下痢が続く方に、その原因や注意点、改善方法などをお伝えしています

下痢の改善相談室
       
下痢を改善するには?

下痢はビタミンB群不足

〇下痢の原因はビタミンB群不足

下痢は様々な理由で起こりますが、主に食生活に原因があるようです。例えば、現代の食生活ではビタミンB群が不足している人が多いと言われています。そのため下痢になり易くなり、疲れや様々な体の不調もあるようです。


ではどのビタミンB群が不足しやすいのでしょうか。
一緒に考えてみましょう。

ビタミンB群とは


ビタミンB群とは、水溶性ビタミンのうち、ビタミンB1(チアミン)、ビタミンB2(リボフラビン)、ビタミンB3(ナイアシン)、ビタミンB5(パントテン酸)、ビタミンB6(ピリドキシン)、ビタミンB7(ビオチン)、ビタミンB9(葉酸)ビタミンB12(コバラミン)の8種の総称です。

ビタミンB群には簡単に言えば水に溶けること(水溶性)と、炭水化物をエネルギーに変える手助けをするという2つの共通した働きがあります。

ビタミンB群は、あらゆる種類の酵素の補酵素として働き、「代謝ビタミン」とよばれ、私たちが生きるための源であるエネルギーをつくるのに欠かせない栄養素です。

食品から摂ったビタミンB群はそのまますぐには働けないので、働ける形になるにはいろんなビタミンB群がお互いに関係します。

例えば、ビタミンB3(ナイアシン)やビタミンB12(コバラミン)にはビタミンB9(葉酸)、ビタミンB2(リボフラビン)はビタミンB6(ピリドキシン)が必要なのです。

ですから、ビタミンB群はどれかひとつだけでは効果を発揮しにくく、お互い助け合いながら働きます。



それで、食事から摂れるビタミンB群に体の中で効率的に働くには、ビタミンB群は単体ではなく複合体で、一緒に摂るのが理想的です。

ビタミンB群は動植物性食品に広く存在していて、ビタミンB群は普通の日本人の食生活では不足することはないと考えられがちですが、現代の食生活では、実際はかなりの数の潜在性欠乏者が存在するようです。

特に老齢者や若者、偏食している人に欠乏が見られます。ビタミンB群は不足すると、胃腸障害、食欲不振、下痢になり易くなり、特にビタミンB1、B3、B6、B12などが不足する時に起こります。

では実際にビタミンB群がどんな働きをするのか、不足するとどんな不調が生じるのか見てみましょう。

ビタミンB群の働き


ビタミンB群は主にエネルギーをつくるのに大活躍しますが、他にもさまざまな働きがあります。また、ビタミンB群が不足してしまうと、さまざまな症状が出る可能性が出ます。

①ビタミンB1・・甘いもの、お酒好きの方には積極的にビタミンB1摂取を


〇主な働き
・疲労回復に働く・アルコールの代謝に関与する・脳の働きに関与する・神経の働きを正常に保つ体は運動をすると乳酸が溜まって疲れやだるさを感じる仕組みになっていますが、ビタミンB1はその乳酸を分解してエネルギーに変える手助けをしています。

甘いものなど多く摂取すると糖質をエネルギーに変えることばかりに使われて、疲労回復の分がなくなってしまうことになります。またビタミンB1は肝臓の働きを活発にしてアセトアルデヒドを早く排出するので2日酔いにも効果的。


アルコールの代謝に必要な栄養素ですのでお酒好きの方にも積極的に摂取してほしい栄養素です。

〇不足すると・・食欲不振から下痢の原因に・肩こり・筋肉痛・疲労・アルコール中毒・脚気・食欲不振・記憶力減退・集中力低下・音に過敏・集中力低下・神経炎・ウェルニッケ脳症などビタミンB1が不足するとイライラやストレスを感じ、つい甘いものを食べたくなりますが、これは悪循環となります。疲れると食欲不振に陥り、胃腸機能が低下し消化管機能やホルモンなどの変化を齎します。下痢にもなり易くなります。

②ビタミンB2・・発育のビタミン(成長促進)と言われる


〇主な働き
・脂質をエネルギーに変える・過酸化脂質の分解に関与する・脳と肝臓の働きに関与する・皮膚や粘膜の働きに関与する(成長促進)ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えてくれる栄養素ですので、ダイエットには強い味方です。

「発育のビタミン」とよばれるほど、全身の細胞の再生と成長を促進する働きがあります。髪の毛や爪が伸びるのもビタミンB2によるものです。皮膚や粘膜の健康維持にも欠かせません。

〇不足すると・・有害物質の過酸化脂質が多くなり下痢の原因に・肝臓期機能低下・脂質の過酸化・疲れ目や眼の充血・口内炎・口角炎・舌炎・皮膚・粘膜に炎症・成長の鈍化油が酸化すると、ヒドロキシノネナールや過酸化脂質という有害な物質が発生します。

ビタミンB2が不足すると過酸化脂質の分解が難しくなり、下痢や嘔吐、腹痛、頭痛などの原因となります。
また、体内に蓄積し、認知症の原因になるともいわれています。

ビタミンB2は不足するとターンオーバーの周忌が乱れて、ニキビや吹き出物などの肌トラブルが起きやすくなります。口内炎や口唇炎など口のまわりは皮膚の新陳代謝が早いため影響が出やすい部分なのです。

新陳代謝が乱れると冷え性や便秘、むくみを招いて痩せにくい体質になります。逆に過剰摂取すると吐き気、軟便、下痢になり易くなります。

③ビタミンB3(ナイアシン)・・アルコール分解に不可欠    


〇主な働き
・エネルギー産生・脂質や糖質の分解に関与する・皮膚・粘膜の炎症を防ぐ・神経症状を防ぐビタミンB3はナイアシンといわれ、二日酔いの原因にもなる毒(アセトアルデヒド)を分解する酵素の補酵素として働きます。

他にも三大栄養素である糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーに変えるときや、魚や肉などに含まれるたんぱく質が筋肉や皮膚などの細胞になるときのサポートもします。更に、皮膚・粘膜の炎症を防ぐ、神経症状を防ぐなどの働きがあります。

〇不足すると・・胃腸障害や下痢に・うつ・幻覚症状・イライラ・不安・精神障害・口内炎・皮膚炎・舌炎・胃腸障害・下痢、ペラグラペラグラは、顕著な慢性消耗性障害で、重度のナイアシン(ビタミンB3)欠乏症の末期段階です。

ペラグラの特徴的な症状としては、皮膚炎、下痢、痴呆です。現在ではアルコール中毒のような慢性的な栄養欠乏症に伴って見られます。

④ビタミンB5(パントテン酸)・・抗ストレスビタミン 


〇主な働き
・タンパク質・脂質・糖質の代謝に関与する・神経、副腎皮の機能を正常に保つ・皮膚や毛根に栄養を与える「抗ストレスビタミン」ともいわれるくらい、イライラを解消しストレスを和らげるビタミンです。神経、副腎皮質(皮質と髄質からホルモンを分泌するなど)機能を正常にたもちます。


糖質、脂質、タンパク質をエネルギーに変える働きもあるので、代謝アップにはかかせない栄養素です。また善玉コレステロールを合成して、動脈硬化などの病気の防止や、ビタミンCと協力し肌のハリや元気な髪の毛を保ちます。

皮膚や毛根に栄養を与えます。パントテン酸の「パントテン」は「広くどこにでもある」というギリシャ語に由来しており、その名の通りいろいろな食品に含まれています。

〇不足すると・・疲れやすく、臓器の機能不全・うつ・性腺機能低下・足の痛み・めまい・動悸・頭痛・手足のまひ・けいれん・皮膚の異常パントテン酸が欠乏すると細胞内の補酵素Aの濃度が低下するため、欠乏の初期症状としては疲れやすくなったり、食欲がなくなったり、便秘になったりといった症状が見られます。

さらにめまい、頭痛、動悸、不眠などが起こり、進行すると知覚の異常、激痛(焼けるような痛み)、麻痺や副腎皮質や消化管などの臓器の機能不全、成長停止が起こります。

消化管の機能不全になるので下痢にもなり易くなります。しかし、パントテン酸は幅広い食品中に含まれているため、通常の食事では、欠乏症はきわめて少ないと考えられています。

⑤ビタミンB6・・蛋白質をエネルギーに変え、筋肉や血液をサポート 


〇主な働き
・体タンパクの合成や造血に関与する・脳の働きに関与する・神経伝達物質の生成や抗アレルギー作用に関与する・脂質の抗酸化に働くタンパク質をエネルギーに変えるお肉好きにはかかせないビタミンB6です。

筋肉や血液などをつくる際のサポートをします。ビタミンB6は皮膚炎を予防することから発見されたビタミンといわれており、腸内細菌によって一部合成することもできるので欠乏症はあまり起きません。

〇不足すると・・下痢になる・インスリンの分泌低下・アミノ酸吸収低下・かゆみ・浮腫性湿疹・皮膚炎・貧血・虫歯・下痢・食欲不振・リンパ球減少症成人の場合は、うつ状態、錯乱、脳波異常、痙攣発作など神経系に異常が起こることもあります。

とくに抗生物質を長期間服用された方などでは欠乏症になる恐れが指摘されており、注意が必要です。

⑤ビタミンB7(ビオチン)・・皮膚炎の予防や髪の毛を健康にする


〇主な働き
・皮膚の健康を保つ・筋肉痛を緩和する・白髪・薄毛を予防する皮膚炎を予防し、抜け毛や白髪、脱毛などを予防するビタミンといわれています。ビオチンは他のビタミンと同様、糖質や脂質、タンパク質の代謝を助け、体内でアミノ酸からブドウ糖を作るのに必要な栄養素です。

〇不足すると・・疲れ・脱毛、白髪になりやすい・脱毛・白髪・うつ・無気力・食欲不振・吐き気・嘔吐・皮膚炎・肌のむくみ・筋肉痛 ビオチンが不足すると疲れやすくなり、無気力になります。脂肪の代謝が悪化することもあるので、肥満の原因になったりもします。その他肌のむくみ、筋肉痛、白髪、脱毛などもあります。

⑥ビタミンB7(ビオチン)・・すべての動物、微生物の代謝に欠かせない  


〇主な働き
  ・皮膚の健康を保つ・筋肉痛を緩和する・白髪・薄毛を予防するビオチンは、すべての微生物および動物の代謝に欠かせないビタミンです。エネルギーの貯蔵や、アミノ酸の代謝、タンパク質の合成は、どれもビオチンを必要としているのです。

ビオチンは数多くの食品に含まれているため、不足しにくいビタミンと考えられていました。しかし、病態によってはビオチンが不足している状況もあることが知られてきたため、ビタミンB7として改めて注目されています。

ビオチンは腸内細菌の一種であるラクトバチルスによっても作られるため、腸内細菌叢の乱れからビオチンの供給が低下してしまうと、不足を起こす可能性があります。

長期間抗生物質を服用しなくてはいけないような状況や食生活が乱れている場合には、ビオチン欠乏を予防するためにも腸内細菌叢を良好に維持することが必要です。

〇不足すると起きやすい症状
脱毛、白髪、うつ、無気力、食欲不振、吐き気、嘔吐、皮膚炎、肌のむくみ、筋肉痛ビオチンの働きは他のビタミンBと同じく栄養を細胞のエネルギーに変えることにあります。

不足すると皮膚の炎症や脱毛などが起きやすくなります。ビオチンは腸内細菌のラクトバチルスによっても作られますので、腸内環境が悪化すると不足しやすくなり、胃腸障害が起きます。

結果、下痢にも
なります。ビオチンが欠乏した場合の症状としては、食欲不振や体重の減少、皮膚の病変、脱毛症、口や目の分泌物の減少、毛の色素の減少、悪臭のする便、毛並みの悪さ、麻痺、さらに成長の抑制が起こるために体の小さい子供を産むなどが挙げられます。

⑦ビタミンB9(葉酸)+⑧ビタミンB12と共に働く


〇主な働き
・神経を守り、正常な働きを維持する・ヘモグロビン、赤血球の合成造血作用に関与する・タンパク質の代謝、核酸の合成に関与する・脳の発育を助けるビタミンB9(葉酸)はビタミンB12と共に、正常な赤血球の生成をサポートします。

また、胎児の発育にも重要な栄養素なので、妊娠を計画している、あるいは妊娠をしている女性は積極的な摂取がすすめられています。
ビタミンB9(葉酸)は細胞分裂に重要な役割を果たします。

寿命約4ケ月の赤血球が新しく作られる際にビタミンB12とともに働いて造血を助けます。キレイな血液がどんどん作られると体の不調も改善し、下痢の改善に役立ちます。



〇不足すると・・下痢・便秘
・神経系の障害・記憶減退・集中力低下・ 食欲不振・便秘・下痢・異常興奮・悪性貧血・胎児・乳児の成長不良・学習能力の低下・舌の異常ビタミB9(葉酸)は野菜に多く含まれていますが、ビタB9(葉酸)を働かすためには動物性の食品に多く含まれるビタミンB12と一緒に摂ること。バランスのとれた食事をすることが大切です。

ビタミンB9(葉酸)が欠乏すると、ビタミンB12欠乏と同様に巨赤芽球性貧血を引き起こします。また、動脈硬化の引き金になる血清中のホモシステイン含量も高くなります。胎児の正常な生育にも不可欠なため、母体のビタミンB9(葉酸)が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害や無脳症を引き起こします。

通常の食事では不足することはありませんが、成長期の子どもの場合は、成長のためにビタミンB9(葉酸)が大量に消費されるので、ビタミンB9(葉酸)不足による巨赤芽球性貧血(悪性貧血)が起こりやすくなると考えられます。

ビタミンB9とビタミンB12のまとめビタミンB9(葉酸)とビタミンB12とは細胞の核にあるDNAをつくるために必要な栄養素です。
ビタミンB12とビタミンB9(葉酸)は体内で作ることができないため、外から食事として摂る必要があります。

毎日、十分な量の血液細胞をつくるためには多くのDNAを必要としますので、ビタミンB12やビタミンB9(葉酸)が不足すると十分なDNAをつくれずに貧血(体内で酸素を運ぶ赤血球が少ない状態)をきたします。

ビタミンB12やビタミンB9(葉酸)が欠乏する原因として、摂取する量が少ない、または摂取しても正常に吸収できていないことが考えられます。

ビタミンB群のまとめ


ビタミンB群は現代で不足しやすい栄養素
の一つです。下痢の原因のひとつでもあります。特に高齢者は不足が目立ち、代謝機能が衰えていきます。
ビタミンB群不足の原因は以下のような点が考えられます。

1. 食品の変化
食品の精製・加工・保存によってビタミンB群が減っている。

2. ビタミンB群の消費量が増えている
精製された白い食べ物、ストレス、過度のアルコール摂取、妊娠、授乳、加齢、過食等でビタミンB群消費量が増えます。

3. 抗生物質の長期服用
ビタミンB群は腸内の細菌がつくってくれますが、抗生物質を長い期間飲んでいる人は、腸内の細菌バランスが乱れ、ビタミンB6等の合成量が少なくなくなっている。ビタミンB群は下記の食品に主に含まれています。



ビタミンB群不足のチェックをしてみよう!該当したら、もしかするとビタミンB群不足かもしれません。
●疲れやすい
●寝ても疲れがとれない
●日中眠くなる
集中力が続かない
イライラする
肩こりがなかなか治らない
口内炎・口角炎ができやすい
●風邪を引きやすい
下肢がしびれる
下痢になる


腸内環境を強化しよう


「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。
腸内環境が良好だと病気を寄せ付けないと言われています。
生活習慣病による9割は腸内環境の悪化が原因だと言われています。

腸内環境を良好に保つには腸内細菌である腸内善玉菌が多くいなければなりません。腸内善玉菌はビタミンB群を産生するなど様々な益を齎します。

下痢で悩んでおられる方、早急に腸内善玉菌を増やしてみましょう。
腸内善玉菌のサプリメントがありますので上手に利用しましょう

慢性下痢はなぜ太れない

下痢で太れない理由 その③
「体重を減らしたい」とダイエットに関する様々な情報が巷には溢れています。しかし、「痩せすぎている」と、思っている以上に健康に重大な影響を及ぼします。



痩せすぎが危険な理由と太らない根本的な理由は下痢を起こしやすい体になっていることなのです。ではどうすれば良いのかご一緒に考えてみしょう。

痩せすぎが危険な理由


実は痩せたい、太りたいも原因の大本は同じです。腸内環境が悪くて適切な体重を維持できないのです。太れない悩みは、まわりから羨ましいと言われますが、本人にとっては切実な悩みです。

痩せすぎると万病の元になります。例えば痩せすぎると以下の様な症状が見られます。
①女性ホルモンのバランスが崩れる

②スタミナが足りず疲れやすい

③血行不良による冷え性や肩こり、肌トラブル

④免疫力が低下して風邪を引きやすくなる

⑤出産時の低出生体重児のリスク増大

⑥骨粗しょう症のリスク増大

太れない最大の原因は腸内環境の悪化です。それによる下痢が起こります。ではなぜ下痢になると太れないのでしょうか。その原因を探ってみましょう。

太れない原因とは?


食べた物は胃腸で消化・吸収されますが、いくら食べても吸収ができなければ太ることはできません
食べても太れない人は胃腸の機能が弱いために下痢になるなど、しっかり腸から吸収できていないことが原因なのです。下痢は、栄養の吸収率を通常の3分の1にしてしまうのです。これは意外と知らない人が多いはずです。

太るためにはまず、下痢をしない食生活が大切です。太りたいなら確実に下痢をなくしてしまいましょう。胃腸を丈夫にしてみましょう。ではどのようにすれば下痢が改善できるでしょうか。まずは食品で胃腸を助けて下痢になりにくい体にしましょう。

太るために下痢を無くす4つのポイント


下痢を無くすには胃腸を強くしなければなりません。そして、摂取した食べ物をすべて吸収できるようにできればいいのです。下記は下痢を無くすための4つポイントをあげてみました。
①腸内の環境を整えるために善玉菌を増やす事

②消化酵素を取り入れて消化吸収を効率的に行う事

③胃に負担になる食事を控える事

④水分を摂りすぎない事

①腸内の環境を整えるために善玉菌を増やす
食品で胃腸を助けて下痢をしづらい体にするには、胃腸に優しい成分を多く含む食べ物を摂取して、胃腸を強くします。つまり、腸内環境を改善することです。それには「善玉菌を多く含む食品」を食べることが重要です。
腸内善玉菌は胃腸の機能を活性化させ、下痢の予防をしてくれます。しかし、腸内悪玉菌は腸の機能を低下させて便秘や下痢を引き起こします。腸内環境の改善にはこの善玉菌が必要不可欠となります。そして善玉菌は、食品の健康効果によって増えていきます。

善玉菌を増やす代表的な食品は、発酵食品です。発酵食品はさまざまな種類がありますが、主な発酵食品を挙げてみます。

主なおすすめの発酵食品
●納豆

和食に代表される納豆です。納豆に含まれる納豆菌が腸内の悪玉菌を減少させ、善玉菌を増やしてくれます。それだけでなく他にも様々な健康効果が期待できる食品なので積極的食べていきたい食品の一つです。大豆納豆を選ぶときはぜひ国産大豆100%のものを選んでください。

●ヨーグルト

ヨーグルトは皆さんもよくご存じでしょうが、腸内の環境を良くします。豊富に含まれる乳酸菌が腸内で乳酸を作り悪玉菌の増殖を抑えることで、善玉菌を増やしやすくするのです。乳酸菌の種類はたくさんありますので自分に合った乳酸菌を選んでください。一日およそ200g食べると良いようです。

●ぬか漬け


ぬか漬けは豊富な栄養素を持っています。ぬか漬けが持っている栄養素のなかで、特に注目されているのが乳酸菌です。この乳酸菌は、ぬかそのものではなく、漬ける野菜に含まれています。野菜に付着していた乳酸菌は、米ぬかをエサに増殖、結果としてぬか漬けは豊富な植物性の乳酸菌を含んだ食べ物となります。

●チーズ


チーズはヨーグルトと並んで、最もポピュラーな乳発酵食品です。生きた菌を摂るならヨーグルトのほうが優秀ですが、菌体成分で見た場合、チーズのほうが菌のバリエーションが多いようです。それになにより、味のバリエーションが広いですしね。

●その他
発酵バター(発酵されていないのはNG)、キムチ、お酒(甘酒や日本酒、マッコリ)などがあります。

②消化酵素を摂り入れて消化吸収を効率的に行う
消化酵素とは、食べ物を食べた後の消化を助けてくれるものです。太れない体質の人はこの消化酵素が著しく欠けている場合が多く、これがあるのとないのとでは消化の効率も大きく影響してきます。

この消化酵素は三つの種類に分けられており、酵素ごとに助ける栄養素が変わるので消化を助けたい食品と一緒に食べることで消化の効率をアップさせてくれものです。

炭水化物の消化酵素「アミラーゼ」、脂肪の消化酵素「リパーゼ」、たんぱく質の消化酵素「プロアテーゼ」などがあり、消化酵素はこれら三種類で、特にアミラーゼは太るために重要な酵素となります。

主食となる炭水化物の消化を助けてくれる「アミラーゼ」は太れない人の強い味方となります。太りたい人には欠かせないご飯に多く含まれる糖質の「でんぷん」は、いくつもの分子が絡み合っていて、実はそのままだと胃で消化をするのが困難なのです。

このでんぷんを体に吸収するにはブドウ糖になるまで分解に欠かせない酵素がアミラーゼなのです。

消化酵素を摂る上での注意点として、消化酵素は加熱すると働きを失ってしまうのが注意したいポイントです。注意点ととして、

・生で食べる
一番効率が良いのはすり下ろすことです。大根おろしはベストですね。加熱すると酵素の働きが失われるので生で摂取するのが大前提。そしてすり下ろすことで食品の細胞内に隠れている酵素が外に出され、酵素自体が活動しやすい環境になり通常の倍以上の効果が発揮されます。

・消化酵素が多い食品
アミラーゼが多い食品:大根・ブドウ・山芋・キャベツ・モモ・アボカド・レタス・リンゴ

・リパーゼが多い食品:納豆・セロリ・イチゴ・大根・トマト・グレープフルーツ・梨・オレンジ

・プロアテーゼが多い食品:納豆・バナナ・ピーマン・パイナップル・キャベツ・生姜

太りたい人は「アミラーゼ」と「リパーゼ」を同時にカバーできる大根がおすすめです。



③胃に負担になる食事を控える
太りたい人が、下痢をなくすために胃腸の負担になる食事を極力控えることも大切です。

胃腸の負担を和らげ3つのポイントは、・味の濃いものや脂っこいものは控える ・胃腸を労わる時間帯を作る・食物繊維を摂りすぎない。これらは下痢をしないため、胃腸を良い状態にして消化・吸収をよくするためには守って頂きたい事柄です。では具体的に見てみましょう。

●味の濃いものや脂っこいものは控える
味が濃いもの、脂分が多いものが大好きという方で痩せている方は要注意です。痩せている方の大半は胃腸の機能が弱いので、消化不良を起こしやすくなります。それで、どれだけカロリーが高い食品を食べても栄養として吸収できないのです。

暴飲暴食、にんにく、唐辛子など刺激物、高脂肪、食べすぎ、過度のアルコール、炭酸飲料などによって、胃酸の分泌が乱れます。すると消化酵素を分泌するすい臓の働きも低下してしまうので消化不良を起こしてしまいます。

消化不良は下痢の原因となります。当然栄養吸収も悪くなり、太りたくても太れない体になります。また、早食いをすると、食べ物が噛み砕かれないまま胃に運ばれ、消化に時間がかかるようになって消化不良が起こりやすくなります。

●胃腸を労わる時間帯を作る
時には胃腸を労わって、休ませてあげることも大切です。これが吸収率を上げることに繋がります。高カロリー食品は決して良いとは言いませんが、全く食べないというのも無理な話です。食べた後は胃腸を休ませてあげましょう。特に休ませたい時間帯は朝です。

胃腸は朝から昼にかけて活発になり朝は動き出す準備をしている最中で、胃に負担が掛かるものを食べていては消化不良のリスクが大幅に上がってしまいます。朝は朝食らしい朝食をとって、胃に極力負担をかけないような食事を心がけていきましょう。

過労やストレスによって自律神経のバランスが崩れると、胃腸の機能が低下して消化不良が起こります。ストレスを解消して自律神経を整え、胃腸の調子を整えましょう。好きな事をする時間帯は胃腸を労る事にもなります。

●食物せんいを摂りすぎない
食物せんいは腸内環境を整えますが、摂りすぎには注意が必要です。食物せんいを摂りすぎると、腸のぜん動運動が活発になりすぎてしまい、消化されたものが腸にとどまる時間が短くなってしまい、栄養を充分に吸収する時間がなくて、便に含まれる水分が多い状態のまま体外に排出されることになります。

ちなみに食物せんいはイモ類や豆類に多いので芋や豆を食べる時は気を付けましょう。

④水分を摂りすぎない事
余分な水分が、体を冷やす原因になります。体が冷えると消化不良になり、下痢にもなり易くなります。勿論免疫力も低下してきます。

日本人の死亡原因2位の心筋梗塞と4位の脳梗塞は、ともに血栓症ですので、だから、「血液をサラサラにするために、毎日水をしっかり飲むように」と西洋医学では指導しています。そのため、ふだんからペットボトルで水やお茶を持ち歩く人も数多く見かけます。

しかし、体にとって大切な水も、とりすぎて排泄がうまくできないと、健康に甚大な被害を及ぼします。人間は体温で体内のすべての代謝を行ないます。

だから、体内の水分がうまく排泄されず体温が低下する(冷える)と、様々な健康被害が生じてくるのです。現代人の体温は50年前にくらべて約1度低下しているそうです。

体温が下がると酵素の働きが弱まります。この酵素は、37度くらいで一番動きが活発になるのですが、温度が37度よりも0.5度上がったり下がったりすると、消化酵素の働きが3~5割落ちてしまうというデータがあり、体温が低くなると酵素の働きが鈍くなります。

つまり、体温が0.5度下がっただけで体全体の機能が落ち、本来の機能の7割程度でしか動かなくなるのです。

酵素の機能が低下すると、消化機能も低下します。消化不良を起こし、下痢になる、栄養吸収能力が衰え、太れない体になってしまうのです。

おなかの弱い人、痩せている人などは冷たい物の飲み過ぎ、コーヒーの飲み過ぎ、ジュースなどは極力控えましょう。適度な水分補給は必要ですので、自分に合った水分を補給しましょう。胃腸の負担も軽くて済みます。

体を極力冷やさないよう、毎日湯船につかる、適度な運動をするなどして体温を上げましょう。

まとめ
太れない人はとかく胃腸が弱い方です。また、ちょっとした刺激で下痢をしやすいものです。食べ過ぎると消化不良になり易く、下痢になってしまいます。

油の多いものを避け、消化にいいもの食べましょう。又刺激物など食べ過ぎないことです。添加物の多い加工食品などは極力避けてください。添加物の多い加工食品は腸内環境を悪化させます。お酒、タバコももちろんタブーです。

腸内環境を整えよう


「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。太り過ぎても痩せすぎても健康的とは言えません。健康的な胃腸であれば適切な体重になれるはずです。生活習慣病の9割は腸内環境の悪化と言われています。

それほど腸内環境を良好にすることは大切な事なのです。下痢になるのも、太るのも、痩せるのも結局は腸内に棲む腸内細菌大いに関係しています。

腸内環境の改善は継続が大切です。食べ物は、継続的に食べないと効果が期待できないものばかりです。太るためにといっても好きでもないものを意識して食べるようにするのではなく、自分の好きなものを選んで食べていくというのが継続のコツです。

好きなものを美味しく食べる習慣をつけて、太る胃腸を目指しましょう。それでも不安な方は腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢体質はなぜ太れない?

下痢で太れない理由 その②

 太れない悩みは、なかなかその悩みを共感してもらえません。まわりから羨ましいと言われますが、本人にとっては切実な悩みになります。太れない理由はそれなりにあります。その理由をご一緒に考えてみましょう。



太れない原因

原因として多いのは、過敏性腸症候群、そのほかの原因として、クローン病や潰瘍性大腸炎といった疾患を含む炎症性腸疾患が挙げられます。これらの病気は、自分自身の免疫細胞が異常をきたす結果として、腸に対しての慢性炎症が生じる病気です。前回は過敏性腸症候群をとり上げましたので、今回はクローン病について考えてみましょう。

●クローン病になるとなかなか太れない

大腸及び小腸の粘膜に慢性の炎症、または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を炎症性腸疾患といいます。クローン病はこの炎症性腸疾患のひとつです。

クローン病は主に若年者が多く発生します。口腔から肛門にいたるまでの消化管のどの部位にも炎症や潰瘍(粘膜が欠損すること)が起こり、小腸と大腸が中心で、特に小腸末端部に多く発生するようです。非連続性の病変で、病変と病変の間に正常部分が存在します。

症状としては腹痛や下痢、血便、体重減少などが生じます。下痢になると、栄養の吸収率を著しく下げてしまい、約通常の3分の1くらいになります。太りたい人にとって最悪とも言える状態です。食べてもなかなか太れない原因のひとつとなります。

食べても太れない人は腸に炎症が起き、吸収機能が弱くなっているためにしっかり吸収できないことが原因なのです。では、下痢を改善するためにはどのようにすればよいのでしょうか。

●クローン病の原因

クローン病の原因として次のような事が挙げられています。
①遺伝的な要因が関与

②結核菌類似の細菌や麻疹ウイルスによる感染症

③食事の中の何らかの成分が腸管粘膜に異常な反応をひきおす

④腸管の微小な血管の血流障害

などが挙げられていますが、いずれもはっきりと証明されていません。最近の研究では、なんらかの遺伝的な素因を背景として、食事や腸内細菌に対して腸に潜んでいるリンパ球などの免疫を担当する細胞が過剰に反応して病気の発症、増悪にいたると考えられています。

●クローン病の発生状況

わが国のクローン病の方は1976年には128人でしたが、平成25年度には39,799人となり増加がみられています。それでも、人口10万人あたり27人程度、米国が200人程度ですので、欧米の約10分の1です。

これらの差は大いに食習慣の違いが関係しているようです。欧米食を好む10歳代~20歳代の若年者に発生する度合いが高いようです。発症年齢は男性で20~24歳、女性で15~19歳が最も多くみられます。男性と女性の比は、約2:1と男性に多くみられます。

世界的にみると、先進国に多く北米やヨーロッパで高い発症率を示します。衛生環境や食生活が大きく影響し、動物性脂肪、タンパク質を多く摂取し、生活水準が高いほどクローン病にかかりやすいと考えられています。喫煙をする人は喫煙をしない人より発病しやすいと言われています。



●クローン病は遺伝的要素が関係

クローン病は遺伝病ではありません。しかし、人種や地域によって発症する頻度が異なり、また家系内発症もみとめられることから、遺伝的な因子の関与が考えられています。

クローン病を引き起こす可能性の高い遺伝子がいくつか報告されていますが、現在のところ、単一の遺伝子と関連して発症するのではなく、いくつかの遺伝子と環境因子などが複雑に絡み合って発症していると考えられています。

●クローン病の具体的な症状

クローン病の症状は人によって様々です。炎症が発生する部分(小腸型、小腸・大腸型、大腸型)によっても異なります。その中でも特徴的な症状は腹痛と下痢で、半数以上の患者さんでみられます。

さらに発熱、下血、腹部腫瘤、体重減少、 全身倦怠感 、貧血などの症状もしばしば現れます。またクローン病は 瘻孔 、 狭窄 、 膿瘍 などの腸管の合併症や関節炎、虹彩炎、 結節 性紅斑、肛門部病変などの腸管外の合併症も多く、これらの症状があるか無いかで様々な症状が出てきます。

クローン病と診断されたら専門家による治療が必要です。

●クローン病の食事

病気の活動性や症状が落ち着いていれば、通常の食事が可能ですが、食事による病態の悪化を避けることが最も重要なことです。一般的には低脂肪や腸の負担となる食物せんい、刺激物などを控える食事が好ましいです。

それぞれの症状は違いますので、主治医や栄養士と相談しながら自分にあった食品を見つけていくことが大事です。

控えたい食べ物

*繊維の多い食品: キノコ類、海草、ごぼう、山採などの筋の多い野菜、生野菜をたくさん食べないこと

*揚げ物:脂を多く含む食品: 唐揚げ、フライ、トンカツ、フライドチキン等

*飲み物:コーヒー、濃い煎茶、カフェインを含むもの、炭酸飲料、アルコール、牛乳や乳製品は下痢になりやすい方は控える

*刺激物:わさび、洋辛子、唐辛子などの香辛料

*特に控えたいもの:喫煙とアルコール
  

食べてもいいもの

最初は極力、低脂肪や腸の負担となる食物せんい、刺激物などを控える食事をし、少しずつ主食は普通食に近づけていくように心がけ、副食も様子を見ながら常食に変えて見ましょう。

出来れば食べたものを書き留めて、便の状態や体調を観察しながらメニューを変えて食事すると再発防止などに役立ちます。

*主食として
お粥(全粥)、雑炊、白米(柔らかめ)、うどんやそうめんは良く煮込む。鍋料理の後の残り汁でコトコト煮込んだ雑炊は栄養が煮詰まって美味しいです。

*副食として
主に白身魚、たら、カレイ、ほっけなどの煮付け、はんぺんのバター焼き、肉類は鶏肉を中心に。

野菜類は根菜を中心にこれも煮物にして味を薄めにだし汁で食べます。カボチャやなす、トマトは皮の部分は食べないようにしましょう。せんいの多い物などは避けましょう。

果物はパイナップルやバナナ、柿、梨はせんいが多いので食べても少量にしてりんご、イチゴ、みかんがいいようです。卵は半熟卵、卵豆腐、茶碗蒸しの具無し、オムレツ等の固ゆでしていないもの、豆腐、納豆は挽き割り納豆が良いです。

とにかく細かく砕いたり消化の良いものを選んだり、フードプロセッサーを利用して野菜スープなどにすると美味しくいただけます。何を食べたら良いのか考えるだけで家族にも負担かけるし、ストレスが溜まりますので様子を見ながら食べてみましょう。たばことお酒は絶対に避けてください。

●クローン病の日常生活の注意点

クローン病になるとほとんどの方が、一生のうちに一度は、外科手術が必要になると言われてきました。しかし、近年の治療の進歩により、将来は、手術をする患者さんが減ってくる可能性があるようです。

多くの方は、症状が落ち着いていても、病気は進行すると言われています定期的な検査は必要なようです。

ですから、おなかの調子がよい時期でも食事には注意が必要です。動物性脂肪はおなかの炎症が悪化することを忘れないことが大切です。

炎症を抑えれば栄養吸収も良くなり、体重も増えていきます。

●クローン病の予防方法

クローン病はまだ完全に解明されていない病気です。国の研究機関が中心となって、日々研究が続けられています。原因もまだはっきりわかっていません。そのため、クローン病の予防方法として確立されたものはまだありません。

しかし、クローン病はその発症にさまざまな因子が関わっているということがわかってきています。

クローン病の発症に関わる因子について

①食生活の変化
クローン病は潰瘍性大腸炎と同じく、日本では珍しい病気でした。しかし、1990年ころから年々増加し、2014年末には患者さんの数は4万人を超えるほどになっています。クローン病の患者さんは潰瘍性大腸炎と同じく、今後も増加していくのではないかといわれています。

では、なぜクローン病の患者数がここまで増加してきているのでしょうか。その背景に、食生活の欧米化が挙げられています。クローン病を発症する要因の1つとして、食事のタンパク質や一部の脂肪に対し、腸管の免疫機能が過剰に反応するためと考えられています。

日本は本来、主食を米とし、タンパク質は肉より魚という生活でした。しかし、欧米の食文化が浸透したことで、現代の日本人は油や肉、糖分の摂取量が増加し、野菜の摂取量が減少しています。それが、クローン病の患者数増加につながっている可能性があるといわれています。

実際のところ、クローン病は日本よりも欧米に患者数が多いという特徴があります。

高カロリーな食事が続くのは腸に負担をかけるだけでなく、あらゆる病気の発症につながってしまいます。栄養バランスは偏りのないようにし、お酒の飲み過ぎにも注意しましょう。

今、太りたいと悩んでおられる方、高カロリーの食事を摂ると太るのではないかと思ってはいけません。かえって病気を招きます。

②腸内環境の変化
腸内環境は食生活に大きく関係しています。私たちの腸の中には、1,000種類に近い細菌が100兆個もいるといわれています。クローン病の方は、腸内細菌の様子が健康な人と異なり、腸内環境が悪化しています。


そのため、乳酸菌を含む食材や、乳酸菌をはじめ善玉菌のえさとなるオリゴ糖を食生活に取り入れて、腸内環境を改善しましょう。難しい方は腸内環境を改善するサプリメントを摂ることもお勧めします。

③過剰清潔の増加
生活環境の中においては様々な細菌がいます。人は、胎児の間はまだ体内に細菌を持っていませんが、生まれてすぐあらゆる細菌のある環境の中で生活するようになり、いろいろな細菌が人の体で共存するようになっていきます。生まれてから腸内細菌の数はだんだんと増えていきます。これが重要な鍵を握ります。

しかし、現代のように「除菌・殺菌」が行きすぎてしまうと、幼いうちに良い腸内環境が作れない、作りにくい体になってしまっています。

腸は人体で最大な免疫器官です。クローン病は最終的に異常な免疫反応が起こることで発症します。ですから、過剰に衛生環境を求める生活をしないということも大切なのです。


衛生環境が良くなりすぎることがクローン病の増加に関係しているのではないかも言われています。

③ストレスの多い生活
クローン病を発症する人は10代から30代前半の若い世代に多くみられます。この時期は学業や就職、仕事、そして結婚など、その人の人生において環境が大きく変わります。

ストレスには良いストレスと悪いストレスがありますが、生活していく中で悪いストレスにうまく対処できないと、心身共に負担がかかってしまいます。

ストレスの多い生活と、それによる心身の負担は、ゆくゆく免疫機能に影響を与えてしまう可能性があるのです。
腸内環境もストレスによって悪化します。

しかし、ストレスのない生活というのは非現実的ですから、普段から気分転換を図ったりリフレッシュできる自分なりの対処法を見つけておいたりすることが大切です。

太りたい方へのまとめとして

腸は栄養を吸収して、体の各器官に血液を通して栄養を送ります。腸に炎症が起こるクローン病の予防方法はまだ確立されていません。しかし、クローン病の発症に関与しているとされる因子はいくつかわかってきています。

クローン病の予防方法として期待できるものは、食生活や腸内環境、衛生環境、そしてストレス対処への工夫です。普段から自分の体をよく知っておくことも大切です。

今回はクローン病をとり上げましたが、潰瘍性大腸炎も腸の炎症から起こります。潰瘍性大腸炎は、直腸から連続的に炎症が起こります。そのため、主に大腸だけに炎症が発生し、大腸の表面である粘膜に主に炎症が発生します。

それで自覚症状には、粘血便や下痢、発熱があります。クローン病よりも血便が多くなります。また、合併症としては、関節炎や膵炎などが挙げられます。

クローン病は口腔から肛門にいたるまでの消化管のどの部位にも炎症や潰瘍(粘膜が欠損すること)が起こります。腸の壁全体が炎症を起こすため、腸に穴があくことがあります。

下痢になったかな、痩せ始めたかな、なかなか体重が戻らない等疑問に思ったら、まずは自分の生活環境を整えてみましょう。

特に腸内環境をしっかり整えることはとても大事です。腸は便を作るところですが、食べた物を消化・吸収するところでもあります。基本的な事柄を毎日の生活の中で整えるなら、適切な体重に戻ります。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。胃腸が丈夫であれば病気を寄せ付けない身体になります。

実際、生活習慣病による9割は腸内環境が悪化することが原因だと言われています。となると、腸内環境を良好に保てば病気に負けない体になるということになります。

下痢も、太れない原因も全て腸内環境から始まっています。腸内環境を良好にしましょう。腸内環境を良好にするサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢で太れない理由

下痢なので太れない理由 その①

現在は何処へ行っても、何を食べても、何をやってもダイエット、ダイエットって言いますが、反対にもっと太りたい人も少なからずおられます。実は痩せたい、太りたいも原因の大本は同じです。腸内環境が悪くて適切な体重を維持できないのです。


太れない悩みは、まわりから羨ましいと言われますが、本人にとっては切実な悩みです。太れない最大の原因は下痢です。ではなぜ下痢になると太れないのでしょうか。その原因を探ってみましょう。

下痢が原因で太れない理由

下痢といえば、おなかのトラブルのなかでもつらい症状のひとつです。下痢が続くと日常生活に差し支えたり、体力を消耗し、脱水症状や栄養失調を引き起こしたりすることもあります。

食べた物は胃腸で消化・吸収されますが、いくら食べても栄養の吸収ができなければ太ることはできません。その理由の一つに腸内の通過速度が速くて、水分も栄養も充分に吸収する時間がないのです。そのため水分の多い便となり、結果下痢という形で便が出てきます。

下痢になると、栄養の吸収率を著しく下げてしまい、約通常の3分の1くらいになります。太りたい人にとって最悪とも言える状態です。ですから、食べても太れない人は胃腸の機能が弱いためにしっかり吸収できていないことが原因なのです。

では、下痢を改善するためにはどのようにすればよいのでしょうか。

下痢の原因を探る

下痢の原因は様々ですが、やはり太れない人は慢性的な下痢に陥っている人が多いようです。一過性の下痢だと一時的には体重が減ることもありますが、治って、食欲が戻れば、体重はもとに戻ります。

しかし、慢性的な下痢をしている人は、栄養吸収も悪くなっていますので、根本的な下痢対策をしなければなりません。

慢性下痢

慢性下痢とは、1日に3回以上、3週間以上、下痢が続く状態を指します。下痢の程度や原因はさまざまです。

慢性的な原因として多いのは、ストレスや生活習慣などによって発症する過敏性腸症候群が多いようです。また、そのほかの原因として、クローン病や潰瘍性大腸炎といった疾患を含む炎症性腸疾患が挙げられます。これらの病気は、自分自身の免疫細胞が異常をきたす結果として、腸に対しての慢性炎症が生じる病気です。

そのほか、感染症が原因となって発症することもあります。慢性下痢で問題になる病原体は、不衛生な環境での食物摂取、水分摂取などを原因として体内に取り込まれます。

また、内分泌疾患(甲状腺機能亢進症や糖尿病など)、アレルギー(グルテンやミルクなどに対して)、薬剤なども慢性下痢の原因として挙げることができます。

慢性下痢の原因は多岐に渡るため、効果的な治療につなげるためにはしっかりと原因を特定することが大切です。今回は過敏性腸症候群について考えてみましょう。

下痢の原因となる過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は腸のぜん動運動に異常が起こることで便秘や下痢を繰り返したり、慢性的に下痢が続いてしまう病気です。長期間にわたって下痢が続いた後、一時的に治まる場合がありますが、その後また再発することもあります。



電車内や長時間の会議中、授業中など、トイレに行きづらい状況やトイレのない状況下に置かれると、急激な腹痛&便意を伴い、柔らかい便や水のような便が排泄されるのが下痢型です。突然の便意に恐怖を感じ、電車に乗ったり通勤通学ができなくなったりします。

また、突然便意をもよおすかも、という不安がさらに症状を悪化させてしまいます。下痢型は、便意が強いのに十分に排便できず、残便感が残ることも多いのが特徴です。

過敏性腸症候群は日本人の約10%~15%の人が罹っているようです。原因は特定されませんが、多くは精神的なストレスが引き金なようです。

症状としては3週間以上下痢が続きます。下痢の回数はさまざまですが、1日に3回以上の排便がみられます。また下痢が起こるタイミングもまちまちであり、過敏性腸症候群ではストレスがかかる状況、トイレに行きにくいような状況(たとえば長距離移動中の電車のなかなど)でみられる傾向があります。

下痢の性状として、水様性下痢が主体なこともある一方、下痢に血液が混じることもあります。下痢中に血液が混じるのは、炎症性腸疾患でみられることの多い症状です。

過敏性腸症候群で太れない理由

①体力が消耗するので太れない
慢性的な下痢が続くと、体力が消耗することから徐々に体重が減少することもあり、太れないようです。

②自律神経のバランスが崩れ太れない
また、精神的なストレスが続くと、心や体がリラックスできず、常に興奮状態、つまり交感神経が優位となり、自律神経のバランスが崩れ消化・吸収が正常に行われなくなります。その結果、食べる量が減り、徐々に体重が減っていくようです。

③血糖値ホルモンが分泌されるため太れない
更にストレスが強くなると、血糖値を上げるホルモンが分泌されやすくなるため、食欲が低下します。こうした連鎖によって体重減少に繋がっていきます。


④食事制限してしまうので太れない
また、慢性的な下痢が続くため、食べると下痢をするという思い込みから、自然と食事制限をしてしまい、食べる量がり、徐々に痩せ、なかなか太れない人もいるようです。



たとえば、過敏性腸症候群では下痢だけでなく便秘の症状が出ることもあります。炎症性腸疾患では、発熱や貧血症状などが起こることもあります。下痢以外の症状に注目することは、原因となっている疾患を推定するうえでも重要といえます。

過敏性腸症候群を改善して太れる方法

社会人生活、学校生活において、不安要素は簡単に払拭できるものばかりではありません。通勤時の満員電車や仕事量のバランスなど、個人では防ぎようがないことも多いですよね。テストや面接なども避けられることではありません。だからこそ、自らが心地いいと感じる生活の質を保ち、ストレスに打ち勝つ力を身につける必要があります。

①ストレス対策として
日常生活でリラックスできる工夫をしましょう。職場や学校から家に帰ったら、読書やテレビ、好きな音楽を楽しんだり、入浴時は湯船に長めに浸かったり。散歩や軽いスポーツで気分転換をするのもいいでしょう。たとえ短い時間でも、心と体を息抜きさせてみましょう。

②生活リズムを整える
毎朝決まった時間に起床し、なるべく同じ時間に食事をとるなど、自分の体にあった生活のリズムを作ることも重要です。食生活の乱れにも気をつけましょう。朝は軽く、規則正しく3食摂り、暴飲暴食を避け胃に負担をかけないようにしましょう。

③食事に気を付ける
冷水や冷たい食べ物はもちろん、脂質を多く含む食事も避けましょう。香辛料の多い食べ物やアルコールも腸に刺激を与え、腹痛が起きたり便通に変化を生じさせる場合があります。

おなかに良いと思われている牛乳や乳製品も、過敏性腸症候群から起こる下痢型の人の場合は、おなかをゆるくさせてしまうこともあるので注意しましょう。

水溶性食物せんいは、便を適度な硬さにしてくれるのでおすすめです。わかめ、もずくなどの海藻類や納豆などを摂るようしましょう。

③出勤・登校前にトイレの時間を
家での排便時間をたっぷり取れるようにすることが、不安の改善につながります。便意がなくても、朝食後は必ずトイレに行くと良いとされています。

公共交通機関を使っての通勤や通学なら時間に少し余裕をもって、途中下車しても大丈夫なスケジュールを組みましょう。通勤・通学ルートのトイレの場所を把握しておけばより安心です。

自分に合った下痢止めなどを常備しておくのもいいでしょう。便意への不安がストレスになる場合もあるので、電車内などでは好きな音楽を聞いたり、気分転換になる本を読んだりするのもおすすめです。

⑤腸内環境を整える
下痢は何といっても腸内の働きが悪くておこります。精神的なストレスや暴飲暴食による食不良などの生活習慣で慢性的な下痢、過敏性腸症候群になり易くなります。こうした腸内の環境では悪玉菌が増えて、腸内環境が悪くなるのです。腸内環境を整える、発酵食品であるヨーグルトや納豆食品あるいはサプリメントを摂ることで改善されます。

過敏性腸症候群の症状が「吐き気」という形であらわれる人もいます。吐き気を抑えたい時は、次のような方法を試してみましょう。

・リラックスしましょう
おなかに負担のない姿勢でイスに座り、ゆっくりと深呼吸をします。ストレスになるような思考から離れて、楽しいことや安らぐ場所を思い浮かべましょう。

・窓を開けて空気を入れ替えて
窓が開けられる場所なら、窓を開けて新鮮な空気を吸いましょう。電車内などにいる場合、時間が許すならば一度降りて外の空気を吸うのもいいでしょう。

ストレスの多い現代、もし過敏性腸症候群の症状があらわれてしまっても、その対処法を知っていることで不安の解消につながります。下痢や吐き気、おならなどの不安がストレスの原因にならないように、リラックスして改善をめざしていきましょう。

慢性的な下痢から痩せない為に

下痢や軟便になったら、慢性的な下痢になる前にまず、その原因を確かめましょう。慢性的な下痢になると栄養吸収が出来ない体となり、痩せてしまいます。下痢の原因によって、対処法は異なってきます。2、3日前から症状が起こる前後の思いあたる原因を探りましょう。

①食あたり
□ 賞味期限のきれた食品を食べた
□ 調理から時間の経った料理を食べた
□ 生もの・半生食(刺身、生カキ、生野菜、鶏肉、卵、牛肉など)を食べた
□ お弁当やサンドイッチを食べた

②水あたり
□ いつもと違う飲み水を飲んだ(旅行先の水道水、硬度の高い飲料水など)
□ 旅行先で氷の入った飲み物を飲んだ
□ 水分を摂りすぎた
□ ビール・お酒を飲みすぎた

③消化不良
□ 脂肪分・糖分の多い食べ物(揚げ物、焼肉、牛乳、ケーキ、リンゴジュースなど)を食べすぎた
□ 刺激の強い食べ物・飲み物(コーヒー、炭酸飲料など)を食べた
□ 香辛料の多い料理を食べた
□ 普段食べたことのない食べ物・飲み物を摂取した

④ストレス
□ 精神的なストレス(学校・会社に行く前、試験・受験・会議・面接などの大切なイベント前など)
□ 身体の冷え(冷房のかけすぎ、気温の変化)

⑤その他
□ 薬(抗生物質など)の服用
□ 牛乳や乳製品の摂取
□ 風邪(おなかの風邪)



日頃から体調に不安を感じる人は、自分の食事傾向や食事日記などつけると対処しやすくなります。まずは自分の体をチェックしましょう。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。腸内環境が良好であれば有害なものが入ってきても、腸内が対処してくれます。実際、同じ物を食べても下痢になる、ならないは腸内の環境に寄ります。
ですから、常に腸内環境を良好にするには大切な事です。

キレイな腸には病気にならないと言われる程、生活環境による病気の9割は腸内が原因であることが多いのです。腸内環境を良好にするサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢原因はファストフード

下痢原因はファストフード

下痢になる原因は沢山ありますが、世の中が大変便利になった頃から下痢の原因となる物質が溢れ、下痢になる人、下痢が続く人が増加しています。その中の一つに、時代の流れと共に広がったファストフードなどに使われる油や材料を例に挙げてみましょう。



ファストフードとは

ファストフード(fast food)とは、短時間で調理、あるいは注文してからすぐ食べられる手軽な食品や食事のことです。日本では「ファースト」と記載されることが多いのですが、ファストはfast(迅速)の意味であり、firstではないのです。

日本のファストフードには、ハンバーガーだけではなく、牛丼・天丼・おにぎりなどのごはん類、ラーメンやうどんなどの麺類といった様々な種類があります。

ファストフードはどこでも手に入れることができ、安くて、簡単に食べられることもあり、食事や間食として利用されています。



しかし手軽さゆえに肥満のもとにもなりかねませんし、そればかり摂り続けると栄養バランスが悪くなってしまい、身体の不調を招きます。下痢の原因にもなります。

ファストフード食べると下痢をする

今や、ファストフードと言えばもっぱらハンバーガーやポテトなどが代表的なものになっています。たまに食べるハンバーガーやポテトは美味しいものです。ラーメンも美味しいです。

しかし、それらを食べるとなぜかお腹の調子が悪くなってしまうという人は少なくないようです。それらの下痢は、もしかしたら使われている油や材料が原因かもしれません。

ファストフードに含まれている過酸化脂質

ファストフードの一番の問題は油です。つまり、フライドポテト、チキン、唐揚げ、ハンバーガーのパテ(料理)などにはたくさん油が使われていますが、そのほとんどは何度も何度も使用されている汚い油です。こうした油は酸化されて過酸化脂質という物質が生成されます。

下痢の原因は過酸化脂質

何度も何度も繰り返して油を使っていると、臭いがしたり、粘り気が出てきたり、加熱したときに泡が消えにくくなったりします。熱変化によって本来の機能を発揮できなくなった状態の事を「油が疲れている」といいます。

油が疲れる原因は、加熱による酸化現象です。油が酸化すると過酸化脂質となり、毒性の強いものになります。


摂取した過酸化脂質は、大部分が消化管で分解や還元を受け毒性は弱められますが、摂取量が多くなるとその一部(数%)は体内に吸収され、細胞の機能に異常を及ぼすといわれています。

それで、このような毒性が腸管組織を傷つけ、腸に負担をかけます。負担がかかった腸内では消化吸収に時間がかかり、がんばって働こうとする腸の蠕動運動を活発化させてしまいます。消化がきちんとできていないのに蠕動運動だけが活発になり下痢になるのです。

下痢になるだけならまだいいのですが、更には動脈硬化やガンの原因にもなるなどの影響を与えます。

●油は保存してても悪くなる

油は長期にわたって保存していると、その過程で空気中の酸素、光、熱、水、金属、微生物などの作用により酸化します。つまり気を付けていても油は日常生活の中で少しずつ酸化してしまうのです。

酸化した油は臭いを発し、味が劣化し、栄養価が低下します。さらに酸化が進むと油は毒性をだし、過酸化脂質という物質が生成されます。

更に、油の酸化は加熱することによって加速していきます。揚げ物に使った油を永遠に使いまわすことができない理由はここにあるのです。

ファストフードは油をこまめに変えたりしませんから、酸化した質の悪い油をまとったをしているようなものです。身体にいいわけがありません。おなかの弱い方は絶対に食べないようにしましょう

過酸化脂質とは酸化した油、あるいは時間がたった古い油のことです。使い古しの油、時間がたった干物やフライ、天かす、油の多いスナック菓子、保存状態の悪い乾麺など日持ちがよさそうな食品でも時間が経過するとその油は酸化します。

●過酸化脂質による下痢などの食中毒例

劣化食用油脂(過酸化脂質)による最も大きな食中毒事件は、1964年6月から8月にかけて発生した「即席めん」による食中毒です。この事件では、大阪府、京都府等の関西地域、静岡県や長野県の広域において69名が下痢、吐き気、嘔吐、腹痛などの症状を発症しました。

問題の即席めんの劣化度について、油脂中の遊離脂肪酸量を示す酸価が7.0~28.8、過酸化脂質量を示す過酸化物価が400~600 meq/kgであったことが報告されており、極めて劣化の進んだ油脂であることがわかります。

原因として、直射日光が当たるなどの極めて好ましくない保管状況であったことなどが想像されます。

近年でも、2009年仙台市衛生研究所報によりますと、即席めんの摂取によるとみられる吐き気、腹痛、下痢、発疹の症例の報告がありました。

下痢はファストフードの代表ハンバーガー

食の欧米化によって、小麦のグルテンに対して過敏に反応してしまうグルテン不耐症が日本人にも増えているそうです。

グルテン不耐症はアレルギーではなく、小麦粉に含まれるグルテンというタンパク質の一種を身体の中で分解できず、下痢などを起こしてしまう症状です。

ファストフードはパンや麺類などなどあらゆるところに小麦が使われているので、グルテンが身体に合わないことが原因で下痢が起きているのかもしれません。

生まれつきではなく、小麦の摂取量が増えることで発症することがある症状なので、パンやパスタでも起こりうる症状です。

また小麦に含まれる残留農薬も影響があります。更にハンバーガーの肉が原因で下痢になるという食中毒も起きています。

●ハンバーガーによる下痢の例

あるアメリカの家族がお店でハンバーガーを食べて、3日後に10歳の女の子が突然、激しい腹痛と下痢になり、下痢止めを飲んだところ症状は更にひどくなり血便が出るようになりました。この時同じような症状の人が600人くらいいたようです。下痢の原因は「Oー157」でした。

「Oー157」は激しい腹痛に下痢を引き起こす最も恐ろしい病原性大腸菌で、胃酸の中でも生き残り、大腸、そして他の臓器へと広がり合併症を引き起こし、死に至る事もあります。それが出す毒素は青酸カリの5000倍の毒性です。赤血球や血小板を破壊する恐ろしい病原菌です。

検査の結果的、ハンバーガーによる食中毒はお店のハンバーガーを充分に加熱せずにお客様に提供していたことがわかり、牛肉の加熱不十分が原因だと分かったそうです。

●下痢の原因となる「O―157」の発生源は牛の腸

牛を処理する際に、菌が肉の表面に付着してしまう場合があります。表面に付着した菌は、増殖していきますが、肉の中には侵入しません。ですからステーキなどは表面がしっかり焼かれるため、菌は死んでいきます。中がレアでも、菌は侵入していないので、ステーキでの食中毒の被害は殆どないのです。

しかし、ハンバーグの場合は菌の付いた肉がミンチされ、混ぜることで「O‐157」が中に入ってしまい増殖してしまいます。中までしっかり火が通っていなければ菌は生きている可能性が高いのです。

トランス脂肪酸の摂り過ぎが下痢に

昔の人、特に庶民は食べ過ぎるなんてことはなかったので、油の食べ過ぎを心配する必要はありませんでした。しかし、飽食の時代である今は、普通の人でもうっかりしていると油脂を取り過ぎて生活習慣病になってしまいます。

そのように扱いが難しい油脂の中で、もっとも危険だと思われているのがトランス脂肪酸です。ハンバーガーなどや市販のお菓子にはトランス脂肪酸がたっぷり入っています。トランス脂肪酸は液体である植物油に水素を添加してできた固形の油がトランス脂肪酸です。

ですから食べるプラスチックとも言われている「マーガリンやショートニング」です。



なぜ植物油を固形にするかというと、食品にトランス脂肪酸を入れれば、その食品が長持ちするので、輸送やスーパーマーケットに並べておくとき都合がよく、全体としてコストを抑えることができます。液体の油は酸化しやすいのです。

メーカーによっては、食品を揚げる油に部分的にトランス脂肪酸を使っています。そうすれば、その油の持ちがよくなり、頻繁に取替えなくてすむからです。

トランス脂肪酸を摂り過ぎると、腸内環境が悪化し、下痢をはじめ、血管が詰まって(動脈硬化)、心臓病になるし、肥満、高血圧、糖尿病、アレルギーなどを引き起こすと指摘されています。

日本政府は、トランス脂肪酸の危険は、ふだん油っぽい食事をしている欧米人の話で日本人は関係ありません、国連の言ってる1%に満たない人ばかりです、それに今調査中です、と言って表示義務を課していません。

●ファストフードが多い食生活は悪玉菌が増える

ファストフード、つまりハンバーガー、牛丼、ラーメンばっかり食べていると消化不を起こしてしまいます。消化しきれていない食べ物のカスが残っていれば、腸内で悪玉菌がどんどん増えていきます。ガスも増えますし、いいことありません。

悪玉菌が多い腸内では善玉菌が働くことが出来ず、悪玉菌による有害物質などが増えていくことで、腸内環境はどんどん悪化していきます。下痢だけでなく、様々な症状にも悩まされるようになってしまいます。

ファストフードだけが原因ではありませんが、乱れた食生活を続けていたことで大腸の粘膜に異常が起きて下痢を起こしてしまうことがあります。

潰瘍性大腸炎などはその一例ですが、腸の状態が悪くなっているところに、消化の良くないファストフードを食べることで、下痢を起こしてしまうのです。

元々日本人には少ない症状でしたが、食や生活スタイルの変化によって、悩まされる人が増えてきた病気です。胃もたれ、食欲不振、下痢、便秘など、胃腸の不調を感じている時には、ファストフードは避けた方がいい食事です。

下痢は、こうした毒素を早く体外に排出しようという一種の防御反応でもありますから、ファーストフードで下痢をする方は、考え方を変えれば、それだけ他の人より毒素を摂取する機会が減っていることにもなります。自分の敏感で優秀な胃腸に感謝しましょう。

今は下痢の原因となるものは満ち溢れています。下痢の原因となるものがわかれば出来るだけ食しないようにすることが健康になる秘訣です。

善玉菌が多い腸内環境にしよう!

下痢になる、下痢が続くなどという人はとかく消化のいいものを好んで食べがちです。特にパンは消化がいいからと思って食べておられるのではないでしょうか。パンは消化に悪いです。添加物の多い食べ物です。

毎日知らずに摂っている添加物はたくさんあります。腸が弱い人は、腸内環境が悪くなっています。

ちょっとした刺激でも下痢になってしまいます。案外下痢の原因は身近にあるという事もあります。

毎日食べるものがあなたの身体を作ります。悪いものを摂っていればそれだけ不健康になります。

しかも、すぐにではなく、時間をかけてゆっくりと身体は蝕まれていきます。

できるだけ身体に良いものを食べ、善玉菌の多い腸内環境にすることが病気にならない秘訣です。なぜなら生活習慣病の9割は腸内環境の悪化が原因だからです。

腸内善玉菌を増やし、腸内環境を強化するサプリメントがありますので、上手に利用して下痢を改善しましょう

PageTop

下痢の基礎知識

下痢の改善方法

子供の下痢

病気の可能性

下痢の原因

下痢+別の症状

下痢が続く(慢性的な下痢)

食べ物・飲み物による下痢

腸内環境を改善する菌や成分

コラム

下痢と腸内環境

下痢の原因 食品添加物

下痢の治し方

冬に起こる下痢の原因

夏に起きる下痢の原因

春に起きる下痢の原因

秋に起こる下痢の原因