下痢の原因は心の病に?

下痢の原因は様々ですが、ここ最近、過敏性腸症候群など腸のトラブルで、下痢が続く、下痢や便秘の繰り返しになる人が急増しています

下痢の原因は心の病に?

またこの10年で2倍以上増えた病気はアトピー、ぜん息とうつ病などの「心の病」といわれています。 50年前には、殆ど見られなかったこれらの病気は現代ではなぜこんなに増えたのでしょうか。 それは現代の日本人の免疫力の低下が深く関係しているといわれています。「心の病」は「心の風邪」だといわれるようにまるで流行病のように増えています。 また多くの過敏性腸症候群心の問題、つまりストレスが原因となっている事が多いようです。  「心の病」は脳内のセロトニン量が少なくなると発生する事が分かっています。ではセロトニンの量はどうして減ってきたのでしょうか。 アメリカのマイケル・ガーション教授は「セロトニンやドーパミンなどの脳内で幸せを感じさせる物質の前駆体はその90%以上が腸内の細菌叢(腸内善玉菌の群生場所)が握っている」といわれています。
下痢が続く原因
セロトンの前駆物質5‐ヒドロキシトリプトファンは脳の血液脳関門を通過して脳内に入り、そこで初めてセロトニンとなるのですが、セロトニン自体は脳関門を通過できないので、その前駆体を腸内細菌が脳に送っていることになるのです。 腸と脳は相関関係にあり、ストレスで腸内細菌(善玉菌)減り、悪玉菌が増えると、腸内環境が悪くなり、下痢を起こしやすくなる。セロトンも作れなくなる。 「幸せ物質」のセロトニンが作れなくなり、ますます心は落ち込み、更に腸内環境も悪くなる。 下痢が治らない、下痢が続く、便秘になるなど腸疾患とこころの病は互いに同じようなことをいつまでも繰り返すだけで、決着がつかない、まるで「いたちごっこ」のようです。 こう考えると、いかに腸内細菌が重要な働きをしている事が分かると思います。  しかし、現代ではこの腸内善玉菌を増やす食べ物を摂っていないことが根本的な大きな原因です。食環境の変化が「下痢」と「心の病」を作っているといっても過言ではありません。 このような状況を解消する一番良い方法は、根本的な解決をするしかありません。それは腸内環境を強化する事です。 腸内環境が良くなれば、腸内善玉菌は増える、免疫力は上がる、「幸せ物質」セロトニンは作られる、心は楽しくなる、前向きに考えられるようになり、ストレスからくる過敏性腸症候群の下痢型、あるいはガス型、あるいは便秘と下痢を繰り返す方など解消されてくるのです。

下痢の改善には良い腸内環境は欠かせない

人は食べて元気になります。健康を維持できます。きれいな腸は病気にならないと言われているほど腸内環境を良好に保つことは続く下痢の改善だけでなく、健康に、病気予防に欠かせません。 腸内では様々な事が行われています。
免疫力の活性、消化吸収、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われています。
また、腸と脳は影響し合っているため、緊張する場面で、急にお腹が痛くなったり、下痢を模様したり、お腹にガスが貯まる等の症状が続いたりします。 これらの方は、腸内細菌のバランスが乱れている事が多い事も知られています。 また、腸内細菌の状態は、うつ病にも関係する可能性があると言われています。
腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な問題は解決されやすくなります。

続く下痢を改善するには、添加物の多い食べものや外食を避けましょう。
また、食生活を改善し、今の食事を見直しながら腸内環境を良くするサプリメントで補っていく方法が一番の近道です。 どれもできないと諦めてはいけません。自分のできる事から始めてみましょう。

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