下痢が続く方に、その原因や注意点、改善方法などをお伝えしています

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下痢を改善するには?

下痢解決は腸内細菌の活躍

下痢解決は腸内細菌の活躍

便秘や下痢、トイレに行ってもスッキリしない、おなかが張って苦しいなど、こうしたおなかの不調はだれもが一度は経験したことのある症状です。時には大事な時に急に下痢に、腹痛になるなどなかなか改善しないのは辛いものです。こうしたおなかの不調の改善の一つに腸内細菌の活躍が期待されています。

下痢改善が期待できる腸内細菌を一つの臓器として考える

人の健康を担っているものの一つに腸内細菌の力があります。きれいな腸は病気にならないというのも腸内細菌のおかげなのです。特に善玉菌の活躍は目覚ましいものです。

腸には大腸と小腸がありますが、それぞれの働きはまったく違います。小腸は食べたものを消化吸収する臓器であり、一方の大腸は、栄養を吸収したあとの残りカスから大便を形成する臓器です。

私達の腸管、主に大腸には約1000種類、100兆個にも及ぶ腸内細菌、腸内細菌叢、腸内フローラとよばれる様々な種類の細菌が生息しています。このような腸内細菌の持つ総遺伝子数はヒトの持つ遺伝子の100倍以上もあります。こうしたことから、腸内細菌を一つの臓器として例える考え方が広まりつつあります。


生命維持にかかせないこの働きに加え、私たち人間の腸内には、体内に棲む細菌のうち約9割が棲みついています。重さにして約1キログラムから2キログラムと言われています。私たち人間の細胞は約60兆個といわれていますが、身体の中には、自分の細胞よりもはるかに多い細菌がいることになります。

腸内細菌の役割

腸内細菌は消化酵素を備えており、私達は腸内細菌を利用して食物からエネルギーを得ています。

更に腸内細菌叢は食物の消化・吸収の促進や、免疫グロブリンの産生促進、外来微生物の定着や増殖への抵抗、難消化性炭水化物の分解による短鎖脂肪酸の産生、各種ビタミン(ビタミンB1,B2,B6,B12,ビタミンK,葉酸,パントテン酸,ニコチン酸,ビオチン,ビタミンE)の合成、アミノ酸の合成、脂質代謝や一次胆汁酸から二次胆汁酸への代謝(腸肝循環)に働きます。

したがって腸内細菌叢の破綻免疫機能の低下のみならずビタミン合成も阻害し、腸肝循環による内外物質を合理的に利用する生体システムにも影響を及ぼします。

こうしたことから腸内細菌叢は私達の健康と深い関わりがあり、一つの臓器だともいえるのです。まさに健康の基礎を腸内で製造しているともいうのも過言ではありません。

大腸の環境を良好にすると下痢が改善

腸内細菌は、善玉の菌と悪玉の菌、そのどちらでもない中間の菌と、大きく分けて3グループで構成されています。これらの菌は互いに密接な関係を持ち、複雑にバランスをとっています。

腸内細菌の中で一番数が多い菌は中間の菌で日和見菌70%、次に善玉菌が多く20%悪玉菌は少数で10%です。健康な人の腸内ではほぼこの割合で保っています。




大腸は、小腸より長さが短いし、面積も小さいのですが、小腸よりも病気が起きることがずっと多いのです。「大腸がん」「大腸ポリープ」「大腸炎」「大腸カタル」「潰瘍性大腸炎」など、大腸で発生する病気は多くあります。

なぜなら、これは小腸が病気に対して免疫を活性化させる機能を持っていることもありますが、大腸が、ウンチと腸内細菌の溜まり場であることも強く関係しています。

大腸が正常に働かない、つまり腸内悪玉菌(悪玉菌が多くなると日和見菌が悪玉菌の味方する)が多くなると「腐敗」が発生し、この腐敗物質は、腸内で有害物質に変わったり、さらには腸壁を介して体内に吸収されて、下痢をはじめさまざまな病気の原因になる可能性があるからです。

ですから、逆に、大腸の環境を良好にすれば水分調整も上手に出来、下痢はスムーズに改善できるのです。

腸内細菌叢は細菌の種類は個人によって異なる

腸内細菌の健康的な割合、つまり善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7の割合は基本的に変わりません。腸内細菌の種類は個人によって極めて多様で異なります。さらに食事・在住国などの要因によっても異なります。

また、菌の数は年齢によって増減はあるものの、菌の種類は一生を通じてほとんど変わらないことも報告されています。例えば抗生物質の飲用や食中毒では腸内細菌は大きく変動しますが、時間の経過とともに元に戻ります。

ただ、元に戻るのは戻るのですが、その後の食生活や精神的な事で、健康的な腸内環境に戻るのが難しい人もいます。

新生児期から成人に至る腸内細菌叢の変化状態

腸内細菌の形成パターンは、一人ひとり異なります。食生活や生活環境も関係しますが、一番大きな影響を与えるものは母親の腸内環境だといわれています。母親の腸内細菌叢が生まれてくる子供の健康にも大きく関与しているのです。

生後はじめて排泄される胎便は、以前は無菌と思われていましたが、近年の研究では胎児期に何らかの種となるべき細菌が母体から受け継がれていることがわかっています。

赤ちゃんは生まれてくるときに、母親の産道にある腸内細菌に接触することで細菌をもらい受けます。これが赤ちゃんの腸内に入り込み、腸内細菌として増殖していきます。


それをもとに生後2~3日で大腸菌や連鎖球菌が出現し、大腸菌、腸球菌、ぶどう球菌、クロストリジウムが出生24時間以内に腸内で増殖を開始し、生後3~4日になると乳酸桿菌、ビフィズス菌が増殖を開始します。1週間ごろにはビフィズス菌が最優勢菌となり全体の90%を占めるようになります。

1~2歳ごろになると離乳によりヒトの腸内細菌叢はグラム陰性嫌気性桿菌優勢のパターンに近づき,ビフィズス菌は減少し、全体の10%程度となります。3歳ごろまでに比較的安定して成人の腸内細菌叢へと変化していきます。

乳児期以後の腸内細菌叢安定で各個人に特有のパターンをとるとされますが、様々な環境因子(食事や抗生物質老化、精神的など)が影響し、腸内細菌叢の割合が変化し、様々な生活習慣病の原因となる事が報告されています。

腸内細菌が齎す健康効果

腸内細菌叢は一つの臓器として考えると様々な健康以効果を齎します。先ほど述べましたが、免疫、各種ビタミン、アミノ酸の合成、などの役割を担います。

又腸内細菌は、消化しづらい食物繊維を利用して、エネルギー源となる短鎖脂肪酸を作り出したり、腸に直接作用して、腸の粘液産生を促したり、感染防御に働き、さらにコレステロールの代謝調節などにも関わっています。

腸内細菌の観点からも、食物せんいをしっかり摂取することは重要となります。

下痢改善に腸内の善玉菌の割合を増やす方法

善玉菌は、糖分や食物せんいを食べて発酵させ、乳酸や酢酸などを作り出し、腸内を弱酸性に保ちます。腸内が酸性に傾くと、悪玉菌は増殖ができなくなり、毒性物質が作られなくなります。

また、外から入ってくる悪玉菌のほとんどはアルカリ性の環境を好むため、仮に腸内に入って来たとしても、酸性の環境を維持していれば、悪玉菌は死んでしまいます。

しかし、悪玉菌には悪いイメージがありますが、私たちの身体に大切な働きをしてくれる必要不可欠な存在です。その働きは、肉類などのタンパク質を分解して、便として処理排泄するという動物にとってなくてはならないものです。

ですから、悪玉菌は多すぎては駄目、悪玉菌が増えない様に腸内細菌のバランスが大事なのです。

腸内の善玉菌の割合を増やす方法には、大きく分けて2通りあります。
①生きた菌を直接摂取する方法

まず1つめは、健康に有用な作用をもたらす生きた善玉菌である「プロバイオティクス」を直接摂取する方法です。

食品ではヨーグルト・乳酸菌飲料・納豆・漬物など、ビフィズス菌や乳酸菌を含むものです。ただし、これらの菌は腸内にある程度の期間は存在しても、住み着くことはありません。

そのため、毎日続けて摂取し、腸に補充しなければなりません。なお、善玉菌は生きて大腸まで到達しないと意味がないと言われますが、死んでしまっても善玉菌の体を作る成分に有効な生理機能が期待できます。

食べ物から摂る乳酸菌は体内で増えることはありません。そこで体内で爆発的に乳酸菌が増えるサプリメントを利用するのも良いことです。毎日、あれ食べないといけない、これ食べないといけないなどのストレスから解放され、気軽に確実に善玉菌が摂れる方法です。

②自分の善玉菌を自分で増やす方法

2つめは、腸内にもともと存在する善玉菌を増やす作用のある「プレバイオティクス」を摂取する方法です。

食品成分としてはオリゴ糖や食物せんいで、これらの成分は野菜類・果物類・豆類などに多く含まれています。消化・吸収されることなく大腸まで達し、腸内にもともと存在する善玉菌に、好きな炭水化物の「エサ」を優先的に与えて、数を増やす方法です。

オリゴ糖は、大豆・たまねぎ・ごぼう・ねぎ・にんにく・アスパラガス・バナナなどの食品にも多く含まれていますので、これらの食材を食事に取り入れると良いでしょう。
市販されているオリゴ糖製品の有効摂取量は、一日あたり2~10gです。しかしオリゴ糖を急に摂取すると下痢を起こしたり、おなかが張ったりすることがありますので、摂り過ぎには注意が必要です。

このような場合には1回の量を2~3回に分けて摂取する、または1日あたりの摂取量を減らして数日間かけて推奨されている摂取量まで増やす、という方法があります。オリゴ糖に対する腸内細菌の「慣れ」を考えながら摂取することが重要です。

しかし、年齢に関係なく腸内フローラのバランスが崩れてしまうこともあり、この理由の一つとして高脂肪の食生活があげられています。腸内環境は食べたものに大きく左右されるため、腸内フローラをよいバランスで維持するためには、栄養バランスのとれた食事が大切です。

また、食生活だけでなく、運動や睡眠などの生活習慣を見直すことも大切です。便秘解消には適度な運動が効果的です。早歩きのような、少しきついと感じるくらいの運動を習慣化しましょう。

ストレスは便秘・下痢を悪化させるので、十分な休養と睡眠をとり、ストレス解消は早めにとることも大切です。適度な運動は腸内フローラが活性化するといわれています。

腸内細菌が健康的な状態を見分ける方法

腸内細菌が健康的な好ましい状態であるかどうかを知るもっとも簡単な方法は、便を観察することです。善玉菌がたくさん酸を作っていると、色は黄色から黄色がかった褐色で、においがあっても臭くなく、形状は柔らかいバナナ状が理想です。


逆に黒っぽい色で悪臭がある便は、腸内細菌のバランスが悪くなっている状態です。健康づくりにはおなかの中の同居人である腸内細菌の状態を良く知り、仲良くなることが大切です。
下痢になる人、あるいは何らかあの疾患を抱えている人は腸内細菌が不健康な状態、つまり悪玉菌が多い状態になっています。

下痢を改善する最も手軽な方法は腸内善玉菌をしっかり増やすことです。生活習慣や腸内フローラの改善に取り組んでもおなかの不調が続く場合は、別の原因がある可能性も。おなかの不調が長引いたり、症状が悪化するようなら、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

腸内環境をしっかり整えよう!

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。特に腸内は一つの臓器とも言われていますので、腸内環境を整えることはとても重要です。生活習慣病から来る殆どの病気は腸内環境の悪化が原因とされています。

下痢はもちろんのこと、重大な病気まで腸内環境の良し悪しで決まります。腸内環境を整える食事はもちろん大切なことですが、難しい人は腸内環境を整えるサプリメントを利用しましょう。
現代食の欠点を補い、下痢改善を目指すのは最も効果的な方法です。下痢の改善も一段と早くなります。

下痢は短鎖脂肪酸不足

短鎖脂肪酸不足で下痢に

近年、腸活という言葉はブームになっています。それほど腸内の大切さがわかってきたということでしょうか。

下痢をはじめ大腸がんや免疫疾患、肥満や糖尿病といった全身疾患と腸内細菌の関係が示唆され、脳の機能にも影響を与え、腸内細菌が司令塔となって身体をコントロールしているということが、研究によって明らかになっています。


そうした中で、下痢の原因の一つに腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸不足が注目されています。
では短鎖脂肪酸は下痢とどのような関係があるのでしょうか。

下痢の原因となる短鎖脂肪酸とは

人は食べ物から栄養を吸収し不要なものを排出します。この役割を担うのが消化管です。

炭水化物にはヒトが持つ消化酵素で消化できる易消化性炭水化物と、オリゴ糖類や食物繊維類など、そのままでは簡単に消化吸収できない難消化性炭水化物があります。

しかし、人の体はよくできており、難消化性炭水化物は腸内細菌の多くがその一部を分解し、消化吸収の手助けをしてくれています。

短鎖脂肪酸は、この難消化性炭水化物を腸内細菌が分解することによって産生されるのです。
短鎖脂肪酸は3つあり、1つはわれわれが料理などに使うお酢の主成分である酢酸、もう1つはブルーチーズのすっぱさや香りのもとで、保存料や着香剤としても使われるプロピオン酸、そしてバターの香りのもとになっている酪酸です。

短鎖脂肪酸の働き

食べた物は消化して分解された場所で吸収されるので、大腸での発酵分解を受けるためには大腸以前にある、胃や小腸で分解されない物質であることが条件です。

つまり、でんぷんや砂糖など、大腸に届くまでに消化吸収されるものは、基本的に大腸の腸内細菌による発酵分解を受けることができません。

ですから、腸内細菌が好むのは簡単に消化できない難消化性炭水化物なのです。

そんな短鎖脂肪酸の特徴として、腸、特に大腸での正常な活動にとって無くてはならない成分です。

短鎖脂肪酸には主に7つの働き
①大腸の粘膜細胞のエネルギー源

短鎖脂肪酸は、大腸にある上皮細胞の貴重なエネルギー源です。大腸の粘膜は血管から供給されるエネルギーよりも、腸管腔から供給される短鎖脂肪酸のエネルギーに依存しているのです。

大腸上皮細胞は、水分や栄養の吸収、病原菌に対する粘膜のバリアを張る、といった役割を担っていますが、きちんと機能しなければ腸内フローラのバランスが崩れてしまうことで、炎症が起きる原因となります。

通常、細胞とは血液から運ばれてくる栄養を受け取ることで活動していますが、大腸の上皮細胞に限り、血液由来の栄養よりも、腸内細菌による発酵で作り出した短鎖脂肪酸を優先的にエネルギーとして補給する性質をもっています。

②腸のぜん動運動を促進

短鎖脂肪酸が適切に生成されることにより、腸内環境が酸性側にかたむきます。

そうなると、大腸の粘膜にあるセンサーを刺激して腸管の蠕動運動を促進します。便秘の改善につながります。

便秘の原因の1つに腸がしっかりと動かず、腸内の便が結腸などの大腸にとどまり、きちんと排出されないということが挙げられます。

便秘を改善するためには、この腸のぜん動運動を促進する働きのある短鎖脂肪酸を上手に利用することも良い方法と言えるでしょう。

③粘液の分泌、水・ナトリウムの吸収促進

短鎖脂肪酸は、結腸の粘液分泌も促進します。腸の中の便と腸管壁の間には粘液の層があって、ここに水が分泌されると、滑りやすくなります。

この粘液層によって、便がスムーズに腸内を移行できるだけでなく、便が腸管壁に直接触れることもありません
つまり、便に含まれる細菌が腸管壁から侵入することを防ぐバリアにもなっているのです。


さらに、腸管の粘液の分泌や水やナトリウムの吸収を促す働きもあります

④腸上皮細胞の増殖

短鎖脂肪酸が腸管上皮の新陳代謝をよくして、小腸や大腸の上皮細胞の増殖を促します。

結腸粘膜上皮細胞の成長と増殖を調節することで、大腸のバリア機能を高めます。粘膜物質ムチンの分泌を促します。
大腸バリアが正しく機能を果たすと、大腸から有害菌が吸収されず病気の原因を作りません。

⑤免疫系経路と炎症反応を調節

短鎖脂肪酸により腸内環境が改善されると、免疫力の最前基地である腸内バリアの効力が高まり、免疫力のUPにつながることで、さまざまな病気を予防、あるいは病気を緩和することができます。

炎症性サイトカインの発現を抑制し、炎症を抑えます。又、過剰な免疫を抑制する働きがあります。

⑥腸内のPH調整をする

短鎖脂肪酸の効果で、腸内が酸性にかたむき、腸内のPH調整が出来ます。

この酸性下の環境では、体に有用な善玉菌が増えて体に悪影響を及ぼす悪玉菌が減っていき、腸内環境の改善につながります。

弱酸性の腸内環境にしてくれるので、有益菌が増え、有害菌の出す酵素の活性が抑えられます。
大腸内で腸内細菌が短鎖脂肪酸を適切に生成することにより、鉄やマグネシウム、カルシウムなどのミネラル分の吸収を促す効果、更に、膵液などの消化酵素の分泌が促されて食品から栄養を効率的に摂取することにつながります。
糖尿病の予防効果も期待できます。

仮に人間の体に腸内細菌が1匹もいないとなると、食品を効率的に消化吸収することができないため、栄養をとり入れていくことができず、生きていくことができません。

ミネラル分は体で作ることができないので、食品として摂りいれ、効果的に吸収されます。

腸内細菌の研究はまだまだ途上ですが、その研究結果の1つがミネラル分の吸収促進作用です。

逆に、悪玉菌が増えて善玉菌が減っていくような腸内環境だと、バリア機能がきちんと働かず、ウイルスや病原菌をはじめとした侵入者が簡単にバリケードを突破してしまいます。

腸内環境を整えるためにも、短鎖脂肪酸をきちんと増やしていくことが大切です。

⑦大腸がん予防

高脂肪食による腸内でのリトコール酸やデオキシコール酸などの2次胆汁酸の増加は、DNA傷害や酸化ストレス、細胞毒性などにより大腸がんなどの大腸疾病を引き起こす。

短鎖脂肪酸は有害な二次胆汁酸も減らすので、大腸がんの予防になります。その他、食欲を抑える作用、肥満やインスリン抵抗性の改善などがあります。

短鎖脂肪酸が不足すると下痢、その他の多くの病気を招く
短鎖脂肪酸が不足すると、感染しやすくなったり、病気が治りにくくなったりするといわれています。
その一因として、大腸のバリア機能が低下すること原因だと言われています。

短鎖脂肪酸は、結腸の粘液分泌も促進します。腸の中の便と腸管壁の間には粘液の層があって、ここに水が分泌されると、滑りやすくなります。

この粘液層によって、便がスムーズに腸内を移行できるだけでなく、便が腸管壁に直接触れることもありません。

つまり、便に含まれる細菌が腸管壁から侵入することを防ぐバリアにもなっているのです。ところが、短鎖脂肪酸が不足して便が粘液でコーティングされないと軟便や下痢便になり、バリア機能も破綻すると腸管壁から病原菌が侵入しやすくなるため、病気に罹りやすくなるわけです。

短鎖脂肪酸不足で下痢になった例

戦争中に飢餓状態に陥った人たちの多くが下痢をしていたことが記録されていますが、それは腸内細菌の餌となる食物繊維を摂取していないために、短鎖脂肪酸が産生されなくなって、水の吸収がうまくいかなくなったことが主な原因と考えられています。ですから、毎日食物繊維などを摂取して短鎖脂肪酸の産生を維持することはとても大切です。

短鎖脂肪酸不足の見分け方

わかりやすい目安は便の臭いです。難消化性炭水化物の摂取が足りないと、腸内細菌はタンパク質が分解されて生じた尿素や死んだ腸管上皮細胞のかけら、あるいは腸管内の細菌を餌にします。

それによって、多量のアンモニアや硫化水素、インドール、スカトール、あるいはイソ吉草酸などが産生されます。アンモニアはおしっこの腐敗した匂い、硫化水素は卵が腐ったような匂い、イソ吉草酸はたくさんの汗を吸った武具の匂いです。

つまり、難消化性炭水化物の不足で短鎖脂肪酸の産生が低下すると嫌な臭いの便になるのです。

高齢者の食物繊維の不足が下痢を招く

高齢者は野菜などの摂取量が少なくなると、食物せんい不足し、短鎖脂肪酸不足となります。その結果、高齢者の人は下痢になりやすくなります。

高齢者は加齢に伴い、噛む力や飲み込む力が衰えたり、内臓機能が低下したりするため、摂食・嚥下障害や低栄養、消化不良などが起こる可能性が高まります。中でもせんい質の食べ物は加齢とともに食べづらくなるので、不足が目立ちます。

高齢者の食事は栄養が偏りがちになりますが、さまざまな健康効果を持つ短鎖脂肪酸を産生するために、緑黄色野菜やゴボウ、セロリなどの食物せんいを意識して摂取するようにしましょう。

短鎖脂肪酸の上手な増やし方

酪酸などの短鎖脂肪酸は、難消化性炭水化物を腸内細菌が分解することにより産生されるため、食物せんいの摂取が重要です。

食物せんいには果物や海藻類などに多い水溶性と、豆類、穀類などに多い非水溶性がありますが、それらをバランスよく、またゆっくり時間をかけて食事をすることが大切です。

さらに、プロバイオティクスの摂取も効果的です。プロバイオティクスとは、われわれの体に良い働きをするとされる生きた菌のことです。たとえば、乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌などが知られており、大腸のエネルギー源である短鎖脂肪酸を増やすことが数多く報告されています。

腸内環境を整えよう

短鎖脂肪酸は、難消化性炭水化物を腸内細菌が分解することにより産生されるため、食物せんいの摂取が重要です。更に、プロバイオティクスの摂取も効果的です。
日頃の食事に野菜や発酵食品など積極的に摂りましょう。

短鎖脂肪酸などが産出され、腸内環境を整うと下痢の改善は一段と早くなります。その他様々な病気の予防、改善になります。「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。生活習慣による病気の9割は腸内環境が悪化したことが大きな原因となります。

腸内環境を整えると、腸内で行われる活動が正常化され、健康増進に繋がります。こうしたプロバイオティクスを増やし、腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢の原因・キノコ類

下痢の原因・毒キノコ

実りの秋は、食欲の秋でもあり、さまざまな旬の食べ物がおいしいこの季節です。又、秋は行楽シーズンで、ハイキングや山登り、キノコ狩りなど山々を楽しむ人が多くなります。

しかし、キノコには注意が必要です。先日、毒キノコによる食中毒を起こしたニュースが放映されました。

下痢の原因は体質やその日の体調によっても下痢になる時がありますが、この時期はキノコによる食中毒下痢が発生しています。

キノコ中毒は毎年発生している

皆さんは日本にどのくらいのキノコがあるかご存知ですか?実は、正確な数が判らないほどたくさんの種類があるのです。

多分、4000~5000種類ぐらいあり、その中にはおよそ100種類の食用キノコと、40種類くらいの毒キノコが知られていますが、残り3860~4860種類くらいのキノコは、食べられるのか毒なのかさえ判っていないのです。

キノコによる食中毒のほとんどは、秋のキノコ狩りシーズンなどに山に入って採ってきたものを食べたことによるものです。
つまり、毒キノコを誤って食用だと思い込んで食べてしまった、と言うことです。

中には個人の飲食店主や弁当屋店主が毒キノコを誤って採取し、客に提供してしまったとか、農産物販売所で売ってしまったとか言う事例もあるようですが、それは全体の1割にも満たないようです。

だいたい年間平均50件余り、200人前後が中毒していると言われています。

もっとも中毒事例が多いツキヨタケげ下痢に

毒キノコを食べてしまう一番の原因は、食べられるキノコとよく似ているからという理由が大きいと思います。
実際、もっとも中毒事故が多いツキヨタケは、茶褐色のものが椎茸そっくりなのです。

そのキノコが食べられるかどうかの判別は難しいことを知っている人でも、シイタケそっくりなので見間違えるのも無理ではないようです。
しかも、同じ木の上にシイタケとツキヨタケが混じって生えることもあるのです。
ツキヨタケはその名の由来の通り、夜に光ります。

かなり淡い光なので条件によっては光らないので、光っていないからシイタケだと思わないでください。滅多に死亡事故に繋がることはないようですが、嘔吐・腹痛・下痢と言う典型的な症状から、重症の場合痙攣が起きることもあります。解毒剤はありませんので注意が必要です。

岐阜県内のツキヨタケ食中毒例

毒キノコ「ツキヨタケ」の食中毒発生が岐阜県内で続いています。キノコによる食中毒の発生件数は岐阜県内では2016年から4年間はゼロだったが、今月(全てツキヨタケ)発生しました。

県は、確実に食用と判断できないキノコは食べたり、他人に譲ったりしないよう注意を呼び掛けています。

ツキヨタケの大きさは10~20センチ程度で、夏から秋にブナやイタヤカエデなどの幹に重なり合って生える。

食用のヒラタケやムキタケ、シイタケなどによく似ているが、食べると嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などの症状が出て、過去には死亡例もあります。

●2020年10月13日 毒キノコ誤食4人が食中毒

岐阜県は12日、毒キノコのツキヨタケを誤って食べた飛騨市の家族4人が嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴え、全員が医療機関に一時入院したと発表した。いずれも快方に向かっており、うち2人は退院しています。

県によると、4人は10~80代の男女。うち50代男性が9日、市内の山林でツキヨタケをブナシメジと誤って採取しました。4人が10日夜に自宅で煮込みうどんに入れて食べたところ、約1時間後に発症しました。

キノコによる食中毒は、県内では2015年の1件5人の被害を最後に発生していなかったのですが、今年は夏に大雨が降った影響などにより、キノコが生えやすい環境になっています。

県は、ツキヨタケの見分け方のポイントとして、刀の鍔(つば)のような盛り上がった部分が柄の付け根にあること、内部に黒色の染みがあることなどを挙げていますが、「判別が難しく、染みがほとんどないツキヨタケもある」(県担当者)ため、誤って採取しやすいと言っています。

下痢の原因となる毒キノコとは

毒キノコのよる食中毒は、秋に最も多く発生します。毎年多くの方が毒キノコによる下痢をはじめとする症状を訴えられ、重篤な場合は死亡する方もおられますので細心の注意が必要です。

自然毒による食中毒は、春は山菜、秋は毒キノコ、冬はフグと時期によって発生する種類が異なります。肉による自然毒の食中毒は殆どありません。

キノコは古くから食べられてきた食品の1つですが、昔から毒キノコによる死亡例はあったようです。

非常に強い有害物質をもつ毒キノコなどは明らかになっていますが、非常に微量な有害物質が含まれている毒キノコについては正直わかっておりません。

その為、古くから食べられていたキノコで最近になって毒キノコの指定を受けることもあります。椎茸、エノキ、シメジなど一般的に流通している以外のキノコは、どんな有害物質が含まれているか詳しくわからないので継続的に大量に食べることはおすすめできません。

また、毒キノコは水溶性の有毒物質が含まれることが多く、生食は避け水煮をするなどして茹で汁は捨てる様にしましょう。(必ずしも全ての毒キノコが水溶性の有毒物質ではないので注意してください。) 

毒キノコの中でも特に注意したい種類と症状

●カエンタケ
猛毒キノコ「カエンタケ」は食べると死、触れても危険なキノコです。 奈良では近年、わずかな量でも口にすれば生命にかかわる猛毒キノコ「カエンタケ」が大量発生しました。

昨年8~10月には、生駒山山麓(同県生駒市)で100本以上、奈良市の観光名所「若草山」の頂上付近でも1本が確認されました。

発生時期や場所は、虫が媒介する菌で樹木が枯れる「ナラ枯れ」被害と重なっているとの指摘もあり、関係者は注意を呼びかけています。

カエンタケは地面から人間の指先が突き出たように生え、燃えさかる炎のような赤色を全身に帯びるキノコ。
古くからその猛毒で知られ、林野庁の担当者が「毒キノコの中で最も危険」と話しています。
漢字では「火炎茸」、または「火焔茸」と書きます。

カエンタケはニクザキン科のキノコで、長さは3~15センチ。折れたりして内部から染み出た汁が皮膚に付着すれば炎症を起こします。誤って口にすれば、摂取後10分前後の短時間で症状が現れます。

初期には消化器系の症状が強く、腹痛・嘔吐・水様性下痢となります。その後、めまい・手足のしびれ・呼吸困難・言語障害・白血球と血小板の減少および造血機能障害・全身の皮膚のびらん・肝不全・腎不全・呼吸器不全といった多彩な症状が現れ、致死率も高くなります。

また回復しても、小脳の萎縮・言語障害・運動障害、あるいは脱毛や皮膚の剥落などの後遺症が残ることがあります。厚生労働省によると、過去には薬用と勘違いして酒に浸して飲み、死亡した例もあるそうです。

ですから、もし毒キノコと分からずに、キノコを食べて下痢になったらまず病院へ行きましょう。

●カキシメジ
カキシメジの毒成分は水溶性のウスタル酸です。カキシメジの中毒症状は、喫食後30分~ 3時間後に頭痛、腹痛、嘔吐、下痢を引き起こします。

●クサウラベニタケ
クサウラベニタケの毒成分は、溶血性タンパク、コリン、ムスカリン、ムスカリジンなどです。中毒症状は、摂食後10分から数時間で症状が現れ、神経系および消化器系の食中毒を起こし、死亡例もあります。

●シロタマゴテングタケ
シロタマゴテンタケを誤って食べただけで死に至るほどの猛毒を持っています。
またタマゴテングタケ、ドクツルタケも同じように、摂取後24時間程度でコレラの様な激しい嘔吐・下痢・腹痛が起こり、その後、小康状態となり、回復したかに見えるが、その数日後、肝臓と腎臓等内臓の細胞が破壊されて最悪の場合死に至ります。

●ツキヨタケ
ツキヨタケは摂取後約30分から3時間程度で嘔吐や下痢などの食中毒の症状が現れ、見るものが青く見える幻覚症状を伴うことがある。

毒キノコの食中毒ならないために

毒キノコ食中毒にならないためにも知らないキノコは、とらない、たべない、人にあげないようにしましょう。食中毒の原因の多くは、素人が誤って毒キノコを採取し食べてしまう事です。
ですから、専門的な知識がない方がピクニックついでキノコをとって食べるのは絶対にやめましょう。

また、素人が食べられるキノコの判断にすることが多い迷信・・・例えば、地味なキノコは食べられる、塩漬けにすると食べられる、ナスと一緒に煮れば食べられるなど全てうそです。

この様なことを信じてキノコをとったり食べたりするのはやめましょう。

食べ方によっては食用キノコも中毒になる

食用であってもキノコを生食してはいけません
キノコを生で食べて起こす中毒があります。特に最近ではサラダなどにして食べて、アレルギー症状を起こす人が増えています。
症状は、食べた直後から1時間後、遅くとも4時間以内に見られます。

じんましんや紅斑(皮膚が赤くなること)、浮腫(むくみ)が一番多い症状ですが、咳・喘息発作、嘔吐・腹痛・下痢などが見られることもあります。

滅多にマイタケを生で食べようと言う人はいないでしょうが、エリンギについてはネットで検索してみると生でサラダにしているレシピなどが紹介されていたりします。

原則としてキノコはすべて加熱用食品です。ヨーロッパではサラダにする習慣があるようですが、このため中毒事故もよく起こっています。

エリンギやマイタケも危険なキノコ

エリンギやマイタケはシアン産生菌と言うグループで、生命には別条ないものの、腹痛ぐらいは起こすであろう量の青酸化合物を含んでいることがあります。


ですので、必ず加熱してから食べるようにしましょう。実際に生食による中毒事故も起こっています。マイタケについては加熱しないと卵料理に合わせたりできない(卵が固まらない)ことも良く知られていると思います。

なじみの深いシイタケでも中毒症状が出る

キノコでも毒キノコではなく、なじみの深いシイタケも生や不完全な加熱のシイタケを食べるとその直後から数日後に全身に湿疹が出るシイタケ皮膚炎と呼ばれる中毒が起きます。


しかもこの皮膚炎が怖いのが昔から食用としてなじみ深いシイタケなのに原因物質が特定されていないことです。それに加えてシイタケにはホルムアルデヒドも含まれています。

ホルムアルデヒドはシックハウス症候群という新築の家などで起きる倦怠感や吐き気などが症状の病気の原因物質と同じ成分を生シイタケは持っています。

この物質に関してはかなり微量といわれているので、相当な数を生食しないと症状は出ないと言われていますが、食べ過ぎるとアレルギー反応が起きると言われています。

お酒のおつまみや、バーベキューなどで焼いたシイタケが加熱不足によって原因になることがあるとも言われています。生シイタケを直火でしっかり焼くと結構縮んでしまいますので、それを気にして不完全加熱になるのかもしれません。

マツタケでも危険な食べ方

マツタケにはアレルギー反応を増悪させる物質のヒスタミンなどが含まれていますので、生で食べるとアレルギー性の胃腸炎を起こすことがあります。


冷蔵庫に大事に保管していたマツタケにより、中毒を起こした事例もあります。腐敗したキノコによる中毒です。食用キノコでも古いものや、虫により傷が付いたもの、またキノコの保存方法が悪いと細菌やカビによって中毒を起こします。

食用キノコ熱に弱いが毒キノコは加熱調理をして毒性が残る

このように、食用キノコであっても意外と毒性成分を含んでいるものが少なくないのです。しかし、食用キノコに含まれる毒性成分は不安定なものが多く、熱に弱いので加熱して食べることでほとんど害を回避できます。

一方で毒キノコと呼ばれるものの毒は熱や酸・アルカリにも強いことが多いので、加熱調理してもしっかり毒性成分が残るものです。

アルコールと一緒に食べると下痢に

キノコだけ食べても何ともないのですが、アルコールとの食べ合わせにより中毒を起こす特異的なキノコがあります。ホテイシメジ、ヒトヨタケ、スギタケなどです。

中毒症状はお酒を飲んで30分から1時間後に、顔、頸、手、胸が赤くなり、激しい頭痛、めまい、さらに心悸亢進、頻脈、血圧低下が起こります。

重症では呼吸困難、意識不明になります。中毒メカニズムはアルコール分解酵素の一つ、アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼが阻害され血中アルデヒド濃度が上昇するために起こります。

マイタケ・エリンギでも食べ過ぎると死中毒になる

食用キノコのニオウシメジ、マイタケ、エリンギ、スギヒラタケなどは微量のシアンを含み、中毒を起こすことがあります。
通常は微量なので体内のロダネースという酵素で分解されますが、たくさん食べたり、加熱調理が不十分だと中毒を起こしたりすることがあるのです。

実例:平成16年の秋に東北地方を中心にスギヒラタケが原因で、原因不明の急性脳症が発生し、患者数60名、死者19名という悲惨な事件がありました。
スギヒラタケに含まれるシアンイオン濃度が、その年の異常気象からか例年に比べ高い値を示したことから、シアンによる可能性が示唆されています。

スギヒラタケは、くせがなく、口当たりがよいため、和風にも洋風にも調理されてきました。
世界中に分布しているキノコで、「天使の翼」と呼ばれるなど、海外でも広く食用と認識されています。

日本では、北陸・中部・東北地方を中心に、以前から普通に食卓に並ぶキノコです。

これまで食中毒などといった健康被害の報告もありませんでした。
スギヒラタケは、夏から秋にかけて、スギやアカマツなどの針葉樹の古い切り株や倒木に、多数が重なり合って生えます。

くれぐれも、キノコには細心の注意が必要です。基本、店頭に売られていなしキノコ類は食べないようにしましょう。キノコは生ではなく必ず加熱してから食べましょう。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。食べた物を消化・排出。吸収する機能を持っています。

例えば食べた物が有害なものであったとしても腸内環境意が正常に働いておれば、有害なものをスムーズに排出することが出来、有害物質による被害が最小限にとどまるなど、リスクが回避できます。

人は食べることで命を保ち、健康になることが出来ます。悪いものを食べた時には、有害な物を体から早く出すために、下痢と言う形で排出します。

腸内環境を整えていくことが健康の秘訣なのです。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢の原因・過度な食生活

下痢の原因は過度な食生活

下痢の原因下痢が続く原因は様々です。スーパーやコンビニ、レストランでも手軽に健康的な食事が手に入るようになってきたのは素晴らしいことです。



しかし、専門家によるとこの健康志向によって新たな弊害も出てきているそうです。いったいどのような現象なのでしょうか?その一つに下痢が挙げられています。

健康への過度な志向が様々な弊害をもたらす

近年は情報が発達して、健康に関する様々な情報が溢れています。健康に良いと聞くと誰でもあれやこれやと試したくなるものです。

例えば、テレビで納豆がいいよと放映されればその日のうちにスーパーの食品棚から納豆が全て消えている、又ヨーグルトがいいよと言えばヨーグルトを購入したいのに陳列棚から在庫が全くなくなっているなど、情報に左右される人が多くいます。

また、確かな根拠がないものまで、健康にいいよと言えばそれを買い求め、飲んだり食べたりしています。しかし、健康的な食事を摂ることにこだわりすぎてしまい、自分が健康だと感じるもの以外食べられなくなってしまう人がいます。

それで、余りにも健康的な食生活への関心が高まり過ぎて、不健康な結果を招き様々な障害が出てきて、新たな摂食障害(オルトレキシア)にかかる人が出てきているそうです。

オルトレキシアにかかっている人は、自分自身に課している数多くのルールに縛られてがんじがらめになっている状態になっています。

例えば、ある女性は当初ベジタリアン(菜食主義)に興味を持ち、その後卵や蜂蜜なども摂取しないより厳格な菜食主義であるヴィーガンへと転向、さらに自身の食事に課す制限はより厳しくなり、最終的にはフルーツしか口にしないという食生活を続けていました。

その結果、ある日大量に髪が抜けはじめたことをきっかけに自身の健康状態の異変に気がついたということです。彼女は健康な食事を追求するあまり、自分でも気付かないうちに、このオルトレキシアと呼ばれる摂食障害に陥ってしまっていたのです。

また、「小麦を使っているものはダメ」、「添加物が入っているものは一切ダメ」、「防腐剤が入っているのは一切ダメ」、「動物性食品はダメ」、マニアックなものになると、「増粘剤が入っているものはダメ」などがあります。

逆に、「白米しか食べてはいけない」というパターンもあります。あくまでも「自分が」健康的と思う食事です。
ここで大切なことは、「自分が」健康的と思える食事であって、すべからく健康的という訳ではないということです。

一部の医師や登録栄養士たちは、純粋な、あるいは「クリーンな」 食品を食べたいという願望が強迫観念になってしまい、不健康な状態になってしまう人々が増えていると言っています。
こうした人は加工していない食品だけを食べる完全菜食主義者や、主要食料源からグルテン、乳製品、 糖質といった複数の要素を除外している人たちのこと言います。

このような状態に陥ると、周りが止めようにも耳を貸さず、状況の悪化を止めることがさらに難しくなります。
健康的な食事をするのは、もちろん大切なことです。しかし、行き過ぎてしまい、少し間違った道に外れると自分の身を滅ぼすことになってしまう…というのは、あまりに恐ろしい結果です。

摂食障害になると

摂食障害は食行動を中心にいろいろな問題があらわれる病気です。
例えば低栄養状態になり、下記のような症状が現れてきます。

全身症状として
●疲れやすい ●身長が伸びない ●月経(生理)がない ●不妊の原因 ●筋力低下 ●低血圧 ●低体温 ●心拍数低下

部位別症状として
●食欲がない ●満腹感がない ●下痢・便秘 ●下肢のむくみ ●皮膚の乾燥 ●背中の濃いうぶ毛 ●手足の黄色化 ●麻美の怪我抜ける ●骨が弱くなる

心理的症状として
●集中力の低下 ●仕事の能率低下 ●こだわりが強くなる ●人との交流を避ける ●性的強意味がなくなる ●イライラする ●抗うつ、不安が強い

こだわり過ぎて下痢に

下痢が続く方には「添加物や刺激物は避けて、体を温めるものを食べた方がいいですよ。」と私たちも申し上げています。でも、出来る範囲で構わないので、出来るところから・・・とお話しています。


そうなんです。あまりにこだわり過ぎると、食べるものがなくなってしまいます。食べるものが少なくなってくると、栄養失調になってしまうことも否定できません。栄養が足りなくなっても、下痢になってしまいます。

栄養失調から自律神経に支障きたすこともあります。自律神経のバランスが崩れると、胃腸にも影響するので、ちょっとしたことでも、刺激となり下痢になりやすくなります。

また、食事に極端なこだわりを持ってしまうと、家族や友達とも食事を共にすることができなくなってしまい、人間関係も破たんしかねません。人間関係が破綻してしまうと、自律神経に影響し、下痢にもなります。

こだわり過ぎて精神疾患になりかねない

最初は、健康的な食事を選ぶことで、より健康になりたいというポジティブな思考から始まりますが、そのうち、「より健康的」とうい概念から「絶対的な健康」へとシフトしてしまい、all or nothing概念が強くなり、最後には、それ以外は「悪」であるという強迫観念に支配されていきます。

ある意味「オルトレキシア」は「これは食べられない。」から「これを食べると不健康になる」と変化していき最終的には強迫性障害のようになってしまいます。

つまり、最初は自分にとって「得なこと」から、自分にとって「得でない事」に変わってしまいます。自分でも、決め事をもう少し緩くして、もっと人と楽しみたい気持ちがあるにも関わらず、どうしても、その決め事が払しょくできず結果的に自分にとって好ましくない選択をしてしまいます。

こうなってくると、下痢の原因だけでなく、精神的に病気ということになってきてしまいます。仕事にも影響が出てきて、不安やイライラが出てきます。

健康になるつもりが、栄養が足りない状態になって下痢となるだけでなく、精神疾患の状態に陥ってしまうこともあるのです。何でもほどほどということをくれぐれも忘れないで下さい。

強迫性障害とは、わかりやすく言えば、「わかっちゃいるけど、やめられない」という病理です。食べるという行為が、自分でコントロールしているはずが、コントロール出来なくなっている状態です。

この状態では、心のレベル(そうしたいと自分で判断しているレベル)から、脳レベル(判断からコントロール感がなくなるレベル)になってしまっています。
恐らく、神経伝達物質のセロトニンの機能障害を起こしている可能性があります。


このレベルでは、医学的治療が必要なケースが多くなります。もちろん、健康的な食事に拘ることは決して悪い事ではありません。

過度な食生活にならない為に

過度になりすぎて、自分の身体的健康や、社会的健康を脅かすものになるほど拘ることは、自分にとって得でありません。そうならない為に以下の事に注意してみましょう。

●自分の身体の状態や変化を観察する

「健康にはこれを毎日食べると良い」、という情報をよく目にします。また、スタイルの良いモデルさんや女優さんの食生活を参考にしている人もいるでしょう。もちろんそうしたものを取り入れてみるのも良いのですが、必ず自分の体の状態も合わせて観察することが大事です。

お通じの様子や肌のキメやハリ、身体が軽い、重い、など、その食事が自分の身体に合っているのかどうか、を観察します。万人に良い食材、というよりも自分に合った食材、食事を見極めるためには大切なことです。
健康に良いもののなかでも、自分がおいしく無理なく食べられる食材や食べ方、摂取頻度をうまく見つけられると長続きします。

●目の前の食事は思いっきり楽しむ

普段から食事には気をつけている人は多いものです。しかし、ジャンキーな食べ物やカロリーの高い食べ物も大好なので、時には食べるという人もいます。目の前にある食事を思いっきり楽しむのも良い方法です。但し、体の調子が悪い時には避けてください。

また食べてしまった、という罪悪感がさらにストレスになって暴飲暴食を招いてしまうこともありますから、欲が向くままに食べたいときには素直に従う、つまり我慢しない、ということもストレスを溜めない良い方法です。

●1週間のなかでバランスをとる

外食が続いて自分で食事をコントロールしづらい、ついいつもよりも食べ過ぎてしまった、などといった日が続いてしまったときには、その翌日(外食の予定など予め分かっている場合は前日でも可)の食事の量を減らすようにするといいです。また、バランスの食事に加えて、十分な睡眠、適度な運動は健康を増進に欠かせません。


もし数日続くようでも、だいたい1週間、または2週間の間でそのバランスがとれたらよしとし、外食のときには気兼ねなく好きなものを好きな量だけ食べるようにしましょう。

●胃を休ませる

また健康な食事、というと、「毎日○○を食べると健康に良い」「○○がダイエットに効く」などど、何を食べるかに注目されがちですが、それよりもたまには胃を休ませること、にも意識を向けてみましょう。

お腹が空いていないのに食事の時間がきたから、なんとなく口さみしいから、といった理由で食べ物を胃に詰め込みすぎると胃が疲れてしまい、消化機能も低下します。

適切な空腹感を感じられると食事がより美味しく感じられますし、身体が軽く感じます。もちろん必要な栄養をきちんと補ってこその話なので、無理な絶食は絶対にやめてください。

食事は、私たちにとって欠かせない大切なものです。だからこそ健康に楽しく続けられる食生活を送りましょう。

●健康の基本は腸内環境にあることを認識する

健康の基本は腸から始まります。腸内では食べた物を消化吸収する働きがあります。また腸内では免疫力の活性、消化吸収、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われています。栄養を吸収し全身の健康を司る司令塔の様なものです。

また、幸せになるホルモンも、ストレスを回避する術も、病気にならないように守ってくれるのもすべて腸から始まります。例え身体にとって有害なものを食べても腸内が健康であれば処理してくれます。

私達の体はその様にできているのです。ですから極端にあれがいいから、これがいいからと情報に惑わされない様に、腸が喜ぶ食事を摂るなど基本をしっかり見つめて食生活を送りましょう。

腸内善玉菌が多い腸内環境にしよう!

腸内は善玉菌が多ければ多いほど健康的な腸内環境になります。悪玉菌の多い腸内では腸内環境が悪化し様々な病気を誘発します。

今、体の不調を感じている方、下痢が続く方、下痢で長年苦しんでいる方、下痢の原因がわからない方、下痢で病院へ行っても一向に治らない方、ぜひ腸内環境を整えてみましょう。
腸内環境を整える善玉菌を増やすサプリメントがありますので、上手に利用してみましょう。

 

下痢を改善する腸内細菌

下痢を改善する腸内細菌

人の健康を担っているものの一つに腸内細菌の力があります。
きれいな腸は病気にならないというのも腸内細菌のおかげなのです。

特に善玉菌の活躍は目覚ましいものです。
下痢になる、下痢が続く原因のひとつに、腸内の善玉菌が少ない理由が挙げられているほどです。
では腸内細菌が下痢改善になるなどどのような健康効果をもたらしているのでしょうか。

腸内細菌と健康

腸内には細菌がおよそ1000種類、100兆個も生息しています。
体の健康には、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要です。

ヒトの腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌、そのどちらでもない中間の菌、つまり日和見菌と、大きく分けて3グループで構成されています。

これらの菌は互いに密接な関係を持ち、複雑にバランスをとっています。
腸内細菌の中で一番数が多い菌は日和見菌で、次に善玉菌が多く、悪玉菌は少数です。

その割合は善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌:7の割合が理想的です。

●腸内細菌は一人ひとり異なる

腸内細菌の種類は個人、個人で異なり、様々です。
さらに食事・在住国などの要因によっても異なります。
つまり国や人種によっても腸内細菌の種類や数が異なるということです。

また、菌の数は年齢によって増減はあるものの、菌の種類は一生を通じてほとんど変わらないことも報告されています。
例えば抗生物質の飲用や食中毒では腸内細菌は大きく変動しますが、時間の経過とともに元に戻るとの報告があります。

●腸内細菌叢は3歳までに出来上がる

人の健康に欠かせない腸内環境は、個人差がありますが、腸内細菌叢(腸内細菌の塊)の原型は離乳食が始まる生後5~6か月から3歳頃までに作られるといわれています。
3歳までは何でも舐めたり、しゃぶったりと、口にもっていきます。
これは腸内細菌を増やすための行動だとも言われています。

腸内環境は直接健康に関わるといわれていることから、3歳までに食べる食事の内容、おじいちゃん、おばあちゃんや他の人々と接することが良い腸内細菌を作るそうです。
子どもの今後の健康に大きく影響してくるということです。
又、赤ちゃんがお母さんの産道を通ることも腸内細菌を得るのに適しているそうです。


腸内細菌叢(腸内フローラ)は年齢を重ねるごと、個々の食生活や生活環境によって変化しますが、幼少時においては家庭で何を食べるかが大事になります。
腸内環境を整える食事を幼少期から食べさせることは重要と言えます。

腸内悪菌が増えると下痢や様々な病気になる

悪玉菌は、たんぱく質や脂質が中心の食事・不規則な生活・各種のストレス・便秘などが原因で腸内に増えてきます。

腸内細菌は下痢、肥満、糖尿病、大腸がん、動脈硬化症、炎症性腸疾患などの疾患と密接な関係があり、これらの患者の腸内細菌は健常者と比べて著しく変化していることが知られています。

腸内善玉菌優勢は下痢改善、他の健康効果がある

一方、健康的な腸内細菌は、ビフィズス菌や乳酸菌(正確には乳酸桿(かん)菌)などの善玉菌が優勢であり、その他の菌ができるだけ劣勢である状態です。

善玉菌は乳酸や酢酸などを作り、腸内を酸性にすることによって、悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にし、食中毒菌や病原菌による感染の予防や、発がん性をもつ腐敗産物の産生を抑制する腸内環境を作ります。

また善玉菌は腸内でビタミン(B1・B2・B6・B12・K・ニコチン酸・葉酸)を産生します。
さらに善玉菌の体を構成する物質には、体の免疫力を高め、血清コレステロールを低下させる効果も報告されています。

腸内善玉菌を増やす方法

腸内の善玉菌の割合を増やす方法には、大きく分けて2通りあります。

①毎日ビフィズス菌や乳酸菌を摂る
まず一つめは、健康に有用な作用をもたらす生きた善玉菌である「プロバイオティクス」を直接摂取する方法です。

食品ではヨーグルト・乳酸菌飲料・納豆・漬物など、ビフィズス菌や乳酸菌を含むものです。あるいは納豆菌・乳酸菌などのサプリメントなどを利用するのも良い方法です。

ただし、これらの菌は腸内にある程度の期間は存在しても、住み着くことはありません。そのため、毎日続けて摂取し、腸に補充することが勧められます。
なお、善玉菌は生きて大腸まで到達しないと意味がないと言われますが、死んでしまっても善玉菌の体を作る成分に有効な生理機能が期待できます。

②善玉菌を増やすものを摂る
2つめは、腸内にもともと存在する善玉菌を増やす作用のある「プレバイオティクス」を摂取する方法です。食品成分としてはオリゴ糖や食物繊維で、これらの成分は野菜類・果物類・豆類などに多く含まれています。


消化・吸収されることなく大腸まで達し、腸内にもともと存在する善玉菌に好きな炭水化物の「エサ」を優先的に与えて、数を増やそうという考えです。

オリゴ糖は、大豆・たまねぎ・ごぼう・ねぎ・にんにく・アスパラガス・バナナなどの食品にも多く含まれていますので、これらの食材を食事に取り入れると善玉菌が喜びどんどん増えるというものです。

また特定保健用食品などで市販されているものもあるので、効率的に摂取するにはこれらを利用するのも一つの方法です。市販されているオリゴ糖製品の有効摂取量は、一日あたり2~10gです。

しかしオリゴ糖を急に摂取すると下痢を起こしたり、おなかが張ったりすることがあります。
このような場合には1回の量を2~3回に分けて摂取する、または1日あたりの摂取量を減らして数日間かけて推奨されている摂取量まで増やす、という方法があります。
オリゴ糖に対する腸内細菌の「慣れ」を考えながら摂取することが重要です。

便を観察して腸の状態を見る

腸内細菌が健康的な好ましい状態であるかどうかを知るもっとも簡単な方法は、便を観察することです。
善玉菌がたくさん酸を作っていると、色は黄色から黄色がかった褐色で、においがあっても臭くなく、形状は柔らかいバナナ状が理想です。

逆に黒っぽい色で悪臭がある便は、腸内細菌のバランスが悪くなっている状態です。
健康づくりにはおなかの中の同居人である腸内細菌の状態を良く知り、仲良くなることが大切です。

日和見菌は善玉菌が劣勢になると悪玉菌を加勢し身体に悪さをします。
ですから健康を維持するためには腸内細菌はいつも善玉菌優勢にしなければならないのです。

下痢の改善にヨーグルトがいい?

腸内環境を改善するには、ヨーグルトのような発酵食品がクローズアップされています。
それで、腸の健康には生きたまま腸まで届くヨーグルトがいいとよくCMなどで見かけますが、下痢の原因を改善する点からすると、科学的に見ても必ずしも正しいとはいえないようです。

下痢を改善する菌とは?
人のおなかに棲んでいるビフィズス菌(乳酸菌の一つ)は腸内で優秀な善玉菌です。同じ乳酸菌であっても、他の動物の腸内では別の乳酸菌(ラクトバチルス)の方が優勢です。

市販のヨーグルトの中には乳酸菌を原料にしたものも少なくありません。
この場合生きた菌が腸に届いたとしても人の腸内のビフィズス菌と本当に共生できるかどうか分かりません

ですから、本当に生きたまま腸まで届く必要があるのでしょうか。
ある科学者によれば「それは必要ない、 こうしたヨーグルトだけをせっせと摂ってもおなかの調子がよくなるとは限らない」と言っています。

でも、たとえ途中でヨーグルト菌が死んだとしても、その死んだ菌は私達の栄養や便の量になって役立ちますので、無駄にはなりません。
それよりも腸内にもともと棲んでいる腸内善玉菌(ビフィズス菌や他の乳酸菌)を増やしてあげる方がもっともっと効果的です。

下痢の原因を改善する方法 のまとめ

①善玉菌が喜ぶ餌を腸内に送り込む事

②腸内善玉菌が増えやすいようなきれいな腸内環境にする事

③腸内の有害物質を吸着する食物せんいをしっかり摂る事

④腸内善玉菌は嫌気性(酸素を必要としないで増える)なので、腸内の酸素を好む菌(納豆菌が優れもの)を摂取する(納豆菌サプリメントは効果的

⑤腸内環境は気持ちに左右されやすいので、腸内善玉菌に感謝を示す事

昔の日本人は腸が喜ぶ食事をしてきました。昔ながらの食事をしましょうというのは結局腸内善玉菌を増やしましょうという事です。

食べ物の添加物で腸内環境を悪くする

現代は飽食の時代ですから下痢の原因になるものが溢れています。その一つが添加物です。食品に含まれる添加物が溢れ腸内環境を悪くしているのです。

例えば
コンビニのサンドイッチを食べたところ下痢になった人がいました。そのサンドは少しどころか、添加物のオンパレードだったことにびっくりされたそうです。
そのサンドには下記のような表示がしてありました。



これくらいでは下痢まで起こすかな?と思われたそうですが、盲点はPH調整剤だったそうです。
お腹の調子が悪い時には、添加物の多いものは避けましょう。
少しの添加物でも下痢が加速してしまいます。
昔のような食事にはなかなかできないのが現状ですですが、出来るだけ手作りのものを食べましょう

PH調整剤とは?

PHは一般的にはペーハー調整剤といわれています。PHは0~14の数値で表され、0に近づくほど酸性が強くなり、14に近づくほどアルカリ性が強くなります。PH0が酸性、PH14がアルカリ性、PH7は中性ということになります。

食品は味的にも健康面からも弱酸性であることが好ましいとされています。
食品にはそれぞれ好ましいPHの範囲があります。好ましい範囲とは、変色や変質、またカビや微生物のよって腐敗させず品質をよくするために必要な範囲のことです。

この好ましいPHに保つためにPH調整剤が使用されるのです。ジャム、おにぎり、サンドウィッチ、ゆでうどん、かまぼこ、デニッシュパン、乳製品など腐敗が心配されるさまざまな食品に使用されています。

PH調整剤は一括表示が可能な食品添加物

PH調整剤は同じ目的で複数種使用されている場合はひとまとめに「PH調整剤」とだけ記載すればよい食品添加物です。

たとえば微生物や細菌の増殖を防ぎ食品の品質と保存性を高めるには、複数の物質が添加されて効果をきたしますが、それらの物質は個々に表示しなくてもよく一括して「PH調整剤」と表示されることが認められています。

変色を押さえて色の安定をはかるにも複数の物質が添加されますが、それら物質を一括して「PH調整剤」と食品表示することでよしとされ、個々の物質名は表示されず一括して「PH調整剤」と記載されているのです。

PH調整剤は同じく一括表示が認められている「酸味料」として指定されている化合物と重なる物質がかなりありますが、用途が酸味料(酸味を効かせるため)のみであった場合はPH調整剤ではなく酸味料となります。

人体への危険性について

PH調整剤は複数の物質が併用されてその効力を出すので、個々に物質をそれぞれ調べると、人体への危険性が心配となる物質もありますが、国連の食糧農業機関(FAO)と世界健康機関(WHO)が設けた食品添加物の安全性を評価する会議「FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)」の審査で、PH調整剤に使用されている添加物への評価は、現時点では安全であると確認されています。

ただPH調整剤として使用される物質の中にはポリリン酸などのリン酸塩が含まれているため一概に安全とは言えません。

リン酸塩は過剰に摂取することによりカルシウムの吸収が悪くなり骨粗鬆症の原因になったりします。
またカルシウムの吸収が悪くなると、それと連動してマグネシウム、鉄の吸収も悪くなります。

マグネシウムが不足すると神経が過敏になったり、抑うつ症状、集中力の低下を招きます。

pH調整剤摂り過ぎは善玉菌を殺し、下痢を招く

基本的にpH調整剤は安全と言われていますが、一方で過剰摂取すると心配な点もあります。
PH調整剤は、食品の腐敗を防ぐ効果がありますが、その作用によって腸内細菌の善玉菌を殺してしまうというのです。善玉菌は腸内環境を整えて便通を促したり免疫力を高めてくれる大切な常在菌です。

原因がはっきりしない下痢の原因が、実は添加物の影響だったということも有り得ます。
自分は摂り過ぎていないと思っても、コンビニ食や加工食品にはPH調整剤が殆ど入っていますので、それらの食品を複数毎日摂り続けることで、過剰摂取ということもあり得ます。

腸内環境を強化する

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。
腸内環境が良ければ、腸内で正常な活動が行われ、下痢の予防や様々な病気の予防をしてくれます。

腸内環境は食事や精神的なものですぐに変化してしまいます。
腸内環境は悪化しやすいのです。ですから毎日腸内環境を整える善玉菌を摂り入れなければならないのです。

難しいと思われる方は腸内環境をもっと強化できるサプリメントで、現代食の欠点を補い、下痢改善を目指して下さい。

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