下痢が続く原因は栄養不足?

下痢が続く原因がわからない場合、意外なところに原因があるものです。どうやったら改善できるか一緒に考えていきましょう。

下痢が続く原因はたんぱく質の不足?

人間の体は水分とたんぱく質からできています。約60%が水分で約20%がたんぱく質からできています。
たんぱく質は栄養学の主役で、消化管、臓器、血、髪や皮膚、爪などの材料となる不可欠のものです。また脳の働きを活性化させたり、消化や体温調節の働きを助けてくれます。

胃腸の粘膜ももちろん、たんぱく質でできています。また、胃液や胃酸、食べものを消化させ分解する消化酵素もたんぱく質でできています。

ですので、たんぱく質が不足すると消化酵素も不足してしまうことになるため、食べてもすぐに下痢をしたり、下痢が続いてしまうことがあるのです。

下痢が続く方や下痢傾向にある方は、特に肉を口にするのが怖いと言われるのではないかと思います。

確かに、たんぱく質を避ける食生活を送っていると、体自体がたんぱく質を受けつけなくなってくるのです。しかし、人間はたんぱく質なしでは考えられないのです。

たんぱく質=肉ではありません。
魚、卵、納豆などもたんぱく質です。肉も脂っこいものを想像されるかもしれませんが、脂の少ない赤身を選ぶこともできます。脂っこいものは、下痢が続く方にはもちろん不向きなものなのですし、それこそ健康の為には考えものです。

たんぱく質は、たんぱく質→ペプチド→アミノ酸の順に分解されて小さくなっていきます。たんぱく質はアミノ酸に分解されて小腸から吸収されます。

良質のたんぱく質(アミノ酸)を摂取すると

・血圧が正常に保たれる
・細菌やウイルス感染に強くなる
・筋肉が劣化しにくい
・リウマチになりにくい
・出血がすぐに止まる
・虫歯になりにくい
・老化を遅らせる
・ストレスに強くなる
などのメリットがたくさんあります。

下痢が続く方で原因がわからない場合、食べ物を極端に制限せずに、食べられそうなものから少しずつで構いませんので、バランスよく、良質のたんぱく質も摂ってみましょう。

下痢だから・・・といって避けていたものは返って下痢につながる原因になっていることもあるようです。食事を制限すると栄養不足になってかえっていつまでも下痢が続く原因が解決できずに、長引くか、更に悪くなってしまうことがあります。

下痢は食生活がとても重要です。今一度、ご自分の食生活を見直してみて下さい。参考までに、成人1日の適正たんぱく質の摂取量は男性で70g、女性で60gと言われています。

現代ではストレスが切っても切り離せない時代ではありますが、たんぱく質を摂ることでストレスにも強くなれます。腸内環境を強化するのサプリメントは消化も助けます。

体に必要な物を上手に利用しながら、栄養不足にならないように、たんぱく質も普通に摂っていけるようになれるといいですね。
腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!

下痢の改善には腸内善玉菌を増やす

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。おなかが丈夫であれば多少の有害なものを食べてもおなかが丈夫であれば、腸内が正常に働きますので、有害な物を即座に排出してくれます。

下痢という現象も体に悪い物をいち早く体外に出すという正常な働きなのですが、 下痢が続くという事は腸内が正常な働きをしていないという事になりますので、まずは腸内を正常な働きにすることが出来る様に腸内環境を整えましょう。

また、食生活に十分気を付けましょう。
レトルト食品やコンビニ食品など、添加物がたくさん含まれている様な食べ物は有害な物質が多く、当然腸内の環境を悪くしてしまいます。

その結果、消化力、免疫力も低下します。
さらに腸内が弱くなると正常な働きが行なわれにくくなり、水分調整も正常に出来ず、水分の多い、つまり下痢状態の便となってしまいます。 

まずは体に良いものを食べましょう。
そして体に良くない冷凍食品や添加物、インスタント食品、加工食品を避け、食生活を見治すと同時に、善玉菌を増やすサプリメントを上手に利用し、腸内環境を正常な状態に戻すことが下痢改善のためには一番の近道です。

腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な問題は解決されやすくなります。
腸内環境を整えるのに必要なサプリメンがありますので、上手に利用しましょう。