下痢の原因はコーヒー飲料

下痢の原因は年々益々複雑になっています。しかもおなかのトラブルを抱えている人も年々増加の一途をたどっています。こうした下痢の原因が増加する背景には何をどの様に食べるかが大いに関係しているようです。

下痢の原因・・・コーヒーまたはコーヒーもどき飲料

例えば嗜好飲料として飲まれているコーヒーについて考えてみましょう。
コーヒーが下痢になるとは到底考えられないことですが、実はコーヒーを飲む行為の中で下痢の原因となるものがたくさん関係しているのです。

下痢の原因がコーヒーの付属物

下痢の原因が本当にコーヒーかどうかまず考えましょう。下痢をする原因がコーヒー自体ではなくコーヒーの付属物(砂糖、ミルク、缶など)ということも考えられるからです。

コーヒーにミルクといえば、小容器に小分けされて便利な、通称「コーヒーフレッシュ」があります。原材料は、植物油に水を混ぜて乳化剤などの添加物で白く濁らせ、ミルク風に仕立てたものがほとんどです。
スーパーでも安く売られていますが、生クリームだと勘違いしている人も多いのではないでしょうか。

下痢の原因はコーヒーフレッシュ

コーヒーフレッシュの原材料の一つ、乳化剤は、界面活性剤のことで、これを入れると、あっという間に油と水が混ざって、ミルクらしく乳化します。
界面活性剤は洗浄・起泡・乳化・保湿などの作用があって、多くの食品、薬や洗剤だけでなく日用品や化粧品にも使われています。

問題なのは、高い毒性・高い浸透性・高い残留性があるということです。 身体に悪影響を及ぼし、また、下水処理でも分解・除去できないので、 海や河川をも汚染する原因となっているのです。
合成界面活性剤は2,000〜3,000種類くらいあると言われています。

高濃度の界面活性剤を誤飲すると、口やのど、胃の粘膜が破壊され、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現われ、摂取した量によっては死に至ります。

また、血液中に入り込むと赤血球の細胞膜を破壊したり(溶血作用)、慢性の肝臓障害を起こしたり、動物実験では発ガン性や催奇形性があることも報告されています

しかし乳化剤だけではミルクらしいとろみがありません。だから「増粘多糖類」でとろりとさせます。
乳化剤も増粘多糖類も「一括表示」ですから、何種類使われているかわかりません。仕上げは「カラメル色素」。ごく薄く茶色に着色することで、いかにもクリームらしい色合いになります。

日持ちさせるために「pH調整剤」も入れます。クリームの香りの「香料」も入れます。

こうした合成の添加物はおなかが弱い人にとっては、下痢の原因となる事があるかもしれません。添加物はコーヒーフレッシュだけではなく、殆どの食品に含まれています。

出来るだけ添加物は避けるようにしましょう。ミルクはコーヒーフレッシュではなく、豆乳や牛乳の方が安心・安全です。乳糖不耐症の方は豆乳にしましょう。

 下例の原因は白砂糖の摂り過ぎに

下痢の原因は砂糖

コーヒーに砂糖を入れているなら砂糖が下痢の原因かもしれません。 砂糖は摂り過ぎると、腸の動きを悪くするので腸内環境にはあまりよくありません。
また人工甘味料はたくさんとるとお腹がゆるくなる食品なので通常の白砂糖よりさらに下痢になる可能性は高くなります。

下痢の原因はブラックコーヒー

通常、コーヒーにはカフェインという刺激物が含まれています。 カフェイン自体が腸を刺激するわけではありませんが、カフェインが交感神経を刺激し自律神経が不安定になるため下痢の原因となります。

特にストレスや疲れ、睡眠不足などで体が弱っているときには自律神経が乱れやすいので注意が必要です。
カフェインが下痢の原因かどうかを調べるには、コーヒー以外の飲み物でも下痢が起こるかを試すことでわかります

栄養ドリンクなどのカフェインが多く含まれている飲み物でも下痢になるのか、紅茶や緑茶などコーヒーよりはカフェインが少ないものではどうなるかです。

コーヒー以外では下痢にならない場合はコーヒーに加えているものに注意してみましょう。
下痢が続く原因

下痢の原因は缶コーヒー

缶コーヒーの場合は原因になりうる物質は多くあります。 まず加糖の場合は角砂糖5個分の砂糖が入っているといわれています。
砂糖のほかにも、添加物として乳化剤、安定剤、香料などが入っていますので体にいい飲料とはとてもいえません。

意外に知られていないのは缶コーヒーの賞味期限は以外に短いということです。 缶コーヒーの品質保持期限は製造から平均して4~6カ月程度で、加熱した状態だとミルク成分が分離したり酸化するため2週間程度になっています。

あまり売れてなさそうな自動販売機から缶コーヒーを買うのは避けたほうがいいかもしれません。

コーヒーで下痢をしないために

コーヒーで下痢をするといっても飲んでいるコーヒーや加えている物によって下痢の原因は異なります。 コーヒーだけで下痢になるのか、何かを入れると下痢になるのか調べてみましょう。その時にストレスなどで疲れていないかチェックしてみてください

ストレスや疲れは胃腸に負担をかけます。原因がわかれば、原因となるものを入れないようにしたり、別のもので代用することなどもできます。

下痢の改善には腸内環境を強化

健康の要は何といっても腸内環境にあります。というのも腸内では様々な生命の基礎的な事が行なわれているからです。
栄養の吸収、消化、有害物の排出、ビタミンや酵素、ホルモンなどの産出するなど実に多く事が行なわれています。

更に免疫力も腸内の環境の良し悪しにかかっています。正常な働きが腸内で行われるようになれば下痢などはすぐに改善できます。腸内環境をよくするサプリメントがありますので上手に利用ましょう