夏の下痢の原因…添加物

下痢が続く原因・・・夏場の食品添加物増量
下痢の原因は季節によっても多く異なります。夏場は特に下痢の原因となるものが多く発生し、下痢になる人が増えてきます。
       
例えば食中毒の予防に、冬よりも多くの添加物を使用します。添加物の量と種類も多くなります。更に、暑さで体力も奪われ、体調が崩れやすく、睡眠不足にも陥り、様々な要因が重なり下痢の原因となりやすいものが多くなります。

下痢の原因は夏場だけでなく、ストレスや食品、病気、自律神経の乱れ、食品添加物、薬など様々ですが、夏場は特に食品添加物、防腐剤が寒い時期よりもたくさん使われているということを知っておくと下痢の予防になりますし、添加物による健康被害が少なくなります。

夏場の添加物が下痢の原因に

食品添加物自体が下痢の原因になります。それが通常の添加物の量がいつも以上に盛り込まれます。それは、暑さによって食品を腐らせないようにする為です。

惣菜の中には1週間放置していても腐らなかったなんてものもあります。更に添加物は種類が非常に多く、加工食品には殆ど添加物が入っています。加工食品を常食すると非常に危険です。

コンビニのおにぎり
コンビニのお弁当はとても美味しく感じますが、コンビニに置いていて腐らせることはできませんので、何十時間以上腐らないという基準をクリアしたものを並べているのです。

ただでさえ下痢の原因になる食品添加物が、夏場には更に量が増えて使われているので、いつ下痢が始まってもおかしくない状況だと思われます。

コンビニのおにぎりご飯を少しつまんで、水の入ったコップのなかでかき混ぜてみると、油が浮いてきます。これは植物油(ナタネ油やコーン油など)を混ぜることで、ご飯が製造機械に付着するのを防ぎ、保湿や保存のために使用されているのです。しかし、「ご飯」としか表示されないので、消費者には油が使われていることはわかりません。
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下痢が続く原因にもなるPH調整剤

pH(ペーハー)調整剤も使用されています。pH調整剤は、酸性・アルカリ性を調整することで食品の日持ちをよくしたり、味を調えたりするものです。pHは7が中性で、それより数字が低くなると、酸性度が高くなります。 食品はpH4から5ぐらいに調整しておくのが一番腐りにくいのです。

ですから製造業者にとっては、pH調整剤は非常に便利な添加物です。 ご飯もおかずも何もかもpH調整してあります。 酸性化してあるということです。
それを継続的に食べるとどのようなことが起きるのでしょう。

pHとは、水溶液の酸性度やアルカリ性度を測る単位のことです。pHは0~14まであり、pH7が中性です。pH7よりも数値が小さくなればなるほど酸性度が高くなり、数値が大きくなればなるほどアルカリ性度が高くなります。腸内のPHは弱酸性が理想的なのです。

下痢がなかなか治らないなど下痢の原因の一つに腸内のpHが関係しています。というのは腸内のPHを知る目安は便の色や固さです。

腸内のPHが低いほど便は黄色っぽく、高いほど黒っぽくなります。赤ちゃんの便はPH4.5~5.5(弱酸性)なので黄色です。

健康な大人はPH5.5~6.0で、黄土色をしています。PHの値は0に近いほど酸性度が高く、PHの値が17に近いほどアルカリ度は大きいのです。理想的なPHの値は4.5~ 5.5が理想的な環境です。

更にpH調整剤は食品添加物の一括表記が認められているため1種類使われていても5種類使われていても、消費者にはPH調整剤を使用しているということしか分からないということが起きています。
 主なpH調整剤はリン酸塩、クエン酸、クエン酸ナトリウム、アジピン酸、などがあります。

こうしたpH調整剤はいわゆる加工食品と言われるものにはほとんど入っていますし、コンビニ食品には大量に入っています。夏場は特に量が多めに入っているようです。加工食品を好んで食べていると体は酸性に傾きやすくなり、下痢をはじめ様々な健康被害を齎します。

pH調整剤のリン酸塩は、決着剤として安手の蒲鉾や竹輪のような練り物製品、ハム、ウインナーといった肉加工品に相当大量に含まれています。注意が必要です。

食品添加物の表示はしっかり確認しよう

食品添加物のすべてに完全な安全が認められているとは断定できませんが、食品添加物なくして食生活が成り立たないのもまた事実です。
どのような食品添加物がどのような食べ物に含まれているのか、原材料表記を見ることから、まず始めてみましょう!

美味しい、安い、手軽の誘惑に負けてコンビニ弁当やレトルトについつい手を伸ばしていませんか?毎日でなければ下痢にならない方もいらっしゃるでしょう。本当に時間がなくて困ったときに買う程度は問題ないと思います。

見た目もキレイで、美味しいです。しかし、これを続けていると、下痢だけでなく栄養失調と言われることさえあるのです。飽食と言われている現代に栄養失調!?

と思われますよね・・・お腹いっぱい食べているのに栄養失調なんて・・・。実は食品添加物処理をされているものは、ミネラルが抜けていってしまうのだそうです。その結果、隠れた栄養失調と診断されることがあるのだそうです。

食品添加物には他にも問題視されています。コンビニ弁当を動物に与え続けた結果、死産が多くなったとの報告があります。元のエサに戻したらすぐに死産はなくなったそうです。

また、現代では食品添加物が入っていないものを探すことの方が難しいのですが、子供もキレやすくなったり、大人でも健康被害が相次いでいます。健康被害があっても深刻なものでない限りスルーされてしまうのが現状です。

反対に言うならば、今日まで食していた食品添加物が明日には危険だから摂取禁止となってしまうかもしれません。

食事に関して、口から入れるものは自分の命に繋がるものだという意識を持ち、食品を買う際は表示を見て納得したもののみ購入しましょう。下痢だけで治まっている内がまだ良しと言えるでしょう。下痢が教えてくれる危険を察知し、命を守りましょう。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!

腸内環境を整える事が下痢改善の近道

腸内活動が正常だと健康を維持できます。病気知らずの身体になります。しかし現代では様々な有害な要因が重なり、腸内環境は非常に悪化しています。

腸内が酸性に傾き、悪玉菌がはびこり、結果病気が慢性化した状態になっています。「元気な元は胃腸」からと言われていますので、下痢の改善も腸内環境を正常化すれば早く治ります。腸内環境を強化するサプリメントがありますので、上手に利用してみましょう。