下痢の原因は自律神経に

下痢の原因は様々で事が原因で下痢が発症します。食べた物が下痢の原因となったり、下痢の原因になるとは思わないで食べ続けたり、知らない間に下痢の原因となっていたりします。また、時にはストレスが下痢の原因となることもあります。

下痢の原因は自律神経失調症

人は生まれてからストレスを全くうけたことがないという人は恐らくいないと思います。ストレスは様々な形で身体に現れます。月曜日の朝になると下痢になるけれど、金曜日の夜や土曜日は下痢にならない。 あのママ友と会わなければいけない日には下痢になる――
このように特定のタイミング、特定の状況になると下痢になる、というのは、自律神経からくる下痢の症状の特徴といえます。

自律神経失調症の下痢の原因

下痢にもさまざまな原因がありますよね? 風邪をひいている、食べすぎ飲みすぎ、お腹を冷やした、食あたり、胃腸炎など枚挙に暇がありません。しかし自律神経からくる下痢の原因はそのようなものではないので、お医者様にみてもらっても異常は見つかりません。 原因はただひとつ。「ストレス」です。自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っていて、正反対の働きの2つが、交互にバランスよくはたらいて健康を保っています。 自律神経、交感神経・・・活動や緊張する時、ストレスを感じる時(おもに昼間の活動中) 副交感神経・・体の休息や修復中、リラックスする時(おもに夜間の睡眠中) そして、胃腸などの消化器官は自律神経によってコントロールされていて、精神的な影響をうけやすいのです。ストレスで胃が痛くなるのも、ストレスや心配事で食欲がなくなるのも、ストレスと自律神経が深く関係しているからです。

☆一般的な傾向として・・・

•ストレスが多い → 交感神経ばかり活発に → 便秘になる •リラックスが多い → 副交感神経ばかり活発に → 下痢になる

と言われていますが、それだけではありません。

☆下痢と便秘をくりかえすケースが増えている

下痢なのに、肩コリ・首コリ・背中がガチガチ、という人が増えています。下痢=副交感神経、肩コリ=交感神経。矛盾していますよね? この理由は「自己防衛反応」です。

☆下痢と便秘をくりかえす原因が自己防衛本能

つまり、体を守ろうと正反対の副交感神経に過剰に振れたため、便秘から下痢になるケースが多いのです。しかし普段はストレスが強いため、交感神経に一気に振れてまた便秘になる。このように強いストレスが原因で、便秘と下痢をくりかえす人が増えています。

自律神経失調症の下痢の解消法

自律神経失調症の下痢の人のほとんどが、この「自己防衛反応」による下痢です。その証拠に、肩でも首でも背中でも、体を触ってみると筋肉がかたく緊張している(ひどくこっている)ことがわかります。 ストレスによる交感神経の緊張が下痢の原因ですので、副交感神経をはたらかせること、体の緊張をゆるめることが必要です。体温の調整や内臓の動き、血液の流れなどは特に意識することなくかつ24時間休むことなく自動で調節されています。これらの調節は自律神経によってコントロールされています。 自律神経は大きく交感神経と副交感神経の2種類からなっています。
下痢の原因は胆のうに ■交感神経
日中の活動を行っているときに優位に働く自律神経。交感神経が強く働くと血管が収縮し血圧を上昇させ、鼓動が早くなります。また呼吸も早くなります。 ■副交感神経
リラックスしているまたは眠っているときに優位に働く自律神経。副交感神経が強く働くと血管を拡張させ血圧を下げます。鼓動及び呼吸がゆっくりになります。 交感神経と副交感神経は正反対の働きをします。そして、1日の中で活動する時間帯は交感神経が優位に働き、休息を取る時間帯は副交感神経が優位に働くことでバランスを取っているのです。 緊張から下痢をする人は交感神経が強く働いていることが原因です。交感神経は内臓の働きを活発にする働きもあるので、ストレスを感じることで腸が活発になり過ぎて下痢を引き起こしてしまうのです。 うつ病の人もストレスによって交感神経が常に優位になってしまい、体が覚醒し呼吸が浅くなり夜眠れないという症状があらわれます。 交感神経と副交感神経の適度なバランスはセロトニンという神経伝達物質によって保たれています。セロトニンは脳や腸から分泌されますが、緊張によって下痢をしやすい人はセロトニンによって腸が過剰に反応するのが原因です。 セロトニンは不足しても過剰になっても問題が生じます。うつ病の人は脳内で分泌されるセロトニンが不足し、緊張で下痢する人は腸内から過剰なセロトニンが分泌されることが問題なのです。 一番の解決策はストレスの原因を根本から排除することですが、日々生活している以上それは不可能です。それならば、ストレスを少しでも受け入れ冷静になるためのトレーニングに取り組むべきであると考えます。 緊張をほぐすためのトレーニングとしては腹式呼吸が効果的です。腹式呼吸は寝ているときに無意識に行っていますが、起きているときはほとんどの人が胸式呼吸(胸で行う呼吸)になっています。 起きている状態で腹式呼吸を行うためには少しトレーニングが必要です。腹式呼吸のポイントは横隔膜を意識的に動かすことです。体には無数の筋肉がありますが、本来動かせる 筋肉なのに普段動かしていないために意識して動かすことができない筋肉がたくさんあります。 横隔膜は寝ているときに無意識に動かしている筋肉ではありますが、いざ意識して動かそうとすると意外と上手くいきません。そこで横隔膜を動かし腹式呼吸を行うためのトレーニング方法を下記に紹介します。 ①軽く膝を立てた状態で仰向けになります。 ②肩の力を抜いてリラックスした状態を作ります。 ③横隔膜を上に押し上げるイメージで肺の空気をゆっくり吐き出します。 ④この時、胸を張らないように横隔膜の動きで息を吐くよう気を付けます。 ⑤息を吐ききったら横隔膜の力を緩めます。(勝手に空気が入ってきます) 以上を20回繰り返し、2~3セット行いますが、慣れるまでは無理のない範囲で行うようにしましょう。慣れてきたら座った状態や立った状態でも挑戦してみてください。 また、呼吸は常に吸うより吐くことを意識してみるとよいでしょう。
深くゆっくりと息を吐ききってみてください。吐ききることで自然と吸うことも深くなり、ゆったりとした深い呼吸が出来るようになります。
下痢を改善する腸内細菌

下痢改善の早道

下痢の直接の原因は何といっても腸内環境が非常に悪くなっていることです。腸内環境が良好であれば、食べた物やストレスを巧く回避できるようになっています。 腸はヒトの体で最も複雑な所である事が分かってきた事から、最も大切な所であると考えられるようになったのです。この腸の特殊性、複雑性が実は腸の病気が増えてきたり、治りにくかったりする、大きな理由である事が分かってきました。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!
ですから腸内環境をしっかり整える事を最優先する事が重要です。腸内環境を良くするサプリメントがありますので上手に利用しましょう。下痢の改善は一段と早くなります。

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