下痢が続く原因は様々ですが、食べすぎや飲みすぎでお腹を壊した!・・・という経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
食べすぎ、飲みすぎは、腸の消化機能が追いつかないために、食べ物から十分な栄養素や水分を吸収しきれないまま排泄してしまうのです。これを「消化不良」と言います。
水分やアルコールの飲みすぎも消化不良に繋がります。少量の水分やアルコールであれば、適度なお通じを促してくれる効果があるのですが、量が多すぎると腸の粘膜が荒れてしまうのです。
大量のアルコールは特に腸にとっては負担となってしまいます。 その他、「消化に良くないよ」という表現をするのはどんなときかを考えてみましょう。
・ 冷たいものをたくさん食べたとき。
・ よく噛まずに食べたとき。
・ 早食いをしたとき。
・ 寝る直前にたくさん食べたとき。
などなど・・・。
これらは確かに「腸が食べ物を消化しにくい条件」と言えます。この条件が重なるほど、下痢になりやすいということになってしまいますね。
温かいものや柔らかいものが消化によい理由もわかります。下痢が続いているときは、腸に優しいものを食べるようにしましょう。
とはいえ、柔らかいものばかり食べているとあごが弱くなったり、口での消化が十分に行われないこともあります。
口は消化器官の入り口なのです。それに、いつでもどこでも柔らかい食べ物が用意できるとは限りませんし、繊維質な食べ物はよい便を作る手助けをしてくれる重要なものです。
同じようなものばかり食べていては栄養だって偏ってしまいますね。
食べ物を選ぶより大切なこと、それは、 しっかり噛む、ゆっくり食べる。時間帯を考えて食べる。ということなのです。
すでに下痢になってしまっているときは腸に優しい食べ物を選ぶことも大切なのですが、下痢にならないようにする(便秘にならないようにする)には、「腸に優しい食べ方」をすることのほうが大切なのですね。
夜遅くには食べないということも忘れないようにしましょう。
もちろん、イベントや年末年始の暴飲暴食もお気をつけてくださいね。ちょっとはめをはずしてしまった翌日は、おかゆやスープなど「腸に優しい食べ物」で腸も体も休ませてあげてください。
納豆菌の中には消化を助け腸内の善玉菌を増やす働きがあるものがあります。また、腸内環境が正常であれば、たとえ腸内に悪いものが入ってきたとしても、腸内で増殖しない様に、あるいは素早く排出することができるため、長く続く下痢に悩まされることもなくなります。
下痢の改善には腸内環境をしっかり整える事が大切です。腸内環境を整えるのに必要なサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。
私たちが健康な生活を送れるのは食べることで栄養を摂取し、また食べた物が薬となるからです。こうして元気になるためには腸内の活動が正常でなければなりません。
腸内環境が乱れると腸内は正常な働きが出来なくなり、様々なものに対処できずに下痢をはじめ病気になってしまいます。
なぜなら、腸内では免疫力の活性、消化吸収、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われているからです。体の免疫細胞の60%以上は腸内にあるんですよ。
また、腸と脳は影響し合っているため、緊張する場面で、急にお腹が痛くなったり、下痢を模様したり、お腹にガスが貯まる等の症状が続いたりします。
これらの方は、腸内細菌のバランスが乱れている事が多い事でも知られています。さらに、腸内細菌の状態は、うつ病にも関係する可能性があると言われています。下痢が続くと気分が落ち込むでしょ!
腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な問題は解決されやすくなります。
ですから、添加物の多い食べ物は避け、食生活を見直し腸内環境を強化しましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。
※ 慢性的な下痢が解決しない場合は、お近くの病院で医師の診断を受けて下さい。また、
必要なサプリメントで腸内の悪玉菌と善玉菌のバランスを整えることで解決する場合もあります。
いずれにしても、正しい栄養補給や生活習慣を心がけて、下痢体質をしっかりと改善していきましょう。
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