下痢の原因…急な痛みがある場合


下痢が続く原因は様々ですが、下痢の原因となるものには、菌やウィルス、食品添加物など、口から入る事が原因で急性の下痢になったり、自律神経の乱れが下痢が続く原因を作ることなど原因は様々です。

胃痛や腹痛を伴う急性な下痢が続く場合

*急に胃が痛くなって、下痢が起こる
先ほどまでは胃痛も下痢もなかったのに突然の出来事で下痢が始まる事があります。こうした下痢の原因は急性胃腸炎の場合があります。
急性胃腸炎になる原因としては、細菌・ウィルスによるもの、ストレス・食べすぎや飲みすぎ・くすりや薬物の影響など、さまざまな原因が考えられます。下痢が続く際には医療機関で受診しましょう。

*下痢が続く-①細菌やウィルスでが原因の場合

下痢の原因となる細菌やウイルスが食べ物や飲み物と一緒に体内に入ってきます。この様なの場合は食中毒が原因となる事が多いようです。下痢の原因となる細菌としては腸管出血性大腸菌 (O157、O111など)やカンピロバクター、サルモネラ菌などです。
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*下痢が続く-②腸管出血性大腸菌が原因の場合

牛や豚などの家畜の腸の中にいる病原大腸菌の一つで、O157やO111などがよく知られています。毒性の強いベロ毒素を出し、腹痛や水のような下痢、出血性の下痢を引き起こす原因になります。

*下痢が続く-③カンピロバクターが原因の場合

牛や豚、鶏、猫や犬などの腸の中にいる細菌です。この細菌が付着した肉を、生で食べたり、加熱不十分で食べたりすることによって、食中毒を発症します。また、吐き気や腹痛、水のような下痢が主な症状で、初期症状では、発熱や頭痛、筋肉痛、倦怠感などがみられます。

*下痢が続く-④サルモネラ菌が原因の場合

牛や豚、鶏、猫や犬などの腸の中にいる細菌です。牛・豚・鶏などの食肉、卵などが主な原因食品となるほか、ペットやネズミなどによって、食べ物に菌が付着する場合もあります。菌が 付着した食べ物を食べてから半日~2日後ぐらいで、激しい胃腸炎、吐き気、おう吐、腹痛、下痢などの症状が現われます。

*下痢が続く-⑤セレウス菌が原因の場合

自然界に広く分布している細菌で、河川や土の中など土がつきやすい穀類や豆類、香辛料などが主な下痢の原因となります。チャーハンやスパゲティ、スープなどが下痢の原因となる料理の様です。毒素の違いによって、症状はおう吐型と下痢型の症状に分けられます。おう吐型は食後1~5時間後、下痢型は食後8~16時間後に症状が現われます。セレウス菌は少量では発症しませんが、熱に強く、加熱による殺菌が難しいのが特徴です。菌を増やさないことが予防のポイントです。

*下痢が続く-⑥ブドウ球菌が原因の場合

人の皮膚やのどなどに付着しています。調理する人の手や指に傷があったり、傷口が化膿したりしていると、食品を汚染する確率が高くなります。汚染された食品の中で菌が増殖し、毒素がつくられると食中毒を引き起こします。ブドウ球菌は、酸性やアルカリ性の環境でも増殖し、つくられた毒素は熱にも乾燥にも強いという性質があります。汚染された食物を食べると、3時間前後で急激におう吐や吐き気、下痢などが起こります。

*下痢が続く-⑦ノロウイルスが原因の場合

ノロウイルスなど代表的なウイルスは、手指や食品などを介して、口から体内に入ることによって感染し、腸の中で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。又二枚貝に潜んでいることもあり、ノロウイルスに汚染された二枚貝などの食品を十分加熱しないまま食べたり、ノロウイルスに汚染された井戸水などを飲んだりして感染するほか、ノロウイルスに感染した人の手やつば、ふん便、おう吐物などを介して、二次感染するケースもあります。 その他下痢の原因として、毒キノコやフグなどの「自然毒」、殺菌剤などの「化学物質」なども、食中毒の原因となっています。
このようにさまざまな原因物質によって、食中毒は1年中発生しています。近年は冬でも暖房で部屋が暖められていますので、冬だから安心という事はありませんので、注意しましょう。 こうした下痢の原因下痢が続く原因の多くは腸内環境が良好かどうかでほぼ決まります。 細菌やウイルスが運悪く口から体内に入ったとしても、下痢にならない人もいれば、軽い下痢で済む人、激しい下痢や腹痛、胃痛を伴う人など下痢の症状は様々です。 なぜ、人によって違ってくるのでしょうか。それは主に腸内環境の良し悪しで決まります。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!
普段から腸内環境を強化することが下痢にならない予防の一番の要です。腸内環境を良くするのに必要なサプリメントがありますので、上手に利用してみましょう。下痢の改善が早くなります。

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