下痢の原因・・・生姜

下痢の原因は多種多様です。下痢の症状や下痢の期間で下痢の原因が異なります。

下痢の原因は生姜

病気から来る下痢の原因かあるいは細菌感染によるもの、精神的なストレスによる慢性的な下痢なのか、それぞれ異なります。
特に近年は食べ物から下痢になる人が多いようです。世界中の食べ物が満ち溢れ、季節を問わない野菜や果物、あるいは添加物だらけのお惣菜やお弁当などが下痢の原因となり、身体を整える腸内が悲鳴を上げています。
下痢の原因は添加物の入った弁当

ところで皆さんは、生姜についてどんなイメージがありますか? 

身体を温めてくれて、胃腸に優しく、健康に良い、最高の調味料といったイメージがありますよね。その通りです。生姜はアジアを始め、世界で愛されている調味料です。

生姜にはビタミンB1、B2、ビタミンC鉄分、カロチン、カリウム、カルシウムなどの栄養素が含まれており、様々な健康効果があると知られています。

生姜の辛味成分であるジンゲロン、ジンゲオールは体を芯から温める作用があり、冷えの改善や血行促進効果が期待できます。しかし、衝撃の事実があります。実はこの生姜は、大量摂取する事で身体に悪影響を及ぼすというのです。

生姜の食べすぎが下痢の原因に

■1:消化器に悪影響を及ぼす
生姜を大量に食べる事で、胸やけ、下痢等を引き起こし、胃腸の膨満感やガスを発生させる要因となる事がメリーランド大学の研究でわかりました。
胃潰瘍の病歴がある方や、腸疾患、また、胃腸の調子が良くない時は避けたほうが良いです。

■2:妊婦さんは流産の可能性も!?
生姜はつわりに効果的だと言われていますが、実は『MedlinePlus』という医療サイトによると逆効果となる場合もあるようです。

実は1日に1g以上の生姜を食べると、赤ちゃんの性ホルモンに影響を及ぼし、流産する可能性があるというのです。妊娠中の方は食べる前に、念のためかかりつけの医師に確認して下さい。

■3:低血糖を引き起こす
生姜には血糖値の上昇を抑制する効果が認められています。しかし、糖尿病患者の方は、血糖値のレベルを低下させすぎてしまう事があります。
生姜を食べた後にめまいや衰弱感がでてきたら、危険なのですぐに糖分を含むジュースを飲んで、それでも改善しない場合は医師の診察を受けて下さい。

■4:止血作用を妨げる
また大量の生姜を摂取すると、眠気や鎮静を引き起こす原因となります。その為、出血性疾患(ちょっとした事で血が出て止まらなくなる病気の事。

例えば、鼻血、月経過多、血尿など)の方は、眠くなる事で、止血作用のブレーキが効きにくくなります。また、心臓病を持っていて、ワルファリン等の血液凝固を避ける薬やサプリメントを飲んでいる方も、生姜は注意して摂取したほうが良いようです。

 以上、生姜の大量摂取が危険な4つの理由についてお伝えしましたが、いかがでしたか? 何でも摂取しすぎは良くないという事ですね。

生姜は身体を温めてくれて、健康維持には効果的な食材ではありますが、体調が悪い時や、上で述べた病気をお持ちの方は、大量摂取するのは避けましょう。

生姜を大量に食べると腹痛を起こす場合があります。生姜には、胃腸の運動を活発にして消化吸収を促進する効果があるため、特に胃腸の弱い人は注意が必要です。過剰に摂取することで腹痛、胸焼け、下痢などの症状が現れる場合があります。

食欲増進効果もある生姜は、つわりにも良いとされています。しかし、やはり過剰摂取はお腹の中の赤ちゃんに悪影響があり流産する恐れもあるとか。

妊婦さんも摂取したい健康食の生姜は、もちろん普通に食べている分には問題ありませんが、心配な人はどのくらいなら大丈夫かを病院で相談してみたほうがいいでしょう。

生姜は脳を刺激して活動しやすくするので、イライラしているときや、眠りたいときには避けましょう。ストレスに症状があるときに摂取してしまうと、イライラが加速する場合もあります。ストレスが溜まっているときは下手に脳を刺激しないようにして、ゆっくり休みましょう。

お肌への影響も…

大量摂取しすぎると体温が上がり、熱の発散が多くなるため、お肌にもよくありません。特に乾燥肌の人や皮膚炎を起こしている人は要注意です。

「生姜」の適量は?
「生姜」の適量の目安としてはスライスした生姜で1日6枚ほど、重さにして10グラム程度だそうです。

料理に使うときにすりおろしたり、細かく刻んだりするならば、小さじ1杯ほどの量が目安となります。
適量を守って、生姜と健康的に付き合っていきましょう♪

遅延型アレルギーで下痢

アレルギーときくと、どうしても原因となる食物を摂取してすぐ影響がでるもの、と思いがちですが、近年アレルギーには即時型と遅延型の二種類があることがわかってきました。
下痢になったらまず病院へ
「遅延型」は「即時型」ほど重篤な症状になることは少ないですが、症状の発現が遅いため症状と原因食物との関係がわかりにくく、原因が食物にあると認識することが困難です。

そのため、原因がわからないまま何年も症状に苦しんでいる人が沢山います。

また、「遅延型」アレルギーは、好物でいつも食べているなど摂取頻度が高いものでアレルギー症状がでることが多く、中止して初めて体調が良くなっていることに気づくことも多いです。下痢の原因をいろいろ調べても、原因不明で症状が改善されない人は、一度この遅延型アレルギーの検査を受けてみられるのもよいでしょう。

食べ物の好き嫌いはよくないといわれますが、「嫌いなもの」と認識している食べものからアレルギー反応がでることは、結構あることだそうです。

 嫌いというのも身体が反応していやがって、嫌いになってる可能性があり、「嫌い、食べたくない」というのは『好き、食べたい』のと同じくらい、アレルギー反応がでる場合が多いのです。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!

腸内環境を強化して下痢をなくそう!

健康の要は何といっても、腸内が丈夫であることにつきます。腸内は食べた物を消化し、吸収、余分なものを排泄するところです。更に腸内は化学工場ともなっています。

こうした腸内での機能が正しく行われていれば健康そのものですが、不備があると腸内は正常な機能が出来なくて、下痢をはじめ様々な症状が出てしまいます。

まずは腸内環境を整える事から始めましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に賢く利用しましょう。下痢の改善もすぐそこに来ています。