下痢の原因・首のゆがみに

下痢が続く原因は多々あります。細菌性のものから精神的なものあるいは身体的機能によるものもあります。

下痢が続く原因はストレートネック

例えば実は現代社会のゆがみの一つである姿勢が下痢の原因として挙げられます。

つまり今の世の中、ほとんどの方がスマホを持ち、会社に行けばパソコンがなくては仕事になりません。

こうした状況は悪い姿勢を作り、首に大変な負荷をかけています。現代ではこうした首の歪みが下痢の原因になると知ったら大変驚かれるでしょうが、実際にあるのです。ではどんなものなのかご一緒に調べてみましょう。

下痢の原因は首の歪みストレートネック

慢性的なうつむき姿勢を取ることにより、首の生理的なカーブが失われ、ストレートネックになります。ストレートネックとは頚椎の生理的前湾角度30度以下の首の状態をいいます。

自律神経の乱れの裏にある原因とも言えます。首がまっすぐに歪んだ状態を示す言葉ですので、病名ではありません。正常な人の首の前湾角度は30~40度です。

長時間のパソコン作業やスマホ操作はもっとも代表的な原因です。最近ではスマホの爆発的普及によりスマートフォンの使い過ぎによるストレートネックが増えてきています。

別名「スマホネック」とも言われます。今の世の中、ほとんどの方がスマホを持ち、会社に行けばパソコンがなくては仕事になりません。日本人の8割がストレートネックとも言われているそうです。

慢性的な 頭痛・首の痛み・肩こりに悩む人の多くはこの角度が少なく、病院でレントゲンやMRIを撮ると正常よりも首がまっすぐですね、という説明を受けることになります。

首の骨は本来少し前に張り出すようにカーブをし、頭の重心を保っています。が、パソコンやスマホの画面を長時間見続けることで、頭部を前かがみにしてしまい、首の骨がまっすぐになってしまうことを「ストレートネック」と言います。

ストレートネックの症状

ストレートネックは首の骨格がかわってしまう骨格異常なので、自律神経が伝達される神経を圧迫してしまっているとされています。自律神経は頸椎と頭の骨の接合部分に集中していますので、頸椎への負担がかかるということからこの自律神経の伝達が上手くできなくなってしまうそうです。

この物理的な負荷が、頚椎神経根に圧迫をかけてその結果、自律神経系の特に副交感神経に異常を起こさせます。

副交感神経は、リラックスしているときに内臓や血管、呼吸器などをコントロールしている神経ですから、ただの首こりだけの症状ではなく、様々な体の不調である自律神経失調症状が出てしまうのです。ストレートネックになってしまうと、頸部への負担がかかり、様々な不調をきたしてしまいます。

ストレートネックから自律神経失調の症状

●首、肩、背中の症状
首、肩、背中のコリや痛み張り

●頭の症状
頭痛、偏頭痛、緊張型頭痛、慢性的な頭重感や圧迫感、脱毛

●眼の症状
ピクピクするまぶたの痙攣、ドライアイ、疲れ目、なみだ目、眼精疲労

●耳の症状
耳鳴り、突発性難聴、めまい、耳の閉塞感、起立性のふらつき

●消化器の症状
逆流性食道炎、過敏性腸症候群、食欲不振、拒食、過食、吐き気、胃の不快感、便秘、下痢、慢性胃炎、神経性胃炎、胃腸症、下腹部の張りなど

●循環器の症状
呼吸困難、息苦しさ、過呼吸、息切れ、吐き気、動悸、頻脈、不整脈、胸の痛み、胸の圧迫感
下痢や蕁麻疹の原因は太陽光線に
●皮膚の症状
皮膚の乾燥、かゆみ、蕁麻疹、発赤、多汗症、無汗症(汗が出ない)、冷や汗

 ●手足の症状
手足のしびれや痛み、手足の汗、手足の冷え

●全身の症状
更年期障害、慢性疲労性症候群、疲労感、易疲労(疲れやすい)、倦怠感、全身に力が入らない、睡眠障害、不眠、大量の発汗、冷や汗、震え、微熱

●精神的な症状
パニック障害、情緒不安定、不安感、無気力、人間不信、集中力低下、うつ、イライラ、被害妄想

これらの症状は自律神経だけが原因とは限りませんが、首の骨の異常は密接に関係しているのです。

しかも、この自律神経失調の原因になるストレートネックは、日本人の全体の8割にみられるとされているのにもかかわらず、自覚症状がなく症状が出てしまったときには治療が難しくなり長年苦しんでいるというケースが非常に多いのです。

スマホネック以外のストレートネック

その他にも、意外と多いのが過度の姿勢矯正をしている人です。例えばバレエや社交ダンスなどです。姿勢を意識するあまり、いつも顎を引いている場合、首の自然なアーチが失われ、まっすぐになるだけでなく、首が逆カーブになってしまう場合も良く見かける現象の一つです。

スポーツ障害により起こる場合

•バレエやダンスなどによる姿勢矯正

•格闘技(ボクシング、レスリング、柔道、総合格闘技 など)による頭部や首への衝撃、顎を引き背中を丸くした姿勢

•スキーやスノーボード転倒、車の衝突事故などによる「むち打ち」

•加齢、老化によるもの頚椎椎間板症や頚椎症など、首の椎間板や骨の退行性変性から起こるもの

ストレートネックや頚椎後弯であっても無症状である場合があり、必ずしも症状が出るわけではありません。男性・女性ともに多く現われますが、最近では子どもにも増えてきています。

ストレートネックを治そう

首の不具合を治せば自律神経症状が解消される場合は本当に多いのです。それに効果的なのは、首のストレッチです。

自律神経症状を鎮めるストレッチ方法として次の事柄があります。

①首を前に倒して首に後ろ側の筋肉を伸ばす。
この時に自律神経ポイントである首と頭の付け根あたりがしっかり伸びるようにします。

②首を横に倒して、左右の首筋を伸ばす。

③肩を動かさず、頭だけ真後ろに倒すように曲げる。
「首をそらす」というような感覚

④横を向きさらに首を前に倒して首の斜めに筋肉を伸ばす。

⑤最後に頭をぐるぐる回す(ポキポキ鳴らさずずゆっくりと)

①〜④を各30秒ずつして⑤は3回ずつぐらいします。また、首と頭の付け根を自分の親指で押して指圧するのも効果的です。

自律神経症症状を出さないための日常行動

①長時間パソコンをする場合は、 画面は自分の目線を少し下になるようにする(高すぎると目が疲れるし、低すぎると首に影響が出る

②背中や首に負担がかかる丸くなった姿勢での作業を避ける

③時折、休憩を挟んでストレッチを行う

④入浴時に首をよく温める

⑤枕をストレートネック改善用に変えてみる

⑥ちょっとでも具合が悪いと思ったら首の体操をする。症状を出さない予防が肝心。

このように首のストレートネックと自律神経失調の症状には、深い深い関わりがあるので、首が調整されれば、ツラい症状は驚くほど楽になっていきます。

首の位置が正常に戻れば、自律神経も正常に働き不眠も治ります。不眠が治れば規則正しい生活になり元気ややる気が湧いてきます。

首の位置を調整すれば、おのずと姿勢も良くなります。体調も整います。下痢も自然と改善されていくものです。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。腸内環境が整い、腸内の活動が正常に働けば、回復力が高まり、症状が出なくて済みます。

腸内環境を整える事は総ての健康の基本につながっていきますので、身体の不調を感じたなら、下痢であるならまずは腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますの上手に利用しましょう。