ると下痢の原因となるのです。 ですから、「酒飲みに便秘症はいない」と言っても過言ではありません。
慢性的に下痢が続く人達の中にはアルコールが影響をしている場合も少なくありません。もちろんアルコールを控えれば下痢は自然と治っていきます。 アルコール類を飲む事は、普段では考えられないほど水分を一時的に摂ることになります。例えばビール2本は簡単ですが、水やジュースでは同じ量を飲むのはとても難しいのです。 なぜアルコールだと飲めるのでしょうか。それは胃がアルコールを吸収してしまうからです。胃はもともと消化をするところですが、アルコールだけは胃の中で吸収するのです。 ですから飲む傍ら胃が吸収してくれるので、飲もうと思えばいくらでももむ事が出来るのです。
ついでに胃がアルコールを吸収する時に一緒に他のものも吸収してしまいます。 睡眠薬、痛みどめ、精神安定剤などを同時に飲むと効きすぎてしまいますので、とても危険で場合によっては生命に関わることがあります。決して一緒に飲まないように注意して下さい。 長年アルコールを飲み続けている人は小腸の消化酵素(ラクターゼなど)の働きが低下しているため、慢性的に下痢が起こりやすい状態にあります。  アルコール依存になると肝臓・膵臓の障害、糖尿病など、さまざまな病気の原因になりますから注意しましょう。

またアルコールをたくさん飲む人が少しお酒を控えるとたちまち便秘になるようでしたら、腸の異常を疑ってみましょう。というのは大腸ガンなどの症状がお酒を飲むためにごまかされている可能性があるかもしれないからです。

続く下痢を改善するには腸内環境の改善から

 すべての健康の要は、何といっても胃腸を丈夫にすることです。昔から「元気の元は胃腸から」と言われています。私たちが健康な生活を送れるのは食べることで栄養を摂取し、また食べた物が薬となるからです。 しかし、こうして元気になるためには腸内の活動が正常でなければなりません。私達は毎日よいものも摂っていますが、悪いものも摂っています。それらを上手に排出してくれるのは腸内細菌の活躍にかかっています。 腸内環境が乱れると腸内は正常な働きが出来なくなり、様々なものに対処できずに下痢をはじめ病気になってしまいます。 毎日の食事で腸内善玉菌を増やすようなものをしっかり摂るかあるいは善玉菌を増やすサプリメントなどを上手に補うのも一つの方法です。 まずは腸内環境を強化しましょう。腸内環境を整えるのに必要なサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

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