下痢が続く方に、その原因や注意点、改善方法などをお伝えしています

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下痢を改善するには?

肉類の食べ過ぎで下痢に

下痢の原因・肉類の食べ過ぎから酸性腐敗便
下痢になる原因は様々ですが、体内で発生する「酸性腐敗便」が原因で下痢をすることがあります。

「酸性腐敗便」とは、食べたものが腸内で腐り、強い酸性を示す便のことです。

特に肉類を食べ過ぎる、唐揚げなどを好んで毎日食べるなどの方は酸性腐敗便になりやすいのです。
目次
・酸性腐敗便で下痢をする理由 ①酸が壁を刺激 ②アミン(毒素)を排出するため 
・下痢の原因の酸性腐敗便を防ぐ方法  ①悪玉菌のエサを減らすには  ②悪玉菌を減らすには 
・酸性腐敗便が下痢よりも怖いとき  ・下痢は命を守る  ・腸内環境を強化する

酸性腐敗便で下痢する理由

酸性腐敗便は、食べた物が腸の中で腐って強い酸性になった状態の便です。

食べた物が腐っているので、体は早く体外に排泄しようとするため、下痢になってしまうわけです。

具体的には何が下痢を引き起こすのでしょうか?
簡単に言えば、

①酸が腸壁を刺激する

②アミンを排泄するためという2つの理由が考えられます。
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①酸が腸壁を刺激する

実は腸内環境が良好で、善玉菌が優勢な時は、腸の中は常に弱酸性に保たれています。ちなみに、赤ちゃんの便はPH4.5~5.5(弱酸性)なので黄色です。

健康な大人はPH5.5~6.0で、黄土色をしています。

この酸が腸の壁を適度に刺激するので、蠕動運動が活発になり、便が正常に出ていくわけです。

しかし、酸性腐敗便になると、腸内はもっと酸性度が高く、ph5.5から高い時にはph2.5になることもあります。

こうなると腸壁は強い刺激を受けるため、蠕動運動が激しくなり過ぎて、下痢を引き起こすのです。

食事の質、量、食べ方や、消化器官の状態や能力等によって消化が十分に行えないと、腸内では食べ物が腐敗醗酵し、腐敗分解産物が多量に産生されます。

腐敗の程度が高くなると、硫化水素や硫酸塩、有機酸類などの悪臭を放つ強酸性物質が産生され、腸内が強く酸性化するのです。
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②アミンを排泄するため

通常、人間の胃腸は食べた物をきちんと消化吸収してしまい、食べかすしか残りません。

しかし、消化の悪いものを食べたり、食べ過ぎや胃腸の疲れなどが原因で、消化不良を起こすことがあります。

そうなると、十分に消化されなかった食べ物が、腸の中の悪玉菌のエサになって腐ってしまうのです。

最も酸性腐敗便の原因になる食べ物は肉や魚などのタンパク質です。通常、肉や魚などのタンパク質は、人間の消化液によって、アミノ酸に分解されます。

しかし、消化不良になった残りのタンパク質が悪玉菌に分解さると、二酸化炭素とアミンと呼ばれる有害な物質に分解されてしまいます。

揚げ物や脂の多い肉ばかり食べていると食べた物が十分に消化されないで、腐敗菌がどんどん増え、毒性の強いタンパク質由来のアミン類が発生し、身体に害を及ぼすのです。

腸内(特に大腸内)が強い酸性状態になると、タンパク質の分解物のアミノ酸類が腸内悪玉菌の持つ酵素の脱炭酸作用によって、強毒な「タンパク性アミン類」に変化します。
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アミンは血管を収縮・痙攣させる作用が強く、様々な細胞を傷つける有害な物質です。

有害物質アミンは、腸はもちろん体全体にも有害なため、早く体外に排泄するために、激しい蠕動運動が起きます。その結果、下痢を引き起こします。

下痢として体外に排泄されず、大量のアミンが腸から吸収されると、血液を通して全身に送られます。

このタンパク性アミン類は「交感神経類似作用」と呼ばれる激烈な血管収縮・けいれん作用や組織傷害作用による血行障害や酸血症などで、酸素欠乏が起こり、心臓、脳その他の機能が不能に陥ります。

心臓発作や脳卒中の原因になる可能性があります。

これらが多量に直腸付近から血液に吸収されると、一部は解毒器官である肝臓を通らず、皮下静脈を介して直接心臓へ行き、心筋梗塞や脳梗塞などによる発作と呼ばれる急性症状を起こします。

更にもっとひどい場合には、意識不明の昏睡状態に陥ることもある、命も失うなど、とても怖いものなのです。

もちろん普通はこのような症状が出る前に、下痢として排泄されてしまいます。

過度に心配することはありませんが、それでも、酸性腐敗便はとても危険だと認識しましょう。
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下痢を起こす酸性腐敗便を防ぐ方法

食べた物が酸性腐敗便になってしまうのを防ぐ方法は簡単です。

①悪玉菌のエサを減らす

②悪玉菌自体を減らすことです。

①悪玉菌のエサを減らすには

・肉類を食べ過ぎない
一番良いのは、肉類を食べ過ぎないことです。

肉類は食べ物の中でも、最も消化が悪いものの1つです。

そのため、すぐに消化不良を引き起こし酸性腐敗便の原因になってしまいます。

実はタンパク質の適正な摂取量は、大人20gで十分です。

これを肉や魚の量に換算すると、100g~140gも食べれば十分なのです。実際に日本人の肉の消費量は、1日平均75gです。

それ以外に必要なタンパク質は、乳製品や大豆製品などで取っているので十分なのです。

焼き肉やバーベキューなどで、一気に肉を食べ過ぎないように注意しましょう。

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②悪玉菌自体を減らすには

・腸内環境を良好に保つ
腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌が存在します。

その割合は2:1:7ですが悪玉菌と善玉菌の割合が逆転すると、つまり悪玉菌が多くなると日和見菌が悪玉菌を加勢します。

すると腸内全体は悪玉菌が圧倒的に多くなります。

普段から腸内環境を良好に保って、善玉菌が多く、悪玉菌が少ない腸内環境にしておきましょう。

腸内環境を改善するために有効な食事は、食物繊維やオリゴ糖が豊富な食材を多く食べることです。

腸内環境が良いからと言って、油断して肉をたくさん食べるのは止めましょう。

肉を食べ過ぎると、すぐに腸内環境は悪化してしまいます。

一度くらいは肉を食べ過ぎても大丈夫ですが、食事は和食中心のバランスよい食事を心掛けましょう。
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酸性腐敗便が下痢よりも怖い時

体の機能が正常であれば、消化不良によってたくさんの腐敗産物産が生じたとしても、下痢が自然と生じ、自分の健康・生命を守るために、毒性の強い腐敗産物を一刻も速く体の外に出そうとするのです。

このように健康や生命が守られるように人間の体はうまく作られています。

しかし、下痢便をすみやかに体外に排泄できないような状態になった時に、命にかかわる重大なことが生じかねません。

例えば、酸性腐敗物質がたくさん発生していると、毒性の強い極めて多量のタンパク性アミン類が血液中に吸収され、血管の収縮・痙攣作用が強くなり、心臓発作と脳卒中の発作はトイレや便意を催してトイレに行こうとして立ちあがった途端に起ることが多いと分かっています。

また、十分量の酸性腐敗便が排泄できず、腸内でタンパク性アミン類の吸収が進んでしまった場合には、昏睡状態に陥ってしまう事態が発生します。

そして、意識が失われてしまうと、糞便の排出は極めて困難となり、さらに深刻な事態へと陥ることとなることが起こるのです。

このような酸性腐敗便は悪臭を放つ下痢便ですので、将来深刻な病気にならないためにも自分の食べる物や腸内の環境をしっかり見直すことが大切です。

腸内の環境を整えるのに必要なサプリメントは腸内で酸性腐敗物質をつくらないよう応援します。

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下痢は命を守る

下痢は悪いものを早く出そうとする自然現象だから、便秘よりも良いのですが、下痢が長く続く場合、体にはそれなりのダメージがあるものです。

下痢が続いて、すぐには他の症状は起らないとしても、体の中に潜んで、新たな病気をつくるもとになることがあるのです。

成人で、朝、昼、晩の3食をお腹が十分一杯になるまで摂ると、その摂った栄養の7割ほどは垂れ流しにされているとも言われています。

実際、糞便中に消化吸収し切れない栄養分がかなり残存していることは、次のような諸事実からも明らかです。

東南アジアの一地域では、池あるいは海の上にトイレがあって、排泄物が落ちてゆくと争って小魚がこれを食べに集まってきます。

しかし、下痢便(酸性腐敗便)の際には、小魚たちは蜘蛛の子を散らすようにパァーッと逃げ散って、しばらくは集まって来なくなることからも、酸性腐敗便中にはかなり有害な物質が多量に産生されていることを窺い知ることができます。

また、例えば、乳児の場合には、自らトイレに行けないので、通常オムツを着用しています。

そのため、排泄された糞便はオムツの中に漏れ出て、皮膚に直接接することになります。

ことにその便が下痢便の場合には、それに接した部位の皮膚が非常に強く傷害を受けて赤く腫れあがり、いわゆる高度の“おむつかぶれ”を生じ、赤ん坊はその傷害による痛みが原因で激しく泣きじゃくることが起きます。

下痢はそもそも、高度の消化不良から多量の酸性腐敗産物を生じた際に、その害から逃れるために速やかな対外排出を図ろうとする、体に元来備わった防衛機能の一つと考えられるものです。

つまり体の機能が正常であれば腸内で発生した大量の酸性腐敗物質は下痢として体外に排出され、健康や生命が守られるようになっているのです。

逆に下痢便を速やかに体外へ排出出来ないと健康や生命が損なわれるのです。

心臓発作と脳卒中の発作はトイレや便意を催してトイレに行こうと立ちあがった途端に起ることが多いと言われています。

これは酸性腐敗物質の有毒成分が解毒器官である肝臓を通らず、直接心臓に行くので起る現象ではないかと言われています。

下痢が続いて悩んでいる方は有毒物質を早く体外へ追い出そうと敏感に感じ取る体質なのですから、人よりもよい体質をしているのです。

病気を早めにキャッチできるセンサーを持ち合わせている方なのです。

下痢の方は、酸性腐敗物質を腸内で造らないようにすること重要ですので、 たんぱく質の摂り過ぎ、食べ過ぎ、飲み過ぎ、消化に悪い物を極力避けるようにしましょう。
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腸内環境意を強化する

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。腸内環境の良好な人は、腸内の免疫力が高く、病気を寄せ付けません。

日頃から腸内環境を良好にする食事や生活環境を整えていきましょう。

腸内環境を正常にする乳酸菌・納豆菌を補う事は腸内善玉菌を優勢にする、消化力を高める、腸内をきれいにするなど下痢解消の早道になります。

腸内環境を良くするのに必要なサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

朝食後決まって下痢になる

下痢の原因・朝食後決まって下痢になる
食後に必ずトイレに行きたくなることはよくあります。

これは「胃・結腸反射」と呼ばれるもので、胃への刺激が大腸に伝わって便意をもよおす現象です。

これは正常な反応なので、特に気にする必要はありません。

ところが、食事の後に決まって下痢になるときは少し注意が必要です。

特に朝食後、30分~2時間後に下痢になるという症状が続いている場合は胆汁が下痢の原因となっていることがわかってきました。
目次
・胆汁による下痢について  ・胆汁による下痢を疑う症状  ・胆汁が大腸に流れ込み、下痢になるのはどうして?  ・胆汁性下痢の対策  ・腸内環境を強化しよう

胆汁による下痢について

胆汁は肝臓で作られ、97%は水で、そのほかに胆汁酸、ビリルビン(胆汁色素)、コレステロールなどが含まれ、消化酵素は含まれていません。

胆汁は十二指腸で食べたものと混ざり合い、胆汁に含まれる「胆汁酸」は脂肪を乳化し、消化・吸収させやすい形に変化させる働きをします。

また、水に溶けない脂溶性ビタミンの吸収を助けます。胆汁は夜の間に胆のうに蓄えられ、「食事が腸に入ってきた」タイミングで十二指腸に分泌されます。

こうして脂肪の消化を助ける働きをする胆汁は小腸の入り口で分泌され、小腸の末端部で吸収されます。

そして、多くの栄養成分が小腸から体内に吸収されるのと同じように、胆汁も小腸から吸収されます。

小腸で吸収された胆汁は「門脈」という血管を通って再び肝臓に戻り、再利用されます。

つまり胆汁は、「肝臓で作られる → 胆のうに保存される → 十二指腸に分泌される → 小腸から吸収される → 肝臓に戻る」というふうに循環しているのです。

これを「腸肝循環」と言います。

しかし何らかの理由でこの胆汁が大腸にまで流れこむと、下剤と同じような働きをしてしまい、下痢を起こしてしまうのです。

ただ、健康な人の場合、大腸に到達する胆汁が少しぐらい多くても下痢になることはありません。しかし「胆汁に反応しやすい体質」の人の場合は、大腸に到達した胆汁が原因で下痢になってしまいます。

ちなみに、ご飯を食べた後にすぐに便意(この時は下痢ではない)がある場合は、食事の刺激で腸の神経が刺激されて便意が催される「胃直腸反射」という反応です。

これは体に害の無い正常の生理現象です。
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胆汁による下痢を疑う症状

主に朝食後、30分~2時間経って強烈な便意があり、お腹は痛くないのですが、下痢になっています。

下痢の後は、すっきりします。様々な下痢止め薬を試しても効果がない。このような特徴がある時は胆汁による下痢を疑って下さい。
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胆汁が大腸に流れ込み、下痢になるのはどうして?

胆汁が下痢の原因となる理由として次のような事が挙げられています。

①感染症や食あたりによる炎症を繰り返したことで、小腸の機能が落ちている
腸内に炎症が起こると、胆汁調節など小腸での機能が落ち、腸内での正常な機能が行なわれるのが難しくなり下痢になりやすくなります。

②胆のう摘出や盲腸の手術
胆のうや盲腸を手術で摘出すると、胆汁が過剰に分泌されるようになります。

そのため、小腸での吸収が追いつかずに多くの胆汁が大腸まで到達します。

③過去に盲腸の手術で小腸を切っている
盲腸の手術をするときに小腸を一部切除すると、胆汁は小腸の末端で吸収されますので、胆汁が吸収されにくくなってしまい、下痢の症状が出るのです。

④前の晩に飲み過ぎて胆汁がたくさん作られた
胆汁は水分の吸収を抑制したり、腸粘膜から腸管内への水分の分泌を促したりします。

胆汁がたくさん作られると、小腸での吸収が追い付かず、大腸に流れ込んでしまいます。

このため胆汁はある種の下剤と同じような働きをしますので、大腸が大量の水を出してしまいます。

その結果、水びたしになった大腸は下痢を起こしてしまうのです。
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胆汁性下痢の対策

このように、「体質」や「手術」など、自分では対処しづらい原因によって胆汁性下痢は生じてしまうのです。

胆汁による下痢は、一般的な下痢止めの効果がなかなか得られない事が知られています。

まずは生活習慣の工夫で対策をしてみましょう。

①朝ご飯のタイミングを変える
朝ご飯のタイミングを変えることで、下痢をするタイミングをある程度コントロールできると考えられています。

例えば、朝食後、必ず1時間後にトイレに行くようならば、出勤前にトイレを済ませる様に逆算して朝食を摂るようにしましょう。

家にいるうちにトイレを済ませたり、トイレの無い場所に行く前には食事を控えたりすることで、突然の下痢のリスクを減らすことができます。

②朝ご飯を軽めにする
朝ご飯の量を少なめにすることで、出てしまう胆汁の量を減らし 大腸にかかる刺激を少なくすることができる事も考えられます。

大腸にかかる刺激を少なくするために、一度に多くの量を食べない、朝ごはんを軽めにしましょう。

分解が苦手な糖を一度に多く食べてしまうと、小腸の分解する力を越えてしまい大腸に多く流れこんでしまいます。

少しずつ分けて食べる事で、小腸は苦手な糖を時間をかけて分解することができるようになります。

また、消化のいい食品と合わせて食べる事で、苦手な糖が小腸を時間をかけて通過するようになります。

一気に大腸に糖の成分が流れこむことがなくなると考えられています。

白米や、豆腐や醤油など大豆を加工した食品は下痢を誘発しにくいとして推奨しています。

下痢をしやすい時には、パン食は控えましょう。小麦は消化に良くありません。

③腸を丈夫にする
根本的には、腸を健康に丈夫に保つことが大切で、例えば、健康な人であれば多少、胆汁が大腸に流れ込んでも下痢になることはありません。

対処療法と同時に、根本的に腸内環境を改善して腸年令を若く保つ、あるいは弱ってしまった腸を回復させるための食事療法や、サプリメントによる腸内フローラの改善は平行して進めるようにしましょう

④胆汁性下痢の対処法として薬を利用する
胆汁性下痢に有効な薬として、「コレバイン錠(コレスチミド)」という薬があります。

コレバイン錠は消化管で胆汁酸や食物中のコレステロールを吸着し、コレステロール値を低下させます。

通常、高コレステロール血症や家族性高コレステロール血症の治療に用いられます。

それでは、なぜコレバイン錠が胆汁性下痢に効くのでしょうか?

その理由は「胆汁の主成分である胆汁酸はコレステロールの一種」だからです。

つまり、コレバイン錠は腸管内で胆汁酸を吸着してそのまま排泄してくれるのです。

その結果、大腸の胆汁酸が少なくなり、下痢を防ぐことができます。

使用上の注意として、以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがありますので注意しましょう。

他に薬などを使っている、お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意しましょう。

コレバイン錠は医薬品なので、必ず医師の指導のもとで服用するようにしてください。

⑤食生活に気を付ける
また、食生活に注意することも大切です。上述のとおり、胆汁は脂肪の消化・吸収を助ける消化液です。

したがって、脂肪の摂取を控えることで胆汁の分泌量を減らすことができます。

特に、ラードやバターなどの常温で固体の脂(飽和脂肪酸)は胆汁の分泌量を増やすので、これらの脂肪には注意しましょう。

また、水溶性食物繊維(大麦やシリアルなどに多く含まれる食物繊維)を積極的に摂取するようにしましょう。

なぜなら、水溶性食物繊維には腸内でコレステロールを吸着して排泄する働きがあるからです。

つまり、水溶性食物繊維は腸の中でコレバイン錠と同じように働いてくれるのです。

このように、胆汁性下痢に対しては食生活を意識することである程度対処することは可能です。

そのため、コレバイン錠などの医薬品だけでなく、食生活を見直すことも大切です。
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腸内環境を強化しよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。

そうです!

胃腸が元気であれば、胆汁が多少多く出たとしても腸が健康であれば、それなりに対処してくれます。

無理がきくのです。

腸肝循環もスムーズに行なわれます。

いったん調子を崩すと、なかなか元に戻るのに時間がかかったりします。

そんな時にはサプリメントを利用すると腸内環境は早く改善され、下痢も改善されます。

腸内環境を強化するサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢の原因は小麦残留農薬

下痢の原因・パン類など小麦の残留農薬
下痢の原因は至る所に潜んでいます。

特に食品の原料にも気を使わなければならない程、現代では下痢になる危険な食べ物がいっぱい存在します。

特にカビや残留農薬の被害は深刻です。その一つが小麦です。
目次
・下痢を起こす小麦の赤カビ病 ・下痢の危険は更に赤カビに散布する農薬にもある  ・赤カビによる下痢の実際例  ・下痢を招く輸入小麦のプレハーベスによる残留農薬  ・下痢にもなるグリオサートによる中毒症状  ・腸内環境を破壊するグリホサート  ・下痢になるなど危険がいっぱいの小麦製品 ・小麦が体に良くない理由のまとめ.. ・腸内環境を強化しよう

下痢を起こす小麦の赤カビ病

5月~6月にかけて、雨が多くなります。丁度その時期に小麦が実り、赤カビ病が発生します。

小麦が実る5~6月に雨の多い我が国では、赤カビ病は重要な病害です。赤カビ病が多発すると被害総額は全国で数十億円にもなるようです。

赤カビ病は、麦の開花期に赤カビ病菌が穂に感染することによって起こる病害です。

収量や品質を低下させるだけでなく、人や家畜に対して有害なカビ毒を生成するため、適正に防除する必要があります。

この赤カビ病の病原菌が作る「カビ毒」は穀粒汚染の深刻な問題を起こしています。

赤カビ病の原因となるカビ毒菌はフザリウムという種類で、デオキシニバレノール(DON)という毒素を作ります。

デオキシニバレノールを高濃度に含む食品を食べると、吐き気、嘔吐、腹痛、めまい、下痢、頭痛等の症状を伴う中毒症(急性毒性)を引き起こします。

ただし、世界的に見ても死亡例は報告されていません。

しかし、現在問題になっているのは、こうした高濃度の汚染による中毒症ではありません。

より低濃度の汚染でも、長期間 摂取していると成長抑制、体重低下や免疫力低下等人間の体に影響を及ぼすことが明らかになってきたからです。
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下痢の危険は更に赤カビに散布する農薬にもある

赤カビ病の防除に用いられる薬剤は毒性の低い農薬がほとんどです。

それはチオファネートメチル、テブコナゾール、メトコナゾールなどが使われています。

このように、使用する農薬の毒性や残留実態からみて、赤カビ病防除のための農薬使用による健康影響のリスク はほとんどないと考えられています。

したがって、赤カビ病の防除を適切に行いデオキシニバレノール(DON )及びNIVの汚染を防止・低減されている食品の安全性を確保されていることになります。

しかし、麦類の赤カビ病発生には降雨が深く関係して いることから、降雨量が多い年ほど赤カビ病が多発しや すく、農薬散布の必要性が高まります。

こうしたことを考えると赤カビは農薬散布しても次の日に雨が降れば農薬の効果が薄れ、赤カビが残る可能性があります。

となると残留農薬の恐れがあるのです。

いづれにしても赤カビ、農薬の影響は少なからず存在しますので、免疫力が低下している人、普段からおなかの調子が良くない人は小麦製品を一時的に止めて様子を見るのも健康管理の一つです。
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赤カビによる下痢の実際例

平成 14 年 5 月、小麦における DON 濃度の基準値が 1.1ppm と設定され、赤カビ被害粒の混入率が 1 万粒中 4 粒までとなりました。

パンをよく食べる国では、これ以上厳しい基準値を設定している国もあります。

1946 年、戦後の食糧難の時代、東京ではうどん・すいとん等を食べ 1100 人以上の赤カビ原因の食中毒患者を出し、北海道でも戦後10年の間に合計 250 人以上の食中毒の記録があります。

消費者から必要以上に嫌われる農薬ですが、この DON に関しては、農薬を適正に使用する事によって「食の 安全」が守られているのも納得がいきます。

しかし、国によってはこの農薬散布の基準が緩和されているところもありますので、小麦がどこの産地か、確認して購入する事をお薦めします。
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下痢を招く輸入小麦のプレハーベスによる残留農薬

プレハーベストとは収穫前の農薬散布のことです。

農業の大規模化、省力化の拡大でプレハーベストは増加しています。プレハーベストという農法は、収穫(harvest)の前(pre-)に農薬を撒いてわざと枯らし、収穫を簡単にするというものです。

その農薬は除草剤のグリオサートです。日本ではラウンドアップとして販売されています。

小麦には、こうしたグリホサートの残留農薬が増えています。

収穫目前に農薬を散布するため、残留量も多くなります。

海外では収穫作業の効率化のために、収穫直前にグリホサートを散布するプレハーベスト処理が認められている国があります。

日本の場合、種まきの前に農薬を撒く場合があるものの、プレハーベストについては認められていません。

そのため国産のものからは残留農薬の検出はなく、輸入品、特に全粒粉で高い残留値を示しています。

現在、日本の小麦の自給率は14・7%(2017年)で、大半を輸入に頼っています。

その海外産小麦は国が管理しており、輸入国は基本的に米国・カナダ・オーストラリアに限定されています。

しかし、小麦輸入国を限定しているとはいえ、やはり輸入小麦には残留農薬があることは逃れられません。

パンによく使われる強力粉の汚染がひどく、特に全粒粉ほど汚染されています。

強力粉の原料である春小麦は、米国北部とカナダで生産されており、収穫時期が秋になるため一斉に枯らせるプレハーベストが原因とされています。

また全粒粉ほど汚染されているのは、農薬の残留しやすい胚芽(はいが)や表皮があるためだと考えられます。
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下痢にもなるグリオサートによる中毒症状

農水省が2013~17年に行った調査では、アメリカ、カナダ産小麦の90%以上からグリホサートが検出されたという報告があります。

海外産でも有機農法であれば検出されていないようです。

グリオサートの毒性は比較的低く、製剤は一般に界面活性剤を含む製品として販売されていることから、界面活性剤の毒性も考えなければなりません。

グリホサートイソプロピルアミン塩製剤の場合、界面活性剤の消化管刺激・払拭作用による嘔吐、下痢、腹痛など消化器症状が現れ、数時間後から数日後に、腎臓障害、肝障害、中枢神経障害、低血圧、肺水腫が現れた例があります。

主な症状は嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸障害、咽頭通、意識障害です。その他、頻脈、徐脈、顔面紅潮、瞳孔異常、筋肉痛など多様な症状が現れることがあります。

これらは界面活性剤による症状もしくはグリホサートと界面活性剤の相乗作用による症状と考えられています。
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腸内環境を破壊するグリホサート

グリホサートは植物を枯れ死させてしまいますが、同時に土壌細菌や腸内細菌も損ないます。

ですから、人間の腸内はいわば土壌に匹敵しますので、腸内環境を破壊してしまい、アレルギーなど自己免疫疾患などの原因になったり、神経毒として自閉症や認知症を誘発する可能性が指摘されています。

またグリオサートは発がん性もあり、生殖に与える影響も懸念されています。

精子の数の激減、胎児の発育に影響を与える可能性だけでなく、世代をこえて影響する危険を指摘する研究結果も発表されています。

日本でも一般家庭でのパン食が増え、学校給食にも用いられていることから、とくに子どもたちへの影響が懸念されます。

お米より小麦を多く食べる人は、日頃からグリホサートを多く摂取していることが推測できる結果となります。
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下痢になるなど危険がいっぱいの小麦製品、パン、麺類

主食として食されているパン類、麺類、嗜好品の菓子類などの小麦商品は、確かに安全性は重要です。が、しかし、下痢の方、お腹を壊しやすい方などは非常に危険な食べ物となっています。

出来れば、特に成長過程にある子供達には、パンより、米を主食とした和食中心の食生活をして欲しいものです。

更に小麦そのものがおなかに良くないことを考えまとめてみると・・。

①小麦の赤カビ病のデオキシニバレノール毒素により嘔吐、下痢、腹痛などの消化器症状を起こす

②赤カビ対策よるグリホサート農薬残留による発がん性の懸念

③グリホサートは抗生物質としても特許を取っていますが、子供の腸内細菌叢への影響が心配なこと

④小麦は消化が悪く、下痢になるなど腸内の炎症を起こす原因となる

⑤パンの添加物による下痢、体の不調など危険がいっぱい

⑥小麦グルテンによる様々な不調を招く

⑦大手メーカーのパンから農薬が検出

グリホサートの汚染が懸念されているのはパンや麺類だけでない

グリホサートは食用油やしょうゆなどの遺伝子組み換え大豆・ナタネから作る食品や、遺伝子組み換え作物を飼料にしている家畜から作られる肉や卵、乳製品などの食品も残留が懸念される食品です。

又、市販の調味料なども小麦が原料として含まれるのも危険性が潜んでいます。
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腸内環境を強化しよう

私達の食べる物の中には、体に必要なものと体に不必要なもの、あるいは危険なものを摂っています。

しかし、実際には皆健康的に過すことが出来ています。それは腸内の働きが非常に優れているからです。

腸は食べた物の中から必要なものはとり入れ、不必要なもの、有害なものは腸内でちゃんと区別して排出してくれるからです。

私達人間はこんな素晴らしい腸内の働きを持っているのです。しかし、今は多くの方が腸内の働きが悪くなっており、腸内での正常な働きが出来なくなっています。

一刻も早く腸内の環境をしっかり整えることが必要です。

そうするなら、下痢の改善、体の不調が自然と治っていきます。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢になったらどうする?

下痢の原因・下痢になったらどうすればいい?
急に下痢になると何かと慌てるものです。

不安になり、すぐ薬を飲んだりしてしまいます。

しかし、慌てずに落ち着いて、下痢の原因を考えてみることが大事です。

その下痢は薬が本当に必要なのか、薬で治まる下痢なのか、それとも薬を飲んではいけない下痢なのか。

それぞれ下痢の原因に対する理由があるからです。


目次

①突然嘔吐と下痢が一緒にやってきた時   ②細菌性の感染症下痢   ③ウイルスと細菌の違い  ④細菌性の下痢はうつらない?  ⑤ウイルス性、細菌性下痢の治療法の違い  ⑥下痢になると吐き気や嘔吐の症状も出るのはなぜ?  ⑦嘔吐下痢の症状が激しい時  ⑧他に移らないようにするには  ⑨下痢になっても自己判断で薬は飲んではいけない  ⑩下痢の予防方法等はあるのでしょうか?  ⑪家庭での下痢時の注意点  ⑫注意しないといけない下痢  ●下痢の改善は腸内環境から


下痢になったら、どうしたらいい?

下痢に対処するには、その原因を知らないといけません。

まずは落ち着いて下痢の状態、回数、思い当たる下痢の原因を考えてみましょう。

①突然嘔吐と下痢が一緒にやってきた時

そのような場合、原因の殆どは「感染症胃腸炎」だと考えられます。

急に起こった下痢の90%以上が感染症と考えられており、ウイルスや細菌が原因である事が多いと考えられています。
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②細菌性の下痢とウイルス性の下痢も感染症下痢

感染性胃腸炎はウイルスや細菌に感染して起こる下痢や嘔吐などの症状が主です。

感染した菌の詳細が分かっている場合には細菌性胃腸炎やウイルス性胃腸炎などと呼ばれることもありますが、特徴的な症状が出ないかぎり、菌の特定を行わないため、ほとんどの場合、同じ「感染性胃腸炎」として扱われます。

同じ名前「感染症胃腸炎」として呼ばれるだけあって、どちらの胃腸炎も症状はほとんど変わりません。

下痢や嘔吐、熱などの症状が一般的です。

感染したウイルスや細菌の種類によっては特徴的な症状が出る場合があります。
例えば、
ロタウイルスに感染すると、便に色を付ける胆汁が分泌されにくくなるため、白い水下痢が大量に出ます。

これは1回では収まらず、何度も繰り返します。

O157等の病原性大腸菌(出血性大腸菌)に感染すると、血便が多く見られます。

胃腸炎で血便が出る事自体が稀なので、血便が出た時点で出血性大腸菌を強く疑います。

大腸でO157等の菌が繁殖すると、腸の粘膜を破壊します。(ベロ毒素という毒を発生させるため。)

その結果、腸から出血して血便になってしまうのです。
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③下痢の原因となるウイルスと細菌の違いとは?

そもそも、ウイルスと細菌は根本的に違います。細菌は生きていて、自分自身で増殖することができます。

しかし、ウイルスは自分自身では増殖できず、生きた細胞を乗っ取ることで増殖します。まるでコピー機のように自分を複製し増殖します。

下痢の原因となるウイルスは、ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルス・アストロウイルス・コロナウイルス・コクサッキーウイルスなど多岐に渡ります。

細菌は、自分自身で繁殖するため、食べ物などに付着して栄養を吸い取り、どんどん増殖していくのです。

また、その性質の違いから、薬の効果にも違いがあります。これが最もわかりやすく大きな違いです。

薬の代表である「抗生物質」は、細胞のしくみを利用して効くものなのでウイルスには効きません。

風邪やインフルエンザで抗生物質が処方されないのもこのためです。

「細菌」は細胞を持った微生物です。細胞分裂によって増えます。

「菌」の仲間として、きのこやカビなどを考えるとわかりやすいでしょう。

「大腸菌O-157」は細菌で、非常に恐ろしい毒素を発生します。

細菌性胃腸炎の場合、抗生物質を使って菌を殺すことができますが、有害な細菌を殺すと同時に腸内の乳酸菌などの善玉菌も死んでしまうため、下痢の症状は続きます。
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④細菌性の下痢はうつらない?

ウイルスも細菌性の下痢であっても同じように人にうつります。

ですが、細菌性の下痢はウイルスに比べると人から人への感染はかなりしにくいので、基本的には感染しないと考えられています。

ウイルスの場合、飛沫感染や接触感染の危険があります。

吐瀉物や便にはウイルスが混じっていますので、十分に手を洗わないと、感染してしまいます。

細菌の場合、やはり食べ物を介した感染になります。

菌が大量に繁殖したものを色々な人が食べ、一斉に感染します。

小学校の給食で集団感染するのもこのためです。

ですが、O157の場合、発症菌数がとても少ないため、食べ物以外からでも感染してしまうので注意が必要です。

ウイルスと同じように、ドアノブや電車の吊革などを触って手を洗わないまま飲食すると、感染する可能性があります。
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⑤ウイルス性下痢、細菌性下痢の治療法に違いは?

ウイルス性胃腸炎の場合も細菌性胃腸炎の場合も、薬を使って下痢を止めたりはせず、十分な水分補給と絶食、そして休息が基本です。自然治癒を待ちます。

細菌性の場合は抗生物質が有効ですが、症状の診断だけで原因が細菌かウイルスかを特定するのは難しく、抗生物質には副作用があるため、よほど症状が重症じゃないかぎりは、あまり処方されません。

抗生物質を使うと腸内の善玉菌まで殺してしまい、腸内環境のバランスが崩れます。

そのため、下痢がさらに悪化してしまうのです。

ですから、薬はあまり処方せず、とにかく水分を補給して自然治癒に任せることになります。

他にも、解熱剤や制吐剤を用いることも有りますが、熱や嘔吐というのは原因菌を殺したり、体外に排出するための防衛反応ですので、できるだけ服用しないのが良いとされています。
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⑥下痢になると吐き気や嘔吐の症状も出るのはなぜ?

感染症性胃腸炎は、胃腸に侵入したウイルスや細菌が胃腸の働きを悪化させることで、急な嘔吐や下痢などの症状が現れます。腸の動きや炎症が改善されると悪心・嘔吐は軽快していきます。
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⑦嘔吐下痢の症状が激しい時

嘔吐と下痢があまりにも激しいと病院にも行けませんので、ある程度嘔吐と下痢が治まったら動くようにしましょう。

しかし、子供の場合は脱水になりやすいので、嘔吐が頻繁に続く、熱が出る場合は、脱水を起こしている可能性がありますので、すぐに病院に連れて行ってください。

場合によっては点滴などで水分と栄養分を補給する必要もあるからです。

下痢が激しい時は脱水が進行しないように心がけることがとても大切です。

また、大人でも熱が高い、嘔吐や下痢がなかなか治まらない、けいれんやしびれがあるなど普段の下痢と違う点がある場合、個人での判断は大変危険です。

必ず病院にかかるようにしてください。
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⑧他に移らないようにするには

ウイルス性の場合、周りに感染しないよう注意しなければなりません。

接触感染、嘔吐物や便からの感染が考えられますので、それらの処理には気をつけましょう。

嘔吐物や便が乾燥するとウイルスが空気中を飛び、空気感染する可能性もあります。

具体的には、徹底した手洗い、次亜塩素酸ナトリウムによる環境の消毒、嘔吐物や排泄物の処理の際のゴム手袋着用、食事の充分な加熱などを予防策の例として挙げることができます。

小さいお子さんの場合は衛生概念が乏しく感染が拡大することも少なくありません。

また、脱水症状を来しやすい側面もあります。予防策としてできることをおこないながら、病気を発症した際には少しずつでも水分を摂取できるよう促すことがとても大切です。
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⑨下痢になっても自己判断で薬は飲んではいけない

また、自己判断で下痢止めを飲んではいけません。

嘔吐や下痢はウイルスや細菌が胃や腸で炎症を起こさせているために発生してしまうのですが、それらを体の外に出すために必要だからです。

薬を飲む時にはお医者様の指示通りにして下さい。
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⑩下痢の予防方法等はあるのでしょうか?

ウィルスや細菌が体内に入って来ても腸内で増殖しない様に、あるいは素早く排出することができるように、普段から腸内環境を整えることが必要です。

整腸剤は、腸の調子を整え、善玉菌を増やします。主な成分が乳酸菌ですので、服用しても問題ありません。

むしろ、乳酸菌は感染性胃腸炎の原因菌を排出するのに有効とされています。

感染症によって下痢が起こると、腸内の善玉菌が著しく減るため、下痢症状だけ長引くこともあります。

乳酸菌を摂取することで感染症を防ぐことはできませんが、感染してしまった時に役立つので、日頃から乳酸菌など腸内善玉菌を摂取しておくのはとても良いことです。
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⑪家庭での下痢時の注意点

●水分補給
水分補給は下痢の治療の最重要事項です。

下痢に嘔吐が伴う場合は、一度に大量の液体を飲むのではなく、少量を頻繁に飲むことを心がけましょう。

湯冷まし、野菜スープ、鶏肉や牛肉からとったコンソメスープ、味つきミネラルウォーター、電解質を補う水分補給用飲料などで補給することが大切です。
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●消化の良い物
下痢が非常に激しい場合には1~2日間絶食しましょう。

下痢の最中は水分と共に体が必要とするビタミンやミネラルが失われます。

消化の良い物を摂りましょう。

湯冷まし、番茶などを十分とるとともに、重湯、くず湯、うす味のみそ汁、野菜スープ、酸味の少ない果汁などの流動食から、さらに順次、粥食へと移行していきましょう。

食事は吐き気が治まったら、あるいは最初から吐き気がない場合はバナナ、お粥、すりおろしリンゴなど消化の良い食事をしましょう。

これらの食品は刺激が少なく、どれも食物繊維が少なく、便を硬くするなど、これ以上お腹の調子を悪くすることがない食品です。

バナナは下痢により体から失われたカリウムを補給します。
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●カフェインを含まない飲料
水分補給に適した液体にはカフェインを含まない飲料が最も効果的です。

カフェインには多少の利尿作用があります。下痢の時にはそれ以上体から水分を失わない飲料を選びましょう。

下記はカフェインを含む飲み物150ml中の成分です。
・玉露180㎎ ・コーヒー(ドリップ)100㎎ ・コーヒー(インスタント)75㎎ ・栄養ドリンク75㎎
・抹茶45㎎ ・ココア45㎎ ・緑茶 30㎎ ・紅茶30 ㎎ ・ウーロン茶30㎎ ・ほうじ茶30㎎
・コーラ15㎎
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●いつもより睡眠をたっぷりとる
治療というよりは当たり前なのですが、下痢を治すためには十分な睡眠が必要です。

下痢は病気に伴う症状ですから、下痢になるということは体がウィルス等と闘おうとしていることを示しています。

免疫機能を高めるためには十分な睡眠や休息を取ることが大事です。

細菌やウィルスに対する抵抗力(免疫力)は、睡眠中に維持・強化されています。

そのため、睡眠時間が減ったり、細切れにしか眠れなかったりする状態が続くと、身体の免疫力が落ちて、下痢の回復が遅くなったり、又風邪やインフルエンザにかかりやすく、かつ治りにくくなってしまいます。

風邪やインフルエンザになると眠くなるのも、免疫のはたらきに関係しています。ウィルスに感染した細胞やウィルスを退治しようとする細胞は、「サイトカイン」という物質を出します。

サイトカインは熱に弱いウィルスを殺そうと、体温を上げます。

一方で、他の活動を止めてウィルスとの戦いに専念するため、身体を休ませようとして眠気を強くするのです。

ですから、免疫力を高めて下痢の改善を早めるには、充分な睡眠が必要なのです。

下痢が長びくときには、激しい運動や仕事、とくにストレスの原因になるようなことは避け、精神的に安静を保つことが必要です。
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●体を冷やさないようにする
下痢が持続すると、体液の喪失と頻繁な排便行動によって体力の消耗が増します。

消化管の炎症性疾患ではない場合の下痢では、腹部の保温(腹巻・温罨法)を行い交感神経に働きかけ、蠕動運動を抑制するよう心がけましょう。

また、全身の循環を促す入浴は温浴刺激を与える有効な手段です。

下痢によってアルカリ性の腸液の刺激を受け、肛門周囲の粘膜や皮膚のびらんを生じやすいので、入浴すると肛門の清潔が保たれます。

又ゆっくり風呂に入る事で血液循環を促します。
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●手洗い
下痢の中には人に感染する病気もありますので、排便のあとは、よく手を洗う習慣を身につけましょう。

洗い残しのない手洗いをしましょう。頻繁に石鹸で洗う必要はありません。
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⑫注意しないといけない下痢は

多くは感染症による下痢で、自然に治るのですが、下痢がずっと慢性的に続く場合には 感染症以外の下痢の可能性もあります。

その中でも注意が必要なのが ①大腸癌 ②潰瘍性大腸炎やクローン病 ③過敏性腸症候群 があります。

これらの診断は、消化器専門の先生にかかって、大腸検査をして診断されます。

下痢が続く場合は、一度近くの専門の先生にかかる事をお勧めします。
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下痢の改善は腸内環境から

健康は何といっても腸が元気であれば、つまり腸内環境が正常であれば、たとえ腸内に悪いものが入ってきたとしても、腸内で増殖しない様に、あるいは素早く排出することができます。

下痢にならい、もしくは軽くて済み早く治ります。

そのためには普段から腸内環境をしっかり整える事が大切です。

腸内環境を整えるのに必要なサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢・嘔吐になる仕組み

下痢の原因・下痢・嘔吐になる仕組み
下痢は誰でも一度や二度経験があるものです。

下痢は、腹痛やときには吐き気・嘔吐なども伴い非常に不快です。

早くこうした不快を薬で解決しようと思いますが、安易に薬に頼ることは危険です。

なぜなら、それは下痢になった時、薬を使っても良い下痢と、使ってはいけない下痢があるからです。

ではどんな時があるでしょうか。


目次

下痢が起きる仕組み  下痢とは
☆下痢のメカニズム  1.浸透圧下痢 2.滲出性下痢  3.分泌性下痢  4.過剰な蠕動運動  
蠕動運動低下で下痢  下痢になると吐き気嘔吐の症状も  下痢と嘔吐の症状が出る流れ  
☆下痢は必ずしもウィルス性とは限らない  ①胃の不調  ②逆流性食道炎  ③自律神経失調症  
下痢を改善しよう

下痢が起きる仕組み

下痢を起こしがちな方は、なぜ自分は下痢になってしまったのか、どんなことをすれば下痢の症状をやわらげられるのか、などについて気になります。

下痢とは一体どんな状態なのでしょうか。下痢のメカニズムや原因、治し方などについて、考えてみましょう。

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●下痢とは

下痢は水分を多く含んだ便を指します。下痢になると便の量が増えますが、これは便の水分が増えるからです。

通常の便に含まれる水分の量は100ml前後ですが、下痢になると倍の200ml以上の水分が含まれます。

硬い便の水分量は70%以下、健康的な普通の便は70%前後、軟便70~80%、下痢80%以上、水下痢90%以上となり、水下痢はほぼ水の状態です。

ウイルスや細菌に感染した胃腸炎になると、吐き気とともに水下痢になります。

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●下痢のメカニズム

下痢が起こるメカニズムには、腸での水分吸収が関係しています。

毎日、人間の腸には食べ物や飲み物からの水や唾液、胃液などが流れ込んできます。

その量は、9リットルほどもあります。

この9リットル分の水分を小腸や大腸が吸収して、最終的には0.1リットル程度の水分が便に含まれて排出されるのです。

下痢には下記のような理由で水分吸収が妨げられ、下痢が起こるとされています。
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①浸透圧性下痢:腸からの水分吸収が妨げられる

浸透圧性下痢とは、食物中のある糖類が血液中に吸収されないで残り、浸透圧を上昇させるため、体は腸内の浸透圧を低下させようとして、腸管壁から水分を引き出し、水分の含有量が多くなる場合の下痢です。

一般的に牛乳を飲むと下痢になると言う人がいますね。

この現象が浸透圧性下痢なのです。

また、一部の果物や豆類、そしてダイエット食品やキャンデーなどで糖の代わりに使われているソルビトール、マンニトールなどの糖類なども浸透圧性下痢を起こします。

浸透圧性下痢の場合は、下痢を起こす物質を食べたり飲んだりするのを止めるだけで、下痢はすぐに治まります。
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②滲出性下痢:腸に炎症が起きて腸管内に体液が滲み出てくる

滲出性下痢は、腸粘膜の障害による腸管壁の透過性の亢進や吸収の障害により生じる下痢です。

つまり腸に炎症が起ると、腸管壁の透過性が高まった状態になり、そこからタンパク質、血液、粘液、その他の細胞内の液体などが滲み出て、便の水分量を増やします。

また、腸からの水分吸収が低下することも関係してきます。

急性下痢としては細菌性腸炎、ウイルス性腸炎、抗生物質性起因性腸炎、食事アレルギー性腸炎、虚血性腸炎などがあります。

慢性下痢を来すものとしては悪性腫瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病、腸結核、放射線照射性胃腸炎などが挙げられます。

炎症を起こした直腸は,膨張に対してより敏感であるため,直腸粘膜が侵されると便意切迫および排便回数が増加します。

特徴として、下痢は食事によってひどくなり、絶食しても完全には治まりません。

急性の下痢が続いた時には水分補給をしっかりしましょう。

水分補給には番茶か湯ざましに梅干か食塩を少し加えて飲ませて下さい。

食中毒による下痢は家庭での応急処置として、殺菌消毒の意味でクレオソート(正露丸)を使うくらいで、間違っても下痢止めを使わないで下さい。
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③分泌性下痢:腸が出している腸液の分泌量が増える

分泌性下痢は消化管粘膜からの分泌が異常に亢進する、つまり小腸と大腸が塩類(特に塩化ナトリウム)と水分を便中に分泌するときに起こります。

原因としてコレラ菌や、ある種のウイルスに感染したときに産生される毒素によって、分泌性下痢が生じます。

急性なものとしてはブドウ球菌、コレラ菌、赤痢菌などのエンテロトキシン(毒素)によって起きる腸炎があります。

その他、O-157、アメーバ赤痢、ノロウイルス、ロタウイルスなどがります。

慢性下痢としてはまれですが、消化管ホルモン産生腫瘍によることもあります。

また、ある種の細菌(たとえばカンピロバクター属)による感染症や、クリプトスポリジウム属などの寄生虫による感染症も水分の分泌を促進します。

この下痢は大量の水様性下痢を特徴とし、絶食しても治まりません。

コレラでは1時間に約1リットル以上の便を排泄します。塩類や水分の分泌を起こします。

1時間以内に大量の便が出た場合など、ちょっと異常だな?

と思った場合は非常に注意が必要となりますのですぐに病院へ行き、医師に診察してもうらようにしてください。
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④過剰な蠕動運動:消化物の通るスピードが早すぎて水分吸収が追いつかない

過剰な蠕動運動腸による下痢は腸の蠕動運動が異常になって起る下痢です。

蠕動運動が異常に高まると、腸の内容物が急速に通過するため、水分の吸収が充分に行われなくなります。そのため軟便や下痢便となります。

排便後も腸の蠕動運動が残ると腹部の不快感や腹痛があります。

代表的な病気として過敏性腸症候群としてよく知られています。

日本人の10~15%にこの症状がみられます。検査を行っても炎症や潰瘍など目に見える異常が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、ガス過多による下腹部の張りなどの症状が起こります。

以前は大腸の機能の異常によって引き起こされる病気ということで「過敏性大腸症候群」と呼ばれていましたが、最近では、大腸だけではなく小腸にも関係している事がわかり「過敏性腸症候群」と呼ばれています。

最近は過敏腸症候群の原因はストレスだけでなく、腸内そのものに原因があります。

それはズバリ、”腸内細菌”にあるということでした。腸内細菌(悪玉菌)の異常繁殖によるとも言われています。

というのも、ストレスが長く続くと、体内で非常にミネラルを消費します。

ミネラルは体内で作る事が出来ませんので、常に食事から補わなければなりません。

ミネラルが不足すると腸内細菌善玉菌が増えなくなり、悪玉菌が異常に増え、 腸内細菌特に悪玉菌が異常増殖して、小腸にまで広がり、この細菌を異物とみなし、蠕動運動を活発化させて食物を未消化のまま大腸へどんどん送り出してしまいます。

その結果、下痢となってしまうのだそうです。
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☆蠕動運動が低下で下痢になる場合

逆に蠕動運動が低下する事が原因で下痢が起こる場合もあります。

透析患者の下痢では糖尿病性神経障害に伴う腸蠕動運動が低下すると、腸内の内容物の通過速度が遅くなり、小腸内に細菌が増殖して、脂肪や水の吸収障害が起こり下痢となります。

また、糖尿病の合併症のひとつに、自律神経の障害があります。

下痢の原因は、自律神経の障害により腸の運動機能が低下し、小腸の上部を中心に腸内細菌(特に悪玉菌)が異常に増殖して腸内で発酵したガスが、腸を刺激するためと考えられています。

このような症状は、長い間、高血糖の状態が続き、消化管の働きを調整している自律神経の障害や細小血管の障害が元となって初めて発症します。

そのため、長期間血糖のコントロールが上手くいかないという自律神経障害の強い人に、下痢が続くという症状が現れるようです。

しかも下痢は昼夜を問わず発生します。

糖尿病が原因の下痢は、ふつうの下痢止めでは効かないことが多く、かなり強い薬を用います。

しばしばトイレに間に合わなく便失禁をしてしまうこともあり、日常生活に支障をきたす事があります。ですから、糖尿病の方は、食生活でしっかりと血糖コントロールを良くしておくことがとても大切になります。

上で述べたような①~④のメカニズムが絡み合って、便中の水分が増えて下痢が起きます。
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●下痢になると吐き気や嘔吐の症状も出るのはなぜ?

下痢になると、気持ち悪くなって吐きそうになったり、実際に嘔吐してしまうことがあります。

このように、下痢と嘔吐の症状が同時に出る状態を「嘔吐下痢症」といいます。
嘔吐下痢症は、胃腸の風邪とも呼ばれます。

感染性胃腸炎や急性胃腸炎と症状は同じで、単に呼び方が違うだけです。

嘔吐下痢症になると、下痢や吐き気の症状が出ます。

なぜ下痢と一緒に吐き気の症状が出るかというと、体に入った悪いものを体の外に出すという同じ目的の働きだからです。
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☆嘔吐と下痢の症状が出る流れ

食べたものが腐っていたり、細菌に感染していたりすると、体は体外に出そうとします。

それが下痢や嘔吐です。症状が出る順序は、まず気持ちが悪くなって吐き気がし、実際に戻します。次に下痢になります。

嘔吐→下痢が一般的です。

私達は腐ったものを食べると変な味がして、思わずペッと口から吐き出します。

それが飲み込んで胃に入った場合、突然の吐き気、嘔吐の症状が出るのです。

腸まで運ばれると、下痢として出そうとするのです。

ただし、便秘などで便が詰まっている場合、吐き気や嘔吐の症状が続きます。

実際、食べ物が傷んでいる場合、食べた時点で臭いが変だな、変な味がする、見た目が変、カビが生えているなど、何かしらの変化に気が付き、食べてもすぐに気付いて吐き出します。

そこで、気付かずに飲み込んでしまうと、突然の吐き気や突然の嘔吐が起こります。なんとなく気持ち悪いな・・・。

と思ったら我慢できないほどの吐き気が来て、その場で吐いてしまいます。

意識して吐き出そうともします。

腸にも影響が出ると、下痢になります。

腸まで原因菌が運ばれていた場合、吐くよりも下痢の方が早く排出できるからです。

しかし、この時に肛門付近で便が詰まっていたり、何かしらの原因で便が出せないとなると、上から出そうと体は反応し吐き気や嘔吐の症状が起こりるのです。

ですから、通常は嘔吐→下痢ですが、人によっては、下痢→嘔吐という順番で症状が起こる場合もあります。

どちらか一方の症状しか出ないこともあります。

食べてすぐに吐いた場合、嘔吐だけで症状が収まることもあります。

嘔吐下痢症とは言いますが、下痢になる前に悪いものを全て出してしまえば、下痢にならず嘔吐だけで終わることもあるのです。

また、嘔吐せずに下痢だけの場合もあります。

その場合でも嘔吐下痢症や感染性胃腸炎、急性胃腸炎などと呼ばれまれます。

ウイルスや細菌にはいろいろな種類があり、季節で増えやすいのがノロウイルスやロタウイルスですが、このようなウイルスに感染したとしても、免疫力が高いと症状が少ししか出ないこともあります。

例えば、ロタウイルスの場合、ひどい下痢と嘔吐、発熱、白い下痢などの症状が出ますが、必ずしもそのような症状が出るとは限りません。

下痢だけだったり、嘔吐だけだったり、便の色が白くなるだけだったりと、個人差があります。
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☆下痢は必ずしもウイルスや細菌が原因とは限らない

普通、下痢と吐き気の症状が出たら、食べ物が腐っていたとか、ウイルスに感染したとか、風邪を引いたなどを疑いますが、必ずしもそのような原因であるとは限りません。

下痢と吐き気という症状は、消化不良でも起こります。お腹が冷えた状態で消化しにくいもの(肉や乳製品など)を摂取すると、下痢と共に吐き気や嘔吐が起こります。

お腹が冷えて消化器系の働きが低下すると、食べ物がスムーズに運ばれなかったり、消化されないため、食べたものが体内で腐敗して下痢を起こします。

その他にも、頭痛や胃もたれ、胃が張るなどの症状も同時に現れることが多いです。

☆過敏性腸症候群で下痢や吐き気は起こる
過敏性腸症候群でも吐き気の症状が出る場合があります。

その理由として挙げられるのが以下の三つです。
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①胃腸の不調

胃腸の働きが悪くなって腐敗したガスが体内に溜まり、圧迫されたことによる腹部の不快感が吐き気に繋がります。

吐き気と共に、ゲップやおならなどの症状を伴うことが多いです。
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②逆流性食道炎

逆流性食道炎はストレスで起こりやすく、過敏性腸症候群と併発しやすい病気です。

胃酸の逆流や腹部の膨張感で、吐き気が起こります。

普段からゲップしやすかったり、苦い水が口の中に戻ってくるという場合は、逆流性食道炎を併発している可能性が高いです。
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③自律神経失調症

自律神経はストレスによって乱れるため、過敏性腸症候群の人に非常に多いです。

漠然とした不安やイライラ、下痢によるストレスなどが原因で、吐き気に繋がります。

このように、過敏性腸症候群はストレス性の他の病気を併発していることが多いため、下痢や便秘以外の症状を伴うことがあります。

ただし、毎日のように吐き気や下痢が続くという場合、重大な病気が隠れている可能性もあります。

ストレスによるものであれば自分でも改善できますが、まずは医師の診断を受けるようにしましょう。
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腸内環境を良好にして下痢を改善する

慢性的な下痢の主な原因は、ストレスや生活習慣の乱れによって起きた腸内バランスの悪化です。

下痢を改善するには、腸内環境の改善が欠かせません。

乳酸菌は善玉菌のエサになり、悪玉菌を抑制します。

普段からストレスを感じていたり、通勤や通学途中でゴロゴロ、トイレを探すのが日課になっているという人は、腸内改善を始めてみましょう。

腸内環境を良くする発酵食品や食物せんいなど毎日摂りましょう。

発酵食品(納豆、ヨーグルトなど)を買ってもすぐに食べ忘れてしまったり、買い忘れてしまう人はサプリメントがおすすめです。

腸内環境を良くするサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢の原因は小麦製品に

下痢の原因・・・パンなどの小麦製品
下痢になる理由の一つとして、小麦製品による下痢の原因が挙げられています。

ここ数年、「パンブーム」で多種多様なパン屋が次々と生まれていますが、現代の小麦は遺伝子組み換えによる栽培、精製した小麦が圧倒的に多くなっています。

こうした小麦による被害は知らず知らずに身体に変化を起こしていることに気づかない人が殆どです。


目次
・小麦が下痢になるといわれる理由   ・下痢になる理由①酸とアルカリ   ・下痢になる理由②血糖値   ・下痢になる理由③消化   ・下痢になる理由④炎症   ・下痢になる理由⑤アレルギー   ・下痢になる理由⑥自律神経   ・下痢になる理由⑦依存性   ・下痢になる理由⑧習慣   ・下痢を改善するために   ・グルテンフリーがすべての人に当てはまらない   ・腸内環境を整えよう

小麦粉が下痢になると言われる理由

小麦は精製される過程で繊維や必須栄養素などは全て取り除かれています。精製小麦粉は、今やどこに行っても一般的に使われる食材となっています。

体に与える害が徐々に知られて来ているにも関わらず、それでもなお使われ続けています。

ある調査によれば、小麦が引き起こす問題はセリアック病から、小麦アレルギーや、非セリアック性小麦過敏症、そして果糖吸収不全症や下痢・便秘などの過敏性腸症候群に至るまであらゆることが起きているそうです。
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①下痢になる理由:酸とアルカリのバランスを崩す

精製小麦粉を普段からよく摂り入れていると、PH濃度の値に悪影響を及ぼします。体の機能を正常に保つ酸とアルカリのバランスを変えてしまうのです。

健康な人のPHは7.4±0.5の範囲ですが、これを外れると死に至ります。

PHは体の部位によっても値が違います。

胃液はPH1.5~2.0、皮膚はPH4.5~6.0、血液は6.9~7.9、汗は7.0~8.0となります。

腸内の理想的なPHの値は4.5~ 5.5が理想的な環境です。

腸内のPHは弱酸性が理想的なのです。
弱酸性の腸内は腸内善玉菌が最も発育しやすい環境なのです。

植物性食品はアルカリ性食品ですが、穀類は唯一の酸性食品なのです。
精製小麦粉をたくさん摂ると酸の値が強くなります。

結果、腸内のPH値にも影響を及ぼし腸内環境が悪くなり下痢の原因、免疫力や代謝に悪影響を及ぼします。

又正常なカルシウム値を保つことが出来なくなり、骨の健康に影響を与えます。
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②下痢になる理由:血糖値を上昇させる

砂糖の摂取だけが血糖値に影響を与えるわけではありません。

白い小麦粉に含まれる大量の炭水化物が健康の害になります。

小麦食品は急激に糖に転換されるために高血糖状態になります。

炭水化物の1つであるアミロペクチンが容易に血中に入り込み、糖尿病のリスクを高めます。

糖尿病になると消化器官の全ての部分が影響を受けます。

結果、便秘、腹痛、悪心、嘔吐、下痢、便失禁などが起こります。
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③下痢になる理由:消化に影響を及ぼす

全粒粉と違って、精製小麦粉は消化をサポートする繊維や必須栄養素を含んでいません。

精製される過程で80%の繊維が失われるので、体の炎症や食べ物の消化に影響を与えます。

こうした影響が原因で消化不良が起こると腸内環境が悪くなり、下痢、便秘が起こるのです。
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④下痢になる理由:炎症を起こす

炎症が原因となっている症状をお持ちの方は、精製小麦粉の摂取は控えるべきです。

精製された化合物が細胞の炎症レベルを上昇させます。

精製小麦粉の摂取は、糖化と呼ばれる化学反応を引き起こします。

これは関節炎や心臓血管の障害など慢性的な病気に繋がります。

腸内で炎症が起きると小腸の腸壁が破壊され、腹痛や下痢が起こります。
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⑤下痢になる理由:アレルギーや食物不耐性のリスクを高める

小麦はグルテンを多く含みます。グルテンは穀物のタンパク質の中で大半を占める「グリアジン」と「グリテニン」が水を加えることで結びついて、グルテンになります。

グルテンはアレルギーや食物不耐性の原因となる食材の1つです。この穀物に含まれるタンパク質グルテンは消化が難しいため炎症を起こしたり、体のあらゆる部分に影響を及ぼします。

腸に炎症が起これば下痢になります。

うどんのコシや、パンやお菓子などを作るときに生地がまとまるのもグルテンの作用です。

グルテンは日本語で「麩質」と表され、乾燥したものはお味噌汁の具材、生のものは麩まんじゅうなど、私たちの身近でよく目にしています。

また、食品以外でも歯磨き粉や整髪料などの増粘剤としても使用されています。
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⑥下痢になる理由:自律神経の乱れ

精製小麦粉に含まれる炭水化物が精神の健康にも悪影響を及ぼすことが明らかになっています。

消化が難しいことが脳内の化学物質を変化させ、慢性的な疲労感や不眠症を引き起こします。

結果、自律神経の乱れが生じ、下痢あるいは精神疾患にも影響を及ぼします。

精製小麦粉が体にいいと考えている人もいるようですが、実は逆に心身ともに障害を引き起こしているのです。
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⑦下痢の原因:ニコチンやカフェインと同様の依存性

どのくらいの頻度で白い小麦粉、精製小麦粉を食べていますか? 

もし定期的に食べているようなら、量を減らすことを考えてみてください。

小麦は食欲を増進させます。依存性もあるので、精製小麦粉の入った食べ物を体が欲するようになります。

小麦アレルギーがあるにもかかわらず、自覚症状がわからないので、徐々に体は異変を起こし、下痢や他の病気になりやすくなります。

減量したいと思っている人にとっては、精製小麦粉は避けておきたい食材です。

1週間にほんの少しの量を食べる分には問題はありませんが、毎日摂り続けると代謝に影響し、体重を増加させます。

炭水化物を多く含むので、血糖値を上昇させ脂肪を蓄積させます。
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⑧下痢の原因:習慣的にグルテン商品を毎日摂り続ける

グルテンを含む食品は身近なものばかりで、長年、摂り続けているけど、特にこれといった不調の症状もないという人も多いと思います。

しかし、もし、片頭痛や便秘、下痢、肌のトラブルなど、病気ではないけれど、なんとなく不調を感じる人、最近疲れやすい、頑張りが利かない、十分寝ているはずなのに寝起きが悪い、日中も頭がすっきりしなくて頭の回転が遅いといった症状に心当たりがある人はグルテンによる健康被害間もしれません。

なぜなら、グルテンは免疫力や栄養吸収に関わる小腸を傷つけて、不調の元になる炎症を起こしていると言われるからです。

慢性的な不調に悩む人の中には、小腸がグルテンに過敏反応する『グルテン過敏症』や、グルテンをスムーズに消化できない『グルテン不耐症』の人たちがいます。

正常な人の場合、小腸の粘膜の細胞は適度につながっていて、必要な栄養素だけを取り込み、不要な毒素や細菌はブロックすますが、グルテン過敏症や不耐症の人の場合、グルテンをとると小腸の粘膜の細胞間が緩むため、毒素が入り込んで、炎症を起こしてしまうです。

これが慢性的な不調の原因となるという。

小腸という必要な栄養を取り込む臓器のトラブルだけに、さまざまな不調につながる。

片頭痛やPMS(月経前症候群)、自己免疫疾患のリウマチや橋本病もグルテンによるダメージが一因になっているようです。

グルテンは食品以外でも歯磨き粉や整髪料などの増粘剤としても使用されています。

グルテンを含む食品例として
・パン・パスタ・うどん・ラーメン・餃子・ワンタン・中華まんの皮・お好み焼き・たこ焼き・ピザ・揚げ物の衣・シリアル・カレーやシチューのルー・ケーキなどお菓子類・麦焼酎・ビール・発泡酒・十割蕎麦以外の蕎麦・麦味噌・あわせ味噌・醸造酢などがあります。
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下痢の改善のためグルテンを止めてみましょう。

下痢に悩まされている人、不調がある人はグルテンを含むものを3週間やめてみましょう。

改善が見られるかもしれません。サンドイッチの代わりにおにぎり、ラーメンやうどんの代わりにそばや春雨、米粉でできたフォー、菓子類は大福、せんべいなどを選んでみましょう。

弁当や惣菜を買うときは、唐揚げや天ぷらなどは衣にグルテンが含まれるから避け、グリルした肉や焼き魚、煮物のおかずに変えましょう。

もし、3週間グルテンを抜いても不調が改善しない場合は、グルテンと似た構造を持つ、牛乳や乳製品に含まれるたんぱく質のカゼインも抜いてみましょう。

グルテンとカゼインはたんぱく質の構造が一部似ているため体は両者を区別できずに炎症反応を起こしてしまいます。

グルテンを抜いても、カゼインをとり続けていると不調が改善しきらない場合があるのです。

どちらか一方を抜くより、まとめて両方抜いたほうが高い効果が望めます。
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下痢改善にグルテンフリーが全ての人に当てはまるものではない

最近は全くグルテンを取らないグルテンフリーの食事をする人が増えていますが注意が必要です。

病気にかかっていない健康な人がグルテンフリーの食生活を送ることによりさらに健康になるのかというと検証を証明する研究発表は全くありません。

グルテンフリーを心掛けて健康になる人もいれば、もともと小麦粉製品をあまり食べない人はそれほど変わらない場合もあります。

そのためグルテンは危険だと思うことはすべての人に当てはまるものではありません。

小麦アレルギーの人もグルテン以外の原因かもしれません。

またグルテンフリーの食品はなんでも健康に良いのではなく糖質が多い食べ物もあれば、食品添加物が大量に使用されていたり、栄養が偏る場合もあります。

グルテンフリーは安全だといういうのは必ずしもすべての人に当てはまりません。

やはり基本はバランスの良い食事を心掛けることです。
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腸内環境を整えましょう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。

腸は食べた物を消化・吸収・排泄をする健康の基本的な事柄を行う場所です。

それに加えて、免疫力を強化する大切な場所でもあるのです。それらの役目を一手に引き受けているのが、腸内細菌なのです。

この腸内細菌が正常なバランスでないとすべてがスムーズに行われません。

何処かが、滞ると下痢をはじめとする体の不調が発生するのです。

まずは腸内細菌のバランスを整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢の改善は早くなります。

コロナウイルスで下痢に

下痢の原因・新型コロナウイルスの下痢
下痢の原因は細菌やウイルスによる場合も多くあります。

特に今、世界中で心配されている新型コロナウイルスも風邪に似た症状から始まり下痢も発生するようです。

新型コロナウイルスは今、現在治療法が見つかっていません。新型コロナウイルスで下痢になったらどうすれば良いでしょうか。


目次
・下痢にもなりうる新型コロナウィルスとは  ・ウィルスとは  ・ウィルスはなぜ増殖する?  ・下痢の初期症状を見落とされたコロナウィルス  ・新型コロナウィルスの予防  ・新型コロナウィルスから身を守る方法  ・免疫のお陰で感染症にかかりにくい  ・免疫アップの秘訣は腸内細菌とビタミン、ミネラル  ・今緊急に免疫アップの必要性 

下痢にもなりうる新型コロナウイルスとは

新型コロナウイルスはどんな症状が出るのでしょうか。

日本環境感染学会がまとめた資料によると、長く続く発熱や強い疲労感が目立つという。

診療を経験した医師の一人は「インフルエンザでは3日程度で下がる熱が1週間ほど続いた」と話しています。

ほかに多いのが、せき、筋肉痛、呼吸困難、頭痛やたん、下痢を伴う場合もあるようです。肺炎を起こし、重症になると死に至ります。

新型コロナウイルスは、一般的な風邪ウイルスなどと同様に、基本的には自然治癒力に頼るしかありません。

日常生活の中での、“急な”発熱をしばしば起こすウイルスで治療可能なものの代表は「インフルエンザ」ですが、 冬に流行する「ノロウイルス」には効果のある抗ウイルス薬はありません。

現在、治療可能なウイルス感染症には以下のものがあります。

インフルエンザ ・B型肝炎、C型肝炎 ・HIV ・水痘 ・帯状疱疹ウイルス ・ヘルペスウイルス
・サイトメガロウイルス など

新型コロナウイルスは今や世界中で感染防止策が必死に行なわれていますが、治療薬の開発には困難を極めています。

ウイルスは細菌に比べて、サイズがとても小さくシンプルなつくりのため薬が攻撃できる対象が少ないこと、更にウイルスは人間の細胞の器官をのっとって増殖するため、ウイルスだけをやっつけるのはとても難しいそうです。

ですから、実際、ウイルス感染症に効く薬は少ないのです。
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ウイルスとは?

生物と似たような構造を持つのですが、下記のような性質を持つので「物質」と言えます。

・細胞がない

・栄養を摂取したり、エネルギーを生産したりしない

・自力で動くことはできない

・ウイルス単体は自力で増殖できない

・細胞より更に小さく、単純な構造をしている

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ウイルスはなぜ増殖する?

ウイルスは自力で増殖することができません。しかしウイルスは動植物の細胞のなかに入りこむことができます。

どの生物のどの種類の細胞に入り込めるかは、ウイルスの種類によって異なっています。

動植物の細胞に入り込んだウイルスは、その細胞の機能を使って自身のコピーを増やしていきます。

しかし、ウイルス感染症も自分自身の免疫機能が働きますので、この免疫機能をちゃんと働かせておけば、極端に恐れることはないのです。

しかし、現代人の免疫力は多くのストレスなどで低下し続けています。又、現在疾病のある方などは免疫力が弱っていますので、怖いのです。
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下痢の初期症状を見落とされた新型コロナウイルス

●下記の論文はアメリカ医学雑誌に掲載
「新型コロナウイルスに感染した患者に腹部症状と軟便の症状が見られたとする論文が米医学誌に発表され、科学者らが7日、下痢が同ウイルスの2次感染を引き起こしている可能性があると明らかにした。

新型コロナウイルスの主な感染経路はせき・くしゃみなどによる飛沫(ひまつ)感染とみられているが、早期に症例を調査した研究者らは、呼吸器症状のある患者に重点を置き、消化管に異常のある患者を見落としていた可能性がある。

中国人研究者らが米国医師会雑誌(JAMA)に発表した論文によると、中国湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)にある病院の患者138人のうち14人(10%)が、発熱や呼吸困難といった症状を示す1日または2日前に下痢や吐き気を訴えていたという。

英サウサンプトン大学のウィリアム・キービル教授(環境衛生)は英サイエンスメディアセンターに対し、「2019-nCoV(新型コロナウイルス)は、尿にも排出される重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスと同様、非定型の腹部症状のある患者の排せつ物で発見されており、このことは感染力の高いふん口感染(排せつ物を介した経口感染)を示唆している」と述べた。

新型ウイルスがSARSと同じコロナウイルスであることを考えれば、ふん口感染の可能性は科学者にとって全く驚くべきことではない。

2003年に香港の集合住宅アモイガーデンで数百人がSARSに感染した際は、ふん口感染が原因で、バスルームから汚染源を含んだ暖かい空気が上昇し、複数の住戸に汚染が広がったとされた。

しかし、米カリフォルニア大学リバーサイド校の生物工学者リャオ・ジアユー氏は、新型コロナウイルスが体外でどれだけ長く生存するのか、また影響を受ける温度範囲も分かっていないと指摘する。

カナダ・トロント大学のデービッド・フィスマン教授(疫学)は、排せつ物を介した感染拡大はウイルスを封じ込める上で新たな課題となる恐れがあるものの、流行を「増幅」させがちな医療機関内の問題になる可能性があると述べた。

●2020.2.8のglobaleye17ブログから
中国人研究者らが米国医師会雑誌に発表した論文では、武漢にある病院の患者138人のうち14人(10%)が、発熱や呼吸困難といった症状を示す1日または2日前に下痢や吐き気を訴えていたとなっており、これが真実であれば、今横浜港に停泊しています客船で、とんでもない事態が起こっている可能性が出てきます。

汚水です。

船内で汚水を処理した後、【新型コロナウイルス】が混じった空気がトイレや空気ダストを伝わって船内に入り込んでいる可能性が出てくるからです。

また、汚水を処理した後の水は港で処理をしているのでしょうが、完全に【新型コロナウイルス】を殺菌出来ていない場合もあり得、そうしますと、横浜で今後感染が広がる可能性も出てきます。

今まで見落とされていた感染ルートが明らかになったことで、今後とんでもない感染が広がるリスクが出てきたと言えます。

また、客船から世界中に【新型コロナウイルス】が拡散することもあり得ますし、飛行機も同様です。

機内で下痢をした者の後にトイレを使えば当然空気感染することもあり得るからです。トイレから感染が拡大するとなれば、事態は一層深刻化することになります。
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新型コロナウイルスの予防

新型コロナウイルスの感染に不安を感じている人も多いと思います。

コロナウイルスとは、風邪、MERS(中東呼吸器症候群)、SARS(重症急性呼吸器症候群)、その他の呼吸器疾患を引き起こす致死的なウイルスで、新型のコロナウイルスも検出されています。

コロナウイルスは致命的なウイルスですが、公共の場や家庭内で、または病人の看病をする際など、しっかりと対策をとれば、感染を防ぐことができます。

コロナウイルスに感染した疑いがある場合は、直ちに医師の診察を受けましょう。
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新型コロナウイルスから身を守る方法

①石鹸と水で手を洗い、感染のリスクを最小限に抑える
ぬるま湯で手を濡らし、低刺激性の石鹸を使用しましょう。

石鹸を泡立て、20~30秒間手をこすり、ぬるま湯で洗い流します。

世界保健機関(WHO)によると、手のひら同士をこすり合わせるだけでなく、指と指とをからみ合わせたり、とにかく様々な方法で手の表面をもれなく洗うことを推奨しています。

手を拭いたペーパータオルを使って蛇口を閉めましょう。

飲食の前、公共の場にいる時や、風邪をひいている可能性がある人の近くにいた時は、こまめに手洗いを行うことが大切です。手を洗えない場合は、アルコール60~95%の手指消毒剤を使いましょう。

アルコール95%以上のものでは逆に効果が劣ります。

②目、鼻、口を触らない
ドアノブやキッチンカウンターなどの表面に触れることで、コロナウイルスが付着する可能性があります。

ウイルスが付着した汚い手で顔を触れば感染してしまう恐れがあります。皮膚にウイルスが付着している可能性がある場合は、目や鼻、口には触らないようにしましょう。

顔を触る必要がある場合は、まず手を洗い、感染を防ぎましょう。

③咳やくしゃみをしている人には近づかない
新型コロナウイルスは呼吸器感染症を引き起こすウイルスであり、一般的な症状は咳やくしゃみです。

咳やくしゃみをすると空気中にウイルスが排出されるため、感染のリスクが高まります。

咳やくしゃみをしている人のそばには寄らないようにしましょう。

その時の状況により、適切であれば相手に離れてもらうよう頼みましょう。

「咳が出ているようだね。早く良くなるといいね。私に風邪がうつらないように、離れていてもらえるかな」などと言うとよいでしょう。

罹患した人の周りにいた人がいれば、その人には近づかないようにするのがよいでしょう。

④何らかの症状が出ている人ともそうでない人とも、握手は避ける
残念ながら、塗症状であっても、感染者からウイルスがうつる可能性があります。

自分を守るために、念のため人との物理的接触を制限しましょう。新型コロナウイルス感染の懸念がなくなるまで、握手は丁重に辞退しましょう。

「はじめまして!普通だったら握手するところですけど、今はアメリカ疾病予防管理センターも人との接触を控えるように推奨していることですし、新型コロナを広げないように気を付けているんですよ」などと説明しましょう。

⑤殺菌作用のある製品を使用し、頻繁に人の手に触れる箇所を日常的に消毒する
新型コロナウイルスはドアノブやキッチンカウンター、蛇口などの表面に付着します。

消毒スプレーや消毒ウェットティッシュなどを使い、日常的に消毒しましょう。10分以上消毒剤で濡れたままにしておくと効果的に殺菌できます。

ウイルスの生存時間を短くし、感染のリスクを抑えましょう。

家庭内では、玄関のドアノブやキッチンカウンター、洗面台、蛇口などを消毒しましょう。

職場では、ドアノブや階段の手すり、テーブル、カウンターの表面など、頻繁に人の手に触れる箇所を消毒しましょう。

約4Lのお湯に漂白剤を240mL入れて混ぜ合わせると、消毒剤を作ることができます。

⑥危険度が高くなければ心配しすぎない
新型コロナウイルスに対する流言飛語がSNS上に飛び交っていますが、それが不必要に恐怖心をあおる結果となっています。

厚生労働省、アメリカ疾病予防管理センター、世界保健機関などの信頼できる情報源を利用しましょう。

さらに、入手した情報に基づいて行動する場合、事実確認をするのが有効です。

新型コロナウイルスが中国で発生したからと言って、中国の人が皆そうだというわけではありません。

中国人だからと言って接し方を変えたり、距離を取ったりしてはいけません。

人には親切に接し、感染の可能性は誰にでもあるということを忘れないようにしましょう。

世界保健機関(WHO)によれば、中国から届いた郵便物から新型コロナウイルスに感染することはありません。

また、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスの予防効果がある食品はないとしています。

⑦下痢になった場合はトイレを丁寧に消毒する
新型コロナウイルスは肺炎だけでなく下痢や嘔吐などの症状が出る人もいます。便からウイルス遺伝子が検出されたとの研究報告もあります。

便に含まれるウイルスに感染力がるのかどうか、はっきりはしていませんが、念のために排泄物からの感染にも注意して、トイレの周りを安全に保ちましょう。

トイレや洗面所は家族が急有する場所なので、家庭用洗剤などでこまめに清掃し、水ですすぎ、その後消毒をしましょう。

消毒剤は次亜塩素酸ナトリウムが推奨されています。

家庭用の代表的な塩素系漂白剤に約5%の濃度で含まれているので、これを0.1%に薄めて使います。目安は、500ml入りのペットボトルのキャップ2杯分の漂白剤をボトル1本の水で薄めます。

トイレの掃除箇所
・ペーパーホルダー ・スイッチ類 ・便座のふた ・便座 ・レバーなど念入りに清潔・消毒しましょう。

金属部分は仕上げに水拭きしてください。

⑧下痢になった人がいる場合の衣類の洗濯
感染者がいるときに気になるのが衣類などの洗濯です。日本環境感染学会によると、タオルや衣類は健康な人と分けて洗濯する必要はないそうです。

ただし、衣類やタオルの繊維の中にウイルスが残存する可能性はあるようです。

また、おう吐や下痢などで汚れてしまった場合は、ウイルスが付着している可能性が高いので、熱湯で消毒した後に洗濯しましょう。

目安は「ウイルスの殺傷効果があるセ氏80度以上の熱湯に10分以上浸してください。

⑨免疫力を強化する
新型コロナウイルスには、今のところワクチンも薬がありません。

どんなに気を付けていても、どこかで感染してしまいますので、自己免疫力をしっかりと高めていくのが最上の方法です。

ウイルス感染症は自己免疫力で治っていくものだからです。
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●免疫のお陰で感染症に罹りにくい

免疫とは、病気から守り、元気でいるために欠かすことのできない優れたシステムです。

簡単に言えばパトロールする警察官の数や捕まえる技量、警察無線などに例えることが出来ます。

免疫細胞の中で主に働く白血球ですが、これらにも役割分担があり、死んだ細胞を排除する係、侵入者の存在を通報する係、攻撃を指示する係、細菌を直接攻撃する係、ウイルスの抗体を作る係、ガン細胞を排除する係など、複雑でわかりにくく不思議な働きを日々休み無く営んでいるのです。

そのお陰で、私たちは病原体を意識することなく、感染症にも負けない元気な身体を維持する事が可能なのです。
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●免疫力アップの秘訣は腸内細菌とビタミン・ミネラル

免疫力の約70%内細菌が作り、残りの30%はこころが作っていると言われています。

しかし、腸内細菌は体ばかりでなく、こころにも強く影響を与えています。こころのバランスは免疫力にも非常に影響を及ぼします。

ですから腸内善玉菌を常に優位にしなければなりません。

そのためには腸内善玉菌を毎日摂り入れる必要があります。

発酵食品など出来る限り毎日積極的に摂り入れましょう。

更に、免疫の細胞も常に新陳代謝を繰り返して新しく入れ替わっていますので、新たな免疫細胞を作り続ける材料(栄養素)の供給が必要です。

細胞の材料と代謝の反応速度を上げるためにはビタミンとミネラルが必要です。

代謝力が上がれば上がるほど、必要量は上がるので補給量を増やさなければなりません。
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●今、緊急に免疫力アップの必要性

2月26日付の中央日報によると、ハーバード大学伝染病専門家は、来年までに人類の最大70%が新型コロナウイルス感染症に感染するという見通しを発表しています。

最大70%とは恐ろしい数字ですが、教授は、新型肺炎が、通常のインフルエンザのようにありふれた疾病になることを予測し、この数字を出しています。

これから先、新型コロナウイルスが世界中で拡散しても、元気でいるためには自分自身の免疫力を、今、緊急に強化しておく必要があります。

罹ってからでは遅いのです。そのためにはバランスの良い食事、睡眠、休息など良い生活習慣をしっかり整えましょう。

免疫力を高める腸内善玉菌を増やす、ビタミン・ミネラル補給のサプリメントがありますので上手に使うと安心です。

下痢体質をなくそう

下痢の原因・下痢になりにくいおなかになろう
頻繁に下痢をして病院へ行くと、下痢体質ですねと言われることがあります。

体質のせいでお腹を下しやすい。

本当にそうでしょうか?体質が下痢の原因でしょうか?

体質だからしようがないと諦める前に、下痢になってしまう原因と対処法を知っておけば、改善することが可能です。

下痢になりにくい腸をつくるにはどうすれば良いのかご一緒に考えてみましょう。


目次
・下痢とは 
①ぜん動運動性下痢 
②浸透圧性下痢 
③分泌性下痢 

・下痢の原因とは
①暴飲暴食 
②ストレスによる下痢  
③食中毒  

・下痢体質と言われたら  
①下痢の体質改善策  
②下痢になりそうな食べ物をストップする  
③ストレスから遠ざかる  
④しっかり休み食べ、寝る  
⑤下痢の不調を感じたら頑張らない  
⑥やらねばならないことを減らす  

・腸内環境を整えよう

①下痢とはどういう状態

下痢とは、ひとことでいうと「便の水分が多い状態」のことをいいます。

そもそも便には水分が多く含まれており、腸が健康な状態で排出されるバナナ状の固形便でも、70%以上の水分が含まれているのです。

水分が80%以上になると「泥状便(でいじょうべん)」となり、90%以上になると「水様便(すいようべん)」となります。

このように、液状に近い泥状便と水様便を短時間で頻繁に排出する状態を下痢といいます。

では、私達が食べたものは、体内でどのようなしくみで排出されるのでしょうか。

口から摂取した食べ物は、胃で消化されて消化しやすい大きさにまで細かく分解されます。

分解された食べ物は、小腸を通るときに体に必要な栄養素を吸収します。その後、大腸で水分を吸収して残ったものが便として排出されていきます。

大腸には、水分を吸収する働き以外にも、水分を分泌したり、腸の内容物を先へ送ったりする「ぜん動運動」の3つの働きがあります。

この3つの働きのバランスが崩れることで下痢を引き起こしやすくなります。
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●ぜん動運動性下痢

ぜん動運動性下痢は、大腸のぜん動運動の働きが高まって活発になりすぎると、内容物の水分の吸収が不十分になり下痢になります。

●浸透圧性下痢

浸透圧性下痢は、大腸が内容物から水分を充分に吸収しきれないまま排出されると下痢になります。

そして、大腸は水分を吸収するだけではなく、水分の分泌という働きもあります。

●分泌性下痢

分泌性下痢は、その分泌量が多くなり、便の水分量が多くなって下痢になってしまうのです。

②下痢の原因とは
下痢の原因は、上記の通りぜん動運動性下痢、浸透圧性下痢、分泌性下痢に分けることができます。

下痢がどういうものかわかったところで、今度は下痢の原因について考えてみましょう。
下痢の原因は、以下のようなものがあります。
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●暴飲暴食

まず急性の下痢で考えられるのが暴飲暴食による下痢です。

食べ過ぎた食べ物が、腸で消化しきれずに下痢になってしまいます。

また、過度なアルコールが腸を刺激して下痢になることもあります。

さらに、冷たい飲み物を飲みすぎたときにも、腸の粘膜の一部が刺激されて、大腸のぜん動運動が活発になりすぎてしまい、水分を吸収しきれずに下痢になります。

また、水分の摂り過ぎで、冷たい物の摂り過ぎ、刺激物の摂り過ぎで下痢になる事もあります。下痢の原因はこうした飲食による下痢の原因が大半を占めています。

いずれも下痢のメカニズムとしてはぜん動運動が大半を占めています。
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●ストレスによる下痢

次に、ストレスによる下痢は、精神的な不安や苦痛、緊張によって自律神経のバランスが崩れると、腸が過敏に反応してぜん動運動が過度に活発になり、下痢が引き起こされると考えられています。

このストレスによる下痢の大半を占めるのが「過敏性腸症候群」です。

過敏性腸症候群は、検査ではまったく異常がみつからないにもかかわらず、腹痛を伴う下痢が続いたり、下痢と便秘を交互に引き起こしたりする症状のことをいいます。
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●食中毒

食中毒による下痢は、O-157やサルモネラ菌、ノロウイルスといった細菌やウイルスが体内に入り、急性の下痢の症状があらわれます。

食中毒による下痢は、腸が水分分泌をして菌やウイルスを早く体外へ出そうとしています。

これを無理に薬でとめてしまうと、毒素が体内で停滞し消化管を傷める原因になります。

下痢や嘔吐だけではなく、血便や脱水の症状がみられたら、すぐに医師の診察を受けましょう。
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下痢の原因が下痢体質と言われたら

病院に行くと「下痢体質でしょう。消化の良いものを食べて胃腸を休めるように」などと言われる事もあります。

人によっては「自分は下痢体質だから仕方がない」と自分を慰めて諦める人もいます。本当に下痢体質ってあるのでしょうか?

確かに、人は個人差があり、抵抗力や消化吸収する力がそれぞれ違います。

少し痛んだものを食べても下痢をしないで元気な人もいれば、とたんに下痢をする人もいます。

また気配りや周りの事が気になる自律神経の働きが過敏な人は疲れやストレスによって調子を崩しやすく結果的に下痢になる人もいます。

また腸内にいる細菌数、つまり善玉菌や悪玉菌の種類や総量で違ってくると言われています。

はっきり言えばどうやら、“下痢体質”と言うのは存在しないようです。

お医者様が“下痢体質“と言われるのは恐らくあまり神経質にならないようにという配慮からわざと軽く「気にしないでも大丈夫だよ」と言う意味が込められているのではないでしょぅか。

神経質にあれこれ考えすぎる事が下痢を促進することがあるからでしょう。

しかし、すい臓の働きの弱い人や慢性すい炎の人、すい臓分泌機能の低下している人、小腸の粘膜の弱い人などはそれ以上の良くなることがあまり期待できない場合があるようです。

そういう方には食生活に気をつけて下さいと言う意味で、下痢をしやすい体質になっていますよといわれることもあると思います。

いずれの場合も、“体質によるものですよ”と言われたら、悲観することも諦める事もなく、下痢を促進するような食べ物を避ける事が大切です。

現代では食環境が非常に複雑になり、調理方法も様々な時代です。

食材も様々な国々から輸入されています。あなたが食べたものはあなた自身をつくりますから、自分の体にあっているかどうか慎重に確かめながら選びましょう。

どうか神経質にならないで、腸内環境をしっかり整えるサプリメントを併用しながら、避けられるものは避け、楽しんで食事をなさってください。

きっとあなたが心がければ必ず治るものです。
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下痢体質の改善策

下痢体質と言われた方は確かに下痢になるような食生活や生活環境になっている方が多いようです。

人は下痢体質という体質はそもそも存在しないのですが、長年の生活習慣によって引き起こされたことが大きな原因です。

ですから、改めれば大丈夫です。

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下痢になりそうな食べ物を一時ストップしてみる

パンが好きな方はパンが下痢の原因となる事があります。

パンの原料となる小麦、つまりよく言われるグルテンフリーの生活をしてみてはいかがでしょうか、3週間パン無しの生活をしてみて下さい。

自分が何を食べた時に下痢が起こるのか観察するのも大事です。

きっと改善されると思います。グルテンを食べるとアレルギー反応で小腸の内壁が破壊され腹痛や下痢が起こり、何年も進行を許すと栄養失調に陥ります。

ストレスによる下痢だと感じたなら、ストレス解消法を自分なりに工夫しましょう。

ストレスは誰でも少なからずあるものです。例えば次のような事を始めてみるのも良い方法です。
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①下痢になるなら可能な限り、ストレスの原因から遠ざかる

例えば、増えた仕事量を元に戻したり、関係が悪くなっている人と距離をおいてみます。

多くのストレスはそう簡単に排除できないものですが、短時間、少しの距離でもよいので、物理的にも心理的にも遠ざけてみるようにしましょう。

他の楽しみを持つこともストレスの解消になります。
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②下痢の改善にはしっかり休み、食べ、寝る

あたりまえのことなのですが、忙しさでエネルギーが消費されてしまった場合、やはり「休む」ことでエネルギーがチャージされてくることがほとんどです。

嫌なことは明日考えることにしてしっかりと睡眠をとる、休み時間をしっかり利用するなど、周りの人の事を考え過ぎない様にしてみましょう。

食事は、疲労回復物質が豊富なたんぱく質やビタミン・ミネラルの摂取を増やし、よりよい栄養バランスを心がけます。
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③下痢など不調を感じるなら頑張らない

失敗をすると、それを補おうとして更に頑張ったりすることはありませんか。

下痢になるなど身体が不調を感じることは、身体が悲鳴をあげ始めている証拠ですので、頑張って自分から積極的に何かをはじめるのは控えたほうがよいでしょう。

特に、結婚や昇進・異動など、嬉しい変化や大きな環境変化がきたときの「はりきりすぎ」には要注意です。

いままで継続していたチャレンジを「しんどい」と感じたら、「調子が戻ったら再開すればOK」と気長に構えましょう。

身体の調子を整えることの方が優先です。
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④「やらねばならない」ことを極力減らす

「~ねばならない」は、エネルギーを無理矢理絞り出す思考パターンです。

義務で強制的に「やらされている」感覚で行動していると、さらに負担を生じさせ、エネルギーをより多く消費します。

ストレスサインが表れているときは、自分に甘くなって、「~したい」を優先させ「~ねばならない」ことを極力減らしましょう。
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腸内環境を整えよう

突然襲ってくる下痢、長引く下痢は体力を消耗するだけではなく、生活にも支障をきたします。

軽い症状であれば市販薬が役に立つこともあるでしょう。しかし、根本的な解決にはなりません。

体質的なものだと諦めずに、バランスの良い食事を摂ったり、ストレス解消を心掛けたり、適切に運動をするなど、更に乳酸菌を積極的に摂取したりして、下痢になりにくい体作りを始めましょう。

それでもなかなか改善されなければ、腸内環境改善のサプリメントがりますので上手に利用しましょう。下痢の改善は早くなります。

下痢は健康を守る役目

下痢の原因・下痢自体は病気ではない
下痢になると多くの人は、何か悪い物を食べたかな、下痢が続くと深刻な病気ではないだろうかなど憶測し、心配してしまいます。

しかし、下痢自体は病気ではないのです。悪い物を追い出そうとする、体の健康を守るための体の機能です。


目次
・下痢の役目  ・下痢の際の注意点①水分  ・下痢の際の注意点②食べ物  ・下痢の際の注意点③飲み物  ・下痢の際の注意点④睡眠 ・下痢の際の注意点⑤清潔に  ・下痢の際の注意点⑥手洗い ・腸内環境の重要性 ・腸内環境を緊急に強化しよう

下痢の役目

下痢は炎症やウィルス感染症などの健康問題に伴う症状です。

また食品へのアレルギー反応や医薬品の副作用、食品や飲用水に含まれる寄生虫(10-15%の割合で起こる)、ウィルス(50-70%の割合で起こる)、細菌(15-20%の割合で起こる)などが原因で起きることもあります。

殆どの下痢は数日で自然に治りますが、深刻な問題に発展する下痢もあります。

急性下痢の入院件数は毎年15万件以上あり、世界的な規模からすると下痢は5番目に多い死亡の原因となっています。

ですから下痢は総人口の11%の人々に影響を及ぼしています。

しかし、そうは言っても、下痢には体内から毒素を排出するという大事な役割があります。

そのため、下痢の原因となる疾患を治療し、水分を補給して電解質のバランスを保ちながら、自然に下痢が治るのを待つのが最もよい方法なのです。

考えられる下痢の原因は様々ですが、一般的には食べ過ぎ・飲みすぎ、水分の取りすぎ、冷たいものを飲む、お腹が冷える、脂肪分の多い食事を取る、酒の飲みすぎ、下半身が冷える、刺激の強い食材(わさび、唐辛子とかの香辛料)を多く使った料理を食べる、

アレルギー体質である、強いストレスを感じる、睡眠不足、運動不足、小水を長時間我慢する、血行・血流の流れが滞っている、風邪をひいている、などなど、どれか一つでも十分に下痢の原因にもなるのです。

消化器系の病気、ウィルスや食中毒などももちろん原因になりますが、下痢が酷い時には病院で消化器系(内科・胃腸科など)の医師に診てもらいましょう。

内科で一見しても分からない原因として、次のような事があります。

膵臓の機能が何らかの原因で働かなくなっていると下痢のような症状になることがあります。

色の薄い便、軟便、みぞおち付近に持続的な痛みがあり、特にアルコールを沢山飲んだ翌日や、脂肪分の多い食事をした後に痛みが強くなります。

花粉症などのアレルギーによっても下痢になります。

アレルギーの症状は腹痛・下痢、血圧低下、酷ければふらつき、呼吸困難などの様々な症状が出現します。

花粉で鼻や喉・気管支の粘膜が荒れて腫れるように、腸の粘膜も荒れ、腫れて下痢を引き起こします。
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家庭での下痢時の注意点
①下痢時の基本は水分補給

水分補給は下痢の治療の最重要事項です。

下痢に嘔吐が伴う場合は、一度に大量の液体を飲むのではなく、少量を頻繁に飲むことを心がけましょう。

湯冷まし、野菜スープ、鶏肉や牛肉からとったコンソメスープ、味つきミネラルウォーター、電解質を補う水分補給用飲料などで補給することが大切です。
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②下痢に優しい食べ物は消化の良い物

下痢が非常に激しい場合には1~2日間絶食しましょう。

下痢の最中は水分と共に体が必要とするビタミンやミネラルが失われます。

消化の良い物を摂りましょう。

湯冷まし、番茶などを十分とるとともに、重湯、くず湯、うす味のみそ汁、野菜スープ、酸味の少ない果汁などの流動食から、さらに順次、粥食へと移行していきましょう。

食事は吐き気が治まったら、あるいは最初から吐き気がない場合はバナナ、お粥、すりおろしリンゴなど消化の良い食事をしましょう。

これらの食品は刺激が少なく、どれも食物繊維が少なく、便を硬くするなど、これ以上お腹の調子を悪くすることがない食品です。バナナは下痢により体から失われたカリウムを補給します。
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③下痢の時にはカフェインを含まない飲料選ぶ

水分補給に適した液体にはカフェインを含まない飲料が最も効果的です。

カフェインには多少の利尿作用があります。下痢の時にはそれ以上体から水分を失わない飲料を選びましょう。

下記はカフェインを含む飲み物150ml中の成分です。
・玉露180㎎ ・コーヒー(ドリップ)100㎎ ・コーヒー(インスタント)75㎎ ・栄養ドリンク75㎎
・抹茶45㎎ ・ココア45㎎ ・緑茶 30㎎ ・紅茶30 ㎎ ・ウーロン茶30㎎ ・ほうじ茶30㎎
・コーラ15㎎
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④下痢の改善を早めるにはいつもよりたっぷりな睡眠を

治療というよりは当たり前なのですが、下痢を治すためには十分な睡眠が必要です。

下痢は病気に伴う症状ですから、下痢になるということは体がウィルス等と闘おうとしていることを示しています。

免疫機能を高めるためには十分な睡眠や休息を取ることが大事です。

細菌やウィルスに対する抵抗力(免疫力)は、睡眠中に維持・強化されています。

そのため、睡眠時間が減ったり、細切れにしか眠れなかったりする状態が続くと、身体の免疫力が落ちて、下痢の回復が遅くなったり、又風邪やインフルエンザにかかりやすく、かつ治りにくくなってしまいます。

風邪やインフルエンザになると眠くなるのも、免疫のはたらきに関係しています。

ウィルスに感染した細胞やウィルスを退治しようとする細胞は、「サイトカイン」という物質を出します。

サイトカインは熱に弱いウィルスを殺そうと、体温を上げます。

一方で、他の活動を止めてウィルスとの戦いに専念するため、身体を休ませようとして眠気を強くするのです。

ですから、免疫力を高めて下痢の改善を早めるには、充分な睡眠が必要なのです。

下痢が長びくときには、激しい運動や仕事、とくにストレスの原因になるようなことは避け、精神的に安静を保つことが必要です。
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⑤下痢の時は肛門を清潔に

下痢が持続すると、体液の喪失と頻繁な排便行動によって体力の消耗が増します。

消化管の炎症性疾患ではない場合の下痢では、腹部の保温(腹巻・温罨法)を行い交感神経に働きかけ、蠕動運動を抑制するよう心がけましょう。

また、全身の循環を促す入浴は温浴刺激を与える有効な手段です。

下痢になると肛門が痛むことがあります。

これは下痢(特に水様性の下痢)によってアルカリ性の腸液の刺激を受け、肛門周囲の粘膜や皮膚のびらんを生じやすいので、ヒリヒリしたり肛門に痛みが生じるのです。

入浴すると肛門の清潔が保たれます。

優しく肛門を洗いましょう。又ゆっくり風呂に入る事で血液循環を促します。
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⑥下痢の感染予防には手洗い

下痢の中には人に感染する病気もありますので、排便のあとは、よく手を洗う習慣を身につけましょう。

洗い残しのない手洗いをしましょう。

頻繁に石鹸で洗う必要はありません。
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腸内環境の重要性

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。

冒頭でも言っていますが、下痢そのものは病気ではありません。

悪い物を早く出そうとする体の健康を守るための腸内の働きです。

このように、健康は元気な胃腸から生まれます。

胃腸は食べた物を消化・吸収して栄養を全身に送ることが出来るからです。

腸内できれいな血液も作られます。免疫細胞も腸内に殆どあります。

きれいな血液は肝臓も丈夫にします。
また腸内では免疫力の活性、ホルモンや酵素の産出、体温調整、毒素排出など様々な基礎的な代謝が行われています。

当然、腸内環境が悪くなると、免疫機能の低下はもとより、様々な体の不調につながります。

下痢をすると、腸内細菌が減少し、(特に善玉菌)腸内環境は悪くなっていくという悪循環が始まります。

下痢が続く→気持ちが沈む→気持ちが沈むことでさらに腸内環境が悪くなる→下痢がますますひどくなるというサイクルの腸内環境が悪くなる一因が、腸内善玉菌の減少です。

近年、過敏性腸症候群と診断を受ける人が多くなってきました。

過敏性腸症候群と診断される方のほとんどは、緊張する場面で、急にお腹が痛くなったり、下痢を模様したり、お腹にガスが貯まる等の症状が続いたりします。
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腸内環境を緊急に強化しよう

これらの方は、腸内細菌のバランスが乱れている事が多い事でも知られています。

快便な方の腸内細菌を、軟便や下痢で困っている方の腸内に移植すると、症状が改善した、という研究例もあります。

また、腸内細菌の状態は、うつ病にも関係する可能性があると言われています。

下痢を改善するには、何といっても良好な腸内環境が必要です。

さらに、腸内環境を良好にすれば、下痢をはじめ様々な問題を解決しやすくなります。

まずは緊急に腸内環境を整えましょう。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に使うと効果的です。

下痢の原因は抗ウイルス剤

下痢の原因・抗ウイルス剤で嘔吐下痢に
下痢は薬による副作用で起こることがあります。

例えば、抗菌剤では腸内環境の変化で下痢になります。

冬の時期に流行するインフルエンザの治療法として抗ウイルス剤が出されることが多いのですが、その副作用として、下痢、嘔吐、突然死などが起こることがあります。

目次
・ウィルス性の病気とは  ・コロナウィルスよりも怖いインフルエンザー  ・抗ウィルス剤で下痢に  ・下痢にならない為に  ・免疫機能の様々な役割 ・下痢を防ぐ免疫アップの秘訣  ・今緊急に免疫アップの必要性が! ・善玉菌を増やして免疫アップ

ウイルス性の病気とは

今、政界中で、恐れられている新型コロナウイルスによる肺炎ですが、実は、米国ではインフルエンザが大流行していて、今や患者は約2600万人、死者は約1万4000人に上っています。

確実に新型コロナウイルスより死者の数は上回っています。日本でもインフルエンザによる死者は毎年出ています。このことからわかるように、ウイルスによる病気は確かに怖いです。

ウイルスは真菌や細菌よりはるかに小さく、生きた細胞に侵入しないと増殖(複製)できない感染性微生物です。

ウイルスに感染した細胞は、ウイルスによって正常に機能できなくなるため、通常は死にます。

細胞が死ぬと、その細胞から新しいウイルスが放出され、他の細胞に感染し、どんどん増えていきます。

通常、ウイルスはそれぞれ決まったタイプの細胞にのみ感染します。特に多くみられる呼吸器感染症は、のどの痛み、副鼻腔炎、かぜ(感冒)といった上気道の感染症です。

その他、インフルエンザや肺炎、新型コロナウイルスなどの呼吸器感染症です。

胃腸炎などの消化管の感染症は、ノロウイルスやロタウイルスなどによって引き起こされることがよくあります。
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新型コロナよりインフルエンザウイルスの方がもっと怖い

昨年12月から新型コロナウイルスによる感染拡大が世間で騒がれていますが、毎年冬になるとインフルエンザも流行します。

実は今の時期本当に恐ろしいのはインフルエンザなのです。日本ではそこまで大騒ぎになっていませんが、アメリカでは2019年にインフルエンザで90万人が入院し、およそ8万人が亡くなっています。

日本では、インフルエンザによる死亡者数はシーズン毎にかなりの幅があるのですが、一昨年に亡くなった人は約800人です。

その亡くなった800人のうち、8割以上が65歳以上の高齢者です。

インフルエンザになると、せきや高熱、関節痛が続いて体力がどんどん落ちてしまいます。

ただでさえ高齢者は免疫力が落ちているので、合併症には注意しなくてはなりません。

その中でも「肺炎」は死に至る危険な合併症としてとても多いのが現状で、亡くなった高齢者はインフルエンザ関連死亡理由の約6割を占めるという調査もあります。

呼吸器の慢性疾患や糖尿病を持っている高齢者は、合併症として肺炎を起こしやすいのです。

これは新型肺炎にも共通する事で、持病を持った中高年の死亡者数が多いのも、肺炎を悪化させやすい要因なのでしょう。
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抗ウイルス剤の副作用で下痢になる

病気の原因が細菌ではないので抗生物質は効きません。

インフルエンザに有効な抗ウイルス剤も開発されていますが、体内での増殖を抑えるものです。

ウイルスそのものを殺すような作用はないのです。

感染初期に飲まないと効果が薄くなります。抗ウイルス薬は人の細胞に対して毒性をもつことがあります。

また、ウイルスが抗ウイルス薬に対し耐性をもつようになることもあります。

抗インフルエンザウイルス剤の主な副作用としは下痢や嘔吐、腹痛などがあります。

ほかにも重大な副作用の一つとして、頻度は不明ですが、「精神・神経症状、異常行動」などの恐れがあります。

抗インフルエンザウイルス剤を飲んだ人が異常行動を起こして事故死したり、睡眠中に呼吸が止まって突然死したりするケースも報告されています。

異常行動後の事故死は以前から問題になっていました。

2007年2月に中学生が自宅マンションから転落死する事故が2件続き、厚労省は翌3月からタミフルの10代への処方を原則禁じています。

その他、•ショック、アナフィラキシー、気持ちが悪い、胸苦しい、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、痒み、

顔のむくみ・腫れ、のどが腫れゼーゼー息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる、血便、鼻出血、血尿、皮下出血、歯肉出血、肝機能値の異常などがあります。
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下痢にならない為に腸内免疫力を強化しよう

新型コロナウイルスはインフルエンザと同様、基本的に、これらは「勝手に治る」感染症といっても過言ではないのです。

風邪と大差は無いと思っても構わないのです。なぜなら、自分自身の免疫機能が働くからです。

この免疫機能をちゃんと働かせておけば、極端に恐れることはないのです。しかし、現代人の免疫力は低下し続けています。

免疫力が低下しているということは腸内環境が良好ではないので、腸内の免疫細胞が活性化されないのです。ですから下痢にもなりやすいのです。

また、子供や高齢者、持病のある人は免疫力が低下しています。だから怖いのです。
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免疫機能の様々役割

免疫とは、病気から守り、元気でいるために欠かすことのできない優れたシステムです。

簡単に言えばパトロールする警察官の数や捕まえる技量、警察無線などに例えることが出来ます。

免疫細胞の中で主に働く白血球ですが、これらにも役割分担があり、死んだ細胞を排除する係、侵入者の存在を通報する係、攻撃を指示する係、細菌を直接攻撃する係、ウイルスの抗体を作る係、ガン細胞を排除する係など、複雑でわかりにくく不思議な働きを日々休み無く営んでいるのです。

そのお陰で、私たちは病原体を意識することなく、感染症にも負けない元気な身体を維持する事が可能なのです。

これは腸内環境が整い、正常な腸内活動が行われれば、下痢にも感染症にもならなくて済むという事です。
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下痢を防ぐ免疫力アップの秘訣は腸内細菌とビタミン・ミネラル

免疫力の約70%は腸内細菌が作り、残りの30%はこころが作っていると言われています。

しかし、腸内細菌は体ばかりでなく、こころにも強く影響を与えています。こころのバランスは免疫力にも非常に影響を及ぼします。

ですから腸内善玉菌を常に優位にしなければなりません。そのためには腸内善玉菌を毎日摂り入れる必要があります。

更に、免疫の細胞も常に新陳代謝を繰り返して新しく入れ替わっていますので、新たな免疫細胞を作り続ける材料(栄養素)の供給が必要です。

細胞の材料と代謝の反応速度を上げるためにはビタミンとミネラルが必要です。

代謝力が上がれば上がるほど、必要量は上がるので補給量を増やさなければなりません。
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今、緊急に免疫力アップの必要性

2月26日付の中央日報によると、ハーバード大学伝染病専門家は、来年までに人類の最大70%が新型コロナウイルス感染症に感染するという見通しを発表しています。

最大70%とは恐ろしい数字ですが、教授は、新型肺炎が、通常のインフルエンザのようにありふれた疾病になることを予測し、この数字を出しています。

これから先、新型コロナウイルスが世界中で拡散しても、元気でいるためには自分自身の免疫力を、今、緊急に強化しておく必要があります。罹ってからでは遅いのです。

そのためにはバランスの良い食事、睡眠、休息など良い生活習慣をしっかり整えましょう。
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腸内善玉菌を増やして、免疫力をアップしよう

腸内善玉菌が多くなると腸内環境は整い、正常な活動が腸内で行われます。

下痢の改善のスピードも速くなります。

免疫力も強化できます。食事ではなかなかバランスの良い食事を摂ることが難しい方は、それを補うサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

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