下痢の原因は飲み過ぎに

下痢が続く原因はお酒の飲み過ぎ

下痢の原因は近年増加しています。様々なものが発展すればするほど下痢の原因は巷に溢れています。食品や細菌、ウイルスにとどまらず化学物質など様々な下痢の原因があります。中でも生活習慣による下痢の原因は長年の蓄積が下痢の原因となっている場合が多いようです。

下痢の原因はすい臓の悲鳴

お酒は百薬の長と言われているほど、適度なお酒は身体にいいかもしれませんが、度を過ぎると身体に害を及ぼします。

例えば、お酒お酒をたくさん飲んだ翌日、お腹を下すことはありませんか。その時、みぞおちや背中、とくに胃の裏あたりが痛くはありませんか? 

もしかすると、飲み過ぎが原因ですい臓が悲鳴を上げているのかもしれません

お酒を飲んだ翌日に、下痢や背中の痛みがあるときは、すい臓に原因があるかもしれません。
もともとお酒の主成分はアルコールです。

エチルアルコールとも呼ばれ、消毒や殺菌などに使われるほど強い刺激があります。
そのため、お酒を飲むと胃腸の活動が弱くなったり、腸のぜんどう運動が刺激されるため、ただでさえ下痢をしやすくなるのです

この他に、アルコールが影響してすい臓に炎症がおきた場合にも下痢はおこります。
すい臓が炎症を起こした状態を「すい炎」といいますが、すい炎になるとなぜ下痢になるのでしょうか。

その原因を知るにはまず「すい臓」のことを知っておく必要があります。

すい臓とは
すい臓は胃の後ろ側にあって、背骨あたりから左に伸びる15センチほどの長さの臓器です。血糖値を下げるインシュリンを分泌するとともに、食べたものを消化する消化酵素を作って腸に送り、体が栄養を取り入れやすくしています。

すい炎とは
すい炎は、すい臓が作り出す消化酵素によって、本体のすい臓自体が溶けてしまう病気です。男性で一番多い原因としては、長年の大量飲酒の習慣。

具体的には、日本酒なら3合、ビールなら大瓶3本位を、10年以上、毎晩飲み続けるとすい炎になるといわれます。

女性の場合は突発的に発症するケースが多いですが、高カロリーの食事や、お菓子などをたくさん食べる習慣の人におこりやすいといわれます。

では、すい炎は、どのような症状が現れるのでしょうか。
すい炎は、急性から慢性へと移行する病気で、急性すい炎の症状としては、胃の裏やみぞおちのあたりに痛みがあります。

慢性化すると、痛みが断続的に続き、体のだるさ、吐き気、おう吐、熱、下痢などが続くようになります。
下痢が続く原因

下痢を起こす原因は膵臓の機能低下

下痢を起こす原因は、すい臓の働きが低下して消化酵素が作られなくなり、食べたものがきちんと消化されなくなるためで、とくに脂質の分解酵素が減るため、脂肪便などの症状が現れます。

また、油っこいものを食べると下痢しやすくなります。

さらに症状が進むと、すい臓の消化酵素が周りの臓器の細胞を消化して壊し始め、黄疸や腹部の激痛、呼吸困難、ショック症状などを引き起こします。

すい炎の予防のためには、生活習慣を見直しましょう。ポイントは次の3点です。

・適量を守り、飲んだ翌日は、すい臓を休ませるために飲酒を控えましょう。

・食事は大食いを控えて腹八分目にしましょう。

・脂っこい食べ物はすい臓の負担になるので、デザートや天ぷらなどの高カロリーな食べ物や揚げ物を避け、脂肪分を控えた食生活に切り変えましょう。
下痢の原因は胆のうに

また、飲んだ翌日、もしくは飲んだその日に下痢になってしまう場合、肝臓のアルコール分解機能と物質代謝機能が関係していることもあります。

肝臓にも脂質の消化吸収を助ける働きがある『胆汁』を生成する働きがありますが、アルコール分解など、他の働きをしていると、この胆汁生成の機能が衰えてしまい、脂肪分をうまく消化できなくなります。

人間の身体において、アルコールの分解と脂質の消化を助ける機能は、実は両方とも“肝臓”が深く関わっているため、一緒に飲むお酒と食べ合わせが、実はとても重要です。

例えば、大量のお肉とお酒を摂取すると、肝臓での作業が手一杯になり、どちらかが適当に機能しなくなってしまうことも考えられるからです。
下痢の原因はアルコールに
各アルコールそれぞれと、食べ合わせると良い“おつまみ”は次の通りです。
■ビール:枝豆、豆腐料理など
(良質なたんぱく質が豊富で、肝細胞の修復・再生を助ける)
■日本酒:イカやタコの刺身など
(イカやタコは肝機能を向上させることが知られているタウリンを豊富に含む食材。牡蠣やホタテなどの魚介類にもタウリンが含まれている)
■ワイン:チーズやたまご料理など
(たんぱく質が豊富な食材なのでオススメ)

それぞれお酒に合うおつまみは、肝臓の働きも助けるという長所もあるようです。また、「お酒とお酒の間にたっぷりの水(やわらぎ水)を飲むと、飲んでいる時の肝臓の負担を軽くすることができるため、意識して、やわらぎ水を飲むことも大切です。

下痢の原因は大量飲酒による体の老化から

体の老化は遅らせることは出来ますが、止めることは出来ません。肝臓もすい臓も、若い頃から負担が大きければ大きいほど、早く疲弊していきます。

早くから大量の飲酒を日課にしていると、四十代くらいで消化能力が低下し、飲酒と下痢がセットになってしまう方も少なくありません。

長くお酒を楽しむためにも、適度な酒量を心がけ、週に何日間かは休肝日を設けるなど、自分の内臓を過信せず、労わることを心がけるようにしましょう。
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下痢の改善は腸を丈夫にすること

誰でも体の弱い部分はあるものです。胃腸が弱い方、ストレスに弱い方は意識して、食生活に気を付けましょう。

腸が丈夫になればストレスにも負けない丈夫な身体になることができます。様々なアレルギーからも解放されます。

もちろん腸が丈夫になれば、腸内環境が良好になり、腸本来の機能を発揮しますので、下痢はいち早く改善されます。腸を丈夫にするサプリメントがありますので上手に使ってみましょう。