下痢が続く方に、その原因や注意点、改善方法などをお伝えしています

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下痢を改善するには?

慢性下痢はなぜ太れない

下痢で太れない理由 その③
「体重を減らしたい」とダイエットに関する様々な情報が巷には溢れています。しかし、「痩せすぎている」と、思っている以上に健康に重大な影響を及ぼします。



痩せすぎが危険な理由と太らない根本的な理由は下痢を起こしやすい体になっていることなのです。ではどうすれば良いのかご一緒に考えてみしょう。

痩せすぎが危険な理由


実は痩せたい、太りたいも原因の大本は同じです。腸内環境が悪くて適切な体重を維持できないのです。太れない悩みは、まわりから羨ましいと言われますが、本人にとっては切実な悩みです。

痩せすぎると万病の元になります。例えば痩せすぎると以下の様な症状が見られます。
①女性ホルモンのバランスが崩れる

②スタミナが足りず疲れやすい

③血行不良による冷え性や肩こり、肌トラブル

④免疫力が低下して風邪を引きやすくなる

⑤出産時の低出生体重児のリスク増大

⑥骨粗しょう症のリスク増大

太れない最大の原因は腸内環境の悪化です。それによる下痢が起こります。ではなぜ下痢になると太れないのでしょうか。その原因を探ってみましょう。

太れない原因とは?


食べた物は胃腸で消化・吸収されますが、いくら食べても吸収ができなければ太ることはできません
食べても太れない人は胃腸の機能が弱いために下痢になるなど、しっかり腸から吸収できていないことが原因なのです。下痢は、栄養の吸収率を通常の3分の1にしてしまうのです。これは意外と知らない人が多いはずです。

太るためにはまず、下痢をしない食生活が大切です。太りたいなら確実に下痢をなくしてしまいましょう。胃腸を丈夫にしてみましょう。ではどのようにすれば下痢が改善できるでしょうか。まずは食品で胃腸を助けて下痢になりにくい体にしましょう。

太るために下痢を無くす4つのポイント


下痢を無くすには胃腸を強くしなければなりません。そして、摂取した食べ物をすべて吸収できるようにできればいいのです。下記は下痢を無くすための4つポイントをあげてみました。
①腸内の環境を整えるために善玉菌を増やす事

②消化酵素を取り入れて消化吸収を効率的に行う事

③胃に負担になる食事を控える事

④水分を摂りすぎない事

①腸内の環境を整えるために善玉菌を増やす
食品で胃腸を助けて下痢をしづらい体にするには、胃腸に優しい成分を多く含む食べ物を摂取して、胃腸を強くします。つまり、腸内環境を改善することです。それには「善玉菌を多く含む食品」を食べることが重要です。
腸内善玉菌は胃腸の機能を活性化させ、下痢の予防をしてくれます。しかし、腸内悪玉菌は腸の機能を低下させて便秘や下痢を引き起こします。腸内環境の改善にはこの善玉菌が必要不可欠となります。そして善玉菌は、食品の健康効果によって増えていきます。

善玉菌を増やす代表的な食品は、発酵食品です。発酵食品はさまざまな種類がありますが、主な発酵食品を挙げてみます。

主なおすすめの発酵食品
●納豆

和食に代表される納豆です。納豆に含まれる納豆菌が腸内の悪玉菌を減少させ、善玉菌を増やしてくれます。それだけでなく他にも様々な健康効果が期待できる食品なので積極的食べていきたい食品の一つです。大豆納豆を選ぶときはぜひ国産大豆100%のものを選んでください。

●ヨーグルト

ヨーグルトは皆さんもよくご存じでしょうが、腸内の環境を良くします。豊富に含まれる乳酸菌が腸内で乳酸を作り悪玉菌の増殖を抑えることで、善玉菌を増やしやすくするのです。乳酸菌の種類はたくさんありますので自分に合った乳酸菌を選んでください。一日およそ200g食べると良いようです。

●ぬか漬け


ぬか漬けは豊富な栄養素を持っています。ぬか漬けが持っている栄養素のなかで、特に注目されているのが乳酸菌です。この乳酸菌は、ぬかそのものではなく、漬ける野菜に含まれています。野菜に付着していた乳酸菌は、米ぬかをエサに増殖、結果としてぬか漬けは豊富な植物性の乳酸菌を含んだ食べ物となります。

●チーズ


チーズはヨーグルトと並んで、最もポピュラーな乳発酵食品です。生きた菌を摂るならヨーグルトのほうが優秀ですが、菌体成分で見た場合、チーズのほうが菌のバリエーションが多いようです。それになにより、味のバリエーションが広いですしね。

●その他
発酵バター(発酵されていないのはNG)、キムチ、お酒(甘酒や日本酒、マッコリ)などがあります。

②消化酵素を摂り入れて消化吸収を効率的に行う
消化酵素とは、食べ物を食べた後の消化を助けてくれるものです。太れない体質の人はこの消化酵素が著しく欠けている場合が多く、これがあるのとないのとでは消化の効率も大きく影響してきます。

この消化酵素は三つの種類に分けられており、酵素ごとに助ける栄養素が変わるので消化を助けたい食品と一緒に食べることで消化の効率をアップさせてくれものです。

炭水化物の消化酵素「アミラーゼ」、脂肪の消化酵素「リパーゼ」、たんぱく質の消化酵素「プロアテーゼ」などがあり、消化酵素はこれら三種類で、特にアミラーゼは太るために重要な酵素となります。

主食となる炭水化物の消化を助けてくれる「アミラーゼ」は太れない人の強い味方となります。太りたい人には欠かせないご飯に多く含まれる糖質の「でんぷん」は、いくつもの分子が絡み合っていて、実はそのままだと胃で消化をするのが困難なのです。

このでんぷんを体に吸収するにはブドウ糖になるまで分解に欠かせない酵素がアミラーゼなのです。

消化酵素を摂る上での注意点として、消化酵素は加熱すると働きを失ってしまうのが注意したいポイントです。注意点ととして、

・生で食べる
一番効率が良いのはすり下ろすことです。大根おろしはベストですね。加熱すると酵素の働きが失われるので生で摂取するのが大前提。そしてすり下ろすことで食品の細胞内に隠れている酵素が外に出され、酵素自体が活動しやすい環境になり通常の倍以上の効果が発揮されます。

・消化酵素が多い食品
アミラーゼが多い食品:大根・ブドウ・山芋・キャベツ・モモ・アボカド・レタス・リンゴ

・リパーゼが多い食品:納豆・セロリ・イチゴ・大根・トマト・グレープフルーツ・梨・オレンジ

・プロアテーゼが多い食品:納豆・バナナ・ピーマン・パイナップル・キャベツ・生姜

太りたい人は「アミラーゼ」と「リパーゼ」を同時にカバーできる大根がおすすめです。



③胃に負担になる食事を控える
太りたい人が、下痢をなくすために胃腸の負担になる食事を極力控えることも大切です。

胃腸の負担を和らげ3つのポイントは、・味の濃いものや脂っこいものは控える ・胃腸を労わる時間帯を作る・食物繊維を摂りすぎない。これらは下痢をしないため、胃腸を良い状態にして消化・吸収をよくするためには守って頂きたい事柄です。では具体的に見てみましょう。

●味の濃いものや脂っこいものは控える
味が濃いもの、脂分が多いものが大好きという方で痩せている方は要注意です。痩せている方の大半は胃腸の機能が弱いので、消化不良を起こしやすくなります。それで、どれだけカロリーが高い食品を食べても栄養として吸収できないのです。

暴飲暴食、にんにく、唐辛子など刺激物、高脂肪、食べすぎ、過度のアルコール、炭酸飲料などによって、胃酸の分泌が乱れます。すると消化酵素を分泌するすい臓の働きも低下してしまうので消化不良を起こしてしまいます。

消化不良は下痢の原因となります。当然栄養吸収も悪くなり、太りたくても太れない体になります。また、早食いをすると、食べ物が噛み砕かれないまま胃に運ばれ、消化に時間がかかるようになって消化不良が起こりやすくなります。

●胃腸を労わる時間帯を作る
時には胃腸を労わって、休ませてあげることも大切です。これが吸収率を上げることに繋がります。高カロリー食品は決して良いとは言いませんが、全く食べないというのも無理な話です。食べた後は胃腸を休ませてあげましょう。特に休ませたい時間帯は朝です。

胃腸は朝から昼にかけて活発になり朝は動き出す準備をしている最中で、胃に負担が掛かるものを食べていては消化不良のリスクが大幅に上がってしまいます。朝は朝食らしい朝食をとって、胃に極力負担をかけないような食事を心がけていきましょう。

過労やストレスによって自律神経のバランスが崩れると、胃腸の機能が低下して消化不良が起こります。ストレスを解消して自律神経を整え、胃腸の調子を整えましょう。好きな事をする時間帯は胃腸を労る事にもなります。

●食物せんいを摂りすぎない
食物せんいは腸内環境を整えますが、摂りすぎには注意が必要です。食物せんいを摂りすぎると、腸のぜん動運動が活発になりすぎてしまい、消化されたものが腸にとどまる時間が短くなってしまい、栄養を充分に吸収する時間がなくて、便に含まれる水分が多い状態のまま体外に排出されることになります。

ちなみに食物せんいはイモ類や豆類に多いので芋や豆を食べる時は気を付けましょう。

④水分を摂りすぎない事
余分な水分が、体を冷やす原因になります。体が冷えると消化不良になり、下痢にもなり易くなります。勿論免疫力も低下してきます。

日本人の死亡原因2位の心筋梗塞と4位の脳梗塞は、ともに血栓症ですので、だから、「血液をサラサラにするために、毎日水をしっかり飲むように」と西洋医学では指導しています。そのため、ふだんからペットボトルで水やお茶を持ち歩く人も数多く見かけます。

しかし、体にとって大切な水も、とりすぎて排泄がうまくできないと、健康に甚大な被害を及ぼします。人間は体温で体内のすべての代謝を行ないます。

だから、体内の水分がうまく排泄されず体温が低下する(冷える)と、様々な健康被害が生じてくるのです。現代人の体温は50年前にくらべて約1度低下しているそうです。

体温が下がると酵素の働きが弱まります。この酵素は、37度くらいで一番動きが活発になるのですが、温度が37度よりも0.5度上がったり下がったりすると、消化酵素の働きが3~5割落ちてしまうというデータがあり、体温が低くなると酵素の働きが鈍くなります。

つまり、体温が0.5度下がっただけで体全体の機能が落ち、本来の機能の7割程度でしか動かなくなるのです。

酵素の機能が低下すると、消化機能も低下します。消化不良を起こし、下痢になる、栄養吸収能力が衰え、太れない体になってしまうのです。

おなかの弱い人、痩せている人などは冷たい物の飲み過ぎ、コーヒーの飲み過ぎ、ジュースなどは極力控えましょう。適度な水分補給は必要ですので、自分に合った水分を補給しましょう。胃腸の負担も軽くて済みます。

体を極力冷やさないよう、毎日湯船につかる、適度な運動をするなどして体温を上げましょう。

まとめ
太れない人はとかく胃腸が弱い方です。また、ちょっとした刺激で下痢をしやすいものです。食べ過ぎると消化不良になり易く、下痢になってしまいます。

油の多いものを避け、消化にいいもの食べましょう。又刺激物など食べ過ぎないことです。添加物の多い加工食品などは極力避けてください。添加物の多い加工食品は腸内環境を悪化させます。お酒、タバコももちろんタブーです。

腸内環境を整えよう


「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。太り過ぎても痩せすぎても健康的とは言えません。健康的な胃腸であれば適切な体重になれるはずです。生活習慣病の9割は腸内環境の悪化と言われています。

それほど腸内環境を良好にすることは大切な事なのです。下痢になるのも、太るのも、痩せるのも結局は腸内に棲む腸内細菌大いに関係しています。

腸内環境の改善は継続が大切です。食べ物は、継続的に食べないと効果が期待できないものばかりです。太るためにといっても好きでもないものを意識して食べるようにするのではなく、自分の好きなものを選んで食べていくというのが継続のコツです。

好きなものを美味しく食べる習慣をつけて、太る胃腸を目指しましょう。それでも不安な方は腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

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