慢性の下痢には焼き塩温灸

おなかが冷えた時、冷たいものを飲み過ぎ、あるいはいつも下痢が続くなどの場合、胃腸が大変弱くなっています
下痢が続く原因は様々ですが、おなかが冷えている事も一つの原因です

慢性の下痢には焼き塩温灸

お膀の周りには、下痢に効果のあるツボが集中していて、精神を安定させ、腸神経叢を整える働きがあります。ですから、お臍を中心におなかを温めるとおなかが痛い時や、慢性的な下痢の改善に役立ちます。

 お臍はかつて胎児だった頃、母親の血液から生命維持や成長に必要な、栄養・酸素を補給し、老廃物・二酸化炭素を排出していました。
当然、臍帯と中の血管はかなり太く、内臓を守る腹膜を突き抜けています。
胎児が体外に出て呼吸をはじめると、臍動・静脈が腹膜の辺りで閉じ、バイパスの血管に血流が流れ、数日で臍帯は干からびて取れます。

それでお臍の奥は身体の中で唯一外から腹膜に接しているのです。
このお臍のエリアに週2~3回、塩をフライパンで煎って布で包んだものをあてると効果があります。

焼き塩の作り方

①塩の量は500g~800g

②①をフライパンでゆっくり炒る(焦げ目がつかない程度)

③中火で3~5分程度

④新聞紙と布のガムテープで作った袋に入れます(無理に新聞紙で作らなくてもよい)

⑤④を布(木綿)で作った袋(二重にした袋又は厚布の袋)に入れます

⑥それをおなかに当てます(塩が熱い時は更にタオルで巻く)

⑦焼き塩は何回でも使えますのでそのまま保存しましょう

⑧低温やけどに注意しましょう(直接おなかにあてないようにして下さい)

これをおなかのあたりに当てると冷えがとれてぐっすり眠れます。
塩は黒ずむまで何度でも使えます。

おなかの周りにはたくさんのリンパが集まっています。おなかが冷えると全身のリンパが滞り、代謝が悪くなります。
当然腸内環境も悪くなり、善玉菌も元気がなくなってしまい、腸内は悪玉菌優勢の環境になってしまいます。

健康はおなかから始まります。
塩温灸で、おなかを外から温め、腸内環境を強化するサプリメントでおなかの中の善玉菌を元気にして下痢を早く改善しましょう。

腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!

下痢の改善には良い腸内環境は欠かせない

人は食べて元気になります。健康を維持できます。きれいな腸は病気にならないと言われているほど腸内環境を良好に保つことは健康に、病気予防に欠かせません。
まさに、健康の要はおなかが丈夫であることにつきます。昔から「元気の元は胃腸から」と言われているほどです。

おなかが丈夫という事は免疫力が高いという事です。免疫力の高い人はたとえ有害な物が体の中に入ってきたとしても腸内で十分に処理する事ができるからです。
更に腸内環境を良好に保つことこそ、下痢を改善する一番の早道です。

食習慣や生活習慣を見直し、腸内環境を良好にするサプリメントを上手に使うことが、ストレスなく改善出来る良い方法です。気長に改善してまいりましょう。