下痢が続く原因・ストレス

下痢が続く原因の一つに脳と腸が深い関係にあることが考えられます。 ストレスは腸を直撃するのです。

下痢が続く原因を考えよう(2)ストレスは腸を直撃

 脳と腸管には【脳腸相関】といって、ほかの臓器よりも密接な関係があります。

脳がストレスを感じると、腸管神経叢というところを通って腸に伝わり、腸管の運動や知覚などが敏感に反応し、下痢の原因になります。
  
今度はその刺激が逆ルートで脳に伝わります。

 ストレスの刺激が腸管に伝わり下痢や腹痛などの原因を引き起こすと、今度はそれらの症状が脳にストレスを与えるという悪循環が生まれ下痢が続くサイクルが完成します。

 過敏性腸症候群の人は、脳も腸も敏感な状態にあるため、脳に対する刺激も敏感です。

つまりわずかなストレスに対して腸管が反応し、下痢や腹痛などがおこります。

ストレスがある場合には、痛みを感じるレベルも特に敏感になり、普通なら中くらいに感じる痛みを強烈な痛みとして感じてしまいます。

 そして、その症状が原因で、抑うつや緊張、不安といった精神的な症状が進んでしまう事が多く見られます

その他、下痢が続く原因としては、消化運動機能の異常や消化管の知覚過敏のほかに、大腸の炎症あるいは免疫異常さらには、重大な病気が潜んでいる場合も考えられます。
一度は病院でしっかり見てもらいましょう。

 不安感や緊張などの心理的なストレスも下痢が続く重大な要因となります。

 過労や睡眠不足などで体力が低下していたり、暴飲暴食、冷えなどによって腸内環境が悪化していると様々な下痢や腹痛の症状が起こりやすい原因になります。
睡眠不足で下痢
 まずは、腸内環境をしっかり整え、様々な原因をおこしにくい強いおなか作りに取り組みましょう。

 食事の内容が偏ると、(特に食物繊維やミネラルが不足、添加物、発酵食品不足)腸内環境が乱れ、腸内で酵素が生産されにくくなり、消化活動がスムーズにいかなくなります。

すると、血液は汚れ、内臓の血流が悪くなる為、体の内部から冷えはじめ、おなかの調子がさらに悪くなるという悪循環を引き起こします。
 
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!

下痢の改善は腸内環境から

健康な体つくりは、健康なおなか作りに取り組むことからはじまります。
何といっても健康の要は腸内が健康であることです。腸内フローラ―が良好であることです。

腸内環境が良いと、ストレスも上手に回避できます。
まずは腸内環境を整え、バランスの良い食事を心がけること、毎日良質な善玉菌を補う事で、下痢の原因を改善し、辛い日々から解放されるでしょう。

腸内環境が整っていると、ストレスの影響を受けにくい強いおなかになるだけでなく、腸内で有害な物、有益な物を識別して、悪い物は排出してくれます。
おなかが弱い方はストレスにも敏感に反応するだけでなく、良いものまで排出してしまいますので、下痢が続く方はなかなか栄養の吸収が十分できなくて、不調の原因になったりしてしまいます。

🔷おなかの大事な役割

腸内では免疫力の活性、消化吸収、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われています。体の免疫細胞の60%以上は腸内にあるんですよ。

また、過敏性腸症候群の方は、腸内細菌のバランスが乱れている事が多い事でも知られています。

特に下痢が続く方、下痢をすると腸内細菌(特に善玉菌)が減少するため、腸内環境が悪くなり、さらに下痢をしやすくなるという悪循環をたどりやすくなってしまいます。

また、腸内細菌の状態は、うつ病にも関係する可能性があると言われています。

下痢が続くと気分が落ち込むでしょ!

腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な問題は解決されやすくなります。
ですから、添加物の多い食べ物は避け、食生活を見直し腸内環境を強化しましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

また、必ず良くなると良くなった自分をイメージしていきましょう。
人間の頭にはスーパーコンピューターが内蔵されており、念じるだけで正しく体を動かす機能を持っていると言われています。
おなかの調子が快調になり、自分のやりたい事がどんどんできていくイメージをするだけで、イメージどおりに自己修復機能が働きどんどん改善されていくのですよ。

必ず良くなる、そして、自分のやりたい事、楽しい事がどんどんできると常にイメージして、下痢の改善に取り組みましょう。

間違っても、また今日も下痢だ!下痢の事ばかり考えてしまうなどということは避けましょう。
イメージ通り、今日も下痢になってしまいます。
良くなる!と常にイメージする事が大切ですよ!
まずは腸内環境を整える事から始めましょう。そうすると下痢の改善は一段と早くなります。
腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。