下痢が続く方に、その原因や注意点、改善方法などをお伝えしています

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下痢の原因はタケノコ

下痢の原因はタケノコ

春の食材としてタケノコがあります。さわやかな香りと独特の食感が魅力のタケノコは、春の到来を感じさせてくれる味覚の1つです。タケノコは低カロリーでヘルシーな食材ながら、様々な栄養素を含んでいます。しかし、タケノコを食べすぎてしまうと、体にさまざまな影響、下痢にもなるので注意が必要です。

タケノコの旬の時期

タケノコは竹の種類を問わず、竹の芽の総称として使われている言葉です。成長スピードが驚くほど速いため、おいしく食べられる時期は、穂先が土から出るか出ないかという短い期間なのです。

タケノコは春から初夏が旬の時期ですが、竹の種類と地域によって差があります。
旬が最も早い地域は九州と四国で、12月中旬から「早堀タケノコ」として出荷が始まります。それに次ぐ地域は京都で、2月中旬から収穫されるようです。

タケノコの主流であるモウソウチクの場合、安くておいしいものが出回るのは3~4月です。細いタケノコのハチクやマタケは4月中旬~6月、北日本が産地の根曲がり竹は5月中旬に旬を迎えます。

タケノコの栄養成分


タケノコはかつて栄養素がない食材といわれていましたが、近年ではタケノコの栄養価が見直されています。そこで、タケノコに含まれる代表的な栄養素について見ていきましょう。

・下痢になり易い不溶性食物せんいが豊富
タケノコには不溶性食物せんいであるセルロースがたくさん含まれています。食物せんいは消化吸収できないため本来は栄養素に含まれませんが、近年では第6の栄養素として見直されています。食物せんいは不溶性食物せんいと水溶性食物せんいがあります。

不溶性食物せんいは、腸内環境を整える効果があり、便秘解消につながります。便秘解消は老廃物の排出ができるので、美容効果も期待できます。セルロースが腸内で水分を吸収し膨張して、有害なものを排泄する働きをするため、腸内環境を整えることができます。

しかし、摂り過ぎると腸が刺激されて下痢になり易くなります。美味しい筍ご飯も、胃腸が弱い方は食べ過ぎないように注意しましょう。



水溶性食物せんいはネバネバとした形状を持ち、胃腸内をゆっくり移動していくため、糖質の吸収をおだやかにして食後血糖値の急な上昇をおさえます。更に、水溶性食物せんいには吸着性があり、小腸でコレステロールや胆汁酸を吸収して、スムーズに体外に排泄できるようサポートします。

・老化防止のビタミン類
含有量は少ないものの、タケノコには豊富な種類のビタミンが含まれています。ビタミンB1は疲労回復効果、ビタミンB2は新陳代謝の促進や脂肪燃焼効果、細胞の再生といった効能があるとされており、ダイエットや美肌に効果が期待できます。

また、抗酸化作用があるビタミンEも含まれており、老化防止や生活習慣病の予防も期待できます。

・神経伝達物質のチロシン
タケノコの節にある白い塊に含まれているのが、チロシンという栄養素です。チロシンはアミノ酸の一種で、アドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質のほか、皮膚や髪の毛の色素になるメラニンの原料になります。

チロシンは体内でも合成されますが、積極的に摂取することで、やる気や集中力を高めるのに効果的とされます。

・代謝とエネルギーに関与のパントテン酸
パントテン酸は水溶性ビタミンの一種。糖質、脂質、たんぱく質などほかの栄養素の代謝とエネルギーの生成に関係していて、不足すると、成長障害や神経の異常、全身の疲れなどの症状が現れることがあります。

・疲労回復になるアスパラギン酸
アスパラギン酸はアミノ酸の一種で、即効性の高いエネルギー源として知られており、スポーツ飲料や疲労回復ドリンクなどで良くつかわれています。

・旨味成分のグルタミン酸
だしの味を生み出す「うま味成分」としても知られるグルタミン酸は、たんぱく質を構成する酸性アミノ酸の一種であり、神経伝達物質としても機能するなど幅広い働きをします。

・味覚に作用する亜鉛
亜鉛は必須ミネラルの一種で、たんぱく質の合成や遺伝情報の転写にかかわります。骨、筋肉、内臓といった人体を構成する各種細胞の生成と新陳代謝に関係する重要な栄養素です。また、味覚に作用するとされ、不足すると味覚異常を起こすことがあります。

上記のほか、カリウム、ビタミンC、マンガン、葉酸など、たけのこには多様な栄養素が含まれています。

筍の食べ過ぎで起こる症状

様々な栄養素を含むたけのこですが、実は食べすぎるとかえって体に良くないのです。そこで、食べすぎた場合に起こる、代表的な症状を紹介します。

・便秘や下痢になる
不溶性食物せんいは腸の働きを活発にするため、便秘解消に効果的です。しかし、不溶性食物せんいを摂りすぎると腸内に長く溜まってしまい、水分が吸収されすぎて便が固くなって便秘になることがあります。

また、不溶性食物せんいを大量に摂ると、腸の働きが活発になりすぎて、下痢や腹痛を起こすこともあるので注意しましょう。特にタケノコは消化が悪いので、特に胃腸の弱い方などは下痢になり易いので注意しましょう。


タケノコは食べ過ぎると下痢にも便秘にもなり易いのです。なんでもそうですが、ほどほどにしましょう。

・肌が荒れる
チロシンは、メラニン色素を多く作りだす作用があります。メラニンは紫外線から人体を守る働きがある一方、量が増え過ぎるとシミやそばかすが濃くなる原因になります。特に春は紫外線が多いので注意しましょう。

・その他の症状
他には、口の中がイガイガする、皮膚のかゆみや腫れ、気管支喘息といった症状もあります。これは「仮性アレルゲン」と呼ばれる症状で、たけのこを食べすぎるとこういった症状を引き起こしてしまうおそれがあります。

たけのこを下処理する際に、十分加熱して灰汁をしっかり取り除けば、仮性アレルゲンの症状を予防することができます。

筍の適量は

たけのこを食べすぎると体に悪影響を及ぼしますが、どれくらいの量が食べすぎにあたるのでしょうか?そこで、1日に食べていい適量と、正しい下処理の方法を紹介します。

1日に食べてよいタケノコの適量
1日に食べてよい適量は、穂先なら1/3、根本なら3センチほどが目安となります。自分で調理する場合は量を把握できますが、外食などで調理されたものを食べる際は、小鉢に軽く盛った程度に抑えるといいでしょう。

タケノコの茹で方
タケノコは掘りたてなら灰汁やえぐみが少ないものの、時間が経つとえぐみが増していきます。タケノコをおいしく食べるためには、手に入れたらすぐに下処理をして灰汁を抜くことが大切です。たけのこの、正しい下処理方法の手順と、おすすめの食べ方について見ていきましょう。

準備するものは、大きな鍋、米ぬかをひと握り(または米のとぎ汁)、赤唐辛子1本、タケノコが被る量の水です。

タケノコは根元の固い部分と穂先を5~6センチほど切り落とし、縦に2~3センチの深さの切れ目を入れておきましょう。縦に切れ目を入れておくと火が通りやすくなり、出来上がりに皮を簡単に剥くことができます。

鍋にタケノコ、米ぬか、赤唐辛子、水を入れたら強火にかけます。沸騰したら落とし蓋をして、吹きこぼれないように弱火で1時間以上茹でましょう。タケノコの大きさで時間が変わるので、小さいものは時間を少なく、大きいものは時間を増やすなどして調節してください。

時間が経過したら、固い根本の部分に竹串を差してみて、スッと通れば茹で上がりです。ただし、タケノコは茹で汁から出さず、入れたまま冷ましてしっかりと灰汁を抜きましょう。完全に冷めてから水洗いして、外の皮を剥いたら下処理は完了です。

筍の灰汁

タケノコの灰汁は、シュウ酸と呼ばれているもので、シュウ酸は、カルシウムと結合すると結晶化し、尿中のシュウ酸とカルシウムが結合して結晶化すると、結石の原因となります。

シュウ酸は水溶性の物質で、植物の細胞内にあり、加熱することで抜けやすくなります。タケノコを茹でると半分くらいのシュウ酸を除くことが出来ます。

シュウ酸は人の体内でもビタミンCの代謝により産生されます。シュウ酸を多く含む食品は、ほうれん草、たけのこ、さつまも、レタス、ブロッコリー、なす、ピーナッ ツ、未熟なパナナ、チョコなどです。また飲物ではコーヒー、紅茶、緑茶、ココアにも含まれています。過剰摂取にならないように 意識してみてください。

現代の日本人では食物せんいが不足しがち

さまざまな働きが期待される食物せんいですが、残念ながら現代の日本人においては摂取量の不足が指摘されています。なかでも、水溶性食物せんいの摂取量が少なく、30代~50代の女性を通して不溶性食物せんいは目標の1/3程度しかとれていないことも明らかになっています。

しかし、水溶性食物せんいを摂り過ぎてしまうと、下痢や軟便の原因になってしまうことがあります。

食物せんいのチカラを健康維持に役立てるためには、不溶性・水溶性のどちらか一方を摂取するのではなく、両方をバランスよく補うことが大切です。普段の食生活では水溶性食物せんいが不足しやすいため、とくに意識して摂取する必要があるでしょう。

腸内環境を強化しよう

昔から「元気の元は胃腸から」と言われています。生活習慣病の9割は腸内環境の悪化が原因と言われています。腸内には善玉菌と悪玉菌、日和見菌が棲みついています。


これらの3種類のバランスがとても重要でそれぞれ善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割の割合が理想的です。現代人はこの腸内善玉菌が非常に少なくなっています。食生活の変化、ストレスなどで腸内悪玉菌が優勢になっているようです。

従って免疫力をはじめ様々な病気が蔓延しています。下痢などは本格的な病気になるサインかもしれません。腸内環境を良好にし、下痢の改善に努めましょう。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

食べても太らない人は注意

食べても太らない人は注意

若い人の中には、「食べても太らないんです」という人がおられます。羨ましいと思ってしまいがちですが、本人は「もっと太りたい、がっちりした体格になりたい」と思っても太れない人の悩みは、私たちが思う以上に深刻かもしれません。

痩せている人はそれなりの原因があり、下痢とも関係しているようです。ではどのような原因があるのか考えてみましょう。

若い人を悩ます下痢となる食生活

痩せている人の食生活を見ていると、なるほどこれでは痩せるはずだということが多いようです。

例えば、朝から菓子パン、昼はラーメン、夜はカレー、ファストフード次の日は朝食抜き、昼学生食堂、夜は唐揚げ定食などの食生活をしています。

もちろん2日~1週間程度の食事記録ですべてを判断してはいけないのですが、殆どはこうした菓子パンやコンビニ弁当、揚げ物 ファストフードなどを利用しているようです。

揚げ物や菓子パンを食べているとばかり食べていると太りやすいと思いがちですがなぜ痩せるのでしょうか。

それは「隠れ栄養失調」になっているからのようです。

隠れ栄養失調の方は1日3食、食べていてもビタミン・ミネラル・タンパク質の不足でおこる栄養欠乏症状のことです。新型栄養失調とも言われ、外見からはわかりにくいのが特徴です。

一人暮らしの若い人達は、コンビニのお弁当や外食などで食事を済ましてしまう事が多いです。
コンビニ弁当などは、国が定めた基準値のミネラルが9割以上不足しているといわれています。

若い人だけでなく、中高年者でも偏った食事、毎日カップ麺や炭水化物ばかりで体調不良になる人が多いようです。

活動量や筋力の低下を招き、転びやすくなったり歩く速度が遅くなったりします。また、免疫力が低下して病気にかかりやすくなり、寝たきりや要介護のリスクが高まります。

若い方は太れない、下痢になる
、あるいは最悪の場合は腸の病気になる事も多々あるようです。

新型栄養失調に陥りやすい食生活3パターン

新型栄養失調に陥りやすい特徴として次のような事が挙げられます。

①偏食
「何々だけ」や「何々抜き」といった偏った食べ方は、ビタミン・ミネラルの不足を招きやすいます。肉や油を極端に避けていると、良質な脂質も不足してしまいます。

②タンパク質不足
ダイエットや健康志向からカロリーを気にするあまり、サラダやスムージーなど野菜だけを意識した食生活を続けていると、肉・魚・大豆食品などのタンパク質が不足してしまいます。

③炭水化物と脂質の過剰摂取
忙しいビジネスマンにありがちな、インスタント食品・ファストフード・ラーメン・コンビニ弁当中心の食生活は、炭水化物と脂質を摂りすぎてしまいます。

新型栄養失調の症状

タンパク質不足によって筋肉量が低下し、基礎代謝が低下します。運動をしても脂肪が燃えにくいカラダになり、ダイエット効果が出にくくなります。抜け毛・貧血・下痢・むくみなどの症状が出る場合もあります。

また、ビタミン・ミネラル不足になると摂取したエネルギーが効率よく消費できず、脂肪として体内に蓄積されやすくなります。

エネルギーが利用されないと、無気力・免疫力の低下・血管の老化・筋力の低下にも繋がってしまいます。

太るために新型栄養失調にならない対策

不足しやすいタンパク質をはじめ、ビタミン・ミネラルなどの栄養素をしっかり摂れるよう、栄養バランスのよい食事を意識してみましょう。

1.一汁三菜のバランスのよい定食を選ぶ
主食・主菜・副菜が揃うと、栄養素をバランスよく摂ることができます。外食では野菜が不足しがちですが、野菜も摂れる定食を選ぶように意識してみましょう。
朝から菓子パンではなく、せめて食パンに目玉焼きかチーズなどを添えて食べましょう。



2.単品料理なら、彩り豊かな料理を選ぶ
赤・緑・茶・黄など、食事全体の色バランスを意識すると、さまざまな食材を摂ることができます。
色を考えると野菜だけのサラダを選びがちですが、肉・魚・豆類・卵などのタンパク質もとれるものを選ぶようにすると栄養価のバランスが整います。



3.自炊なら缶詰などを利用
自炊している人は手軽に補える卵・ハム・豆腐・ツナ缶やサバ缶などの缶詰を利用すると良いですよ。外食が多い人は手軽に食べることのできる納豆や牛乳・ヨーグルトといったなどの乳製品などを利用しましましょう。

「バランスの良い食事をしたい」と思っていても、なかなか実践するのは難しいかもしれません。ですが、毎日意識することが大切です。

栄養失調と新型栄養失調は違う

この飽食の時代に、栄養失調ですか? と疑問を抱く人もいるかもしれませんが、実は新型栄養失調と栄養失調は意味が違うのです。

昔の栄養失調は、カロリーが不足し、やせ細っているような状態のことを示していました。一方、新型栄養失調は、カロリーはとれているけれどタンパク質やビタミン、ミネラルといった必須栄養素がとれていないことをいいます。

ご飯をちゃんと食べていても栄養失調、現代の栄養失調は昔の食糧難の時代とは違う栄養失調らしいのです。

つまり、カロリーでは判断できないのが新型栄養失調なのです。太っていても痩せていても、自覚症状がまったくなくても、すでに陥っている可能性があるのです。

身体の不調が出て、病院へ来る患者さんのほとんどが新型栄養失調のようです。その原因として考えられるのは、まず野菜などの食材に含まれる栄養素が減少したこと。

おいしくて売れるような野菜をつくるために土壌を改良した結果、栄養素の含有率が低下してしいます。

例えば、にんじんのビタミンAは60年前の5分の1程度、ほうれん草の鉄分は60年前の6分の1ほどになっているというデータがあります。

野菜を食べてますから大丈夫ですと言っても、栄養不足の野菜を食べていては結果的に栄養不足となり、新型栄養失調に陥ってしまうのです。

体調不良の原因は新型栄養失調

近年、新型栄養失調は加工食品が増えたことも一つの原因です。加工食品はビタミンやミネラルが削ぎ落とされてしまって、その大半が糖質や脂質の多い食品になっています。

さまざまな栄養素が含有されている豚肉などの天然素材とは違って、肉を食べているつもりでも、ハムやソーセージといったビタミンやミネラルが欠落した加工食品では栄養素をバランスよく摂取できません。

ビタミンやミネラルが不足していては、糖質をエネルギーに変えることが出来ないのです。

結果、細胞が機能的に働かなくなるうえ、エネルギーとして消化されずに余ったカロリーは、脂肪として蓄積されます。さらにひどいのが、食品添加物です。

現代の生活を支えるコンビニ食にも使われていますが、食品添加物や糖分などを過剰にとると、腸内にいるカビの一種・カンジダ菌が繁殖してしまいます。

すると、腸粘膜のバリア機能が低下し、腸粘膜が薄くなり、バリア機能が正常であれば阻止できるのに、悪い菌や毒素まで通過してしまいます。

それらが全身に回り、結果体の不調となり、最悪の場合は病気へと発展していきます。

各機能が衰えてくると、太りたくても太らない、あるいは腸内環境も悪化し下痢になる、腸の病気になるなど悪化の一途をたどります。

若い世代の新型栄養失調が危険

今、厚生労働省が最も警鐘を鳴らすのは、20代女子の栄養障害です。若い世代の栄養不足が日本で深刻な課題となりつつあります。国の将来を担う世代に増える「新型栄養失調」です。なぜなら、それが、大切な家族や子孫にまで影響することがわかってきたからです。

例えば:
20代女子、自己流ダイエットで痩せすぎによる新型栄養失調
身長に比して体重が低い女性は、全体の2割以上もいるようです。
若い女性が新型栄養失調となるケースの多くは、不自然なダイエットのほか、間食を中心とした不規則な食生活、ファストフードへの偏り、日常のストレスなどが原因といわれています。

脂肪摂取量が多く、炭水化物の摂取量が少ない、また同じ食品やファストフードばかりを食べるケースも同様のリスクがあります。

高齢者の栄養障害と違うのは、カロリーは充足しているのにタンパク質やビタミン、ミネラルが不足するケースが多いことです。

恐ろしいことに、低栄養状態の女性が母親になると、そのお子さんの食生活にまで影響が及ぶことがあります。

お母さんの低栄養は生まれてくるこどもの心臓病のリスクにつながります。

シニア世代の人も要注意

シニア世代の方は半年で5%の体重が減ったら、筋肉や骨の減少で「イエローカード」かもしれません。

高齢者の栄養障害の特徴は、タンパク質とカロリーの不足です。食事量が減り、肉や魚などのたんぱく質を食べなくなることから、全身の筋肉量や筋力が減少してきます。いわゆる「サルコペニア」に陥りやすくなります。

噛む力が弱くなり硬いものを避けがちになり、バランスよく食事をとることが億劫になります。また足腰が弱って買い物や調理が困難になるなど活動が低下すると、食欲が落ち、どうしても簡単なメニューですませてしまいがちになります。

こうして栄養不足の悪循環に陥ると、筋肉や骨を維持することができなくなり、内臓への負担も増加します。認知機能の低下との関連も指摘されています。

又特に高齢者はビタミンB群も不足がちになり、代謝機能も衰えてきます。ビタミンB群が不足すると下痢にもなり易くなります。

食べても太らない人で、半年前より5%程度(60㎏の人は、3㎏)体重が減っている場合は、要注意です。

体脂肪ではなく「筋肉」が減っている可能性があるからです。栄養障害で消化吸収率が低下していると思われます。

新型栄養失調なのか症状でチェック

新型栄養失調なのかどうかは、簡単なチェックリストで知ることができます。

□①野菜中心の食事(お肉をあまり食べない)

□②油をあまりとらないようにしている

□③丼ぶりやラーメンなどをよく食べる

□④アルコールの量が増えた

□⑤栄養ドリンク、スポーツドリンクをよく飲む

□⑥目が乾燥する、目が疲れる

□⑦野菜や果物をあまりとらない

□⑧冷えが気になる

□⑨風邪をひきやすい

□⑩インスタント食品やコンビニ食が多い

□⑪抜け毛が増えた

□⑫精力が減少した

どの症状にチェックが付いたかによって、不足している栄養素が変わってきます。

ではチェックした項目によって不足している栄養素を見てみましょう。

①(野菜中心の食事(お肉をあまり食べない))にチェックの方
タンパク質不足の可能性があります。タンパク質の不足は老化を早めてしまいます。お肉や魚、豆類などを積極的に摂取するようにしましょう。

②(油をあまりとらないようにしている)にチェックの方
脂質が不足しているかもしれません。油を大量に摂取するのはいけませんが、青魚やオリーブオイルなどの良質な油は積極的に摂取をしても問題はありません。

酸化しやすい油はかえって健康を損ないます。良質なものを選んでください。

③(丼ぶりやラーメンなどをよく食べる).④(アルコールの量が増えた).⑤5(栄養ドリンク、スポーツドリンクをよく飲む)にチェック
ビタミンB群が足りない可能性があります。ビタミンB群が不足すると下痢になる可能性も出てきます。
食べ物をエネルギーに変換する役割も果たすビタミンB群不足は疲れやすさを引き起こしてしまいます。

レバーやうなぎ、ナッツ類に多く含まれているので、上手く取り入れるといいでしょう。

⑥目が乾燥する、目が疲れるにチェックの方
ビタミンAが不足している可能性があります。ビタミンAは緑黄色野菜やレバーに多く含まれています。

⑦(野菜や果物をあまりとらない)にチェックの方
ビタミンやミネラル、食物繊維が足りないかもしれません。食物繊維不足は悪玉菌を増やし、下痢や便秘などの原因にもなります。

またイライラしたりといった症状も出てしまうので、野菜を多く摂取するといいでしょう。

ビタミンやミネラルは血流の改善などにも役に立つので、健康のためにも積極的に摂取をすることをおすすめします。

⑧(冷えが気になる)にチェックがついた方
タンパク質や油、鉄不足の可能性があります。タンパク質が不足すると冷えを感じやすくなるので、納豆や青魚、牛乳などを取り入れるといいでしょう。冷えは下痢にもなり易くなります。

下痢になると太いりたくても太れない体になり易くなります。

⑨(風邪をひきやすい)にチェックがついた方
タンパク質やビタミンA、ビタミンD、亜鉛を多く摂取しましょう。風邪を引きやすいということは腸内環境が悪化し、免疫力が低下しています。
腸内での消化・吸収がうまく出来ず、下痢にもまた太るのも困難になります。腸内善玉菌もしっかり摂り入れましょう。

⑩(インスタント食品やコンビニ食が多い)にチェックがついた方
ミネラル不足、特にカルシウム不足が多いかもしれません。カルシウム不足は筋肉がスムーズに動かなくなり、足がつったりしやすくなります。

小魚やヨーグルトにカルシウムは多く含まれているので、積極的に摂取をしましょう。

⑪(抜け毛が増えた).⑫(精力が減少した)にチェックがついた方
亜鉛不足の可能性があります。亜鉛不足は、切れ毛、抜け毛や爪が弱くなってしまいます。亜鉛は免疫システムや成長などに必要な栄養素です。亜鉛が多く含まれている食品は限られています。牡蠣やカシューナッツ、エビなどに多く含まれています。

まとめ
食事はしっかり摂っているから大丈夫だと、そう思っている方は多いものです。ましてや新型栄養失調は自覚症状がなく、しかも栄養不足は徐々に襲ってきますので、気が付かないでいるのです。

痩せている人、ダイエットしている人等、現代人の多くは新型栄養失調の可能性があるともいわれています。

コンビニ食、外食、ばっか食(偏った食事)、ファストフード食などを日頃から好んで食している人は特に注意です。自分が新型栄養失調かな?と思ったら、早急に対処しましょう。和食中心にする食事は改善の早道になります。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。生活習慣病の9割は腸内環境の悪化が原因です。

太りたいのに太れないという人の中には、食べた物をすぐに下してしまう人がいます。これではせっかく摂った栄養がきちんと吸収されません。腸内環境の悪化で、下痢になり栄養吸収が上手く出来なくなっています。

腸内環境の悪化は様々な理由がります。新型栄養失調による野菜不足、あるいはタンパク質の過剰摂取で腸内善玉が増えず、悪玉菌が多くなっていることも原因です。

早急に腸内善玉菌を増やすとともに、栄養バランスを心掛ける食生活を心掛けましょう。腸内善玉菌を増やすサプリメントがありますので上手に利用すると、改善の早道になります。

下痢以外で太れない理由

下痢以外で太れない理由

下痢になれば、痩せてくるのは、下痢による消化吸収がうまく出来なくて、痩せてきます。しかし、下痢以外の理由で痩せてしまう、太れないと言われる方もおられます。

「食べても太らないなんて最高ですね」と思う人がいるかもしれませんが、ガリガリの体だと自信が持てない、体を大きくしたいのになかなかならないなど、悩みは尽きないものです。



では下痢以外で太れない理由はどこにあるのでしょうか。ご一緒に考えてみましょう。

太れない人に共通する13の特徴

太れない人は共通する特徴があります。こうした特徴に心当たりがある人は、改善する目安になります。

①お腹を壊しやすい 

②食欲がない 

③冷え性

④肩こりや腰痛がひどい


⑤猫背・骨格の歪み

⑥胃下垂

⑦自信がなく、声が小さい


⑧低血圧・低体温 

⑨頭痛が頻繁に起こる

⑩邪をひきやすい


⑪アレルギー体質

⑫歯並びが悪い・虫歯が多い

⑬爪に縦じわがある

①お腹を壊しやすい

胃腸が弱いため、胃腸のトラブルがあるため消化吸収がうまくできないためです。下痢で太れない理由をご覧ください。

胃腸が弱い方は脂肪分の多い物、刺激物や冷たい物などは控えましょう。腸内環境を整えると改善されます。腸内環境が良好ということは腸内細菌のバランスを整えることです。

腸内細菌には大きく分けて体に良いものを齎す善玉菌、体にとって有害なものを齎す悪玉菌、どちらか優勢なる方へ味方する日和見菌とあります。

そのバランスは善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7の割合です。日和見菌は善玉菌が増えると善玉菌を応援しますが、悪玉菌が増えると悪玉菌を応援して体に有害な事を齎します。

ですから善玉菌が優勢になる様にすることが非常に重要です。理想的な割合になる様に食事に気を付けましょう。


早急に改善したい方は、あるいは食事からでは難しいと言われる方は善玉菌を増やすサプリメントを利用するといいでしょう。

②食欲がない

非常に疲れて、精神的に落ち込むことがあって食事が進まなかったなどは一時的な食欲不振で、多くの人が経験し、あまり問題にはなりません。

しかし、数日間にわたる食欲不振は何らかの病気が潜んでいる場合があり、体に悪影響をおよぼす可能性も出てきます。



食事が進まない症状になる原因には、食道や胃・腸、肝臓や膵臓などの消化器の病気の他のあらゆる部位の病気によって、食事が進まない症状になることがあります。

また、市販の薬や、病院で処方された薬が原因で、食事が進まない症状が起こることがあります。

さらに食事が進まない症状が、こころの状態と密接に関連していることで、時には体重が減ってしまうほど食事が進まない症状がみられる原因として、うつ病もまれなものではありません。

長く食欲不振が続けば、病院に行ってみましょう。他の病気が潜んでいるかもしれません。

③冷え性

痩せている方は脂肪や筋肉量が少ないので、血流が悪くなり「冷え性」になりやすいです。体が冷えると消化吸収能力が衰えてきます。

また冷えのために血液循環が悪化すると、酸素や栄養が行き渡らなくなるため、太りにくくなるようです。



新陳代謝も悪くなります。体を温かくする飲み物、食べ物を選びましょう。特に夏に摂れる野菜や果物は体を冷やす作用がりますので、冬に夏野菜のトマトやキュウリは控えましょう。

シャワーではなく湯船につかり、体をゆっくり温めましょう。夏には冷たい飲み物、アイスなどは極力控えて下さい。

おなかが冷えると消化・吸収も悪くなります。下痢にもなり易くなります。

④肩こりや腰痛がひどい

筋肉が低下すると重い頭を支えることができず、肩こりや腰痛がひどくなることがあります。

筋肉の衰えは呼吸機能・内蔵機能・消化機能など、体に不調をきたす原因となり、太れなくなります。正しい姿勢や筋トレを意識することが大切です。


消化機能が衰えると、下痢にもなり易くなります。適度な運動を心掛けてください。家で出来るテレビ体操などは簡単に出来る運動です。

⑤猫背・骨格の歪み

猫背や骨盤が歪んでいると胃下垂になりやすく、胃の働きが悪くなります。骨盤が歪むと内臓が圧迫され、血流が悪くなり、胃腸の働きも衰えます。結果、食べたものを効率よく吸収できないため太れないのです。


日生活の中で正しい姿勢を意識して、定期的に骨盤矯正などで体の歪みを解消してみましょう。

⑥胃下垂

胃下垂は胃を支える筋肉が低下し、胃が正常な位置より垂れ下がった状態のことを言います。
痩せすぎている人は胃下垂であることが多く、胃の働きが悪いため食べたものを充分に吸収できなくなるのです。結果太れない状態が続きます。

食事は一度にたくさん食べるのではなく、よく咀嚼して食べましょう。一回50回位よく噛むと、胃での消化に時間がかからず、胃の負担が軽減できます。



血行不良が生じれば内臓付近の胃などの臓器を支えている膜組織などに栄養が届かない状態になり、膜組織の栄養不足が原因になり、胃などの内臓を本来あるべきところに保持する事が難しくなっていきます。

その為、胃などの重さが変わる内臓部分は重さが加わる(食べ物を食べる)と下に下がってしまいます。

⑦自信がなく、声が小さい

痩せている体質の方は、外見のコンプレックスにより自信が持てず、内向的な性格で声が小さい傾向にあります。

いじめの対象となり精神的ストレスを抱えて、さらに症状が悪化していくなど、負のスパイラルに陥ります。



精神的なストレスによる食欲不振に陥りやすくなり、下痢にもなりやすくなります。ストレスは誰でもあります。病は気からと言われていますので、ストレスを上手に解消しましょう。小さなことでもいいので、一日の楽しみを見つけるとストレスは軽減できます。

例えば、今日はちょっと奮発して、美味しいケーキを食べる日、明日は大好きな本を買う日、などなど日々楽しみを見つけると毎日が楽しくなり、悩みが緩和されます。

⑧低血圧・低体温

痩せすぎの人は血液循環が悪く「低血圧・低体温」であることが多いです。そのためなかなか太れません。性格的に極度の緊張症な人が多く、呼吸が浅いことで酸素と血球が結びつくことができず、低血圧を発症します。

血圧が低いと「朝起きの不良」「頭痛」「めまい」「全身倦怠感」「食欲不振」「悪心」「動悸」「冷え」などのさまざまな症状がでます。



血圧を上げるために少量の塩分と500ミリリットル(コップ2杯強)程度の水分を飲むと良いそうです。特に寝ている間は汗をかくので、朝に水を飲むのが効果的です。

また、血液の循環を良くするために、ジョギングやウォーキング、体操などの軽い運動がお薦めです。

体を冷やす食べ物、飲み物などは避けてください。体が冷えると下痢にもなりやすくなります。

⑨頭痛が頻繁に起こる

痩せ型タイプには「頭痛」で悩んでいる人が多くいます。頭痛は血液循環が深く関係しています。脳の血管に大量の血液が流れ込むことで、血管と血液との間に摩擦が生じ活性酸素が発生し、そこに炎症が起きることで、痛みを伴います。


偏頭痛などの頭痛薬は、血管を収縮させることで血液が脳血管に流れ込み過ぎないようにして、痛みを緩和させるのです。

血液循環を改善するために、こまめな水分補給、入浴の習慣、体を締め付けるものは極力避ける、適度な運動などを心掛けましょう。

⑩風邪をひきやすい

食が細く痩せすぎの人は、栄養不足により免疫力が低下しているため、風邪をひきやすい特徴があります。ウイルスや細菌への抵抗力も衰えているため、病気にもかかりやすいです。

栄養・エネルギーをしっかり摂取し、免疫力を高めていきましょう。免疫力を高めるには腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントを利用するのも良い方法です。

⑪アレルギー体質

痩せ型の人は無意識にアレルギーをもっていることがあります。自覚症状はありませんが、食べたものが胃の中で拒否反応を起こし、消化能力を低下させているケースがあります。

アレルギー検査では引っかからないため、気づかない人も多いです。食事日記をつけ、自分の体調管理をしてみましょう。

⑫歯並びが悪い・虫歯が多い

噛み合わせが悪かったり、虫歯により痛くて噛めない状態だと、食べ物が小さくならずに胃に運ばれるため、胃に大きな負担がかかります。すると消化しきれずに便として排出されてしまうため、太れません。

歯並びが悪い人は、よく噛まずに食べ物を飲み込んでしまう傾向があり、あごが退化し咀嚼力(そしゃくりょく)が落ちてしまうため、消化しにくくなります。

体重と噛む力は比例していると言われ、歯並びの悪い人は咀嚼力が弱い傾向にあるため、できれば虫歯や矯正治療をし、正常な咀嚼力を取り戻すことが太るためには大切になってきます。

⑬爪に縦じわがある

爪に縦じわがある人はビタミンB群やカルシウムなど、栄養が不足していることがわかります。例えばビタミンB1、B7が不足すると、食欲不振、ビタミンB2、3が不足する下痢の原因になります。食欲不振や下痢が続くと栄養吸収が悪くなり太れない体になります。


ビタミンB群はお互いに助け合いながら働きます。ビタミンB群を意識して摂りましょう。ビタミンB群は現代では不足しやすい栄養素の一つです。下痢の原因のひとつでもあります。特に高齢者は不足が目立ち、代謝機能も衰えていきます。ビタミンB群が不足しやすい理由としては以下のような点が考えられます。

1. 食品の変化
食品の精製・加工・保存によってビタミンB群が減っている。

2. ビタミンB群の消費量が増えている
精製された白い食べ物、ストレス、過度のアルコール摂取、妊娠、授乳、加齢、過食等でビタミンB群消費量が増えます。

3. 抗生物質の長期服用
ビタミンB群は腸内の細菌がつくってくれますが、抗生物質を長い期間飲んでいる人は、腸内の細菌バランスが乱れ、ビタミンB6等の合成量(腸内でビタミンが合成)が少なくなります。

まとめ

太れない悩みは、まわりから羨ましいと言われますが、本人からすると切実な悩みです。痩せすぎで、太れない悩みを抱えている人は上記のような特徴が見られます。痩せすぎると様々な病気にもなりやすくなります。太るためには、まず自分の体質を理解し、原因を知り、生活習慣を改善することが大切です。

太れない人は殆ど胃腸の弱い人が原因のようです。それで、胃腸の弱い人が普段生活で気を付けたい事柄を挙げてみました。

・暴飲暴食を避け、腹八分目を心掛ける
・発酵食品や野菜を摂る
・インスタント食品やファーストフードなどは避ける
・便秘がちな時は水分を十分に摂る
・塩分は1日10g以下にする
・冷たいビールや飲み物は避ける
・規則正しい生活を心掛ける
・睡眠を十分に取り、朝食後に排便する習慣をつける
・適度な運動を生活に取り入れる
・休みの日はしっかり休息を取る
・趣味を持つ
・必要以上に病気を気にしない
・職場や家庭内のトラブル、心配事は早く解決する


太りたい人はしっかり食べ、栄養をきちんと吸収しなければいけません。胃腸に不安のある方は一度、信頼できる医師にきちんと診てもらうことをおすすめします。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。生活習慣病の9割は腸内環境の悪化が原因だと言われています。太れなくて、適切な体重になれない人も腸内環境が大いに関係しています。

腸は栄養の消化吸収の器官であり、また、免疫の最前線です。腸内環境が良くなると、血液の質も良くなり、全身の様々な体の不調が改善されてきます。自律神経も整ってきます。すると体重も自然と増えてきます。

腸内環境を良くする食事などを積極的に摂りましょう。腸内環境をよくするサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢はビタミンB群不足

〇下痢の原因はビタミンB群不足

下痢は様々な理由で起こりますが、主に食生活に原因があるようです。例えば、現代の食生活ではビタミンB群が不足している人が多いと言われています。そのため下痢になり易くなり、疲れや様々な体の不調もあるようです。


ではどのビタミンB群が不足しやすいのでしょうか。
一緒に考えてみましょう。

ビタミンB群とは


ビタミンB群とは、
水溶性ビタミンのうち、
ビタミンB1(チアミン)
ビタミンB2(リボフラビン)
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB5(パントテン酸)
ビタミンB6(ピリドキシン)
ビタミンB7(ビオチン)
ビタミンB9(葉酸)
ビタミンB12(コバラミン)
の8種の総称です。

ビタミンB群には簡単に言えば水に溶けること(水溶性)と、炭水化物をエネルギーに変える手助けをするという2つの共通した働きがあります。

ビタミンB群は、あらゆる種類の酵素の補酵素として働き、「代謝ビタミン」とよばれ、私たちが生きるための源であるエネルギーをつくるのに欠かせない栄養素です。

食品から摂ったビタミンB群はそのまますぐには働けないので、働ける形になるにはいろんなビタミンB群がお互いに関係します。

例えば、
ビタミンB3とビタミンB12には葉酸が必要、

ビタミンB2はビタミンB6が必要なのです。

ですから、ビタミンB群はどれかひとつだけでは効果を発揮しにくく、お互い助け合いながら働きます。



それで、食事から摂れるビタミンB群に体の中で効率的に働くには、ビタミンB群は単体ではなく複合体で、一緒に摂るのが理想的です。

ビタミンB群は動植物性食品に広く存在していて、ビタミンB群は普通の日本人の食生活では不足することはないと考えられがちですが、現代の食生活では、実際はかなりの数の潜在性欠乏者が存在するようです。

特に老齢者や若者、偏食している人に欠乏が見られます。

ビタミンB群は不足すると、胃腸障害、食欲不振、下痢になり易くなり、特にビタミンB1、B3、B6、B12などが不足する時に起こります。

では実際にビタミンB群がどんな働きをするのか、不足するとどんな不調が生じるのか見てみましょう。

ビタミンB群の働き


ビタミンB群は主にエネルギーをつくるのに大活躍しますが、他にもさまざまな働きがあります。

また、ビタミンB群が不足してしまうと、さまざまな症状が出る可能性が出ます。

①ビタミンB1・・甘いもの、お酒好きの方には積極的にビタミンB1摂取を


〇主な働き
・疲労回復に働く
・アルコールの代謝に関与する
・脳の働きに関与する

神経の働きを正常に保つ体は運動をすると乳酸が溜まって疲れやだるさを感じる仕組みになっていますが、ビタミンB1はその乳酸を分解してエネルギーに変える手助けをしています。

甘いものなど多く摂取すると糖質をエネルギーに変えることばかりに使われて、疲労回復の分がなくなってしまうことになります。

またビタミンB1は肝臓の働きを活発にしてアセトアルデヒドを早く排出するので2日酔いにも効果的


アルコールの代謝に必要な栄養素ですのでお酒好きの方にも積極的に摂取してほしい栄養素です。

〇不足すると・・食欲不振から下痢の原因に
・肩こり
・筋肉痛
・疲労
・アルコール中毒
・脚気
食欲不振
・記憶力減退
・集中力低下
・音に過敏
・集中力低下
・神経炎
・ウェルニッケ脳症

などビタミンB1が不足するとイライラやストレスを感じ、つい甘いものを食べたくなりますが、これは悪循環となります。

疲れると食欲不振に陥り、胃腸機能が低下し消化管機能やホルモンなどの変化を齎します。下痢にもなり易くなります。

②ビタミンB2・・発育のビタミン(成長促進)と言われる


〇主な働き
・脂質をエネルギーに変える
・過酸化脂質の分解に関与する
・脳と肝臓の働きに関与する
・皮膚や粘膜の働きに関与する(成長促進)
ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えてくれる栄養素ですので、ダイエットには強い味方です。

「発育のビタミン」とよばれるほど、全身の細胞の再生と成長を促進する働きがあります。髪の毛や爪が伸びるのもビタミンB2によるものです。皮膚や粘膜の健康維持にも欠かせません。

〇不足すると・・有害物質の過酸化脂質が多くなり下痢の原因に
・肝臓期機能低下
・脂質の過酸化
・疲れ目や眼の充血
・口内炎
・口角炎
・舌炎
・皮膚、粘膜に炎症
・成長の鈍化
油が酸化すると、ヒドロキシノネナールや過酸化脂質という有害な物質が発生します。

ビタミンB2が不足すると過酸化脂質の分解が難しくなり、下痢や嘔吐、腹痛、頭痛などの原因となります。

また、体内に蓄積し、認知症の原因になるともいわれています。

ビタミンB2は不足するとターンオーバーの周忌が乱れて、ニキビや吹き出物などの肌トラブルが起きやすくなります。口内炎や口唇炎など口のまわりは皮膚の新陳代謝が早いため影響が出やすい部分なのです。

新陳代謝が乱れると冷え性や便秘、むくみを招いて痩せにくい体質になります。逆に過剰摂取すると吐き気、軟便、下痢になり易くなります。

③ビタミンB3(ナイアシン)・・アルコール分解に不可欠    


〇主な働き
・エネルギー産生
・脂質や糖質の分解に関与する
・皮膚
・粘膜の炎症を防ぐ
・神経症状を防ぐ

ビタミンB3はナイアシンといわれ、二日酔いの原因にもなる毒(アセトアルデヒド)を分解する酵素の補酵素として働きます。

他にも三大栄養素である糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーに変えるときや、魚や肉などに含まれるたんぱく質が筋肉や皮膚などの細胞になるときのサポートもします。更に、皮膚・粘膜の炎症を防ぐ、神経症状を防ぐなどの働きがあります。

〇不足すると・・胃腸障害や下痢に
・うつ
・幻覚症状
・イライラ
・不安
・精神障害
・口内炎
・皮膚炎
・舌炎
胃腸障害
・下痢

ペラグラペラグラは、顕著な慢性消耗性障害で、重度のナイアシン(ビタミンB3)欠乏症の末期段階です。

ペラグラの特徴的な症状としては、皮膚炎、下痢、痴呆です。現在ではアルコール中毒のような慢性的な栄養欠乏症に伴って見られます。

④ビタミンB5(パントテン酸)・・抗ストレスビタミン 


〇主な働き
・タンパク質、脂質、糖質の代謝に関与
・神経、副腎皮の機能を正常に保つ
・皮膚や毛根に栄養を与える
「抗ストレスビタミン」ともいわれるくらい、イライラを解消しストレスを和らげるビタミンです。神経、副腎皮質(皮質と髄質からホルモンを分泌するなど)機能を正常にたもちます。



糖質、脂質、タンパク質をエネルギーに変える働きもあるので、代謝アップにはかかせない栄養素です。また善玉コレステロールを合成して、動脈硬化などの病気の防止や、ビタミンCと協力し肌のハリや元気な髪の毛を保ちます。

皮膚や毛根に栄養を与えます。パントテン酸の「パントテン」は「広くどこにでもある」というギリシャ語に由来しており、その名の通りいろいろな食品に含まれています。

〇不足すると・・疲れやすく、臓器の機能不全
・うつ
・性腺機能低下
・足の痛み
・めまい
・動悸
・頭痛
・手足のまひ
・けいれん
・皮膚の異常
パントテン酸が欠乏すると細胞内の補酵素Aの濃度が低下するため、欠乏の初期症状としては疲れやすくなったり、食欲がなくなったり、便秘になったりといった症状が見られます。

さらにめまい、頭痛、動悸、不眠などが起こり、進行すると知覚の異常、激痛(焼けるような痛み)、麻痺や副腎皮質や消化管などの臓器の機能不全、成長停止が起こります。

消化管の機能不全になるので下痢にもなり易くなります。しかし、パントテン酸は幅広い食品中に含まれているため、通常の食事では、欠乏症はきわめて少ないと考えられています。

⑤ビタミンB6・・蛋白質をエネルギーに変え、筋肉や血液をサポート 


〇主な働き
・体タンパクの合成や造血に関与する
・脳の働きに関与する
・神経伝達物質の生成や抗アレルギー作用に関与する
・脂質の抗酸化に働く

タンパク質をエネルギーに変えるお肉好きにはかかせないビタミンB6です。

筋肉や血液などをつくる際のサポートをします。ビタミンB6は皮膚炎を予防することから発見されたビタミンといわれており、腸内細菌によって一部合成することもできるので欠乏症はあまり起きません。

〇不足すると・・下痢になる
・インスリンの分泌低下
・アミノ酸吸収低下
・かゆみ
・浮腫性湿疹
・皮膚炎
・貧血
・虫歯
下痢・食欲不振
・リンパ球減少症
成人の場合は、うつ状態、錯乱、脳波異常、痙攣発作など神経系に異常が起こることもあります。

とくに抗生物質を長期間服用された方などでは欠乏症になる恐れが指摘されており、注意が必要です。

⑤ビタミンB7(ビオチン)・・皮膚炎の予防や髪の毛を健康にする


〇主な働き
・皮膚の健康を保つ
・筋肉痛を緩和する
・白髪

薄毛を予防する皮膚炎を予防し、抜け毛や白髪、脱毛などを予防するビタミンといわれています。

ビオチンは他のビタミンと同様、糖質や脂質、タンパク質の代謝を助け、体内でアミノ酸からブドウ糖を作るのに必要な栄養素です。

〇不足すると・・疲れ・脱毛、白髪になりやすい
・脱毛
・白髪
・うつ
・無気力
・食欲不振
・吐き気
・嘔吐
・皮膚炎
・肌のむくみ
・筋肉痛 

ビオチンが不足すると疲れやすくなり、無気力になります。脂肪の代謝が悪化することもあるので、肥満の原因になったりもします。その他肌のむくみ、筋肉痛、白髪、脱毛などもあります。

⑥ビタミンB7(ビオチン)・・すべての動物、微生物の代謝に欠かせない  


〇主な働き
  
・皮膚の健康を保つ
・筋肉痛を緩和する
・白髪・薄毛を予防する

ビオチンは、すべての微生物および動物の代謝に欠かせないビタミンです。エネルギーの貯蔵や、アミノ酸の代謝、タンパク質の合成は、どれもビオチンを必要としているのです。

ビオチンは数多くの食品に含まれているため、不足しにくいビタミンと考えられていました。しかし、病態によってはビオチンが不足している状況もあることが知られてきたため、ビタミンB7として改めて注目されています。

ビオチンは腸内細菌の一種であるラクトバチルスによっても作られるため、腸内細菌叢の乱れからビオチンの供給が低下してしまうと、不足を起こす可能性があります。

長期間抗生物質を服用しなくてはいけないような状況や食生活が乱れている場合には、ビオチン欠乏を予防するためにも腸内細菌叢を良好に維持することが必要です。

〇不足すると起きやすい症状
・脱毛
・白髪
・うつ
・無気力
食欲不振
・吐き気
・嘔吐
皮膚炎
・肌のむくみ
・筋肉痛

ビオチンの働きは他のビタミンBと同じく栄養を細胞のエネルギーに変えることにあります。

不足すると皮膚の炎症や脱毛などが起きやすくなります。ビオチンは腸内細菌のラクトバチルスによっても作られますので、腸内環境が悪化すると不足しやすくなり、胃腸障害が起きます。

結果、下痢にも
なります。ビオチンが欠乏した場合の症状としては、食欲不振や体重の減少、皮膚の病変、脱毛症、口や目の分泌物の減少、毛の色素の減少、悪臭のする便、毛並みの悪さ、麻痺、さらに成長の抑制が起こるために体の小さい子供を産むなどが挙げられます。

⑦ビタミンB9(葉酸)+⑧ビタミンB12と共に働く


〇主な働き
・神経を守り、正常な働きを維持する
・ヘモグロビン、赤血球の合成造血作用に関与する
・タンパク質の代謝、核酸の合成に関与する
・脳の発育を助ける
ビタミンB9(葉酸)はビタミンB12と共に、正常な赤血球の生成をサポートします。

また、胎児の発育にも重要な栄養素なので、妊娠を計画している、あるいは妊娠をしている女性は積極的な摂取がすすめられています。
ビタミンB9(葉酸)は細胞分裂に重要な役割を果たします。

寿命約4ケ月の赤血球が新しく作られる際にビタミンB12とともに働いて造血を助けます。キレイな血液がどんどん作られると体の不調も改善し、下痢の改善に役立ちます。



〇不足すると・・下痢・便秘
・神経系の障害・記憶減退
・集中力低下
食欲不振
・便秘
・下痢
・異常興奮
・悪性貧血
・胎児、乳児の成長不良
・学習能力の低下
・舌の異常

ビタミB9(葉酸)は野菜に多く含まれていますが、ビタB9(葉酸)を働かすためには動物性の食品に多く含まれるビタミンB12と一緒に摂ること。バランスのとれた食事をすることが大切です。

ビタミンB9(葉酸)が欠乏すると、ビタミンB12欠乏と同様に巨赤芽球性貧血を引き起こします。また、動脈硬化の引き金になる血清中のホモシステイン含量も高くなります。

胎児の正常な生育にも不可欠なため、母体のビタミンB9(葉酸)が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害や無脳症を引き起こします。

通常の食事では不足することはありませんが、成長期の子どもの場合は、成長のためにビタミンB9(葉酸)が大量に消費されるので、ビタミンB9(葉酸)不足による巨赤芽球性貧血(悪性貧血)が起こりやすくなると考えられます。

ビタミンB9とビタミンB12のまとめ
ビタミンB9(葉酸)とビタミンB12とは細胞の核にあるDNAをつくるために必要な栄養素です。

ビタミンB12とビタミンB9(葉酸)は体内で作ることができないため、外から食事として摂る必要があります。

毎日、十分な量の血液細胞をつくるためには多くのDNAを必要としますので、ビタミンB12やビタミンB9(葉酸)が不足すると十分なDNAをつくれずに貧血(体内で酸素を運ぶ赤血球が少ない状態)をきたします。

ビタミンB12やビタミンB9(葉酸)が欠乏する原因として、摂取する量が少ない、または摂取しても正常に吸収できていないことが考えられます。

ビタミンB群のまとめ


ビタミンB群は現代で不足しやすい栄養素
の一つです。下痢の原因のひとつでもあります。

特に高齢者は不足が目立ち、代謝機能が衰えていきます。

ビタミンB群不足の原因は以下のような点が考えられます。

1. 食品の変化
食品の精製・加工・保存によってビタミンB群が減っている。

2. ビタミンB群の消費量が増えている
精製された白い食べ物、ストレス、過度のアルコール摂取、妊娠、授乳、加齢、過食等でビタミンB群消費量が増えます。

3. 抗生物質の長期服用
ビタミンB群は腸内の細菌がつくってくれますが、抗生物質を長い期間飲んでいる人は、腸内の細菌バランスが乱れ、ビタミンB6等の合成量が少なくなくなっている。ビタミンB群は下記の食品に主に含まれています。



ビタミンB群不足のチェックをしてみよう!該当したら、もしかするとビタミンB群不足かもしれません。
●疲れやすい
●寝ても疲れがとれない
●日中眠くなる
集中力が続かない
イライラする
肩こりがなかなか治らない
口内炎・口角炎ができやすい
●風邪を引きやすい
下肢がしびれる
下痢になる


腸内環境を強化しよう


「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。
腸内環境が良好だと病気を寄せ付けないと言われています。
生活習慣病による9割は腸内環境の悪化が原因だと言われています。

腸内環境を良好に保つには腸内細菌である腸内善玉菌が多くいなければなりません。腸内善玉菌はビタミンB群を産生するなど様々な益を齎します。

下痢で悩んでおられる方、早急に腸内善玉菌を増やしてみましょう。
腸内善玉菌のサプリメントがありますので上手に利用しましょう

慢性下痢はなぜ太れない

下痢で太れない理由 その③
「体重を減らしたい」とダイエットに関する様々な情報が巷には溢れています。しかし、「痩せすぎている」と、思っている以上に健康に重大な影響を及ぼします。



痩せすぎが危険な理由と太らない根本的な理由は下痢を起こしやすい体になっていることなのです。ではどうすれば良いのかご一緒に考えてみしょう。

痩せすぎが危険な理由


実は痩せたい、太りたいも原因の大本は同じです。腸内環境が悪くて適切な体重を維持できないのです。太れない悩みは、まわりから羨ましいと言われますが、本人にとっては切実な悩みです。

痩せすぎると万病の元になります。例えば痩せすぎると以下の様な症状が見られます。
①女性ホルモンのバランスが崩れる

②スタミナが足りず疲れやすい

③血行不良による冷え性や肩こり、肌トラブル

④免疫力が低下して風邪を引きやすくなる

⑤出産時の低出生体重児のリスク増大

⑥骨粗しょう症のリスク増大

太れない最大の原因は腸内環境の悪化です。それによる下痢が起こります。ではなぜ下痢になると太れないのでしょうか。その原因を探ってみましょう。

太れない原因とは?


食べた物は胃腸で消化・吸収されますが、いくら食べても吸収ができなければ太ることはできません
食べても太れない人は胃腸の機能が弱いために下痢になるなど、しっかり腸から吸収できていないことが原因なのです。下痢は、栄養の吸収率を通常の3分の1にしてしまうのです。これは意外と知らない人が多いはずです。

太るためにはまず、下痢をしない食生活が大切です。太りたいなら確実に下痢をなくしてしまいましょう。胃腸を丈夫にしてみましょう。ではどのようにすれば下痢が改善できるでしょうか。まずは食品で胃腸を助けて下痢になりにくい体にしましょう。

太るために下痢を無くす4つのポイント


下痢を無くすには胃腸を強くしなければなりません。そして、摂取した食べ物をすべて吸収できるようにできればいいのです。下記は下痢を無くすための4つポイントをあげてみました。
①腸内の環境を整えるために善玉菌を増やす事

②消化酵素を取り入れて消化吸収を効率的に行う事

③胃に負担になる食事を控える事

④水分を摂りすぎない事

①腸内の環境を整えるために善玉菌を増やす
食品で胃腸を助けて下痢をしづらい体にするには、胃腸に優しい成分を多く含む食べ物を摂取して、胃腸を強くします。つまり、腸内環境を改善することです。それには「善玉菌を多く含む食品」を食べることが重要です。
腸内善玉菌は胃腸の機能を活性化させ、下痢の予防をしてくれます。しかし、腸内悪玉菌は腸の機能を低下させて便秘や下痢を引き起こします。腸内環境の改善にはこの善玉菌が必要不可欠となります。そして善玉菌は、食品の健康効果によって増えていきます。

善玉菌を増やす代表的な食品は、発酵食品です。発酵食品はさまざまな種類がありますが、主な発酵食品を挙げてみます。

主なおすすめの発酵食品
●納豆

和食に代表される納豆です。納豆に含まれる納豆菌が腸内の悪玉菌を減少させ、善玉菌を増やしてくれます。それだけでなく他にも様々な健康効果が期待できる食品なので積極的食べていきたい食品の一つです。大豆納豆を選ぶときはぜひ国産大豆100%のものを選んでください。

●ヨーグルト

ヨーグルトは皆さんもよくご存じでしょうが、腸内の環境を良くします。豊富に含まれる乳酸菌が腸内で乳酸を作り悪玉菌の増殖を抑えることで、善玉菌を増やしやすくするのです。乳酸菌の種類はたくさんありますので自分に合った乳酸菌を選んでください。一日およそ200g食べると良いようです。

●ぬか漬け


ぬか漬けは豊富な栄養素を持っています。ぬか漬けが持っている栄養素のなかで、特に注目されているのが乳酸菌です。この乳酸菌は、ぬかそのものではなく、漬ける野菜に含まれています。野菜に付着していた乳酸菌は、米ぬかをエサに増殖、結果としてぬか漬けは豊富な植物性の乳酸菌を含んだ食べ物となります。

●チーズ


チーズはヨーグルトと並んで、最もポピュラーな乳発酵食品です。生きた菌を摂るならヨーグルトのほうが優秀ですが、菌体成分で見た場合、チーズのほうが菌のバリエーションが多いようです。それになにより、味のバリエーションが広いですしね。

●その他
発酵バター(発酵されていないのはNG)、キムチ、お酒(甘酒や日本酒、マッコリ)などがあります。

②消化酵素を摂り入れて消化吸収を効率的に行う
消化酵素とは、食べ物を食べた後の消化を助けてくれるものです。太れない体質の人はこの消化酵素が著しく欠けている場合が多く、これがあるのとないのとでは消化の効率も大きく影響してきます。

この消化酵素は三つの種類に分けられており、酵素ごとに助ける栄養素が変わるので消化を助けたい食品と一緒に食べることで消化の効率をアップさせてくれものです。

炭水化物の消化酵素「アミラーゼ」、脂肪の消化酵素「リパーゼ」、たんぱく質の消化酵素「プロアテーゼ」などがあり、消化酵素はこれら三種類で、特にアミラーゼは太るために重要な酵素となります。

主食となる炭水化物の消化を助けてくれる「アミラーゼ」は太れない人の強い味方となります。太りたい人には欠かせないご飯に多く含まれる糖質の「でんぷん」は、いくつもの分子が絡み合っていて、実はそのままだと胃で消化をするのが困難なのです。

このでんぷんを体に吸収するにはブドウ糖になるまで分解に欠かせない酵素がアミラーゼなのです。

消化酵素を摂る上での注意点として、消化酵素は加熱すると働きを失ってしまうのが注意したいポイントです。注意点ととして、

・生で食べる
一番効率が良いのはすり下ろすことです。大根おろしはベストですね。加熱すると酵素の働きが失われるので生で摂取するのが大前提。そしてすり下ろすことで食品の細胞内に隠れている酵素が外に出され、酵素自体が活動しやすい環境になり通常の倍以上の効果が発揮されます。

・消化酵素が多い食品
アミラーゼが多い食品:大根・ブドウ・山芋・キャベツ・モモ・アボカド・レタス・リンゴ

・リパーゼが多い食品:納豆・セロリ・イチゴ・大根・トマト・グレープフルーツ・梨・オレンジ

・プロアテーゼが多い食品:納豆・バナナ・ピーマン・パイナップル・キャベツ・生姜

太りたい人は「アミラーゼ」と「リパーゼ」を同時にカバーできる大根がおすすめです。



③胃に負担になる食事を控える
太りたい人が、下痢をなくすために胃腸の負担になる食事を極力控えることも大切です。

胃腸の負担を和らげ3つのポイントは、・味の濃いものや脂っこいものは控える ・胃腸を労わる時間帯を作る・食物繊維を摂りすぎない。これらは下痢をしないため、胃腸を良い状態にして消化・吸収をよくするためには守って頂きたい事柄です。では具体的に見てみましょう。

●味の濃いものや脂っこいものは控える
味が濃いもの、脂分が多いものが大好きという方で痩せている方は要注意です。痩せている方の大半は胃腸の機能が弱いので、消化不良を起こしやすくなります。それで、どれだけカロリーが高い食品を食べても栄養として吸収できないのです。

暴飲暴食、にんにく、唐辛子など刺激物、高脂肪、食べすぎ、過度のアルコール、炭酸飲料などによって、胃酸の分泌が乱れます。すると消化酵素を分泌するすい臓の働きも低下してしまうので消化不良を起こしてしまいます。

消化不良は下痢の原因となります。当然栄養吸収も悪くなり、太りたくても太れない体になります。また、早食いをすると、食べ物が噛み砕かれないまま胃に運ばれ、消化に時間がかかるようになって消化不良が起こりやすくなります。

●胃腸を労わる時間帯を作る
時には胃腸を労わって、休ませてあげることも大切です。これが吸収率を上げることに繋がります。高カロリー食品は決して良いとは言いませんが、全く食べないというのも無理な話です。食べた後は胃腸を休ませてあげましょう。特に休ませたい時間帯は朝です。

胃腸は朝から昼にかけて活発になり朝は動き出す準備をしている最中で、胃に負担が掛かるものを食べていては消化不良のリスクが大幅に上がってしまいます。朝は朝食らしい朝食をとって、胃に極力負担をかけないような食事を心がけていきましょう。

過労やストレスによって自律神経のバランスが崩れると、胃腸の機能が低下して消化不良が起こります。ストレスを解消して自律神経を整え、胃腸の調子を整えましょう。好きな事をする時間帯は胃腸を労る事にもなります。

●食物せんいを摂りすぎない
食物せんいは腸内環境を整えますが、摂りすぎには注意が必要です。食物せんいを摂りすぎると、腸のぜん動運動が活発になりすぎてしまい、消化されたものが腸にとどまる時間が短くなってしまい、栄養を充分に吸収する時間がなくて、便に含まれる水分が多い状態のまま体外に排出されることになります。

ちなみに食物せんいはイモ類や豆類に多いので芋や豆を食べる時は気を付けましょう。

④水分を摂りすぎない事
余分な水分が、体を冷やす原因になります。体が冷えると消化不良になり、下痢にもなり易くなります。勿論免疫力も低下してきます。

日本人の死亡原因2位の心筋梗塞と4位の脳梗塞は、ともに血栓症ですので、だから、「血液をサラサラにするために、毎日水をしっかり飲むように」と西洋医学では指導しています。そのため、ふだんからペットボトルで水やお茶を持ち歩く人も数多く見かけます。

しかし、体にとって大切な水も、とりすぎて排泄がうまくできないと、健康に甚大な被害を及ぼします。人間は体温で体内のすべての代謝を行ないます。

だから、体内の水分がうまく排泄されず体温が低下する(冷える)と、様々な健康被害が生じてくるのです。現代人の体温は50年前にくらべて約1度低下しているそうです。

体温が下がると酵素の働きが弱まります。この酵素は、37度くらいで一番動きが活発になるのですが、温度が37度よりも0.5度上がったり下がったりすると、消化酵素の働きが3~5割落ちてしまうというデータがあり、体温が低くなると酵素の働きが鈍くなります。

つまり、体温が0.5度下がっただけで体全体の機能が落ち、本来の機能の7割程度でしか動かなくなるのです。

酵素の機能が低下すると、消化機能も低下します。消化不良を起こし、下痢になる、栄養吸収能力が衰え、太れない体になってしまうのです。

おなかの弱い人、痩せている人などは冷たい物の飲み過ぎ、コーヒーの飲み過ぎ、ジュースなどは極力控えましょう。適度な水分補給は必要ですので、自分に合った水分を補給しましょう。胃腸の負担も軽くて済みます。

体を極力冷やさないよう、毎日湯船につかる、適度な運動をするなどして体温を上げましょう。

まとめ
太れない人はとかく胃腸が弱い方です。また、ちょっとした刺激で下痢をしやすいものです。食べ過ぎると消化不良になり易く、下痢になってしまいます。

油の多いものを避け、消化にいいもの食べましょう。又刺激物など食べ過ぎないことです。添加物の多い加工食品などは極力避けてください。添加物の多い加工食品は腸内環境を悪化させます。お酒、タバコももちろんタブーです。

腸内環境を整えよう


「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。太り過ぎても痩せすぎても健康的とは言えません。健康的な胃腸であれば適切な体重になれるはずです。生活習慣病の9割は腸内環境の悪化と言われています。

それほど腸内環境を良好にすることは大切な事なのです。下痢になるのも、太るのも、痩せるのも結局は腸内に棲む腸内細菌大いに関係しています。

腸内環境の改善は継続が大切です。食べ物は、継続的に食べないと効果が期待できないものばかりです。太るためにといっても好きでもないものを意識して食べるようにするのではなく、自分の好きなものを選んで食べていくというのが継続のコツです。

好きなものを美味しく食べる習慣をつけて、太る胃腸を目指しましょう。それでも不安な方は腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

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