下痢の原因・新型コロナウイルスの下痢
下痢の原因は細菌やウイルスによる場合も多くあります。
特に今、世界中で心配されている新型コロナウイルスも風邪に似た症状から始まり下痢も発生するようです。
新型コロナウイルスは今、現在治療法が見つかっていません。新型コロナウイルスで下痢になったらどうすれば良いでしょうか。
目次
・下痢にもなりうる新型コロナウィルスとは ・ウィルスとは ・ウィルスはなぜ増殖する? ・下痢の初期症状を見落とされたコロナウィルス ・新型コロナウィルスの予防 ・新型コロナウィルスから身を守る方法 ・免疫のお陰で感染症にかかりにくい ・免疫アップの秘訣は腸内細菌とビタミン、ミネラル ・今緊急に免疫アップの必要性
新型コロナウイルスはどんな症状が出るのでしょうか。
日本環境感染学会がまとめた資料によると、長く続く発熱や強い疲労感が目立つという。
診療を経験した医師の一人は「インフルエンザでは3日程度で下がる熱が1週間ほど続いた」と話しています。
ほかに多いのが、せき、筋肉痛、呼吸困難、頭痛やたん、下痢を伴う場合もあるようです。肺炎を起こし、重症になると死に至ります。
新型コロナウイルスは、一般的な風邪ウイルスなどと同様に、基本的には自然治癒力に頼るしかありません。
日常生活の中での、“急な”発熱をしばしば起こすウイルスで治療可能なものの代表は「インフルエンザ」ですが、 冬に流行する「ノロウイルス」には効果のある抗ウイルス薬はありません。
現在、治療可能なウイルス感染症には以下のものがあります。
・インフルエンザ ・B型肝炎、C型肝炎 ・HIV ・水痘 ・帯状疱疹ウイルス ・ヘルペスウイルス
・サイトメガロウイルス など
新型コロナウイルスは今や世界中で感染防止策が必死に行なわれていますが、治療薬の開発には困難を極めています。
ウイルスは細菌に比べて、サイズがとても小さくシンプルなつくりのため薬が攻撃できる対象が少ないこと、更にウイルスは人間の細胞の器官をのっとって増殖するため、ウイルスだけをやっつけるのはとても難しいそうです。
ですから、実際、ウイルス感染症に効く薬は少ないのです。
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生物と似たような構造を持つのですが、下記のような性質を持つので「物質」と言えます。
・細胞がない
・栄養を摂取したり、エネルギーを生産したりしない
・自力で動くことはできない
・ウイルス単体は自力で増殖できない
・細胞より更に小さく、単純な構造をしている
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ウイルスは自力で増殖することができません。しかしウイルスは動植物の細胞のなかに入りこむことができます。
どの生物のどの種類の細胞に入り込めるかは、ウイルスの種類によって異なっています。
動植物の細胞に入り込んだウイルスは、その細胞の機能を使って自身のコピーを増やしていきます。
しかし、ウイルス感染症も自分自身の免疫機能が働きますので、この免疫機能をちゃんと働かせておけば、極端に恐れることはないのです。
しかし、現代人の免疫力は多くのストレスなどで低下し続けています。又、現在疾病のある方などは免疫力が弱っていますので、怖いのです。
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●下記の論文はアメリカ医学雑誌に掲載
「新型コロナウイルスに感染した患者に腹部症状と軟便の症状が見られたとする論文が米医学誌に発表され、科学者らが7日、下痢が同ウイルスの2次感染を引き起こしている可能性があると明らかにした。
新型コロナウイルスの主な感染経路はせき・くしゃみなどによる飛沫(ひまつ)感染とみられているが、早期に症例を調査した研究者らは、呼吸器症状のある患者に重点を置き、消化管に異常のある患者を見落としていた可能性がある。
中国人研究者らが米国医師会雑誌(JAMA)に発表した論文によると、中国湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)にある病院の患者138人のうち14人(10%)が、発熱や呼吸困難といった症状を示す1日または2日前に下痢や吐き気を訴えていたという。
英サウサンプトン大学のウィリアム・キービル教授(環境衛生)は英サイエンスメディアセンターに対し、「2019-nCoV(新型コロナウイルス)は、尿にも排出される重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスと同様、非定型の腹部症状のある患者の排せつ物で発見されており、このことは感染力の高いふん口感染(排せつ物を介した経口感染)を示唆している」と述べた。
新型ウイルスがSARSと同じコロナウイルスであることを考えれば、ふん口感染の可能性は科学者にとって全く驚くべきことではない。
2003年に香港の集合住宅アモイガーデンで数百人がSARSに感染した際は、ふん口感染が原因で、バスルームから汚染源を含んだ暖かい空気が上昇し、複数の住戸に汚染が広がったとされた。
しかし、米カリフォルニア大学リバーサイド校の生物工学者リャオ・ジアユー氏は、新型コロナウイルスが体外でどれだけ長く生存するのか、また影響を受ける温度範囲も分かっていないと指摘する。
カナダ・トロント大学のデービッド・フィスマン教授(疫学)は、排せつ物を介した感染拡大はウイルスを封じ込める上で新たな課題となる恐れがあるものの、流行を「増幅」させがちな医療機関内の問題になる可能性があると述べた。
●2020.2.8のglobaleye17ブログから
中国人研究者らが米国医師会雑誌に発表した論文では、武漢にある病院の患者138人のうち14人(10%)が、発熱や呼吸困難といった症状を示す1日または2日前に下痢や吐き気を訴えていたとなっており、これが真実であれば、今横浜港に停泊しています客船で、とんでもない事態が起こっている可能性が出てきます。
汚水です。
船内で汚水を処理した後、【新型コロナウイルス】が混じった空気がトイレや空気ダストを伝わって船内に入り込んでいる可能性が出てくるからです。
また、汚水を処理した後の水は港で処理をしているのでしょうが、完全に【新型コロナウイルス】を殺菌出来ていない場合もあり得、そうしますと、横浜で今後感染が広がる可能性も出てきます。
今まで見落とされていた感染ルートが明らかになったことで、今後とんでもない感染が広がるリスクが出てきたと言えます。
また、客船から世界中に【新型コロナウイルス】が拡散することもあり得ますし、飛行機も同様です。
機内で下痢をした者の後にトイレを使えば当然空気感染することもあり得るからです。トイレから感染が拡大するとなれば、事態は一層深刻化することになります。
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新型コロナウイルスの感染に不安を感じている人も多いと思います。
コロナウイルスとは、風邪、MERS(中東呼吸器症候群)、SARS(重症急性呼吸器症候群)、その他の呼吸器疾患を引き起こす致死的なウイルスで、新型のコロナウイルスも検出されています。
コロナウイルスは致命的なウイルスですが、公共の場や家庭内で、または病人の看病をする際など、しっかりと対策をとれば、感染を防ぐことができます。
コロナウイルスに感染した疑いがある場合は、直ちに医師の診察を受けましょう。
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①石鹸と水で手を洗い、感染のリスクを最小限に抑える
ぬるま湯で手を濡らし、低刺激性の石鹸を使用しましょう。
石鹸を泡立て、20~30秒間手をこすり、ぬるま湯で洗い流します。
世界保健機関(WHO)によると、手のひら同士をこすり合わせるだけでなく、指と指とをからみ合わせたり、とにかく様々な方法で手の表面をもれなく洗うことを推奨しています。
手を拭いたペーパータオルを使って蛇口を閉めましょう。
飲食の前、公共の場にいる時や、風邪をひいている可能性がある人の近くにいた時は、こまめに手洗いを行うことが大切です。手を洗えない場合は、アルコール60~95%の手指消毒剤を使いましょう。
アルコール95%以上のものでは逆に効果が劣ります。
②目、鼻、口を触らない
ドアノブやキッチンカウンターなどの表面に触れることで、コロナウイルスが付着する可能性があります。
ウイルスが付着した汚い手で顔を触れば感染してしまう恐れがあります。皮膚にウイルスが付着している可能性がある場合は、目や鼻、口には触らないようにしましょう。
顔を触る必要がある場合は、まず手を洗い、感染を防ぎましょう。
③咳やくしゃみをしている人には近づかない
新型コロナウイルスは呼吸器感染症を引き起こすウイルスであり、一般的な症状は咳やくしゃみです。
咳やくしゃみをすると空気中にウイルスが排出されるため、感染のリスクが高まります。
咳やくしゃみをしている人のそばには寄らないようにしましょう。
その時の状況により、適切であれば相手に離れてもらうよう頼みましょう。
「咳が出ているようだね。早く良くなるといいね。私に風邪がうつらないように、離れていてもらえるかな」などと言うとよいでしょう。
罹患した人の周りにいた人がいれば、その人には近づかないようにするのがよいでしょう。
④何らかの症状が出ている人ともそうでない人とも、握手は避ける
残念ながら、塗症状であっても、感染者からウイルスがうつる可能性があります。
自分を守るために、念のため人との物理的接触を制限しましょう。新型コロナウイルス感染の懸念がなくなるまで、握手は丁重に辞退しましょう。
「はじめまして!普通だったら握手するところですけど、今はアメリカ疾病予防管理センターも人との接触を控えるように推奨していることですし、新型コロナを広げないように気を付けているんですよ」などと説明しましょう。
⑤殺菌作用のある製品を使用し、頻繁に人の手に触れる箇所を日常的に消毒する
新型コロナウイルスはドアノブやキッチンカウンター、蛇口などの表面に付着します。
消毒スプレーや消毒ウェットティッシュなどを使い、日常的に消毒しましょう。10分以上消毒剤で濡れたままにしておくと効果的に殺菌できます。
ウイルスの生存時間を短くし、感染のリスクを抑えましょう。
家庭内では、玄関のドアノブやキッチンカウンター、洗面台、蛇口などを消毒しましょう。
職場では、ドアノブや階段の手すり、テーブル、カウンターの表面など、頻繁に人の手に触れる箇所を消毒しましょう。
約4Lのお湯に漂白剤を240mL入れて混ぜ合わせると、消毒剤を作ることができます。
⑥危険度が高くなければ心配しすぎない
新型コロナウイルスに対する流言飛語がSNS上に飛び交っていますが、それが不必要に恐怖心をあおる結果となっています。
厚生労働省、アメリカ疾病予防管理センター、世界保健機関などの信頼できる情報源を利用しましょう。
さらに、入手した情報に基づいて行動する場合、事実確認をするのが有効です。
新型コロナウイルスが中国で発生したからと言って、中国の人が皆そうだというわけではありません。
中国人だからと言って接し方を変えたり、距離を取ったりしてはいけません。
人には親切に接し、感染の可能性は誰にでもあるということを忘れないようにしましょう。
世界保健機関(WHO)によれば、中国から届いた郵便物から新型コロナウイルスに感染することはありません。
また、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスの予防効果がある食品はないとしています。
⑦下痢になった場合はトイレを丁寧に消毒する
新型コロナウイルスは肺炎だけでなく下痢や嘔吐などの症状が出る人もいます。便からウイルス遺伝子が検出されたとの研究報告もあります。
便に含まれるウイルスに感染力がるのかどうか、はっきりはしていませんが、念のために排泄物からの感染にも注意して、トイレの周りを安全に保ちましょう。
トイレや洗面所は家族が急有する場所なので、家庭用洗剤などでこまめに清掃し、水ですすぎ、その後消毒をしましょう。
消毒剤は次亜塩素酸ナトリウムが推奨されています。
家庭用の代表的な塩素系漂白剤に約5%の濃度で含まれているので、これを0.1%に薄めて使います。目安は、500ml入りのペットボトルのキャップ2杯分の漂白剤をボトル1本の水で薄めます。
トイレの掃除箇所
・ペーパーホルダー ・スイッチ類 ・便座のふた ・便座 ・レバーなど念入りに清潔・消毒しましょう。
金属部分は仕上げに水拭きしてください。
⑧下痢になった人がいる場合の衣類の洗濯
感染者がいるときに気になるのが衣類などの洗濯です。日本環境感染学会によると、タオルや衣類は健康な人と分けて洗濯する必要はないそうです。
ただし、衣類やタオルの繊維の中にウイルスが残存する可能性はあるようです。
また、おう吐や下痢などで汚れてしまった場合は、ウイルスが付着している可能性が高いので、熱湯で消毒した後に洗濯しましょう。
目安は「ウイルスの殺傷効果があるセ氏80度以上の熱湯に10分以上浸してください。
⑨免疫力を強化する
新型コロナウイルスには、今のところワクチンも薬がありません。
どんなに気を付けていても、どこかで感染してしまいますので、自己免疫力をしっかりと高めていくのが最上の方法です。
ウイルス感染症は自己免疫力で治っていくものだからです。
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免疫とは、病気から守り、元気でいるために欠かすことのできない優れたシステムです。
簡単に言えばパトロールする警察官の数や捕まえる技量、警察無線などに例えることが出来ます。
免疫細胞の中で主に働く白血球ですが、これらにも役割分担があり、死んだ細胞を排除する係、侵入者の存在を通報する係、攻撃を指示する係、細菌を直接攻撃する係、ウイルスの抗体を作る係、ガン細胞を排除する係など、複雑でわかりにくく不思議な働きを日々休み無く営んでいるのです。
そのお陰で、私たちは病原体を意識することなく、感染症にも負けない元気な身体を維持する事が可能なのです。
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免疫力の約70%内細菌が作り、残りの30%はこころが作っていると言われています。
しかし、腸内細菌は体ばかりでなく、こころにも強く影響を与えています。こころのバランスは免疫力にも非常に影響を及ぼします。
ですから腸内善玉菌を常に優位にしなければなりません。
そのためには腸内善玉菌を毎日摂り入れる必要があります。
発酵食品など出来る限り毎日積極的に摂り入れましょう。
更に、免疫の細胞も常に新陳代謝を繰り返して新しく入れ替わっていますので、新たな免疫細胞を作り続ける材料(栄養素)の供給が必要です。
細胞の材料と代謝の反応速度を上げるためにはビタミンとミネラルが必要です。
代謝力が上がれば上がるほど、必要量は上がるので補給量を増やさなければなりません。
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2月26日付の中央日報によると、ハーバード大学伝染病専門家は、来年までに人類の最大70%が新型コロナウイルス感染症に感染するという見通しを発表しています。
最大70%とは恐ろしい数字ですが、教授は、新型肺炎が、通常のインフルエンザのようにありふれた疾病になることを予測し、この数字を出しています。
これから先、新型コロナウイルスが世界中で拡散しても、元気でいるためには自分自身の免疫力を、今、緊急に強化しておく必要があります。
罹ってからでは遅いのです。そのためにはバランスの良い食事、睡眠、休息など良い生活習慣をしっかり整えましょう。
免疫力を高める腸内善玉菌を増やす、ビタミン・ミネラル補給のサプリメントがありますので上手に使うと安心です。
※ 慢性的な下痢が解決しない場合は、お近くの病院で医師の診断を受けて下さい。また、
必要なサプリメントで腸内の悪玉菌と善玉菌のバランスを整えることで解決する場合もあります。
いずれにしても、正しい栄養補給や生活習慣を心がけて、下痢体質をしっかりと改善していきましょう。
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