カンピロバクターが原因?

下痢が続く原因は様々ですが、慢性的なものから急性のもの、細菌性のものや食べ物が原因による下痢もあります。

下痢が続く原因はカンピロバクター感染症?

アメリカでは細菌による下痢としてはこのカンピロバクターによるものが最も多いそうです。冬季よりも夏季に多いものです。日本も皆無とは言えないもので、一年間に2000人弱の患者がいるようです。 このカンピロバクター感染症はカンピロバクター属の細菌を摂取して、2~5>日後に下痢、腹痛、発熱等の症状が出てきます。吐き気や嘔吐を場合によってはあるそうで、下痢は血液が混じることもあるそうです。症状は1週間位ですが、感染していても何も症状が出ない人もいます。反対に重症になってしまうと敗血症を起こすこともあります。

下痢の原因の感染源

カンピロバクター感染症は大半が生の鶏肉を扱ったり、加熱が充分でない鶏肉を食べることと関係しています。ですので、生の鶏肉をまな板で切った後に洗わずに野菜などを切ってしまったとしたら、このカンピロバクター感染症になる可能性があります。鶏肉だけでなく、牛生レバーでも感染してしまいます。 カンピロバクター感染症は2~5日で治ることが多いそうですが、場合によっては長引くこともあります。また。カンピロバクター感染症の後に関節炎になる人、下痢が続く症状の数週間後に神経の病気になる人もいるそうです。 ギラン・バレー症候群をご存知でしょうか?筋肉を動かす運動神経の障害のため、急に手や足に力が入らなくなる病気です。症状は2~4週以内にピークとなり、その後は改善していきます。症状の程度はさまざまですが、もっとも症状のひどい場合には寝たきりになったり、呼吸ができなくなることもあります手足のしびれ感もしばしば伴います。

カンピロバクター感染症の予防法

実はアメリカではこのギラン・バレー症候群の40%がカンピロバクター感染症がきっかけとなっています。カンピロバクター感染症を予防するためには鶏肉は必ず加熱する。生肉を扱った後は必ず手洗いをし、まな板や包丁もよく洗うこと。牛レバーはしっかり加熱しましょう。 下痢で困っている方は食事から改善しましょうと言われていると思いますが、食事を作る過程でも下痢になる原因があります。生物を扱ったまな板、包丁などには気をつけましょう。

下痢が長く続くと腸内は弱り、腸内環境は悪化し、免疫力が低下し、思わぬ病気になったりすることがあります。病気に負けない、いつまでも健康で若々しくいるためには腸内環境を強化する必要があります。腸内環境を整えるのに必要なサプリメントがありますので、上手に賢く利用しましょう。

]]>