下痢が続く方に、その原因や注意点、改善方法などをお伝えしています

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下痢の原因は善玉菌の減少

下痢の原因は腸内善玉菌の減少

慢性的な下痢に悩む人が増えています。
慢性的な下痢の原因の一つに腸内環境の悪化が挙げられています。
腸内では腸内細菌達の闘いが毎日起きています。


この戦いに有利になる腸内細菌達によって腸内環境は左右されます。腸内善玉菌が減少すると下痢になりやすくなります。

では、腸内善玉菌が減少する理由から下痢の改善を考えてみましょう。

下痢になる人は腸内細菌の種類や菌数が少ない

慢性的な下痢の原因の一つに腸内細菌とのかかわりがある場合があります。

下痢の症状を訴える人の腸内環境は、健常児と比べて腸内細菌の種類や数が乏しいことがわかっています。

腸内環境は 下痢から心身の状態まで深く影響するといわれ、様々な病気の原因とさえなります。

現代人は乳酸菌や納豆菌など腸内善玉菌となる発酵食品の摂取量が少なすぎます。

時代の流れと共に食環境も随分と変化してきています。
その結果、腸内や口腔内の環境が悪化して下痢や便秘、口臭、歯周病になったり、更に免疫が狂って、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状をひどくさせたりすることが最近の研究でわかりました。

乳酸菌は味噌やヨーグルト、漬け物、納豆菌は大豆納豆などに含まれています。

人の健康に有益な効果をもたらす微生物です。しかし、今、非常に、この有益な微生物の摂取が少なくなってきています。

というのも、食生活の変化による原因が大きく関わっているのです。

ちなみに母乳栄養の方が人工栄養児に比べて病気に罹りにくいと知られていますが、その理由が腸内善玉菌など良い菌を多く持っているからではないかと言われています。

母乳栄養児の腸内細菌の中でビフィズス菌(腸内善玉菌)が92%占めるのに対して人工栄養児は19%となっているようです。

食品保存方法の変化で発酵食品が少なくなった
発酵食品の摂取量が少ない原因として、大きく二つの原因が考えられています。

①冷蔵庫の普及
その一つの要因として冷蔵庫の普及です。昔から食べ物を保存するために、善玉菌を利用する発酵という知恵がありました。

善玉菌で発酵をさせることで、悪玉菌による腐敗を防いでいたのです。戦後、冷蔵庫が普及し、生鮮食品を保存するのは冷蔵庫の役目となり、善玉菌を活用する場が少なくなりました。

味噌にも防腐剤を入れて、乳酸菌を殺し、冷蔵庫に入れるようになっています。また、食品の保存期間を長くするために保存料などの化学物質の使用は欠かせないものとなっています。

②添加物の普及
更に、加工食品、添加物の多い食品(インスタントラーメンやコンビニ食品ねど)、電子レンジ調理あげればきりがありませんが、このような食環境が腸内に棲む善玉菌を減らしているのです。

減らしているというよりもむしろ腸内の有益菌を摂取していないのが現状です。

毎日摂取する必要のあるものを、全く摂らない食生活をすると、必ず体は悲鳴を上げます。
こうして腸内環境が悪くなり、免疫力が低下し、下痢をはじめ様々な現代病が増え始めたのです。

③消毒殺菌の乱用
もう一つは消毒・殺菌剤の乱用です。
農薬と同じように善玉菌まで無差別に殺してしまいます。

必要な時にするだけでよいものが、「除菌しましょう」と清潔感溢れるがごとくに、何でもかんでも消毒殺菌しなければいけないような風潮にあおられています。

更にIH調理器具の普及も追い打ちをかけます。これではちょっとした悪い菌が体に入ると、あるいは善玉菌が少な過ぎて悪玉菌が多くなると、体の防衛反応として下痢がおきてしまうのです。

このような食環境を脱皮するには自分にあった善玉菌をたくさん摂取すること、そして殺さない事です。自分にあったサプリメントを利用する事は善玉菌を増やす最も簡単で有益な方法のひとつです。

腸内善玉菌が少ないと一体どのような症状が起こるのでしょうか

近年、テレビや雑誌などで腸の特集を見ることが多いです。腸内の環境が人の様々な健康をつかさどるという事が、最近になり分かってきたことがその理由です。

腸の中でもメインに取り上げられているのが「腸内細菌」です。では、腸内細菌、特に腸内善玉菌が少なかった場合、体にはどんな症状として現れるのでしょうか?

●人はそれぞれ腸内細菌の数や種類が違う

腸内細菌は人の見た目と同様に、人によって違い、その個々にある腸内環境で人の免疫力などの差が生れます。

腸内には約1000兆個の細菌が存在します。重さにして2㎏弱とも言われており、数百種類の細菌が腸内には住んでいます。

これらの腸内細菌が体の消化器官で消化し切れない大事な栄養素を分解、腸内細菌だけが作り出すことが出来るビタミンなどを作り出し、体に必要なエネルギーを供給しています。

腸は脳からの指令が無くても、体にとって様々な必要な作業を独立して行っています。

そして何より、病原から守る免疫機能をも司っています。

ですから腸内細菌が、特に善玉菌がどれだけ腸内で活躍しているかで、その人の持つ免疫力が異なります。

●腸内細菌の種類は大きく分けて善玉菌・日和見菌・悪玉菌

腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌がいます。乳酸菌やビフィズス菌などに代表される善玉菌は食べ物を分解するほか、腸に集中している免疫力を活性化させるなど、健康に役立つ働きをします。

大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌は、たんぱく質を腐敗させて毒素を発生するなど、病気のリスクを高めます。

しかし悪玉菌は、善玉菌が排除できなかった病原菌を撃退することもあります。

この二つに加えて、腸内細菌で一番多いのが日和見菌です。

日和見菌はその名前のとおり、腸内で善玉菌が優勢の場合は善玉菌の味方となり、悪玉菌が優勢の場合は悪玉菌を応援します。

そのため、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化すると、日和見菌も悪玉菌の応援団となり、ますます腸内環境が悪くなるという悪循環に陥ってしまうのです。

腸内細菌は善玉菌:悪玉菌:日和見菌は2:1:7の割合となるのが理想的だといわれています。

バランスが良い腸内は善玉菌が多い・・きれいな腸は病気を寄せ付けない


バランスが悪い腸内は悪玉菌が多い・・様々な病気の元となる


3つに分類された腸内細菌は、主に4種類のグループ門の細菌群が住んでいます。
① 善 玉 菌:アクチノバクテリア門
② 悪 玉 菌:プロテオバクテリア門
③ 日和見菌:フィルミクテス門 / バクテロイデス門

●腸内バランスが崩れると様々な悪影響がある

腸内バランスが崩れると、私たちの体に与える影響にはどんなものがあるのでしょうか。

①肥満との関連

たくさん運動をしている、摂取カロリーを抑えている、なのに思うように体重が減らない、体脂肪が燃焼されない…減量中、こんな壁にぶつかったことがある方は多いのではないでしょうか。

そんな方は腸内細菌の種類が大いに関係しています。

成人の腸内細菌は「バクテロイデス門」と「フィルミクテス門」の二つの種類が優勢となっています。バクテロイデス門というのは善玉菌を好む日和見菌といわれています。

フィルミクテス門というのは発酵食品に含まれている菌や皮膚に常在している菌、土壌菌などです。

腸内細菌は食べ物を分解するときにさまざまな物質を排出します。バクテロイデス門の細菌が食べ物を分解すると排出される短鎖脂肪酸は、腸から吸収されて血液を通じて全身に届けられます。

この短鎖脂肪酸が脂肪細胞に働きかけると脂肪の取り込みが止まり、肥満を防いでくれるのです。

また、短鎖脂肪酸がたくさん発生すると、小腸から食欲を落とす効果があるとされる「インクレチン(GLP‐1)」というホルモンが出ます。
さらに、代謝アップや、最近は免疫機能との関わりも注目されています。

逆にフィルミクテス門の細菌は食事から取り込むエネルギー量が多く、そのため肥満に結びつきやすいといわれています。肥満の人ではフィルミクテス門の細菌が多く、バクテロイデス門の細菌が少ないことが明らかにされています。

どんなにストイックに頑張っていてもウェイトコントロールがうまく行かないという方は、腸内にこの、フィルミクテス門の細菌が増えている可能性があります。

このように、肥満の人と健康な人は腸内細菌の種類などが大きく異なります。

②下痢、がんや糖尿病、アレルギーに対しても影響を与える

病原菌やウイルスなどが体の中に入ったときに、身を守ろうとするのが免疫です。1日約5000個位生まれているといわれるがん細胞のほとんどが大腸で発生していますが、そのがん細胞を死滅させるのが免疫細胞です。

そんな重要な役割を担う免疫細胞の約70%は腸に存在しています。免疫の機能を万全な状態で働かせるためには、腸内環境が重要です。

悪玉菌は動物性のたんぱく質などをエサにして、硫化水素やインドール、スカトール、アンモニアといった毒素を作り出します。この毒素によって腸の消化・吸収力が低下すると、栄養素が全身にいきわたらなくなってしまいます。

また、悪玉菌が優勢で腸内環境が悪化すると便秘や下痢、便が臭うなど、体調に変化が現れます。反対に善玉菌が優勢だと、免疫細胞を活性化させてくれるのです。

また、クロストリジウム・アリアケ(アリアケ菌)という腸内細菌ががんを引き起こすことも明らかにされました。

アリアケ菌はDCAという物質を排出するのですが、このDCAは細胞を老化させる物質です。

老化した細胞が周囲に発がん性物質を出すことで、がん細胞が生まれてしまうのです。

③下痢は腸で作られる過剰なセロトニンが原因

精神の安定、幸せな気持ちをもたらすといわれている神経伝達物質の一つ、セロトニンの約90%は腸にあり、脳には約2%しかありません。

腸のセロトニンはそのまま脳に届くのではなく、セロトニンの前駆体が作られてそれが脳に届き、合成されてセロトニンになります。このとき、セロトニンの前駆体を作るために必要となるのが腸内細菌です。

脳がストレスを受けると腸の粘膜からセロトニンが分泌され、腸に存在するセロトニン受容体(セロトニンからの信号を受ける物質)と結合し、腸の運動を活発にします。

過敏性腸症候群で下痢を起こすひとはセロトニンが多くなり、この働きが過剰なものとなっていることが考えられています。

④クロストリジウム-ディフィシル菌が多くなり下痢菌が発生

アメリカではクロストリジウム-ディフィシル感染症による患者数が増加し、毎年1万人以上が死亡していると推計されています。

クロストリジウム-ディフィシルは健康な人の腸内にも存在する細菌ですが、腸内善玉菌が少なくなり、腸内細菌のバランスが悪くなると、この菌の増殖を抑制することが困難になります。

すると増殖したクロストリウム-ディフィシルが毒素を産生し、下痢などを発症してしまいます。
日本でも2010年に埼玉県の病院で集団感染した例がありますので、私たちと無縁の話ではありません。

最近、「便移植療法」という治療法が脚光を浴びています。腸内細菌の乱れが原因と考えられる難病患者の腸内に、健康な人の便を移植することで、腸内フローラを健康なものに戻そうというものです。

もちろん便は適切に処理されたものを使用します。
日本では潰瘍性大腸炎など限られた疾病に対して、家族または配偶者の便を使用するなど厳密な規定のもとで臨床研究が進められています。

アメリカではすでに治療法として確立されており、クロストリジウム-ディフィシル感染症に関しては非常に高い治療効果が表れていると報告されています。

日本でも研究が進んで、新たな治療法として確立されることを期待したいものです。

下痢にならない為に腸内善玉菌を増やすには

私たちの普段の生活で、腸内善玉菌を増やすにはどうすればいいのでしょうか。
一番簡単にできることは、善玉菌が好むヨーグルトなど発酵食品とオリゴ糖、食物せんいを摂取することです。

しかし、単に、毎日ヨーグルトを食べていれば改善できるかと言えばそうではないのです。
総合的にバランスよく食事をしなければ、腸内環境の改善には結びつきにくいのです。



腸内善玉菌が少ないと感じる人は、発酵食品、オリゴ糖、食物せんいなどで腸内環境を整えましょう。
なかなか改善できないという人は腸内環境を整えるサプリメントを摂り入れみましょう。

早く改善できると、腸内環境のより良いサイクルが出来上がり、下痢が改善するなどより多くのメリットがあります。いずれにせよ自分で判断するには、便秘や下痢など便通の変化、便の臭い、肌の調子などがバロメーターです。

腸内環境を強化しよう

「元気の元は」胃腸からと昔から言われています。
私達の体は腸内細菌の働きのお陰で元気になっていると言っても過言ではありません。

腸内細菌のバランスが良いと、すべての体のサイクルが良好となり、健康を保つことが出来ます。
腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢の原因はノロウイルス

下痢の原因はこれからのノロウイルス

夏が終わり、秋が深まるにつれて、インフルエンザウイルスをはじめ様々なウイルスも活動し始めます。

中でも下痢の原因となるノロウイルスの流行は晩秋から増加し始め、12月にピークとなります。
 
新型コロナウイルスでも大変な時なのに、こうした状況では、自分に罹ったのは何のウイルスなのか破天荒な冬を迎えなければならなくなります。
お腹が敏感な人、弱い人には困ったものです。

ノロウイルスの感染力は強く、感染しても症状が出ない場合や軽症で済む場合もある一方で、体力が弱っている小さなお子さん、ご高齢の方の場合は、重症化する場合があります。

ありふれた病気ですが、たかが脱水症だと軽視すると、非常に危険な状態に陥ることも少なくありませんので、十分な注意が必要です。

下痢になる3大感染症のノロウイルス

ノロウイルスは冬にかかりやすい3大感染症(ノロウイルス、インフルエンザ、RSウイルス)の中一つです。

これらの感染症は、毎年秋ごろから春先にかけて流行することが多く「冬の3大感染症」とも呼ばれています。

冬の3大感染症は、子どもだけではなく大人にも感染する病気です。

親子で感染しますので、家庭内での感染を防ぐためにも、症状や感染経路、対処方法を把握しておきましょう。

①インフルエンザ

毎年冬に大流行するインフルエンザは、「インフルエンザウイルス」に感染することによって起こる病気です。例年12〜2月頃に流行のピークを迎えることが多く、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感といった全身症状のほか、のどの痛み、鼻水、咳など風邪と同じような症状もみられます。

通常の風邪と比べて急激に強い症状があらわれることが特徴です。


インフルエンザの治療には、多くの場合、タミフルやリレンザといった抗インフルエンザウイルス薬が使われます。適切な時期(発症から48時間以内)に薬の服用を開始すると、発熱期間は通常1~2日間ほど短くなり、鼻やのどから排出されるウイルスの量も減少します。

インフルエンザの疑いがあるときは病院で診察して、医師に処方された薬を正しく使うことが大切です。

いずれの感染症も、夜間に症状が出た場合、多くは翌日を待ってからの受診で大丈夫です。

ただし、脱水症状や呼吸困難など気になる症状が見られる場合は救急外来を受診しましょう。

②RSウイルス

RSウイルス感染症は、RSウイルスによる呼吸器の感染症です。日本を含め世界中に分布するウイルスで、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の子どもが少なくとも一度は感染します。

感染後4~6日間の潜伏期間を経て発症し、発熱、鼻水や咳など軽い症状で済むことが大半ですが、初めて感染発症した場合や乳幼児は症状が重くなりやすく、ひどい咳やゼーゼーという呼吸音、呼吸困難などの症状があらわれることがあるため注意が必要です。

③冬に増える感染症「ノロウイルス」

ノロウイルスは、感染性胃腸炎や食中毒の原因となるウイルスです。毎年11〜2月頃に流行することがほとんどですが、一年を通しても発生しています。

厚生労働省の発表によると、2017年に発生した食中毒のうちノロウイルスを原因とするものは、51.6%と半数以上にもなります。

ノロウイルスは感染力がとても強く、10〜100個と少量のウイルスでも感染するため集団感染が起きやすいことが特徴です。

ウイルスの潜伏期間は24~48時間で、主な症状は、吐き気や突然のおう吐、下痢、腹痛です。一般的に発熱は軽度です。

通常このような症状が1~2日続いた後、回復に向かいます。

インフルエンザ、RSウイルスの主な感染経路
インフルエンザやRSウイルスの感染経路には、「飛まつ感染」「接触感染」があります。

飛まつ感染とは、感染した人が咳やくしゃみをしたときに飛まつ(しぶき)に含まれて放出されたウイルスを、近くにいる人が鼻や口から吸い込んでしまい感染することです。

「接触感染」は、感染している人と直接接触したりウイルスが付いたものに触れることで間接的に感染することをいいます。

たとえば、感染者が咳やくしゃみをおさえた手でドアノブやスイッチなどをさわった後、その場所に別の人が触れ、さらにその手で自分の鼻や口をさわることによってウイルスに感染してしまうのです。

ノロウイルスの主な感染経路

①感染した人の排泄物やおう吐物などから人の手を介して感染

②感染者の咳やくしゃみなどから感染

③飲食店や家庭で調理をする人がノロウイルスに感染しており、その人の手や調理
器具を介してウイルスに汚染された食品を食べてから感染

④汚染された二枚貝を生あるいは十分に加熱調理しないで食べて感染

⑤汚染された井戸水や簡易水道を消毒が不十分な状態で摂取して感染

①②はウイルス性急性胃腸炎の原因に、③④⑤はウイルス性食中毒の原因になります。

④の二枚貝は、流行期に生で食べることの多いカキのほか、ハマグリ、アサリ、シジミ、ムール貝などからも感染しますので注意が必要です。

家庭でのケアと受診のポイント

ノロウイルスやRSウイルスには根本的な治療薬がないため、治療は対症療法が行われます。

おう吐や下痢などの症状があるときは体から多くの水分が失われるため、脱水症にならないように水分と塩分を十分に補給しましょう。

下痢止めの薬はウイルスの体外排出を遅らせることがあるので、使用しないようにしましょう。

また、嘔吐の後は脱水症を防ぐために、経口補水療法を行う事をお勧めします。

経口補水液をスプーン1杯ずつ、5分ほどの間隔をあけながらゆっくりと水分摂取をする事が重要です。

経口補水液は市販でもOS-1という商品が販売されていますが、自宅で作ることもできます。

ノロウイルスの二次感染を防ぐために

感染者の排泄物やおう吐物には大量のウイルスが含まれています。

子どもの便やおう吐物などを処理したときにうっかり感染してしまうことのないよう、以下のことに気をつけましょう。

汚物を処理するときは、マスクや手袋を着用して直接ふれない

ノロウイルスは消毒用アルコールに強いので、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)またはこれを含む塩素系漂白剤で拭き、その後に水拭きする

処理に使ったぞうきんやタオル、マスク、手袋は袋に入れ、密閉して捨てる

処理後は流水でしっかり手を洗う

3大感染症の予防(ノロ、RS、インフル)



●ノロウイルス、RSウイルスの予防
ノロウイルスやRSウイルスには有効なワクチンはありません。

手洗いやうがいを徹底する、流行期にはマスクを着用する、規則正しい生活を送るといった、基本的な感染症予防を心がけることが必要です。

また、二次感染を防ぐために感染した人が使ったタオルなどを共用しないように気をつけましょう。

天然の二枚貝によるノロウイルスの感染を防ぐためには、中まで十分に熱を通すことが重要です。
中心部を85〜90℃で90秒以上加熱してから食べましょう。

インフルエンザはウイルスの増殖をおさえる抗ウイルス薬がありますが、残念ながら、新型コロナウイルス同様に、ノロウイルスを事前に予防できるような有効なワクチンはありません。

特効薬というものはなく、あくまでも吐き気や腹痛、下痢などの症状をおさえる対症療法が基本です。

●インフルエンザの予防
インフルエンザの最も有効な予防方法はワクチンの接種です。発症を防ぐとともに、発症した場合も重症化を防ぐことができます。

小さな子どもの場合は、まれにインフルエンザから急性脳症を起こして命にかかわるケースもあるので、安心のためにも予防接種を受けておくことが大切です。

腸内細菌がノロウイルスを捕まえて除去

毎年多くの胃腸炎患者を発生させえるノロウイルスは、その感染経路が完全には解明されておらず、感染拡大を防ぐ有効な手だてを構築できない状態にあります。まさに新型コロナウイルスと同じです。

ところが、北大の佐野大輔准教授らの研究チームは、「人の便の中から、小腸の糖鎖とよく似た糖鎖を表面に持つ腸内細菌を発見した。

この細菌を培養してウイルスと混ぜたところ、条件が整えば細菌一つで1万個以上のウイルスを吸着し、細菌ごと除去できることが分かった。

この細菌は、人の腸内でよくみられる菌で、ノロウイルスに感染した時に症状を軽くしている可能性がある。」と発表しています。

腸内細菌の偉大な力

新型コロナウイルスの発病も腸内細菌が握っていると言われています。腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいますが、悪玉菌が増えると日和見菌は悪玉菌に変わり、体に悪さをします。

日和見菌の一つ、プレボテラ細菌は新型コロナウイルスに感染すると悪玉菌に変化し、炎症や、血栓を作るなどして呼吸困難を引き起こすと言われています。

腸内善玉菌が多い良好な腸内環境ではプレボテラ細菌が悪玉菌に変わり、悪さをすることはないでしょう。

ノロも新型コロナも罹ったとしても症状の軽い、無症状の人もいます。

このことは腸内細菌が大いに関係していると思わざるを得ません。

まさに腸内細菌の偉大な力は、随所発揮され、私達の健康を守っていることがわかります。

しかし、腸内細菌は日々変化します。腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌と大きく分けて3種類ですが、この割合が問題なのです。

善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7と理想的なバランスを保つことが重要なのです。

日和見菌は善玉菌が優勢の時は善玉菌を応援しますが、悪玉菌が優勢の時は悪玉菌を加勢して、体に害を及ぼします。

ですから、日頃から善玉菌が多い腸内環境になるために食生活、運動、睡眠など生活習慣に気をつけましょう。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています私達の体内にいる腸内細菌を大事に育てることが健康の秘訣です。

弱っているなら応援してあげましょう。ウイルス対策に欠かせない腸内善玉菌をしっかり育てましょう。

腸内善玉菌を増やすサプリメントがありますので、必要な方はぜひご利用ください。

下痢・嘔吐になる食中毒

下痢の原因は集団食中毒

突然の嘔吐・下痢の中には食中毒による感染症があります。
食中毒は夏というイメージがりますが、実は一年を通じて発生するのです。

今年も嘔吐・下痢に苦しむ集団食中毒が発生しています。
ではどんな原因で、どのような時に発症するのでしょうか。

下痢、嘔吐になる食中毒とは

食中毒は1年を通じて発生するので、常に注意が必要です。
食中毒は、細菌やウィルス、有害な物質などが含まれた食品を食べて下痢、嘔吐など健康被害を起こしますが、下痢や嘔吐だけでなく、生命をうばう可能性を有する危険な病気です。

海外では清潔な飲み水を得られない国が多く、食品由来と水由来による食中毒も多く発生しています。
日本では水道管理が行き届き飲み水は非常にきれいですので、食品由来と水由来の問題を分けて考えることができます

最近の集団食中毒発生事例

①2020年9月16日福岡市保育園で「O‐26」集団食中毒
福岡市博多区の保育園で園児と職員、11人が腸管出血性大腸菌O-26に集団感染していたことが分かりました。

福岡市によりますと、9月16日、下痢の症状があった博多区の1歳の男の子から腸管出血性大腸菌O-26が検出されたことから、通っていた保育園で検査を実施したところ、0歳児と1歳児のあわせて9人と、職員1人からも菌が検出されたということです。

重症者はおらず、全員、快方に向かっています。福岡市での腸管出血性大腸菌の集団感染は、今年はこれが初めてです。

腸管出血性大腸菌O-26の症状


臨床症状は、無症候性から軽度の下痢、激しい腹痛、頻回の水様便軽度の発熱、さらに、著しい血便とともに重篤な合併症を起こし死に至るものまで様々です。

患者の6〜7%では、発症数日後から2週間以内に、溶血性尿毒症症候群、または脳症などの重症な合併症が発症する場合があり、HUS を発症した患者の致死率は1〜5%とされています。

②2020年9月24日郡山市保育園で「サルモネラ菌」集団食中毒
岐阜県は24日、郡上市八幡町初音の妙高保育園で調理された給食を食べた同園や併設幼稚園の1~6歳の男女54人の幼児が、下痢や発熱など食中毒症状を訴え、5人が入院したと発表した。いずれも快方に向かっている。


県によると、同園の園児ら205人が10日、給食のごはんやグラタン、きんぴらごぼうなどを食べ、54人が112日から23日にかけて発症。関保健所郡上センターは給食残品からサルモネラ属菌が検出されたことから、食中毒と断定。食品衛生法に基づき、妙高保育園を24日から業務禁止処分にした。

③2020年7月4日八潮市小学校で「病原性大腸菌」集団食中毒
埼玉県八潮市の全市立小中学校15校の児童生徒と教員計3453人が食中毒症状を発症したことを受け、大山忍市長は3日、「児童生徒や保護者の皆様に深くおわび申し上げ、再発防止に最善を尽くす」とのコメントを発表した。

石黒貢教育長は同日、工場が県から営業停止処分を受けた、市内の東部給食センターを視察。市教育委員会は「来週いっぱいは保護者に弁当の用意をお願いしたい」としている。

市内の小中学校では6月27日以降、腹痛や下痢などの症状を訴える児童生徒が相次ぎ、県は同26日の給食が原因の病原大腸菌による食中毒と断定した。
市教委によると、約1週間たった3日時点でも学校を休む児童生徒が多数いるという。

埼玉県は2日、同県八潮市の全市立小中学校15校で6月26日に給食を食べた児童・生徒と教員計3453人が下痢や嘔吐などを発症したと発表した。
県は病原大腸菌による食中毒と断定し、給食を提供した市内の給食センター工場を2日から3日間、営業停止処分とした。

発表によると、発症者は市内の全児童・生徒と教員計6922人の約半数にあたる。いずれも快方に向かっているという。

嘔吐・下痢になる食中毒の発症にかかわる3つの条件

食中毒の発症に関しては、3つの条件があります。
①食べる人間側の状態
人は健康状態が、いつも良いとは限りません。
疲れや、ストレスなど身体が弱っている状態の時など、免疫力が低下し、食中毒菌を口にした場合には発症する可能性は高くなります。

②食品の環境状態
たとえば、温度や湿度管理、保存期間などで有害菌が発生しやすい環境状態であった時、あるいは食品でいえば、衛生的に加工されたかどうかなどの状態です。

③病原体そのもの
もちろん、病原体がいる場所や性質なども重要ですが、中でも深刻なのは、病原体が常に進化していることです。
例えば、ノロウィルスが非常に良い例です。ノロウィルスは、生牡蠣などの二枚貝を食べると感染しますが、現在では、ノロウィルス自体の感染力が強くなり、食品を食べなくても、保菌者から他の方へ直接感染するというように、変化しています。

O-157も、加熱殺菌した際、100万匹くらいの菌の中の1、2匹が生き延びて熱に強い性質となり、変異した子孫を残すことがあるのです。

上記の条件は、3つ同時に、常に人間にとって都合良くコントロール出来るものではありません。病原体はこれからも変異を重ね、また、新しい病原体が出てくることも否定できません。そう考えると、人間が食物を食べる限り食中毒はなくなることはないでしょう。

だからこそ、原因を見極め常に対策を怠らないということが大事なのです。人間はどんどん弱っていき、病原菌はますます強くなるってこともありうるのです。

嘔吐・下痢になる食中毒を起こす多種多様な原因

食中毒は、厚生労働省により、原因物質の違いで分類されています。
大きく分けて、「微生物性の食中毒」と、「化学性の食中毒」、「自然毒による食中毒」、「その他」となります。

原因物質による食中毒の分類
① 微生物性の食中毒
●細菌による食中毒
*感染型・・サルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌O157、カンピロバクター、ほか
*毒素型・・黄色ブドウ球菌、ほか
●ウイルスによる食中毒:ノロウイルス、A型肝炎ウイルス、ほか

② 化学性の食中毒
化学物質:ヒスタミン(微生物の代謝産物であるが化学物質とされている)、スズ、ほか

③ 自然毒による食中毒
自然毒:ふぐの内蔵、毒キノコ、毒草、ジャガイモの芽、ほか

④ その他
寄生虫:クリプトスポリジウム、アニサキス、ほか

①微生物食中毒例
●感染型は、微生物の菌体が増えることから体調不良を起こすもので、代表的な菌はサルモネラ属菌、O-157やO-111、カンピロバクターなどです。
2011年2月に起きた、北海道岩見沢市の集団食中毒事件では1500人を超える被害者が出ました。
原因はサルモネラ属菌。調理所の衛生管理に問題があったために学校給食が汚染されたと推定されている事例です。

●毒素型は、菌が毒素をつくるために起きる食中毒です。代表的な菌は黄色ブドウ球菌で、2000年、関西で1万4000人もの被害者を出した低脂肪乳などによる食中毒事件が有名です。
菌は熱で死滅しましたが、菌による毒素が残っていたために起きました。

●ウィルス型は、今世界中で多大な被害を出しているのがノロウィルスによる食中毒です。症状としては腹痛や下痢などがあり、非常に激しい嘔吐を伴います。

②化学性の食中毒
残留農薬などが原因物質にあげられます。
しかし現在の日本では、農薬取締法や食品衛生法を適正に守れば、農薬による食中毒は起きないと考えています。
しかし、輸入小麦の残留農薬などからアレルギーなど健康被害は起きています。

その他の原因物質には、ヒスタミンやスズなどがあります。
ヒスタミンによる食中毒は、主に魚に含まれるアミノ酸の一種ヒスチジンを、微生物がヒスタミンに変えてしまい、じんましんや吐き気を起こすものです

③自然毒による食中毒
代表的なものは、動物性ではふぐの毒です。
日本では2011年1月、ふぐ処理師の免許のない方が肝を料理して、死者1名を出した事例がありました。
植物由来の自然毒では、キノコの毒やトリカブトのような野草の毒があげられます。

日本はキノコや野草を好まれる方が多いので、発症例も多くあります。
秋のキノコ狩りなど毒キノコがたくさんありますので、充分注意して下さい。
ベテランの方でも間違うことがあります。

④その他」の分類
寄生虫による食中毒です。
原虫のクリプトスポリジウムや、魚に寄生するアニサキスなど、寄生虫によって健康被害が起きることがあります。



食品には多様な菌や物質が存在し、食品を食べる限り、同時に食中毒の原因物質も摂取してしまう可能性が大いにあります。
人間は、自分だけでは生きられない従属栄養生物で、食べないわけにはいきません。
食中毒の原因を知ることで、食品に対する配慮や警戒心が生まれてきます。注意しつつ、楽しく食べましょう。

食中毒を防ぐさまざまな方法

①生き物としての弱点を知る
食中毒対策では、まず原因菌の特性をよく知ることが重要です。
菌は生き物ですので、生き物としての弱点を持っています。
そこに効果的に作用させて、食品の価値はなるべく落とさずに、原因菌を死滅させたり、減少させることで食中毒を防止します。
その利用方法は3つに分けられます。

利用方法による食中毒対策の分類

①物理化学的な方法:温度(の管理:加熱、冷却)、電気、光、ほか
温度、電気、光などを利用します。
温度には、加熱による殺菌や冷却などの方法があります。
高電圧を短時間かけて、微生物を感電させることもあります。
光の利用としては、カメラのフラッシュのような強い光をあてて、増殖を抑制します。

②化学的な方法:食品成分、添加物、洗浄剤、ほか
酢のような酸や、わさびの成分を使うことなどがあります。
ナナカマドという植物の実から発見されたソルビン酸は、微生物の増殖を抑制し、人間が摂取しても代謝できるので、保存料として食品に添加されます。
保存料がなければ食中毒の危険性は高まります。

保存料は科学的に評価されて、十分な安全率をかけた使用基準が設定され、食品メーカーは使用基準を守りながら製品を作っています。
保存料にも様々な種類がありますので、各自が識別して食品を購入しましょう。

③生物学的な方法:微生物(による発酵)、拮抗(きっこう)微生物、溶菌酵素、ほか
微生物を微生物で制御するものです。
O157を抑え込むため、意図的に乳酸菌を多く入れる場合があります。

また、生物由来の酵素を使う方法もあり、卵の中のリゾチームという、菌を溶解できる酵素を食品に入れて、食中毒を防ぎます。

家庭でできる食中毒対策5つの鍵

私たちが暮らしの中でできる、具体的な食中毒対策はどのようなものがあるでしょうか。
世界保健機関(WHO)は、2006年に「食品をより安全にするための5つの鍵」を発表しました。

これは食品衛生の基本的な知識や行動を広く家庭に普及させるために作られたものです。
日々の食生活において、この「5つの鍵」をポイントに、食中毒を防ぎましょう。

食品をより安全にするための5つの鍵
①清潔に保つ
●調理中も頻繁に手を洗う。
●調理器具(まな板など)、ふきんは洗浄、消毒する。
●調理場や食材を、昆虫や動物の害から守る。

②生の食品と加熱済み食品とを分ける
●生の食品は他の食品と分けて取り扱う。
●生の食品と加熱済み食品それぞれに、調理器具や容器を分けて使う。

③よく加熱する
●特に肉類、卵および魚介類はよく加熱する。
●中心温度が70℃以上になるよう加熱する。
●調理済みの食品はよく再加熱する。

④安全な温度に保つ
●調理済み食品を室温に2時間以上置かない。
●食品保存は5℃以下、食べる際は60℃以上を保つ。
●冷凍された食品を室温で解凍しない。

⑤安全な水と原材料を使う
●新鮮で良質な食品を選ぶ。
●安全性が確保された、殺菌乳などの食品を選ぶ。
●果物や野菜を生食する場合にはよく洗う。

腸内環境を強化しよう

私達は食べることで、健康を維持することが出来ます。
「元気の元は胃腸から」昔から言われています。

胃腸が丈夫であれば、多少の無理もききます。
食べ過ぎ、飲み過ぎたとしても、すぐに回復するでしょう。

又有害菌が体内に入ってきても、腸内環境が良好であれば、有害菌が増殖しない様になります。
同じものを食べても、下痢になる人、下痢にならない人がいます。

これは腸内環境の良し悪しできまるのです。
腸内環境を整えるには腸内細菌の活躍が必要不可欠です。

下痢予防、下痢の改善、食中毒予防に腸内環境を強化しましょう。
腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢は魚のヒスタミン中毒

下痢の原因はヒスタミンによる食中毒

夏も終わり、秋になると魚が美味しくなります。それに伴い魚介類及びその加工品に起因する食中毒で下痢になる人もいます。


魚による食中毒の主な原因は腸炎ビブリオやノロウイルスのような細菌やウイルスですが、中にはヒスタミンによる食中毒で下痢になる人がいます。

下痢の原因となるヒスタミン食中毒はどんな魚によって起こるのでしょうか。

下痢にもなるヒスタミン食中毒症状とは

ヒスタミンによる食中毒はほとんどが魚介類によるものです。イワシ、マグロ、カジキ、ブリ、アジ等一般にヒスチジンを多く含む赤身の魚やその加工品が原因となります。

通常、食後数分から30分くらいで顔面、特に口の周りや耳たぶが赤くなり、じんましん、発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢等の症状をおこします。



症状は比較的軽く、通常6〜10時間で回復しますが、重症の場合には呼吸困難や意識不明になることもあるといわれています。
諸外国に比べて、魚を食する習慣のある日本では、ヒスタミン食中毒を起こす機会は多いと考えられますが、食品中のヒスタミンは法規制されていません。

しかし、米国では水産物に対しヒスタミンの管理が義務付けられています。
重症の場合は、呼吸困難や意識不明になることもありますが、死亡事例はありません。

下痢の原因となるヒスタミン食中毒とは

ヒスタミン食中毒はヒスタミンが多量に蓄積された魚介類やその加工品を喫食することによって起こる中毒です。

ヒスタミンは、魚介類に付着したアミノ酸の一種であるヒスチジンから細菌(ヒスタミン生成菌)によって作られます。

ヒスタミンは、食品中に含まれるヒスチジン(タンパク質を構成する20種類のアミノ酸の一種)にヒスタミン産生菌の酵素が作用し、ヒスタミンに変換されることにより生成します。

そのため、ヒスチジンが多く含まれる食品を常温に放置する等の不適切な管理をすることで、食品中のヒスタミン産生菌が増殖し、ヒスタミンが生成されます。

ヒスタミンは熱に安定であり、また調理加工工程で除去できないため、一度生成されると食中毒を防ぐことはできません。

マグロやカツオ、サバなどの赤身魚は、白身魚にくらべヒスチジンを多く含んでおり、これらの魚を室温などの不適切な温度で保管したり、また冷蔵保存でも長期間にわたって保管すると、細菌が増殖してヒスタミンが生成されます。

下記の図はヒスチジンを持つ魚が温度管理が不十分な環境の中でヒスタミンが産生され、食中毒になる過程です。



このようにヒスタミンを多く含む魚やその加工品を食べることでヒスタミン食中毒を発症するのです。
更に、熱に安定であるため、焼き物や揚げ物などの食品でも中毒は起こります。

海外では鶏肉、ハム、チェダーチーズ、ザワークラウトが原因となったこともあります。

ヒスタミン食中毒は細菌が直接的な中毒の原因ではないことから、厚生労働省の食中毒病因物質別分類では化学物質が原因の食中毒に分類されています。

下痢の原因となるヒスタミンを多く含む魚

イワシ、マグロ、カジキ、ブリ、アジなど一般にヒスチジンを豊富に含む赤身魚やその加工品が原因となります。

国内における1998~2008年に発生したヒスタミン食中毒で最も事例数が多かった魚種は、マグロ(33%)であり、次いでカジキ(18%)、サバ(13%)でした。参考に魚種別のヒスチジン含有量を示します。

ヒスタミンは、熱に強いため一度産生されたヒスタミンは通常の加熱調理では分解されず、食品に残ったままとなります。このため焼き物や揚げ物などの加熱済みの食品でも食中毒が発生します。

「加熱するから大丈夫」ではなく、「ヒスタミン食中毒は加熱では防げない」ことに注意してください。

このようにヒスタミン食中毒は、原因食品のほとんどが魚介類ですが、魚以外ではチーズ、鶏及びなどによるヒスタミン食中毒も報告されています。

以下の表は国内におけるヒスタミン食中毒の発生状況です。
各グラフの数字はそれぞれの年度の人数です。

なぜ赤身魚が下痢の原因になるのでしょう?

赤身魚(マグロ、ブリ、サンマ、サバ、イワシ等)に多く含まれるヒスチジンは、ヒスタミン産生菌が産生する酵素の働きで、ヒスタミンになります。ヒスタミンとして100㎎以上食べると、食中毒を発症するとされています。

ヒスタミン産生菌の中には、海水中に存在して漁獲時にすでに魚に付着している可能性があるものがあるのです。

ヒスタミン産生菌には、いろいろな種類がありますが、次のような特徴があります。
①大きく分けると、海水中にいる海洋性細菌と、人や動物の腸管内にいる腸内細菌科の細菌の2種類がいる。

②海洋性ヒスタミン産生菌は、漁獲時にすでに魚に付着している可能性がある。

③腸内細菌科のヒスタミン産生菌は、漁獲後に魚を下処理する時などに、魚に付着してしまうことがある。

④発育しやすい温度は、菌の種類により異なり、25℃~40℃で発育する菌(中温細菌)と、0℃~10℃でも発育する菌(低温細菌)がいる。

⑤低温細菌は冷蔵していても増えるため、生の赤身魚や赤身魚の干物などを長期間保存すると、その間にヒスタミンができる可能性がある。

アレルギー体質だと、ヒスタミン食中毒にかかりやすい?

ヒスタミンによる食中毒もアレルギーと同じような症状が出ますが、食品中にできたヒスタミンを食べたことが原因なので、アレルギー体質とは関係ありません。誰にでも起こる可能性があります。

しかし、花粉症や食物アレルギーの人は、体内にアレルゲン(花粉、食物等)が入ると免疫反応によりヒスタミンが出てくるために、アレルギー症状を起こします。

ヒスタミンは動物の血液や体内組織に存在する生理活性物質のひとつです。
人間の体内では主に脂肪細胞や血液中、脳や臓器などで機能しています。

普段は不活性状態で存在していますが、けがや薬の服用などの外的要因からヒスタミンは活性化します。

さまざまな作用がある中、この物質が過剰に放出されることで引き起こされる代表的な症状がアレルギー反応です。

人間はカビ、ダニ、ウイルス、花粉などの異物が体内に入ると、体はそれを排除しようとします。
この仕組みを「免疫」と言います。

ヒスタミンは免疫の役割を担っていますが、異物を排除するときに自分の体を傷つけてしまうことがあるのです。
そこで傷つけてしまったときに現れる症状を「アレルギー反応」と言います。

ヒスタミン食中毒の例

①平成25年には水産会社が販売した缶詰から、自社基準を超えるヒスタミンが検出されたとして、672万缶にも及ぶ大規模な回収事例も起こっており、食品の安全上重要な問題となっています。

②ある食堂で食中毒で下痢の原因となったカジキと同じ材料を仕入れた別の食堂で検査したところ、カジキのヒスタミン量は少なく、食中毒は起きていませんでした。

下痢を起こしたこの食堂ではカジキを冷凍保管していました。

③「メカジキの味噌漬け」を購入し、自宅で焼いて食べた都民から、食べた時に口の中がピリピリとし、数分後に頭痛、目や皮膚のかゆみ、動悸を起こしたという届出がありました。

この「メカジキ味噌漬け」は、都民が購入した4日前に、販売店で解凍・スライスした冷凍メカジキを味噌だれで和えていました。

加工当日に売れ残ったため、冷蔵ショーケースで保存し、翌日も販売されました。
しかし、この冷蔵ショーケースは温度管理が不十分で、10℃を超えていました。

また、使っていた味噌だれは、他の魚の味噌漬け商品に使用していたものを、取り置いて使っていました。
 検査の結果、「メカジキの切り身」と残った「味噌だれ」から、ヒスタミン産生菌を検出しました。

販売中に菌が増殖し、ヒスタミンが蓄積されたために、食中毒が起きたと考えられました。

④複数の福祉施設で、昼食を食べた利用者が直後からじんましんや口のただれ等の症状を示している、との連絡が保健所にありました。

保健所が調査したところ、管内の7施設で利用者105名、職員4名に同様の症状があることが判明しました。

7施設すべてが同じ仕入元から納品された「イワシのすりみ」を使った「イワシのつみれ汁」から大量のヒスタミンが検出され、ヒスタミン食中毒が原因だとわかりました。

⑤社員食堂で昼食を食べた73名のうち36名が、発疹、頭痛、顔が赤くなるなどの症状が出て、16名が入院しました。

患者全員が「カジキの照り焼き定食」を食べており、検査の結果、カジキの照り焼きから高濃度のヒスタミンを検出しました。

この食堂では仕入れたカジキを冷蔵保管していました。
また、カジキが食堂に届くまでの流通時や、カジキを切り身にした加工施設でも、10℃以上に長時間置かれることはありませんでした。

食堂でカジキを調味液に漬け込む間又は冷蔵保管中に、ヒスタミンが生成・蓄積したと考えられました。

ヒスタミン食中毒の予防方法

ヒスタミン食中毒は、原因物質がヒスタミン(化学物質)であることから、化学性食中毒に分類されますが、ヒスタミンを生成する細菌が食品中で増殖することで起こることから、実際には微生物による食中毒としての予防が必要です。

特にヒスタミンは一度できてしまうと、加熱などの調理によって分解されないため、食品中で「ヒスタミンを作らせない」ことが一番の予防方法となります。

そのため、ヒスタミン産生菌の増殖と酵素作用を抑えてヒスタミンを生成させないようにするため、原材料(魚の場合には死んだ瞬間から)から最終製品の喫食までの一貫した温度管理が重要です。



そのためには、次のことに注意しましょう。
常温で放置しない
ヒスタミンを生成する菌の中には、10℃以下の低温でも発育する菌が存在しますので、低温で流通している魚介類や加工品であっても注意が必要。

自分で釣った魚でも、速やかにクーラーボックスに入れる等、常温に放置しない
ヒスタミン産生菌はエラや消化管に多く存在するので、魚のエラや内臓は購入後(または釣った後)、できるだけ早く除去する。

③冷蔵でも、長時間の保存でヒスタミンが増えることがあるため、冷蔵の場合でも安心せずできるだけ早く調理する。

④鮮度の低下した魚はヒスタミンが増えている可能性があるので使用しない。

解凍は冷蔵庫で行い、常温での解凍を避ける。

⑥一旦解凍したものを再凍結して使用しない。

⑦食品中にヒスタミンが生成されていても、外観や臭いに変化はありませんが、大量のヒスタミンが含まれている食品を食べた場合は、唇や舌先にピリピリとした刺激を感じることがあるので、その場合は、食べずに処分する。

⑧腐敗により産生されるアンモニアなどと違い、外観の変化や悪臭を伴わないため、食品を喫食する前に汚染を感知し回避することは非常に困難となるので、素早い調理、保存管理などには充分に注意する。

⑨夏の時期、買った魚はその日のうちに食べ、仮に残った場合でも冷蔵庫内での長期保存を避け、速やかに冷凍するよう心がける。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。食べた物は全て胃腸で処理され、栄養・吸収・排出・解毒あるいはホルモンの産生など様々な役目があります。

こうした腸内活動が正常に行なわれて初めて健康が保たれるのです。

ですから腸内環境を整えることは非常に重要です。腸が健康で、腸内環境が良好だと、様々な病気にかかりにくくなります。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。
下痢の改善も一段と早くなります。

タピオカドリンクで下痢に

下痢の原因はタピオカドリンク

下痢の原因にタピオカが挙げられています。
今や世界的に大流行中のタピオカですが、日本ではタピオカが入ったラーメンまで登場しているそうです。

ではタピオカで下痢になる原因は何でしょうか。

下痢になるタピオカとは

もちもちした食感がおいしいタピオカですが、最近では、「タピ活」なんて言葉も出ているほどの人気ぶりです。タピオカの原料はトウダイグサ科キャッサバというイモの一種です。


この「キャッサバ」は南米や北東ブラジルなど熱帯雨林気候の地域が原産です。実はこのキャッサバには、有毒な成分「シアン化合物」が含まれており、食用にするためには毒抜きの処理が不可欠であり、生食の状態で日本に輸入することは禁止されています。

葉を発酵させ有毒な成分を除去し、加工されたキャッサバのみ日本への輸入が許されています。

そして、キャッサバをタピオカにするために、さらなる加工がなされます。まず、キャッサバの根茎から取ったでんぷんを水で溶き、加熱します。そのあと粒状にして乾かすと「タピオカパール」になります。

通常タピオカは乳白色のような色をしていますが、黒いタピオカはカラメル色素、イカスミなどで色付けされています。甲殻アレルギーの人は注意です。

タピオカドリンクは飲み過ぎると下痢になる理由

①糖分の摂り過ぎ
甘いドリンクに入っている255mlのタピオカは、糖分量で表すと、驚愕の73.6グラム。これはシュークリーム8個分に匹敵する糖分、角砂糖18.4個分の多さです。500mlのコーラは角砂糖14.1個よりも角砂糖4つ分糖分が多いという結果です。

専門店で売られているタピオカには黒糖で味付けされているものもあり、フレーバーによっては糖分がさら多く摂取する可能性もあります。

砂糖は浸透圧を上昇させるますので、腸内は浸透圧を低下しようとして、腸管壁から水分を引きだします。これが原因で水分の含有量が多くなり、浸透圧性の下痢になるのです。

又、甘い食べ物は胃酸の分泌を増やし、食道に胃酸が逆流しやすくなることが分かっているので、逆流性食道炎の症状である胸焼けや胃もたれなどを起こす可能性はあります。

②難消化性デンプン
キャッサバの粉は難消化性デンプンで、非常に消化されにくいものなのです。タピオカには増粘剤が加えられていることによって、消化器官の機能が損なわれる可能性があるようです。消化不良による下痢が起こりやすくなります。タピオカの過剰摂取で胃や腸からタピオカが見つかり、酷い人は腸閉塞になった例があるようです。

③冷たい物の摂り過ぎ
冷たいドリンクは体を冷やします。またタピオカには利尿作用のあるカリウムも含み、摂りすぎてしまうと腸内の調子が悪くなり、下痢になります。それに加えて、甘いドリンクに使われている「砂糖」や「シロップ」にも体を冷やす効果があります。


④食品添加物D-ソルビトール
2004年 8 月 8 日、渋谷区に対して東京都を通じ複数の自治体よりタピオカ入りダイエットココナッツミルクを飲んだ人たちが下痢をすると報告があり、調査の結果、甘味料であるD-ソルビトールが多量に添加されていたことがわかったそうです。

当該品は,中国で製造され、渋谷区内の輸入業者が輸入したいわゆる健康食品で、260 g の缶入りで店頭及び通信販売で売られていました。この商品を輸入販売している業者から提供された配合成分表のうち、患者の症状から原因物質として疑われた D-ソルビトールの分析を行った結果、どのタピオカ入りダイエットココナツミルクからも Dソルビトールが 110 g/kg 検出されました。

一缶を飲用すると D-ソルビトールを28.6g摂取することになり、医薬品として便秘予防に用いられる量(10~20 g)を超えることになります。これらのことから苦情者の症状は D-ソルビトールによるものと考えらました。

D-ソルビトールには便を緩くする働きがあり、多量に添加した食品は、違反食品として扱われます。厚生労働省は食品衛生法 4 条(現:6 条)第 2 号違反と判断し,輸入者を管轄する渋谷区は,輸入者に対して当該品の回収を命令したそうです。

この報告による調査は東京都健康局(現:福祉保健局)食品医薬品安全部食品監視課及び各関連の保健所と協力して実施されたものです。

下痢を起こすD-ソルビトールとは

D-ソルビトールは梨、林檎、プラム等の果実類に含まれています。一般的にはブドウ糖から合成された食品添加物で、使用基準は定められておらず、甘味料として菓子・飲料等に広く使用されています。

キシリトールやエリスリトールもD-ソルビトールと同じ難消化性の糖類で便を緩くする作用がります。これらを含む食品は記載されている注意事項を守って、一度に摂り過ぎないようしましょう。
多く摂り過ぎると腹痛、下痢及び小腸の穿孔(穴があく)、腸粘膜壊死等を起こすことがあります。

下痢になるD-ソルビトールは医薬品にも使用
医薬品にも、消化管の X 線造影時の便秘予防目的に使用されています。消化管のX線造影の迅速化、消化管のX線造影時の便秘の防止、経口的栄養補給に使用されています。使用上の注意として重大な副作用として腸穿孔、腸潰瘍、腸壊死などが見られるそうです。

ポリスチレンスルホン酸ナトリウムのソルビトール懸濁液を経口投与し、小腸の穿孔、腸粘膜壊死、大腸潰瘍、結腸壊死等を起こした症例が報告されているので、激しい腹痛又は下痢、嘔吐等があらわれた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行うことが重要だとされています。

D-ソルビトール(ソルビトール、ソルビット)は自然界にも存在
ソルビトールは、梨、りんご、プラムなどの自然の果実類に含まれている化合物です。

自然界のりんごや梨などのバラ科の植物では、葉で光合成された糖質がソルビトールの形で果実に移行し、そこでブドウ糖や果糖、ショ糖などに変換・蓄積されます。「蜜入りりんご」は熟度がすすんで、ソルビトールが果肉に蓄積された状態です。


中でもドライプルーン中のソルビトール含量は、20%に達すると言われています。
プルーンは栄養価も高く、健康や美容にもよいということでついつい何粒も食べてしまう人も多いようです。

しかしその一方でプルーンを食べ過ぎると、プルーンに含まれているソルビトールという成分によって下痢などの症状を起こしてしまうことがあります。

ソルビトールにはお腹を緩くする成分が含まれているので、プルーンの食べ過ぎによってこのソルビトールが下痢などの体調不良を起こしてしまうというわけです。いくら栄養価が高くさまざまな健康効果が期待できるプルーンでも、食べ過ぎてしまうと体調を壊してしまう危険がありますので、充分に注意しましょう。

D-ソルビトール使用対象食品

ソルビトールは砂糖の約60%の甘味度をもち、口中で溶ける時の吸熱により、さわやかな冷感があることから食品添加物として用いられ、食品添加物としてはトウモロコシより抽出します。

ソルビトール使用の目的として次のような利便性から使用されています。

①冷凍障害の防止・・・多くの水分を保持できるため、凍る時に食品の細胞膜に傷がつきにくい
②味がよく染みる・・・浸透性が良いので、味がよく染み、煮物や漬物にも利用
③微生物の繁殖を抑える・・・水分活性を低下させるため、微生物の繁殖を抑える
④他の糖類に比べて発酵しにくい・・・脂質の酸化を防止、でんぷんの老化を防ぐ、タンパク質を安定化

ソルビトール実際の使用例
煮豆、つくだ煮、生菓子、冷凍すり身、キャンデー類、チョコレート、生菓子、カステラ、まんじゅう、ハム、ソーセージ、かまぼこ、佃煮などなどに添加されています。

ソルビトールは、医薬品にも各種内服薬、各種注射薬、糖尿病患者用甘味料などに使われています。

甘味料として用いても、口腔内で細菌、酵素による有機酸の生成がほとんど無いので虫歯の発生原因にはなりません。

無糖ガムで下痢になる

甘味料のソルビトールを含むガムを大量にかむと、重度の下痢を引き起こし、体重が大きく減少する恐れがあるとの症例報告が2008年1月12日発行の英医学誌に発表されました。ソルビトールはソルビットとも呼ばれ、甘みを出す食品添加物として使われますが、下剤作用もあるのです。

ベルリンのシャリテー病院の医師が英医学誌で発表した症例報告によると、ガムを大量にかんで重度の下痢を引き起こした患者は2人。1人は21歳の女性で、約8か月間にわたって下痢と腹痛に悩み、51.8キロあった体重が11キロも減少したそうです。

もう一人は46歳の男性で、おなかの張りとガス、下痢がひどく、体重は1年間で元の5分の1に相当する22キロも減ったそうです。2人は血液検査や結腸の内視鏡検査、超音波検査、CTスキャンなどさまざまな検査を受けたが、いずれも結果は正常でした。

しかし便検査で高レベルのカリウムとナトリウムが検出されました。医師が2人に普段の食生活についてたずねたところ、大量のガムをかんでいたことがわかりました。女性患者はシュガーフリーガムを毎日12枚以上、男性患者は毎日20枚以上のガムと200g近い甘いお菓子を口にしていたそうです。

医師らの計算によれば、1日あたりのソルビトール摂取量は女性患者が20g、男性患者は約30g相当します。量にガムをかむ習慣を改めた2人は、1年もたたないうちに腸の状態が通常に戻り、体重も女性患者が7キロ、男性患者が5キロ回復しました。

調査の結果、医師らは体重の減少はソルビトールを含む食生活が関与していたと結論づけ、ソルビトールの大量摂取は重症な下痢や消化機能の低下を招くだけではなく、過度な体重の減少も引き起こすと警告しています。

現代では、ガムだけに限らずあらゆる食品に添加物として利用されています。ですから出来るだけ加工食品は利用しない様にしたいものです。

腸内環境を強化しよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。腸内環境が良い人は様々な腸内で活動が正常に行われます。

胃腸が丈夫であれば、少々有害な物が体内に入ってきても、腸内で処理されます。人の体はそのように出来ています。

ですから日頃から腸内環境を整えておくことが非常に重要です。下痢の改善も一段と早くなります。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

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