下痢が続く原因は胃薬

下痢が続く原因はたくさんあります。病的なものが原因で下痢が続く、あるいは術後におなかの調子が悪くなって下痢が続くなど原因は様々ですが、今日は胃薬が原因の下痢の例をご紹介していきます。

下痢が続く原因は胃薬に?

食事やストレスで下痢が続く方も多いのですが、ちょっと具合が悪くて薬を飲んで下痢になった、それ以来下痢が続いている方もおられます。

下痢が続く方はもしかしたら、胃も弱い方が多いのではないでしょうか。
胃と腸はつながっているので胃の調子が悪いときは腸の調子もいまいち・・・ということも、もちろんあるでしょう。

ストレスで胃腸薬を飲んでいる方も多い現代、胃薬が原因で下痢になっている可能性も実はあるのです。

薬の飲み過ぎや薬の副作用が下痢の原因になることがあります。薬と言えど、副作用のない薬などないものです。胃薬はその名の通り、本来は胃の調子を改善させたり、胃の消化を助けたりする役割があります。


しかし、その副作用として下痢、免疫力の低下などがあります。また、消化を助ける役割がある反面、消化不良を招くこともあります。何故かというと、元々胃は食べものを消化する為に、胃酸を作っています。

中でも胃酸を抑える胃薬は、胃本来の機能や役割を低下させてしまい、副作用として下痢や消化不良などの症状が出てしまうことがあるそうです。

頼りにしている胃薬が下痢の原因になっているかもしれません。一度、お医者さんまたは薬剤師に相談し、胃薬を飲むことを中断してみませんか?

また、すぐに胃薬に頼ってしまう方も安易に胃薬ばかり飲んでいると、下痢につながる可能性があります。

胃だけではなく下痢までも引き起こしてしまっては元も子もありません。

胃薬だけではなく、どんな薬にも必ずと言っていいほど副作用があります。下痢気味の方で、薬を飲んでいる方はその薬が原因ではないか見直してみましょう。

ストレスからはなかなか切り離せない時代ではありますが、口にするものはよく考えてからにしましょう。

また、薬によっては処方薬、市販薬に限らず、ビタミンでもコーティングの中に乳製品を含むものもあり、これが下痢の原因となったりもしますが、この場合は薬のブランドを代えることで治ります。

また、サプリメントでも下痢を引き起こす原因となることがありますので、体に合わないサプリメントの摂取は控えましょう。

下痢の改善に腸内環境を強化

健康の要は何といっても胃腸を丈夫にすることから始まります。それには腸内環境をよくすることがとても大切です。

腸内では食べた物を消化吸収する働きがあります。また腸内では免疫力の活性、消化吸収、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われています。

それに加え、腸と脳は影響し合っています。
過敏性腸症候群と診断される方のほとんどは、緊張する場面で、急にお腹が痛くなったり、下痢を模様したり、お腹にガスが貯まる等の症状が続いたりします。

これらの方は腸内細菌のバランスが乱れている事が多い事でも知られています。
また、腸内細菌の状態は、うつ病にも関係する可能性があると言われています。

腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な問題は解決されやすくなります。まずは少しずつ食生活を改善すると同時に、腸内環境を良好にするサプリメント等を上手に利用して腸内環境の改善に取り組んでいきましょう。下痢の改善は一段と速くなります。