下痢の原因は油に?

下痢が続く原因は人によって様々な原因があります

下痢の原因は油に

食習慣も人によっても下痢の原因は異なりますが、下痢が続く方は案外偏った食習慣をしていた方が多く、こうした偏食の結果、下痢が続いている方も多いものです。
あるいは特定の物を食べた時に決まって下痢になるという人もいます。

下痢の原因・・油もので下痢になる理由

こうした食習慣の中で、しょっちゅうお腹を壊して下痢をする方で、よくよく考えると前の日に食べたものになんとなく共通点があるなと気づいている方は多いものです。

中でも焼肉ラーメン・揚げ物など油っこいものの場合、それは料理に使われている油が原因であることが考えられます。
脂っこいものを食べた時にお腹を壊すというのは、油がもともと消化の悪い食べ物であるということが関係しています。

消化が悪いため、油がしっかりと分解されないまま腸の中に残り、刺激物を感知した腸はそれを早めに押し出そうとして下痢を引き起こすのです

油はそのままにしておくと酸化して、体に悪影響を及ぼしますから、分解できない油が長時間お腹の中にあるのはあまり良いことではありません。

ですから、入ってきた油を早急に外へ出そうというのは、素晴らしい体の防衛反応なのです。いってみれば、それだけ健康的な腸だということです。

さらに加齢や疲労、風邪などの感染症によって消化器官が機能低下を起こしていれば、なお一層消化不良による下痢を起こしやすくなります。

下痢が続く原因…酸化や劣化した油が与える影響に!?

油は時間が経つと酸化してしまいます。酸化した油は大量に食べずとも体に悪影響を及ぼします。

それほど油っこくない料理でも、外食やファーストフード、お弁当やお惣菜等を食べて下痢になる場合、使いまわしの油の使用、また調理してから時間が経ったことによる油の酸化が消化器官に負担をかけているというのも一つの要因として考えられるのです。

健康にいい油も要注意

植物由来の油には、身体によいとされている中鎖脂肪酸が多く含まれます。
しかし体内で分解されるまでには早くても3時間かかります。他の食材と比べて消化にかかる時間が多いのは植物油も同じです。

亜麻仁油、えごま油、オリーブオイル、ココナッツオイルなどなど、最近「油」が美容と健康によいとされていますが、植物由来の油だって、消化の良くない油であることに変わりはないということなのです。

美容のため健康のためとはいえ、毎日摂りすぎていれば消化器官は疲れてしまい消化不良による下痢を引き起こすことも。せっかくの美容と健康も台無しです。

大抵は1日にティースプーン1~2杯程度が適量と言われることが多いです。摂りすぎていないかどうか、チェックしてみるのもよいでしょう。また体調と相談して量を加減するなどしましょう。なんでも適量が大切です。

下痢の原因は腸だけじゃない!胆のう・すい臓と下痢との深い関係

食べ物を消化すると聞くと、たいていは胃腸を想像します。下痢をするときには腸が弱っていると考えがちですが、実は消化器官は胃と腸だけではないのです。

胆のうやすい臓からは「胆汁、すい液」といった消化液が分泌され、食べたものを消化し栄養を吸収するために働きかけています。この消化液がスムーズに分泌できないと消化不良となり下痢を引き起こすのです。 

通常であれば適量の消化液が分泌され消化できるところが、消化の悪い油を摂ることで通常よりたくさんの消化液が必要となり、働き続けている胆のうやすい臓は疲れてしまいます。

また、油の多い食べ物の摂りすぎは胆石やすい炎を引き起こします。実はこういった病気によって下痢になっているとも考えられますので、下痢が長期にわたって続く場合には、一度必ず専門医にかかることをおすすめします。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!

健康の要は何といっても「おなか」です。人は食べた物が健康な細胞を造り、きれいな血液を造るです。ですからどんな物を食べ、どんなおなかの環境で消化するかがとても大切な事なのです。

良いおなかの環境を作るサプリメントがありますので上手に利用してみましょう。下痢の改善は一段と速くなります。せひ、試してみてください。