下痢の治し方②マーガリン

マーガリンを毎朝パンにたっぷりぬって食べているという人は多いと思います。菓子パンやフライドポテトの油にもマーガリンはたっぷり入っています。でもマーガリンを摂るとなぜか下痢をする人もいます

下痢の治し方②下痢の意外な盲点・・マーガリン

実はこのマーガリンつまりマーガリンの中に含まれるトランス脂肪酸が非常に体に良くない事がわかっているのです。そのため、その毒を出すために、拒絶反応を起こし下痢となるのです。

体が毒を食べているから「気をつけてくださ~い」と信号を出しているのです。では一体どれだけ悪いのでしょうか、簡単に説明しましょう。

下痢の原因は糖分の摂りすぎ

トランス脂肪酸の使用を完全に禁止しているのはアメリカのカリフォルニア州だけで、その他の国々ではトランス脂肪酸の使用規制が行われています。

しかし日本では規制されておらず、日本で市販されているマーガリンには平均値で約7%のトランス脂肪酸が含まれており、加工食品の製造過程で使用されるショートニングにはそれ以上のトランス脂肪酸が含まれています。

このトランス脂肪酸は通常ではあり得ない分子構造のために処理しきれずに体内に蓄積してしまったり、悪影響を及ぼすことが様々な研究の結果でわかっています。以下は主な弊害です。

原因はトランス脂肪酸

①悪玉コレステロールが増え動脈硬化などの心臓疾患のリスクを高める

②免疫力を低下させてアトピー性皮膚炎などのアレルギーの原因のひとつとなる

③体内を酸化させてガンを発生させる原因にもなる

④認知機能を下げ、痴呆の原因になる恐れがある

マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸の分子構造はプラスチックにそっくりで、科学者たちの間ではオイルのプラスチック化と呼んでいるそうです。

常温で長期間放っておいても 腐らず、カビも生えません。バターには蟻がたかりますがマーガリンには蟻は一匹もきません。またファーストフードのフライドポテトと家庭の油で揚げたフライドポテトを比べてみると明らかに腐敗の違いがあるようです。

マーガリンはショートニングや植物性油脂に姿を変えて大量生産されてコンビニなどで売られる菓子やパンにフライドポテトやチキンの揚げ油として、アイスクリームやコーヒー用のミルク、カレーのルウなどの加工食品などに、広く使われています。

またファーストフードやファミリーレストランの調理油になって使用も消費も広がっており、トランス脂肪酸の摂取は目に見えにくい形に変化しています。
下痢の原因は食べ過ぎに

トランス脂肪酸はすぐにはその弊害は出てきませんが、体の中に潜んで新たな病気を作るもととなりかねません。もろく崩れていくのは、ずばり私たちの体です。

今の若者はお母さんのおなかの中にいる時から添加物や保存料、農薬などの害を受けて、生まれてきていますし、また自分で分からないで食べています。

こうしたことを考えると体が弱体化するのも無理もありません。腸内も弱くなります。マーガリンをバターに変えるなど、気が付いたならすぐに改め、体に良いもの、あるいは体に悪いものを積極的に排除してくれるものを摂りましょう。それは腸内に棲む善玉菌の数が決め手となります

腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。昔は今ほど添加物はなかった時代に、腸内環境が健康に大きく左右していることが体験してわかっていたのです。

現代では世界中の食材が満ち溢れ、どの食材が日本人の健康に良いのかさえ分からなくなってきています。一つ一つの食材は確かに栄養豊かであったとしても、日本人の体質に果たしてあっているかどうかは疑問となることが多いものです。

「身土不二」と言う言葉がありますが、身土不二というのは地元の旬の食品や伝統食が身体に良いのでそれを食べましょうという事です。身体に合わないものはそれを早く出そうとして下痢になってしまいます。

何を食べても下痢にならない人がいます。そういう人は腸内環境が非常に整っている人です。腸内環境を強化すると、下痢の改善は早くなります。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢の治し方③へ続く