下痢の原因は便秘に効く食

下痢の原因・・便秘に効く食品の摂り過ぎから
下痢の原因
は様々です。生活環境や食習慣などで下痢の原因となることが多々あります。ストレスの多い環境では過敏性腸症候群で下痢に悩まされるなど、日常生活に支障をきたしています。

また最近では、若い人たち特に女性に多い便秘悩む人たちが、便秘に効くからと食しているうちに慢性的な下痢になってしまったという声も聴きます。では一体どういう食物が下痢の原因となるのでしょうか。

便秘に効く食品が、効き過ぎて下痢を招く

特定の食品に含まれる成分がおなかの張りや痛み、下痢などを招き過敏性腸症候群が起こる場合があります。それらの食品は発酵性の、オリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオールなどです。
下痢の原因は冷え2
これらの成分は糖類(炭水化物)で色々な食品に含まれています。小腸では吸収されにくく、大腸まで届きます。 大腸の中で発酵してガスを発生させたり、便の中に沢山の水を呼び込みために、おなかの張りや下痢などを起こす場合があるのです。 例として
野菜類:アスパラ、カリフラワー、キノコ類、キャベツ、大豆、玉ねぎ、ニンニクなど
果物:さくらんぼ、すいか、なし、プラム、マンゴー、もも、りんご、ドライフルーツ、缶詰の果物など 小麦製品:クッキー、ケーキ、パン、麺類など 乳製品:牛乳、チーズ、生クリーム、ヨーグルト 加工食品に含まれる成分:キシリトール、ソルビトール、マンニトール、イソマルト、マルチトール、果糖ブトウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖など
下痢が続く原因

下痢を起こしやすい糖類

食後の下痢や過敏性腸症候群で困っている方は、「小腸で吸収されない糖」をなるべく摂らないことが重要です。 ▶ラクトース(乳糖)
牛乳に含まれるラクトース(乳糖)は、乳糖分解酵素「ラクターゼ」によって、ブドウ糖とガラクトースに分解されます。しかし、小腸におけるラクターゼの活性は出生直後にピークに達し、生後1年半~4年の間に徐々に低下して、成長とともにほとんど失われてしまいます。日本人の成人の約85%が「乳糖不耐症」で、牛乳を飲むと下痢や腹部膨満、腹痛などがおきます。 ▶フラクトース(果糖)
フラクトース(果糖)は、消化酵素ではなく、ブドウ糖によって吸収されます。つまり、果糖とブドウ糖が1:1であれば吸収されます。果物やハチミツ、スポーツドリンクなどは、ブドウ糖より果糖のほうが多く含まれているため、果糖があまり吸収されず、そのまま大腸に達します。清涼飲料水に含まれている「果糖ブドウ糖液糖」も同じです。 ▶フラクタン
小麦をはじめ、豆類、アスパラガス、ネギ、玉ネギ、ニンニク、アガベなどに含まれている「フラクタン」も、小腸から吸収されず、そのまま大腸に達します。  ▶人工甘味料
糖質ゼロやカロリーオフを謳ったダイエット食品や飲料などによく使われている人工甘味料も、小腸から吸収されず、そのまま大腸に達するため、下痢を起こしやすい糖です。例えば、アスパルテーム(商品名「パルスイーツ」)、アセスルファムカリウム、キシリトール、ソルビトールなどです。 ▶ガラクタン、イヌリン
その他、里芋や寒天に含まれる「ガラクタン」や、菊芋やゴボウに含まれる「イヌリン」なども、小腸から吸収されず、そのまま大腸に達します。 これらの食品が下痢になるかどうかは腸管内容が入れ替わる2~3日ほど食べない様にしてみましょう。除去しても下痢の症状が改善しなければそれが原因ではなさそうですので、気にせずに食べて下さい。

食事の改善は身体の声を聞きながら

食事を楽しむことは、人生の中でも大きな楽しみです。もし、明らかに「これを食べると下痢になる」という原因があれば、当然それは除去した方がいいのですが、食事に原因がなければ、過敏性腸症候群など下痢の方は基本的に食事制限しない方がいいですね。 もちろん、食事に気を配ることは大切です。しかし、それは必ずしも「制限療法」のような極端な形でなくてもいいのかもしれません。「体の声に耳を澄ます」ようにすると、不要に頑張り過ぎずに済み、適切な方法が見つけられます。楽しく気軽に、「必ずよくなる」とイメージしましょう。下痢が改善されるまで、自分の身体と向き合ってみましょう。
「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。腸内の中がきれいで、環境が良いと病気に罹りにくい、若さの秘訣などと言われています。 腸内がきれいという事は腸内善玉菌がたくさんいるという事です。腸内がきれいで正常な働きをすると、下痢も改善され、腸内で幸せ物質をだすなど、いいことだらけです。 まずは腸内環境と整える善玉菌を増やしましょう。腸内善玉菌を増やすサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

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