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下痢の原因は秋の食中毒

下痢の原因・秋口に多い食中毒
秋は、イベントも多く、行楽・運動会・お祭りなどの行事が多い季節で、野外での調理、食事の機会も多くなります。

中でも食中毒による下痢は多いものです。



本来なら梅雨時から真夏にかけて起こりやすい食中毒ですが、ちょっとした事から、あるいは不注意からなど、あらゆる事柄が下痢の原因となる可能性を持っています。

秋口に多い食中毒の原因は何なのか見てみましょう。


目次
・生活習慣による食中毒下痢  ・細菌による食中毒下痢  ・秋の食中毒を予防  ・子供の食中毒は重症化しやすい  ・腸内環境を整えよう

下痢の原因となる生活習慣による秋の食中毒


①夏バテが抜けずに免疫力が低下
近年、酷暑が続いている影響などで、9月に入っても夏バテを引きずり、体力が低下している人は少なくありません。

さらに秋に入ると気温は低下し、その温度差に体がうまく適応できず、体調を崩しやすくなり、免疫力が低下しますます。

こうした身体の変化が、秋に食中毒が発生しやすくなる下地となっていると考えられます。


②野外調理での加熱不足
秋は行楽シーズンです。キャンプやバーベキュー、ピクニック、運動会などで野外の食事の機会が多くなります。

特に野外での調理の際、加熱が足りない場合は食中毒の原因菌を十分に殺菌できず、発症のリスクが高まります。

また、気温や湿度が高い状態が続くと、弁当の中で雑菌が繁殖し、食中毒を起こす原因になります。



秋はイベントも多く、外で食事したり調理したりする機会も増える時期です。

衛生面にしっかり気を付けて、食欲の秋を満喫したいですね。

③うっかりミスによる
本来なら食中毒を回避できるのですが、気候が良いから大丈夫だろうと、前日の食品を再加熱しないで食べてしまうなど、ちょっとした心の油断で食中毒に罹ってしまうことがあります。

秋でも油断は禁物です。また十分な手洗いをせずに食事を作る、食べるなども食中毒の原因となります。

④自然毒
秋は食べ物がおいしい季節です。秋の味覚を添えるキノコやふぐにも注意しましょう。食中毒を起こすキノコは、ツキヨタケ、クサウラベニタケ、テングタケなどです。



キノコ狩りで採取したキノコも、安全だと鑑定されたもの以外は食べないようにしましょう。

また、ふぐによる食中毒は致死率が高く、素人判断での調理は禁物です。
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下痢の原因となる細菌による食中毒

細菌感染による処育中毒は症状としては食事をしてから数時間~1日ほどで、下痢や嘔吐、腹痛や発熱などを起こすものがほとんどですが、中には数日たってから症状を起こすものや、死にいたるものもあります。



冬場の食中毒はノロウイルスによるものが圧倒的に多いのですが、この時期に多いのはサルモネラ菌や腸炎ビブリオ菌、ウエルシュ菌などによるものです。

①サルモネラ菌
サルモネラの食中毒事例はここ数年間常に、腸炎ビブリオと一、ニを争う代表的食中毒原因菌です。

サルモネラの食中毒はカンピロバクターと同様大型の事例が多く、学校、福祉施設、病院で多発しています。

サルモネラは健康な成人ではその症状が胃腸炎にとどまりますが、小児や高齢者では重篤となることがあります。



サルモネラ菌は自然界のあらゆるところに生息し、ペット、鳥類、爬虫類、両生類が保菌しています。

とくに家畜(ブタ、ニワトリ、ウシ)の腸管内では、常在菌として保菌していることが知られています。

中でも特に鶏卵を原因とするサルモネラ・エンテリティディス(以下、SE)による食中毒が近年急激に増加しています。



現在、わが国でもサルモネラ食中毒の60~70%がSEによるもので、鶏卵を原因とするものが大半を占めています。さらに、これを原料とした生菓子などの2次汚染による食中毒も年々増加しています。

鶏卵内部にSEが存在する可能性を念頭において、

①購入した卵は冷蔵庫で保存する、

②卵の割り置きは絶対にしないなど、

卵の取扱いには十分気をつける必要があります。

②腸炎ビブリオ菌による下痢

秋口に注意したいのが、「腸炎ビブリオ」という菌です。

腸炎ビブリオ食中毒は、日本で発生する食中毒の原因菌としては、発生件数でサルモネラと並んで1-2位にあたり、特に1992年までは、日本における食中毒原因の第1位を占めていました。

腸炎ビブリオは、塩分を好むために海の中にひそんでいて、魚介類に付着します。海水の温度が上がると、大量に増殖します。

海は、熱しにくく冷めにくいため、陸地よりも遅れて温度が上がるので、真夏よりも秋口になってからの方が、菌が繁殖しやすくなるのです。

日本では海水温が20℃を超える時期に多く発生します。

さらに、特徴的なのは、一般の細菌に比べ、増殖するスピードが速いことです。

このため、腸炎ビブリオ菌のついた生の魚などをそのままにしておくと、あっという間に菌が増加してしまいます。

刺身や寿司、生の魚介が入った仕出し弁当などは、十分な注意が必要です。

腸炎ビブリオによる食中毒を防ぐには、いくつか対策があります。

まず、この菌は真水に弱いので、調理する前には、水道水で十分に洗いましょう。

また、4℃以下の低温ではほとんど増殖しないとされています。

調理する直前まで、冷蔵庫で低温保存しましょう。

冷蔵庫のチルド室などを活用するといいですね。

さらに、熱に対して弱いので、少しでも心配な場合は、中までしっかり火を通して食べることをおすすめします。

60℃で10分以上加熱すれば、菌は死滅すると言われています。

そして、全ての食中毒予防の基本は、何と言っても、こまめな「手洗い」です。



③ウェルシュ菌による下痢
腸管内で菌の増殖と共に芽胞が形成され同時に毒素が産生され毒素により発症します。

8〜20時間の潜伏期の後、水様性の下痢を引き起こします。

腹痛と下痢が起こりますが、嘔吐、発熱は見られないのが特徴です。

この細菌は熱に強い芽胞を作るため、高温でも死滅せず、生き残ります。

したがって、食品を大釜などで大量に加熱調理すると、他の細菌が死滅してもウェルシュ菌の耐熱性の芽胞は生き残ります。

また、食品の中心部は酸素の無い状態になり、嫌気性菌のウェルシュ菌にとって好ましい状態になるため、食品の温度が発育に適した温度まで下がると発芽して急速に増殖を始めます。

食品の中で大量に増殖したウェルシュ菌が食べ物とともに胃を通過し、小腸内で増殖して、菌が芽胞型に移行する際にエンテロトキシン(毒素)が産生され、その毒素の作用で下痢などの症状が起きます。

一度に大量の食事を調理した給食施設などで発生することから“給食病”の異名もあり、患者数の多い大規模食中毒事件を起こす特徴があります。

発生原因施設は、他の食中毒と同様に飲食店、仕出し屋、旅館、学校などの集団給食施設による事例が多く、カレー、シチュー、スープ、麺つゆなどのように、食べる日の前日に大量に加熱調理され、大きな器のまま室温で放冷されていた事例が多く見られます。


『加熱済食品は安心』という考えがウェルシュ菌による食中毒の発生原因となっています。

逆に、家庭での発生は他に比べて少ないことが特徴的です。

秋はイベントも多く、外で食事したり調理したりする機会も増える時期です。

衛生面にしっかり気を付けて、食欲の秋を楽しみましょう。
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秋の食中毒を予防には

食中毒は高温多湿の時期に発生すると思われがちですが、秋が最も多いです。

秋の食中毒予防に注意する点として挙げてみました。

●9月も半ばをすぎると、すごしやすい気候になりますが、食中毒菌の増殖には気温も湿度も充分で、まだまだ油断はできません。

食品の作りおき、長時間の放置は危険です。必ず食べる前に再加熱しましょう。

食中毒菌はどこにでもいます。時間が経過した食品はかなりの菌が繁殖しています。

●秋は、行楽・運動会・お祭りなどの行事が多い季節で、野外での調理、食事の機会も多くなります。

また、夏ばてで体力が落ちており、体の抵抗力が弱くなっています。

自分の体力が弱っているなと思ったら野外での調理に、お弁当などには細心の注意を払いましょう。

●また、野生のキノコが多く発生する季節で、毒キノコによる食中毒もたいへん多くなります。

キノコの知識をしっかり持つか、あるいは不確かなものには手を出さないようにしましょう。



●秋は食欲が出ます。食べ過ぎると消化能力が低下し、普段下痢にはならないものまで、下痢の原因となることがありますので、食べ過ぎ、飲み過ぎには注意しましょう。

●秋は朝夕と日中の温度差が大きく、また秋は低気圧と高気圧が交互に通過し、そのたびに気温が乱高下します。

1日の中での気温差よりも、日々の気温差が大きくなる時期と言えます。おなかの冷えは服装で管理をしましょう。
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子供の食中毒は重症化しやすい

子供は免疫機能や消化能力が十分ではありません。

また老人の方々も同様です。そのため、食中毒菌に対抗する力が弱く、大人では問題にならない場合でも重症化することがあります。

子供は少量の菌でも食中毒を発症しやすく、特に脱水症をおこすと命取りになりかねません。

子供の体は水分が占める割合が高く、下痢や嘔吐がひどい場合は、体から水分がどんどん失われていきます。

内臓の働きが低下し、意識が朦朧となり、命に関わる危険性も出てきます。

下痢や嘔吐など、食中毒の症状が見られたら、湯冷ましなどを30分~1時間おきに与えるなどして脱水を防ぎ、早めに医療機関で診てもらってください。



また、O-157などの感染力が強い食中毒菌は、おもちゃやタオル、よだれかけなどを介して子供にうつることがあります。

子供が手にしたり、身につけたりするものは、清潔に保つようにしましょう。
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腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。

現代でも生活習慣からくる病気の殆どは腸内環境が悪いことが原因だと言われています。

食べた物が十分に消化され、余分なものは正常には排出されて初めて健康は維持できます。

腸内環境が整うと、下痢の改善も早くなります。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。


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