下痢の原因・PH調整剤

下痢の原因はPH調整剤

下痢の原因は多種多様です。精神的なものから物理的なものまで数多く下痢の原因は存在します。原因がはっきりしない下痢の原因が、実は添加物の影響だったということも有り、その数は増加の一途を辿っています。
食べ物による下痢

下痢の原因はPH調整剤かも..

添加物は天然のものから人工的なものまで数多くあり、また危険性が非常に高いものから、無害なものまでその種類が多いのに驚きです。添加物の中でも今日広く使われているPH調整剤について考えてみましょう。

🔷PHとは

pH は水溶液の性質を表す単位であり、水素イオン濃度の量を意味します。0 ~ 14 の目盛りをつけ、酸・アルカリの度合いを数字で表します。 pH7 を中性とし、それ未満を酸性、それより大きければアルカリ性を意味します。 pH7 よりも値が小さければ小さいほど酸性の性質が強く、値が大きければ大きいほどアルカリ性の性質が強いことになります。

🔷腸内のPH値は

PHは体の部位によっても値が違います。胃液はPH1.5~2.0、皮膚はPH4.5~6.0、血液は7.4、汗は7.0~8.0となります。腸内の理想的なPHの値は4.5~ 5.5が理想的な環境です。腸内のPHは弱酸性が理想的なのです。弱酸性の腸内は腸内善玉菌が最も発育しやすい環境なのです。 腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!
腸内の善玉菌は腸の中で糖を分解して乳酸と酢酸を1:1の割合で作りだします。乳酸と酢酸が生じるというのは、腸内のPHが酸性傾くと言う事です。酸性に傾いた腸内は、例えばお寿司や酢じめにして保存するように、腸内の酸が悪玉菌の成長、活動を抑制することに役立っているのです。 その産出する酸のお陰で、いっそう善玉菌が悪玉菌よりも優位に立てるという好循環が生まれてきます。 腸内のPHを知る目安は便の色や固さです。腸内のPHが低いほど便は黄色っぽく、高いほど黒っぽくなります。赤ちゃんの便はPH4.5~5.5(弱酸性)なので黄色です。
健康な大人はPH5.5~6.0で、黄土色をしています。下痢の改善には腸内PH値をより理想的にしなければなりません。つまりPHの値を弱酸性にして悪玉菌を減らす事です。

PH調整剤とは

添加物と言えば、保存料や着色料など、なんとなく身体に有害なもののイメージが強いですが、pH調整剤という言葉をご存知でしょうか?これは、腐敗防止や変色防止の目的で加工食品などに含有されている食品添加物の総称です。コンビニのおにぎりやそのほかの加工食品には広く使用されています。
pH調整剤は食品のpHを弱酸性(6.0~6.5)になるよう調整することで、食品の腐敗を抑える添加物。クエン酸、フマル酸、重合リン酸塩など複数の成分が配合されていますが、一括して「pH調整剤」と表示されます。 したがって、消費者は具体的な添加物名がわかりません。しかもpH調整剤は、対象食品も使用量も制限がないため、コンビニチェーンや食品メーカーにとって非常に都合のいい添加物となっているのです。

下痢の原因となるpH調整剤

基本的にpH調整剤は安全と言われていますが、一方で過剰摂取すると心配な点もあります。pH調整剤は食品の腐敗を防ぐ役目があり、「日持ち向上剤」ともいわれています。その作用によって、多量に添加すると、食べた人の健康保持に不可欠な腸内細菌の善玉菌まで殺してしまう可能性があるのです。
若者の腸が危ない
PH調剤が添加された食べ物を過剰に摂取すると、腸内PHが乱れ、腸内の善玉菌までもが死んで数が減ってしまいます。すると腸内環境は乱れ、腸内での正常な活動が行われなくなり、腸が敏感な方は下痢になってしまうのです。

リン酸塩は要注意

pH調整剤に使われている添加物の中で、特に問題なのはリン酸塩です。リン酸塩の過剰摂取は、ヒトの腸管から血液中にカルシウムが吸収されるのを妨げてしまいます。血液中のカルシウムが不足すると、血液のpHを保つために骨からカルシウムが溶け出します。
下痢の原因はカラーリング
そのカルシウムが神経細胞内に溜まると、イライラや神経過敏を引き起こすといわれているのです。いつもイライラしたり、突然キレる人が非常に目立っているのも、リン酸塩の過剰摂取が一因にあるとの指摘も多いほどです。 また、リン酸塩はカルシウム以外のミネラル(微量元素)の吸収も阻害します。特に亜鉛を体外に排出してしまいますので、要注意です。 亜鉛は脳が正常に働くために必要不可欠なミネラルで、亜鉛不足もキレる現象につながっているともいわれています。

隠れリン酸塩

ここ数年非常に目立っているのは、「調味料(アミノ酸等)」の中にリン酸塩を使用する場合があります。一般的に、「調味料(アミノ酸等)」と食品表示があれば、グルタミン酸ナトリウムなど複数の化学調味料が含まれていますが、最近はこれにリン酸塩を加えることが多くなっています。ですから「pH調整剤」や「調味料(アミノ酸等)」に隠されたリン酸塩には充分な注意が必要です。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われているように、腸が元気であれば健康を維持できるの です。病気を寄せ付けない身体になります。しかし、現代ではPH調整剤を初め、様々な添加物が氾濫しています。添加物は腸内環境を崩してしまい、腸内での正常な働きが出来なくなる恐れがあります。 下痢も腸内での正常な働きが出来なくなった結果です。現代は添加物は避けられない食環境になってしまっています。まずは腸内環境を強化することが下痢改善の近道です。腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

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