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下痢の原因-6月の食中毒

下痢の原因は6月の食中毒に

下痢の原因の多くは生活習慣の中で発生します。

例えば、6月に入ると気温も高くなり、下痢を起こす食中毒菌が発生しやすくなります。食中毒症状は主に腹痛や下痢、嘔吐や吐き気などですが、食中毒とは気づかれず重症になったり、死亡したりする例もあります。

ではどんな食中毒菌があるのでしょうか、ご一緒に考えてみましょう。

下痢を招く食中毒菌

食中毒の主な原因である細菌は、気候が暖かく、湿気が多くなる梅雨から夏にかけて増殖が活発になります。とりわけ、食肉に付着しやすい「腸管出血性大腸菌(O-157、O-111など)」や「カンピロバクター」、食肉のほか卵にも付着する「サルモネラ」による食中毒の発生件数が目立ちます。

①下痢を起こす腸管出血性大腸菌(O-157、O-111など)

腸管出血性大腸菌O-157は、毒力の強いベロ毒素を産生する大腸菌の一種。抵抗力の弱い乳幼児や小児、高齢者が感染すると、腎機能や神経学的障害などの後遺症を残す可能性のある溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発するなど重症となる場合もあります。

食中毒が多発する初夏から初秋にかけて特に注意が必要ですが、気温の低い時期でも発生が見られることから、夏以外の季節も注意が必要です。

腸管出血性大腸菌の症状

腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素を産生する大腸菌です。頻回の水様便で発病し、その後、激しい腹痛と水溶性の下痢、血便がみられます。発熱はあっても多くは一過性です。潜伏期間は3~8日。

有症者の6 〜7%(抵抗力が弱い感染者など)は、下痢などの初発症状発現の数日から2 週間以内に、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの重症合併症を発症し、死亡あるいは腎機能や神経学的障害などの後遺症を残す可能性のある重篤な疾患です。

HUS を発症した患者の致死率は1〜5%とされています。一方で、全く症状がないものから軽い腹痛や下痢のみで終わる場合もあります。

腸管出血性大腸菌食中毒の症例

●1990 年埼玉県浦和市の幼稚園における井戸水を原因としたO157 集団発生、園児2 名が死亡
●1996 年5月に岡山県で集団発生、7月には大阪府堺市での患者5,591名に上る集団発生
●1997年以降、散発事例における患者数はほぼ横ばい状態で年間千数百 人の患者が発生
●1998年北海道産のイクラを原因食品として7 都府県で患者49 名が発生
●2001年輸入牛肉を原材料とした「牛タタキ」を汚染源とし、7都県で240名の患者が発生
●2019年5月7日京都府長岡京市で他に4~5歳の園児4人と家族4人に発生、うち一人死亡

腸管出血性大腸菌の病原体

人に病気を発症させる菌数はわずか50個程度と考えられており、二次感染が起きやすいのも少数の菌で感染が成立するためです。また、この菌は強い酸抵抗性を示し、胃酸の中でも生残すします。

腸管出血性大腸菌の感染源

動物の腸内に生息しており、汚染された食肉やその加工品・飲料水を飲食することで感染します。

例えば、牛レバー刺し、ハンバーグ、牛タタキ、ローストビーフ、サラダなどで、様々な食品や食材から見つかっています。

その主な原因は給食や仕出し弁当です。家庭では感染者の便で汚染された手指で取り扱う食品などを介して、二次感染を起こすこともあります。

腸管出血性大腸菌予防

腸管出血性大腸菌O157の感染は”食品”からだけではありません。感染者の便に含まれる大腸菌が直接または間接的に口から入ることによって感染します。人から人への感染を予防する基本は手洗いです。

家庭内に感染者がいる場合の主な注意点は以下の通りです。

●水洗トイレの取っ手やドアのノブなど、菌で汚染されやすい場所を消毒用アルコールなどで消毒する。

●感染者および家族は食事前など十分に手を洗い、アルコール消毒を行う。

●感染者の便を処理する場合(おむつ交換など)には使い捨ての手袋を用いる。

●おむつ交換は決められた場所で行う。

●感染者の便で汚れた衣類は、他の人と別に洗濯する。

●乳幼児は感染者の後に入浴しないようにする。

●バスタオルはひとりで1枚を使用し、共用しない。

腸管出血性大腸菌にかかってしまった時の対処法

腸管出血性大腸菌O157による感染症が疑われるときは、必ず医師の診察を受けましょう。また、下痢止め薬や痛み止め薬の中には、毒素が体外に排出されにくくするものもあるため、薬は自分の判断で服用しないようにしましょう。
一般的には下痢の治療として、安静、水分補給、消化しやすい食事の摂取などです。

腸内環境を整えよう

同じ物を食べても病気が発生する人と発生しない人がいます。その違いは腸内環境にあります。腸内環境が整っていると、有害菌が増殖しない様に腸内有益菌が働いて、発病しないのです。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。下痢の改善、生活習慣病の予防になります。


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