下痢の改善は善玉菌の餌!

下痢が続く下痢の原因が分からない、腸内に病的なものがあるわけではないのですが、なぜか下痢が続く方は多いものです。

下痢の原因改善をする腸内善玉菌の餌

実際下痢が続く方は腸内環境が悪く、有害菌が非常に多くなっています。
つまり腸内での腐敗が多く、毒素を発生している環境になっているという事です。

下痢の原因は腸内毒素に!?

消化器官は常時約37℃で維持されています。食べたものはそこで発酵が行われます。小腸と大腸は約7m50cmもあり長い発酵器です。真夏に肉や魚をさらしておくのと同じで、すぐに腐敗してしまいます。

ですから体に取り込んだ魚肉類はどんなに新鮮でも腐りやすいので速やかに分解され、排出しなくてはなりません。充分に分解されずにいつまでも小腸や大腸に溜めこんでいると魚からはヒスタミン、肉からはニトロソアミンなどの毒素が発生し、下痢の原因あるいは便秘の原因やその他の病気の原因をつくります。

 私達が食べる食べ物はある意味、微生物の培地として考えることができます。つまり腸の中にいる100種、100兆個の微生物(腸内細菌)のために食べていることになるのです。

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これらの腸内細菌達、特に善玉菌が私達のためにしっかり働いてくれるために必要な食べ物は腸が喜ぶ酸性の食べ物です。酸性の食べ物が豊富にあれば、善玉菌はどんどん増え、悪玉菌が増える場所がなくなり、腸内は善玉菌優勢の良い環境になります。

また、腸内を酸性にし、病原菌をやっつけてくれたり、免疫力を高めてくれます。
食べ物の消化・吸収を促進し、ビタミン合成、腸管運動を促進などの働きをします。こうした善玉菌の働きで、腸内環境は良くなると排便がスムーズになり下痢が改善されるのです。

 ですから酸性の食べ物をしっかり摂らなければならない理由はここにあるのです。
酸性の食べ物はたくさんありますが、主によく知られているものとしては味噌、醤油、お酢、お酒、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品、梅干、ミカン、オレンジ、レモンなどの柑橘類は全て酸性です。

  

しかし酸性の食べ物が不足してくると善玉菌の数が少なくなってきます。すると腸内での消化が充分に行われなくなります。未消化の食べ物は悪玉菌が好む餌となり、ウエルッシュ菌、大腸菌、ブドウ球菌などの腐敗菌がたくさん発生するのです。そうすると腸内細菌のバランスが崩れ、下痢の原因となります。

腸内環境が良くなると80%の下痢は改善!

腸内の良い環境とは、腸内善玉菌の好む餌が充分にあり、善玉菌が悪玉菌よりもたくさんいる事です。
この状態を保つには食事から常に腸が喜ぶものを摂ること、更に腸内環境を強化するサプリメントを摂ると下痢の改善は早くなります。上手にサプリメントを利用することは賢い方法です。