下痢が続く方に、その原因や注意点、改善方法などをお伝えしています

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下痢を改善するには?

下痢の原因は水分吸収量と

下痢の原因は便に水分が多いことです。

水分が多い便は腸内で便を形作る時間がないことが直接の原因です。腸内で水分吸収する時間がない、あるいは吸収量が少ない原因には4つの種類があります。

下痢の原因・消化管の水分吸収量の変化で下痢が起きる

食べ物から栄養素と水分を吸収するには丸一日以上の時間が必要ですですが、下痢が起きると、腸内滞在時間が激変し、栄養素や9リットルもの水の再吸収が出来ずに脱水が起こります。



時には危険な状態になる事があります。ではどんな時に水分吸収量が少ないのか、水分吸収時間がないのかみてみましょう。


目次
下痢の種類①自律神経による下痢  ②腸液分泌亢進による下痢  ③浸透圧変化による下痢   ④免疫反応による下痢  ・腸を強くしよう

下痢の原因の種類

①自律神経変調による下痢
腸管は、交感神経と副交感神経に支配されています。夜は、副交感神経が優位となりエネルギーを蓄える方向に働きます。腸のぜん動運動が活発になり消化吸収が高まります。

昼間は交感神経が優位となりエネルギーを放出する方向に働きます。そのため筋肉への血液、主に酸素ですが、その酸素供給を優先するため、ぜん動運動が抑制され消化吸収が抑えられます。

●夜に交感神経が活性化する時

ストレスがたくさんあると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、様々な異常が発生します。特に腸は自律神経が乱れるとその影響を受けやすい、非常にデリケートな器官です。

旅先などで生活の環境が変わると便秘になる人は多いものです。これは交感神経が優位となり、ぜん動運動が抑制されるためです。

●日中に副交感神経が活性化する時
過度の緊張感から自律神経が乱れると、本来、日中では活発でないはずの副交感神経が活性化され、ぜん動運動が盛んになります。

すると腸管で充分に水分を吸収する時間が確保できなくて、おなかが痛くなったり、下痢になってトイレに駆け込むようになるのです。この様な下痢は過敏性腸症候群や甲状腺機能亢進症の人に見られます。
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②腸壁の炎症や刺激による蠕動運動の亢進、腸液分泌亢進による下痢

●有害菌による腸壁の炎症から下痢になる
炎症の原因は、有害細菌が腸内に入り増殖することが最も多い原因です。細菌が毒素を出したり、増殖すると、腸粘膜が破壊されて炎症が起こります。

するとサイトカイン(細胞から分泌されるタンパク質であり、細胞間相互作用に関与する生理活性物質の総称)によりぜん動運動が亢進し、腸粘膜の透過性が亢進するため、腸液の分泌が促進され、腸管内の水分量が増加し、下痢が起こります。腸の粘膜の損傷が激しいと、出血し、血便があります。

特にコレラ菌が産生するエンテロトキシンという毒素は小腸の上皮細胞に定着し、過剰分泌を起こさせ激しい下痢となります。腸管性出血大腸菌O157は、回腸から大腸の粘膜に定着し、小腸粘膜の細胞を変性させます。



そのため水が再吸収されず、水溶性下痢を起こします。更にベロ毒素により出血性腸炎や溶血尿毒症症候群などの重大な症状が引き起こされます。

●暴飲暴食による腸壁の刺激から下痢になる
暴飲暴食によって腸管が過度に伸びたり広がったり、冷えなどの刺激や有害物質が粘膜へ直接刺激したりすると腸壁神経を刺激して、ぜん動運動が促進され、腸液の分泌が亢進するために下痢が起きます。
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③腸管腔内の浸透圧変化による下痢

口から入った食べ物は、唾液、胃液、膵液の消化酵素で分解され、消化されます。そして、小腸粘膜の細胞膜に結合している消化酵素により最終的にブドウ糖やアミノ酸になり、小腸で吸収されます。

脂質は脂溶性で細胞膜を簡単に通過でき吸収されやすいのです。
消化分泌異常や消化不良が起きると、移動できない分子が小腸管内に増え浸透圧が上昇するため、水分が小腸管内に移動し、下痢を引き起こします。

●ソルビトールも浸透圧性下痢を起こす
この浸透圧の作用を利用しているのが硫酸マグネシウムなど塩類下剤です。ソルビトールやマンニトールなどの糖質も同様の作用を持つので下痢になるのです。

ノンシュガー商品にはソルビトールなどが含まれていますので、食べ過ぎると下痢を起こすことがあるのです。また、乳糖不耐症は、乳糖を分解するラクターゼが欠損しているので、乳糖が分解されず、小腸管内に留まり浸透圧が上昇し下痢を引き起こすのです。

●病気による浸透圧の変化から下痢
慢性膵炎では、膵臓からの消化酵素が不足し、脂肪の消化不良が起こり脂肪酸が増加します。そのため回腸で水分が増え、脂肪性下痢を引き起こします。

糖尿病神経障害や強皮症、アミロイドーシスなどでは、腸管運動が低下し、腸内細菌が異常に増殖します。腸内細菌は、化合して胆汁に捨てられるはずの胆汁酸や脂肪酸を化合できないため大腸管内で浸透圧が高くなり、水分分泌を刺激して下痢を引き起こすのです
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④免疫反応による下痢

腸管は口から肛門までの一つの管です。外界と唯一接している器官です。そのため、外界からの病原菌の侵入を防御する免疫機能が発達しています。

腸内に有害物質や病原菌が入ると、樹状細胞が取り込み、抗原体指示によってヒスタミン分泌や粘液分泌亢進が起こり、炎症が起こります。この免疫が過剰になると、自己免疫疾患であるクローン病や潰瘍性大腸炎などが起こるのです。

普通、食べ物は体内のものではないので排除されるはずですが、免疫寛容(免疫反応を示さない状態)により排除されないのです。この免疫寛容に異常が起きると、食物アレルギーとなり、腸炎を起こします。結果下痢を起こします。
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腸を強くしよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。腸内か環境が良いと腸内での様々な機能が正常に活動します。
消化も吸収・排泄も正常、腸内免疫も良好になります。

腸内環境を良好に保つためのサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。下痢の改善は一段と早くなります。


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