下痢が続く原因は食べる量

下痢をした後、何日もトイレに行かないで済んでいるということは、出るものがない状態なのかもしれません。下痢もなく何日もトイレに行っていない方は出るものがない状態ではなく、便秘です。

下痢が続く原因は食べる量が少ない、少食

何日もお通じがなくて便秘だと思ってトイレに行くと下痢だった・・・下痢をした後は何日か下痢もせずトイレに行かなくていいのに、便意をもよおすと下痢で困る・・・と言う方。実際、電話の相談でも言われたことがあります。 下痢の相談の中ではあまり深刻な感じを受けないのですが、ご本人にとってはやはり下痢が改善されなければ気になって仕方がないことでしょう。 便というのは食べもののカス腸内細菌の死骸などが主なものです。

ということは、食べもののカス、腸内細菌の死骸が溜まっていないから便になっていないと思われます。腸内細菌というのは、私たちが食事として口からとったものを腸でエサとして生きています。食べるものが少ないということは、腸内細菌のエサも少ないということになりますし、腸内細菌の死骸も少なくなってしまうことになります。 ですから、
食べるものが少ない → 便になるものが少ない。 腸内環境があまり良くない事に加え細菌の死骸も少ない → 加えて便になるものが少ない。 という連鎖を生んでしまい、便の元が少なくなってしまうことになるのです。かろうじてできた便も中身がない便に、つまり形造る材料がなく、腸内で異常発酵する為、下痢になってしまうようです。

grinogenninn1 現代人は食べ過ぎの傾向にあるので、本来なら少食はとても健康に良い事なんです。しかし少食が極端の場合は栄養不足に陥る可能性がありますので、
栄養不足による事が原因で下痢が続くことも考えられます。普通に食べる量の6分~7分位が良いようです。 下痢は確かに気になる体の変化です。食生活を改善するとともに、食事の量も少しずつ増やしてみて下さい。なかなか下痢が続く方は食事の量が摂れないと言われる方もいらっしゃることでしょう。 自分のできる範囲からで構いません。食物せんいも、かえって下痢の原因になりそうで、セーブされてる方もいるとよく伺います。食物せんいは便の形を形成する上では必要なものですし、便の量を増やしてくれるものでもありますので、怖がらずに摂るようにしてみて下さい。それで下痢が改善されれば、さらに食事の量も増えてくると思われ、下痢が続くことからは解放される日が来ます。 腸内細菌は腸内で行われる様々な活動に無くてはならないものです。ビタミン、ホルモン、酵素などの産生、免疫力などにも関与しています。 こうした腸内細菌のお蔭で、特に善玉菌が多く存在する腸内では、腸内が正常な働きをしますので、下痢、あるいは便秘にならなくてすんでいるのです。
ですから腸内細菌の善玉菌を増やすことはとても大切なことですし、意識して食事などから、腸内善玉菌の増える食べ物をしっかり摂りましょう。 腸内の善玉菌を増やすのに必要なサプリメントなどがありますので、上手に利用するのも良い方法です。下痢の改善は一段と速くなります。

]]>