下痢が続く原因は様々ですが、腸の現代病に代表とされるものの一つに過敏性腸症候群が挙げられます。この病気は日本などの先進国で増加をし続けています。特に若者に集中しています。過敏性腸症候群の人達に共通している項目に睡眠不足が指摘されています。
若者達は仕事だけでなく、自宅で夜遅くまでインターネットやテレビ、ゲームなどで夜更かしすることが多いものです。結果、睡眠と覚醒のリズムの乱れを招く事になります。
昼と夜のリズムは体内でコントロールされているホルモンのひとつメラトニンがありますが、このホルモンは睡眠ホルモンとも呼ばれ分泌量が増えるにしたがい、人は眠りに就くことが出来るのです。
夜明けとともに満ち足りた睡眠が得られない事は私達の体にとって大きなストレスになります。腸の働きは自律神経の影響を受けているので、ストレスによる自律神経の失調は腸の不調を招き、過敏性腸症候群になるのです。このような時、腸内環境は決して良好ではありません。
腸と脳は自律神経で繋がっており、腸管の運動は自律神経のバランスによってコントロールされています。自立神経のうち副交感神経がアクセルで下痢を起こすシグナルを出し、一方の交感神経はブレーキで便秘を起こすシグナルを出すのです。
このブレーキとアクセルのバランスが崩れると便通異常を起こすというわけです。ですから実は、下痢も便秘も原因は同じと言う事が出来ます。
腸の不調は体の中の免疫力では最強とも言える腸の免疫力を低下させます。昼と夜のリズムを大切にするようになれば、自律神経のバランスも整い、自然と下痢も治っていくものなのです。
夜10時~2時の間に人の体は修復・再生されます。出来ればその時間内には眠りに就くことをお薦めします。
長い事下痢でお悩みの方はすぐにはなかなか改善するのは難しいものです。下痢の期間が長ければ長いほど、治るのも時間がかかります。諦めずに、改善しましょう。下痢を改善する早道として、サプリメント等利用するのも良い方法です。
下痢の方はずばり、腸内環境が良好ではありません。腸内環境が良好だと腸内は正常な働きをしてくれます。水分調整、蠕動運動など規則正しく行われ、下痢に悩むことはなくなります。もちろん、便秘や下痢に悩む心配もなくなってきます。
善玉菌のサプリメントを取ると同時に、緑黄色野菜や季節に応じた旬の野菜をしっかりとると腸内の善玉菌が理想的な形で増えていきます。
野菜不足を補う野菜のサプリメントや腸内善玉菌を増やすのに必要なサプリメントなどありますので上手に利用してみましょう。腸内環境は良好になり下痢の改善は一段と早くなります。
※ 慢性的な下痢が解決しない場合は、お近くの病院で医師の診断を受けて下さい。また、
必要なサプリメントで腸内の悪玉菌と善玉菌のバランスを整えることで解決する場合もあります。
いずれにしても、正しい栄養補給や生活習慣を心がけて、下痢体質をしっかりと改善していきましょう。
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