下痢が続く方に、その原因や注意点、改善方法などをお伝えしています

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下痢を改善するには?

夏の冷えから下痢になる

下痢の原因・夏の冷えから下痢になる
夏は身体を冷やす機会が多く、冷えによる下痢の原因が溢れています。

特におなかが冷える原因はクーラー、扇風機、冷たい飲み物など数多くあります。
ではなぜお腹が冷えると下痢になるのか考えてみましょう。

寝るときの扇風機つけっぱなしは腹痛・下痢の原因

おなかを出して少しの時間なのに(10分くらい)扇風機に当っていたら下痢になったなどと言う声も聴きます。
夜寝るときに扇風機をつけっぱなしにして体全体を冷やし続けると、皮膚への血流が増加します。

つまり体全体として冷えやすい状態となります。

冷えやすい状態で血流が変化すると、消化器系の血流も変化します。

低体温所や脱水症状を起こし、腹痛や下痢、最悪の場合は心筋梗塞などを引き起こすと言われています。

例えば、風が吹いていれば洗濯物が乾きやすいように、風が当たり続ければ肌は乾燥してきます。

乾燥して水分が奪われると体が冷えてしまいます。

つまり、血液はお腹に集中していますので、結果としておなかが冷えるのです。

これらの理由から扇風機の風にあたり続けるのは危険なのです。

赤ちゃんの寝冷え予防に金太郎の腹巻と言うのがありますが、昔の人の知恵は活用したいものです。

下痢にならない上手な扇風機の当たり方

扇風機で空気に動きを出すだけでも涼しく感じることが出来ます。

安全な使い方は、扇風機は自分に風を直接当てるのではなく、部屋の中に空気の流れを作ることです。

部屋の四角のいずれかに扇風機を置いたら向きを固定して、窓や家具の無い壁に向けて少し強めの風を送ります。

すると、空気が対流して部屋の中に風の流れが出来るので、扇風機に直接当たらなくても涼しくなります。

ただし、天井の方に上げてしまうと、天井に溜まった暖かい空気と混ざってしまい、熱く感じることもありますので、必ず床と平行になるようにしましょう。

扇風機はエアコンと一緒に使うのがポイント

エアコンと併用すれば冷たい空気の流れが良くなり、溜まった冷気を拡散させ、エアコンの吹き出しから遠い場所に冷気を送ることができます。

体感温度が下がるのでエアコンの温度を上げても涼しくなります。


熱帯夜の場合、エアコンと扇風機を併用すれば、温度設定を数℃上げることができるので、節電効果も期待できます。

くれぐれもおなかを冷やさないように上手に扇風機を利用しましょう。快適に眠るために上手に扇風機を利用すれば、エコな涼として経済的です。

下痢の原因は冷たい飲み物の摂り過ぎから

扇風機の当たり過ぎで体が冷え機能性胃腸症となり下痢になることがありますが、冷たい物を摂り過ぎても同様なことが起こるのです。

私たち人間は、食べ物や飲み物を摂取すると、出来るだけ体に取り込みやすい形に変換して、体内に取り入れます。

いわゆる消化活動ですが、消化に深く関わってくるのが、消化酵素と呼ばれるものです。消化酵素の働きが維持できる、ちょうど良い温度が約37度前後と言われています。

ですので、人間の体温は平均37度前後が理想的なのです。

消化に必要な消化酵素は温度が低くなると、急激に働きが悪くなる事が分かっています。
働きが悪くなると、体に取り込みやすい形に変換されずに、食物や飲み物が体内に入るため、消化不良を起こしてしまうのです。

さらに、冷たいものを摂取することで、腸の働きも活発になり、腸の内容物を体外に押し出す働き(ぜんどう運動)が活発になります。

つまり、体内で消化不良になった物が腸に運ばれ、さらにぜんどう運動が活発になった腸の働きにより、消化不良のものを『下痢』という形で排泄するのです。

これが、アイスを必要以上に摂取、冷たい物を一気に飲んだりすることで、腹痛や下痢が発症してしまう原因となります。

もちろんアイスだけではなく、冷たい麦茶やジュース、アルコールなどを大量に摂取しても、同様の症状が起こります。

下痢の原因となる血流量の減少

冷たいもの摂取すると、その瞬間、口から胃、腸といったすべての消化管が“冷えた”状態になります。

冷たいものは内臓を冷やすだけでなく、口にした時点で“冷たい”という刺激が神経を伝わり、その瞬間に消化管全体の血流量が減ってしまいます。

そのため、冷たいもので内臓を冷やすと、お腹を下すなど直接消化機能に不調が出やすくなります。
また、消化機能が悪くなると消化にエネルギーが使われないので、代謝も悪くなってしまいます。

そんな『内臓冷え』は、「疲れ」や「だるさ」の原因にもなります。冷たい物を食べ過ぎると、カラダも内臓も冷えて、消化管の血管が収縮、血流が減って、食べたモノが消化できなくなるのです。

その結果、それを避けようと全身の血液が消化管に集まり、消化を促そうとします。

そもそも、夏のカラダは汗をかくなど暑さ対策にエネルギーを使っています。お腹が冷えると、消化管を温めるにもエネルギーを使わなければならなくなり、カラダが疲れたり、だるくなったりしがちになります。

下痢の原因は冷えによる免疫力の低下から

また、内臓が冷えると免疫力も低下しがちになります。
これは、腸にウイルスや細菌などの外敵からカラダを守る免疫細胞(白血球)が集中しているためです。

免疫機能の中心である腸内の環境が冷えによって悪くなると、インフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなったり、がん化した細胞を取り除けなくなったりするなど、全身の免疫力も低下します。

さらに、免疫が誤った働きをして、花粉症などのアレルギーが発症することもあります。

勿論、免疫力が低下すると腸内の正常な活動が難しくなり、ちょっとしたことで下痢になりやすくなるのです。

冷たい物を食べ過ぎて下痢になった時

ついつい冷たいものを摂取し過ぎてしまい、すでに下痢や腹痛の症状が出ている時は、どう対処すれば良いのでしょうか?
これは凄く単純で、もう一度体を温めてあげれば良いのです。

体が冷えて調子が悪くなったのであれば、状態が良かった元の体温に近づけてあげることで、腹痛や下痢は快方へと向かっていきます。

下痢になるのはどんな時か

下記のグラフは下痢に悩まされた経験がある20~40代の男女100名のアンケート結果です。


水分の取り過ぎや食べ過ぎ、刺激物を食べた時などが下痢の原因の大半を占めています。

いずれも冷えによる、ぜん動運動性下痢の原因です。特定の食べ物で下痢になる人もいました。

また、因果関係ははっきりしませんが、クーラー、扇風機などで体を冷やしたとき下痢になると感じる人も多いようです。

過敏性腸症候群の原因であるストレスによる下痢も目立ちます。

過去に出勤途中や外出中、会議や重要な場面で下痢になってしまい、それ以来、自由にトイレへ行けない環境を不安に感じるという人もいました。

そのため、下痢に悩まされている人は、普段から体を冷やさないようにしたり、トイレのあるところだけ行ったりするように心がけているようです。

アンケートの回答の中で下痢の際の失敗談

・通勤途中におなかが痛くなり、次の駅まで我慢するのが大変だった

・信号待ちで激しい腹痛に襲われ、どこでもよいのでとりあえず飲食店に駆け込んだ

・楽しみにしていたライブ中にお腹が痛くなって、なかなかトイレにいくことが出来なくて集中できなかった

・いつも出掛ける時にはトイレの場所を確認するのですが、その日に限って出来なかったので焦った

・お腹がギュルギュルと鳴り、笑われて恥ずかしかった

・間に合うと思いギリギリまで我慢したが間に合わなかった

・途中でトイレに寄り、待ち合わせ時間に間に合わなかった

下痢の時の対処法

下痢になってしまった時には少し安静にしていたり、市販薬を飲んだりするとほとんどの場合、数日で治まることが多いものです。
しかし、下痢の他にも次のような症状がみられたら、すぐに病院を受診するようにしましょう。

①激しい痛み、症状がだんだん悪化する

②下痢のほか嘔吐や発熱がある

③下痢便に血が混じっている

④下痢排便後にも腹痛が続く

⑤下痢になり、怠い、ボーッとするなど脱水症状を感じる

⑥同じものを食べた人も同時に下痢をしている

などです。よく観察して重篤な症状にならないように注意しましょう。

普段から体質的にお腹を下しやすい人は、下痢の症状がみられたら胃腸を休めるために消化の良い食べ物を食べるはお勧めです。

また、体内の水分が失われていますので、水分を補給してください。スポーツドリンクは失われた電解質を補ってくれるためおすすめです。

ただ、腸の粘膜を刺激しないよう、冷たい物ではなく常温のものを少しずつ摂取しましょう。

その他にも、市販されている下痢止めや整腸剤を適宜使用して、下痢による体力の消耗を抑える方法が有効です。ただむやみに下痢止の使用は決してしないようにしましょう。

原因がはっきりと分かっている場合には市販薬を利用しても良いのですが、症状が酷い時や血便がある時は決してしないようにしましょう。症状が悪化する場合があります。

なお、市販薬を服用しても回復しない場合は医師の診察を受けましょう。

下痢になったときの各自の対策として、次のようなアンケート結果があります。

各自が下痢止めの薬を飲む、安静にする、という回答の他に、お腹に優しい食べ物を口にするという意見が中心でした。

下痢になりにくい腸になるには

体質的にお腹を下しやすい方は、腸をいたわる生活ができているかどうかを振り返ってみましょう。

過度なストレスがある仕事、睡眠不足が続いたりすると自律神経のバランスが乱れて腸にストレスがかかってしまいます。

下痢になりにくい腸にするには、一般的にもよくいわれていることですが、適度に運動をしたり、充分な睡眠をとったりすることはとても大切なのです。また、ふだんの食事方法も見直してみましょう。

暴飲暴食をしたり、冷たい飲み物やアルコール類を飲みすぎたりしていませんか。

これらは、腸を過度に刺激するため、下痢の原因となります。なるべくバランスの良い食事をゆっくり摂るようにしましょう。

他にも腸を整える栄養をすすんで摂ることは下痢になりにくい腸にするために欠かすことが出来ません。

人間の腸内には、細菌が1,000種類、100兆個も生息しています。

腸内環境を整えるには、乳酸菌などの善玉菌を腸内で少しでも多く増やすことが大切です。



また、乳酸菌などの善玉菌は腸内に住み着くことがありませんので、毎日摂取しましょう。

乳酸菌を直接摂取できるヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆などを毎日食べるようにし、乳酸菌を増やす作用があるオリゴ糖や食物繊維も同時に摂るように心がけましょう。

下痢から解放されるために、まとめてみると

突然襲ってくる下痢、長引く下痢は体力を消耗するだけではなく、生活にも支障をきたします。
軽い症状であれば市販薬が役に立つこともありますが、根本的な解決にはなりません

体質的なものだと諦めずに、バランスの良い食事を摂ったり適切に運動をしたり、乳酸菌を積極的に摂取したりして、下痢になりにくい体作りを始めましょう。

下痢が長く続いている方は、腸内を改善するにはそれなりの時間がかかります。諦めずに頑張りましょう。

腸内環境を強化して下痢の改善、下痢になりにくい体を目指そう!
「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。下痢は腸管免疫のバリアの異常を知らせ、重篤な病気が始まる前の段階かもしれませんので、この時期にしっかりと下痢を改善しましょう。

まずは、下痢の改善には腸内環境を整えることが必要です。

また下痢になりにくい丈夫な体つくりも腸内環境が非常に大切です。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

 

食中毒予防6つのポイント

下痢の原因・下痢にならない食中毒予防6つのポイント
夏は何かと下痢が多くなる季節です。

夏本番を迎え、高温多湿になると食べ物は傷みやすく、それにともない、下痢になる食中毒も増えてきます。

食中毒というと、レストランや旅館などの飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生していますし、発生する危険性がたくさん潜んでいます。

食中毒を予防する6つのポイントから考えてみましょう。


食中毒を予防する6つのポイント
家庭での発生では症状が軽かったり、発症する人が1人や2人のことが多いことから風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気づかれず重症になったり、死亡する例もあります。

下記のポイントは厚生労働省のHPから抜粋したものです。家庭で出来る食中毒予防のためにチェックをしてみましょう。

食中毒予防6つのポイント

①食品の購入 
②家庭での保存 
③下準備品 
④調理 
⑤食事
⑥残った食品 

①食品の購入

1.肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮な物を購入しましょう。

2.表示のある食品は、消費期限などを確認し、購入しましょう。

3.購入した食品は、肉汁や魚などの水分がもれないようにビニール袋などにそれぞれ分けて包み、持ち帰りましょう。

4.特に、生鮮食品などのように冷蔵や冷凍などの温度管理の必要な食品の購入は、買い物の最後にし、購入したら寄り道せず、まっすぐ持ち帰ましょう。
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② 家庭での保存

1.冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったら、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。

2.冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意、目安は、7割程度にしましょう。

3.冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に維持、温度計を使うと、より庫内温度の管理が正確になります。
細菌の多くは10℃では増殖がゆっくりとなり、-15℃では増殖が停止します。
しかし、細菌が死ぬわけではありません。早めに使いきるようにしましょう。

4.肉や魚などは、ビニール袋や容器に入れ、冷蔵庫の中の他の食品に肉汁などがかからないようにしましょう。

5.肉、魚、卵などを取り扱う時は、取り扱う前と後に必ず手指を洗うこと。
せっけんを使い洗った後、流水で十分に洗い流すことが大切。
簡単なことですが、細菌汚染を防ぐ良い方法です。

6.食品を流し台の下に保存する場合は、水漏れなどに注意する。
また、直接床に置いたりしてはいけません。
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③調理の下準備

1.台所を見渡して、生ゴミはその都度捨てていますか?
・タオルやフキンは清潔(フキンは特に菌が繁殖しやすい)ですか?
・せっけんは用意してありますか?
・調理台の上はかたづけて広く使えるようになっていますか?

もう一度、チェックをしましょう。


2.井戸水を使用している家庭では、水質に十分注意してください。

3.手をマメに洗いましょう。

4.生の肉、魚、卵を取り扱った後には、また、手を洗いましょう。
途中で動物に触ったり、トイレに行ったり、おむつを交換したり、鼻をかんだりした後の手洗いも大切です。

5.肉や魚などの汁が、果物やサラダなど生で食べる物や調理の済んだ食品にかからないようにしましょう。

6.生の肉や魚を切った後、洗わずにその包丁やまな板で、果物や野菜など生で食べる食品や調理の終わった食品を切ることはやめましょう。

洗ってから熱湯をかけたのち使うことが大切です。
包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて、使い分けるとさらに安全です。


7.ラップしてある野菜やカット野菜もよく洗いましょう。


8.冷凍食品など凍結している食品を調理台に放置したまま解凍するのはやめましょう。
室温で解凍すると、食中毒菌が増える場合があります。
解凍は冷蔵庫の中や電子レンジで行いましょう。
また、水を使って解凍する場合には、気密性の容器に入れ、流水を使います。


9.料理に使う分だけ解凍し、解凍が終わったらすぐ調理しましょう。
解凍した食品をやっぱり使わないからといって、冷凍や解凍を繰り返すのは危険です。
冷凍や解凍を繰り返すと食中毒菌が増殖したりする場合もあります。


10.包丁、食器、まな板、ふきん、たわし、スポンジなどは、使った後すぐに、洗剤と流水で良く洗いましょう。
フキンのよごれがひどい時には、清潔なものと交換しましょう。
漂白剤に1晩つけ込むと消毒効果があります。
包丁、食器、まな板などは、洗った後、熱湯をかけたりすると消毒効果があります。
たわしやスポンジは、煮沸すればなお確かです。
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④調理

1.調理を始める前にもう一度、台所を見渡してみましょう。
下準備で台所がよごれていませんか?
タオルやフキンは乾いて清潔なものと交換しましょう。
そして、手を洗いましょう。


2.加熱して調理する食品は十分に加熱しましょう。
加熱を十分に行うことで、もし、食中毒菌がいたとしても殺すことができます。
めやすは、中心部の温度75℃で1分間以上加熱することです。

3.料理を途中でやめてそのまま室温に放置すると、細菌が食品に付いたり、増えたりします。
途中でやめるような時は、冷蔵庫に入れましょう。
再び調理をするときは、十分に加熱しましょう。

4.電子レンジを使う場合は、電子レンジ用の容器、ふたを使い、調理時間に気を付け、熱の伝わりにくい物は、時々かき混ぜることも必要です。
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⑤食事

1.食卓に付く前に手を洗いましょう。

2.清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛りつけましょう。

3.温かく食べる料理は常に温かく、冷やして食べる料理は常に冷たくしておきましょう。
めやすは、温かい料理は65℃以上、冷やして食べる料理は10℃以下です。

4.調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置してはいけません。
例えば、O157は室温でも15~20分で2倍に増えます。
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⑥残った食品

1.残った食品を扱う前にも手を洗いましょう。
残った食品はきれいな器具、皿を使って保存しましょう。

2.残った食品は早く冷えるように浅い容器に小分けして保存しましょう。

3.時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てましょう。

4.残った食品を温め直す時も十分に加熱しましょう。
めやすは75℃以上です。
味噌汁やスープなどは沸騰するまで加熱しましょう。

5.ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てましょう。
口に入れるのは、やめましょう。

食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、殺す」です。
「6つのポイント」はこの三原則から成っています。
これらのポイントをきちんと行い、家庭から食中毒をなくしましょう。
家庭の食事が原因の食中毒が全体の20%近くを占めています。
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きれいと清潔は違う

「きれい」と「清潔」は違います。きれいな台所が必ずしも清潔で衛生的な台所とは限りません。
見たところピカピカに光った真新しい台所でも、食中毒菌はいます。

いたとしたらそれは、「きれい」なだけの台所です。それよりも、多少古くても、ちょっとした簡単な方法で食中毒菌がいなくなった台所、これが「清潔」な台所です。

きれいに見える食器や手指、ラップに包まれた食品なども必ずしも清潔ではなく、食中毒菌がいる場合もあります。
外見だけで安心せず、衛生的な調理、取扱いを心がけましょう。
食中毒の予防には「きれい」なことよりも「清潔」で「衛生的」なことが大切なのです。

食中毒は簡単な予防方法をきちんと守れば予防できる

食中毒には、O157やサルモネラなどの細菌による細菌性食中毒、食品に洗剤などの物質が混入したりして発生する化学性食中毒、毒きのこや自家調理のふぐなどを食べたときに発生する自然毒性食中毒などがあります。
とりわけ発生の多いのがO157に代表される細菌性の食中毒で、全食中毒のうち90%程度を細菌による食中毒が占めています。

細菌がもし、まな板に付いていたとしても、肉眼では見えません。しかし、目に見えなくとも簡単な方法をきちんと行えば細菌による食中毒を予防することができるのです。


それでも、もし、お腹が痛くなったり、下痢をしたり、気持ちが悪くなったりしたら、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。
食中毒は簡単で基本的な予防方法をきちんと守れば、防ぐことができます。

もう一つの強力な食中毒予防策

それは体内にある自分の免疫力です。一般的に食中毒は、子どもやお年寄りほど影響を受けやすい傾向がみられます。
子どもはまだ免疫機能が十分に発達していないこと、またお年寄りの場合は体力の低下により免疫力も低くなっているためです。


このことから食中毒の予防には、免疫力も重要な役割を果たしていることがわかります。
体力が充実し、免疫力が高い人ほど、同じ食事をしても食中毒にかかりにくいのです。
免疫力は、疲労や睡眠不足が続いたり、ストレスを受け続けていると低下します。
また、仕事などが忙しくて食事をきちんと食べなかったり、風邪などを放置して体力が落ちている時も同様です。

免疫力の低下を避けるためには、まず睡眠や食事をきちんととること。
また、軽い運動や趣味などで気分転換をして、ストレスを解消することを心がけましょう。
仕事などの関係で生活が不規則になっている時には、できるだけ生ものは食べないといった自衛策をとることも大切です。

とくに腸には免疫細胞が数多くあります。
免疫細胞は60%~70%は腸内に集中しています。
善玉菌が増えて腸内環境が改善されると、免疫細胞の活動も高くなり、免疫力は大幅にアップします。
すると、食中毒菌をやっつける力がつくのです。

腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。
腸にすむ多くの細菌のうち善玉菌と呼ばれる乳酸菌やビフィズス菌には、食中毒菌が腸管に侵入するのを防ぎ、からだの外へ排出する働きがあります。

腸内には、主に大腸には約1000種類、100兆個にも及ぶ腸内細菌(腸内細菌叢(そう)や腸内フローラとよばれます)が生息しています。

腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌、そのどちらでもない日和見菌と、大きく分けて3グループで構成されています。

これらの菌は互いに密接な関係を持ち、複雑にバランスをとっています。
腸内細菌の中で一番数が多い菌は中間の菌で7割、次に善玉菌が多く2割、悪玉菌は少数で1割です。

このバランスで健康を維持しています。
しかし、このバランスが崩れると免疫力は低下し、食中毒にかかりやすくなったり、様々な不調を招きます。

日頃から乳酸飲料やヨーグルト、食物繊維の多い食べ物(ごぼうなどの根菜類、きのこ類、海藻類など)を積極的にとって善玉菌を増やし、腸内環境を整えることは食中毒の予防につながります。

腸内環境を整えると下痢は速く改善します。
腸内環境を整えるサプリがありますので上手に利用しましょう。

除草剤や殺虫剤が下痢に

下痢の原因・除草剤や殺虫剤、殺菌剤
これから、7月8月の季節は庭の草木や雑草がどんどん成長します。それに伴い除草剤を使う人も多くなります。

下痢の原因は食べ物だけでなく、園芸用の薬品にも及びます。


昨今、ガーデニングや家庭菜園が普及し、ホームセンターなどには様々な園芸用品が販売され消費者も手軽に購入できます。

しかし、園芸用除草剤・殺虫剤・殺菌剤などが原因で下痢になる事が大いにあるのです。ではその実際例と理由について考えてみましょう。


目次
・下痢の原因となる除草剤   腸内バリアが崩れると体内に毒物が..  ・寄せられた事故情報例   ・肥料や除草剤などを使用する時の注意  ・グリホサートの影響  ・食パンからグリホサート検出   ・腸内環境を整えよう

下痢の原因となる園芸用除草剤:ラウンドアップ(グリホサートが主成)

●ラウンドアップ(グリホサート)は腸内の有益な細菌を殺す
今、もっとも危機感が迫っているは腸内細菌です。乳酸菌や大腸菌はかなり前から知られていますが、化学が発達しDNA解析できるようになると、もっと多くの菌が体内にあって、私たちの生命を支えていることがわかってきました。

ではなぜ、それが危機にあるのでしょうか? 喘息、アレルギーや自己免疫疾患がここ20年に急激に増えてきました。

実はそれには腸内細菌のバランスが大きく関わっているのです。

超微量のラウンドアップであっても、有益な腸内細菌を殺してしまいます。すると腸のマイクロバイオーム(腸内フローラと同義に使われている)が破壊されます。つまり腸内細菌のバランスが崩れてしまいます。

体内の健康な微生物環境を破壊されると、腸バリアが崩れ、体内に他の毒物が侵入しやすくなり、様々な有害菌(食中毒菌など)に冒されやすくなるのです。更に、腸および全身性炎症の状態に影響を及ぼし、下痢や様々な身体の不調を招きます。


●ラウンドアップがなぜ腸内細菌を殺すのか

ラウンドアップは植物がアミノ酸(タンパク質を構成する最小単位の有機化合物)を作り出すシキミ酸経路をブロックします。シキミ酸経路とは芳香族アミノ酸の生合成反応経路です。間接的にフラボノイドやアルカロイドなどの生合成にも必要です。微生物や植物の大半は持っているのですが、動物には見られません。

ラウンドアップによってアミノ酸を作れなくなった植物は当然枯れてしまいます。除草剤はこれが狙いです。しかし、動物、つまり人間にはこのシキミ酸経路は存在しないのです。ですから人体には安全だ、と言われている理由です。

しかし、人体には確かにシキミ酸経路は存在しないのですが、生命に必要な腸内細菌はそれを持っているのです。だから植物を殺してしまうラウンドアップはシキミ酸経路を持つ腸内細菌を破壊してしまうのです。実に恐ろしい事です。


腸内細菌を損なってしまい、腸内細菌のバランスが崩れてしまうと、腸内バリアも崩れ、そこからさまざまな有害物が侵入し、下痢はもちろんこと、リーキーガット、セリアック病の発症、アレルギー、自己免疫疾患などさまざまな病気が発生してきます。

だからラウンドアップは人体に有害であり、このラウンドアップの被ばく量が増えるごとに、様々な疾患で苦しむ人の数も増え続けているのです。

またラウンドアップ以外の農薬も腸内細菌に悪影響を与えている可能性は十分あるのです。


●ラウンドアップは必ず界面活性剤と一緒に使用され、さらなる強さを増す
ラウンドアップは植物の体内に入り、そこでアミノ酸を作るシキミ酸経路をブロックして、植物はタンパク質を作れなくします。

これが除草剤として機能する理由ですが、ラウンドアップ単体では細胞の中になかなか入っていくことが出来ません。


それで吸収されにくいため効果が得られないので、細胞の中に浸透させるために界面活性剤の添加剤が必ず使われます。

この界面活性剤によってラウンドアップが細胞の中に入りやすくなり、除草剤としての充分な機能を果たすのです。

販売されているラウンドアップ系農薬はすべて界面活性剤の添加剤入りです。

●ラウンドアップは下痢などの中毒症状を持つ
ランドアップの毒性は比較的低いのですが、界面活性剤が必ず添加されていた製品として販売されていることから、界面活性剤の毒性もダブルで影響を与え、体内に与える毒性は更に強くなります。

中毒症状として、界面活性剤の消化管刺激・腐食作用による嘔吐、下痢、腹痛等消化器症状が現れ、数時間から数日後に、腎障害、肝障害、中枢神経障害、低血圧、肺水腫が現れた例があります。

主たる症状は嘔吐、腹痛、下痢等の胃腸障害、咽頭痛、意識障害です。

そのほか、頻脈、徐脈、顔面紅潮、瞳孔異常、筋肉痛など多様な症状が現われることがありますが、これらは界面活性剤による症状もしくはラウンドアップと界面活性剤の相乗作用による症状と考えられています。

●腸内バリアが崩れるとさらなる下痢以外の不調
グリホサートは、言わずと知れたラウンドアップ除草剤の主要成分です。

今では、血液中、尿、母乳にも含まれています。たとえ、オーガニック100%を食べていても存在します。

グリホサートベースの除草剤は、作物から栄養素を奪います。

植物種子中のカルシウム、マグネシウム、鉄、マンガンのレベルを減少させ、結果、栄養素が減少した植物を食することで栄養素欠乏にも繋がっていきます。

特に、鉄、マンガン、亜鉛、銅、ニッケルなどの微量栄養素の利用に影響を受ける可能性があります。
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腸内バリアが崩れると体内に毒物(身体に有害なもの)が簡単に入りやすくなる

下記はその実例です。

①アルミニュウムが体内に入り込み脳の松果体の活動が停止する

アルミニウムなどの有害金属が腸壁から容易に流入し、体内に入ったアルミニウムはグリホサートと相乗的に毒性を高めます。

更にアルミ(空気中の毒素)、フッ素(水中の毒素)、グリホサート(食べ物の毒素)、電波の微妙な調合(WIFI環境)によって、それらの相乗効果により脳の中にある松果体の活動をシャットダウンさせます。

松果体は、免疫力や内分泌液(メラトニンなど)のコントロールを司っています。これらの環境下では、重要な働きを司る松果体が真っ白になり機能しなくなるようです。

・アルミは空気中に存在し、消臭剤や食品パッケージ、そしてワクチンにも含まれています。そしてアルミは認知症、神経毒、アルツハイマー、自閉症の原因とされています。

・フッ素は、破壊の鍵となっており、殺虫剤、抗生物質、お茶、歯磨き剤、殺鼠剤その他多数に含まれています。フッ素は、関節炎、糖尿病、ホルモン撹乱、心臓疾患やガンの原因となっています。

②マンガンの代謝調節不全
除草剤のラウンドアップ有効成分であるグリホサートが、体内でのマンガン利用の調節不全をもたらします。このマンガン利用調節不全が自閉症、アルツハイマー、パーキンソン病、不安障害、骨粗鬆症、骨軟化症、胆汁うっ滞、甲状腺機能不全、不妊症など多くの疾患を齎します。
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寄せられた事故情報例

実際、除草剤や殺虫剤、肥料や用土などで急性な体調不良を起こした事例は以下の通りです。

① 隣の空き地に除草剤がまかれた夜から、呼吸困難・手足のしびれ・頭痛の症状が 6 時間以上続いた。

② 家族が家の周りに除草剤をまいてから数日後、呼吸がしづらくなり下痢や肌荒れが生じた。

③ 庭付きマンションで隣人が庭に除草剤をまいたため、化学物質過敏症が悪化した。

④ 庭の芝生に化学肥料をまいたところ、その臭いで呼吸困難や頭痛になった。

⑤ 袋入りの腐葉土を開封した途端、異臭がして目・鼻・咽喉などが炎症を起こして腫れた。

具体的な危害内容としては、頭痛、呼吸困難、のどの痛みが目立つ。その他に除草剤・殺虫剤による目の腫れや吐き気、痺しびれや肌のかぶれ、肥料・用土による腫れや肌のかぶれなどの症状が見られています。
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肥料や除草剤などを使用する時の注意

まずは、病害虫の発生しにくい土づくりや人手による害虫の捕殺、防虫網等の活用によりできるだけ農薬を使わずに済むような工夫をしましょう。やむを得ず、使用するときは以下のことに注意しましょう。

・周囲に配慮し、手袋・マスク・眼鏡・帽子などを着用して吸い込みに注意

・人によってはかぶれることもあるので直接触れないようにする

・体調が優れない日は特に注意して作業し、無理をしない

・ラベルの使用基準(使用作物、使用量、希釈倍率、使用時期、使用回数)を守る

・散布時の環境に配慮する(天候、風向きや時間帯などに注意して)周辺への飛散をできるだけ抑える

・周辺への周知に努める

・農薬を使用したときには、使用年月日、場所、対象植物等、使用した農薬名、使用量、希釈倍率について記帳し、一定期間保管するよう努める



なお、効果を期待して肥料などを多めに使用してしまうと、かえって生長の妨げになることもあるので、用量を守って使用する。

食用植物と観葉植物とで注意の度合いに違いはありません。

保管は、直射日光の当たらない冷暗所で行う。

また、誤食しないように食品とは別の場所に保管しましょう。

基本的には使い切りたいが、廃棄しなくてはならない場合には、いろいろな製品を混ぜずに各製品の注意表示に従って処分してください。

廃棄方法がわからない場合は、メーカーや自治体などに問い合わせましょう。

もし体調に異変が起きたり、誤って口に入れた場合は、すぐに作業を止めて医療機関を受診するようにして下さい。
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グリホサート(ラウンドアップ)の影響は徐々に障害を齎す

グリホサートの影響は、大容量による急性的な障害をもたらすものではなく、ほんの僅かな量を長年摂取し続けた結果、慢性的な代謝疾患と関連している可能性があります。

原因不明の疾患の原因にもなる可能性があるのです。

ちなみに、タバコとがんリスクの関係が科学的に明らかになるのに50年かかりました。サッカリンの危険性が明らかになるまで100年もかかっています。

一番用方法は除草剤や殺虫剤などを出来れば使用しないことです。多くのヨーロッパ人はグリホサートへの拒否感をもっており、使用禁止の国もあります。
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食パンから除草剤グリホサート(ラウンドアップ)検出

小麦は、遺伝子組換え作物の栽培現場で使用され、刈取り前に除草剤ラウンドアップを「直接散布」しています。

小麦を枯らすこと(プレハーベスト)で小麦を乾燥させ、収穫時間を短くする栽培方法が一般的になっているのです。よって小麦に除草剤「ラウンドアップ」の主成分「グリホサート」の残留が高くなっています。


ではなぜグリホサートが良くないのかもう一度おさらいしてみましょう。

①グリホサートがよくない理由
・腸内細菌を殺し、腸内フローラが乱れ、腸内バリアが破壊されます。

・IARC(国際がん研究機関)が発がん性物質と認定しています。

・グリホサートは神経毒性のある化学構造をしていると指摘されています。

・英国ロンドン大学キングスカレッジ(マイケル・アントニオ)での動物実験によると、ごく微量のグリホサートが、脂肪肝疾患を引き起こすといっています。

・アメリカやヨーロッパではグリホサートを排除する動きも出てきています。

・アメリカの市民団体「マムズ・アクロス・アメリカ」の調査では、母乳や子供の尿からグリホサートが検出されたと報告されています。

・フランスでは「健康リスクに関する検討を行っていない」として即刻禁止がでています。

②食パンから除草剤が検出される理由
・食パンの原料となるのは「強力粉」です。強力粉はグルテンが多い硬質小麦が最適なのです。

国産小麦はグルテンが少なく弱いので、ボリュームが出にくいため、食パンにはむいていませんが、現在では国産小麦の食パンも好まれています。

・強力粉の原料は、プレハーベストのカナダ、アメリカの輸入品が主です。

大手メーカーのパンは殆ど輸入小麦です。ほぼすべての輸入小麦からグリホサートが検出されています。

③食パンにグリホサートが残留する理由
・小麦は洗ってから製粉しません。

・加熱しても分解されない。

・フジパン アンパンマンのミニスナック 0.05ppmのグリホサートが検出、パスタからも検出(パスタオーマイ1.7mm 0.07ppm  全粒粉100%で焼けるパン用粉は、1.05ppmです。

④安全に楽しく食べる為に
輸入された小麦は残留農薬基準値以内なので、食べても健康に問題ありません。根拠は国の基準値です国が安全性を証明していることになります。

とはいえ、「除草剤入りのパン」だとわかったら食べたくありませんね。常食しないで、嗜好品として楽しみましょう。

特に腸内環境が悪化して、おなかの弱い方は注意して下さい。

グリホサートと小麦アレルギーのセリアック病の関係も指摘されています。

微量でも危険な物質に入りますので、特に、妊婦の方は胎児への影響があるかもしれません。

妊娠前(妊娠中)の方は気を付けたい食べ物に「食パン」を加えたほうがよいでしょう。



心配な人方は食べる回数を減らしましょう。輸入小麦製品を食べないか、国産小麦、オーガニック小麦を使用したものを食べましょう。

添加物の多いパンは出来るだけ止めましょう。
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腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。私達は様々な食材を食べることで、健康を維持しています。全ての食材は体に良いとは限りません。

食事材の中には、例えば食パンの様に残留農薬が入っている場合もあります。

しかし、健康な腸内であれば有害なものは排出するという機能が備わっていますので、私達へ少々優雅なものを食したとしも、元気でいられるのです。

パンを食べたからと言ってすぐにグリホサートの害が出るわけではありません。

腸内でしっかり排出してくれているのかもしれません。ですから、今体調の悪い方、下痢になっている方は、まずは腸内環境を整えてみましょう。

下痢の改善は一段と早くなります。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

カビの食パンが下痢の原因

下痢の原因・カビの生えた食パン
梅雨の時期はカビ菌がどこでも発生します。



同時に食中毒菌も繁殖しやすい季節です。

下痢の原因にうっかりしてカビの生えた食パン等を食べてしまったということがあるかもしれません。

実際カビの生えた食パンが下痢の原因になる理由を考えてみましょう。


目次
・食パンに生えるカビとは?   ・カビを食べてはいけない理由   ・カビとは   ・有益なカビ   ・パンにカビが生えると本当に怖い   ・下痢を起こす赤カビ毒素  ・下痢を起こす赤カビ病   ・下痢と農薬   ・赤カビによる下痢の実例   ・カビの生えにくい食パンは下痢の原因   ・食パンの添加物臭素カリウムとは   ・カビを食べた時の対処法   ・腸内環境を強化しよう

食パンにカビが生えるカビとは

食パンにカビが生えたけど、そこだけ取り除いて食べるひともいます。又、パンについたカビを食べてしまった時「体の中で食べたカビが繁殖したらどうしよう…」とちょっと心配したけれど大丈夫だったと言う人もいます。


実際、パンに生えたカビは胃酸で死滅しますので慌てて病院に行く必要はありません。でもカビを食べるのはよくありません。

一度カビの生えた食品には目に見えなくてもカビ菌が付着し菌糸(糸状に伸びているカビ菌の細胞)が残っている可能性があります。

また、食品内部の菌糸は成長して伸び続けますので数センチも菌糸が伸びているものが多いようです。

実際、カビが生えたおもちをカットしたら3cmほどの深さまで菌糸が成長していたデーターもあるようです。加熱してもカビ毒はなくなりません。

カビが生えた食べ物には、カビ以外の細菌も繁殖していることがあります。カビが生えた食パンを食べて下痢になったということは、カビが生える状況で保管されていた為、カビ以外の細菌やウイルスが原因で食中毒を起こしたということがほとんどです。

大量に長期間カビを食べ続けている場合、肝障害や腎障害、消化器系障害などをおこす可能性がありますが、毎日のようにカビを食べ続けない限り心配はありません。
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カビを食べてはいけない理由

カビを食べてはいけない一番の理由は「カビ毒」です。カビには大量な種類があり特徴もさまざまですが、カビの中には人や動物に対して有害な「カビ毒」を出すカビがあります。

「カビ毒」は300種類以上あり、食品に生えるカビの種類は環境によって変わってきますので、目の前のカビから「カビ毒」が出ているかは見ただけでは分かりません。

例えば、食パンにつくカビはみんな同じ…ということでは無く、環境によって青いカビもあれば黒いカビや綿毛のようなカビもあります。また増殖スピードもカビの種類によって違います。
加熱してもカビ毒はなくなりません

「カビは加熱すれば大丈夫」思っている方も要注意です。加熱処理でカビや細菌はとれても、毒素(カビ毒)は残ります。「カビ毒」は通常の調理や加工の温度(100℃から210℃)や時間(60分以内)では、完全に分解することはできません。

「カビ毒」はカビを削っても調理しても分解できませんので、1度でもカビが生えた食品は迷わず処分しましょう。

また、カビが生えてしまったものは、腐り始めていることが多く、食中毒をおこす菌(食中毒菌)が繁殖している可能性がありますので迷わず捨てましょう。

「カビ毒」は少量でしたら胃酸で死滅しますが、食中毒菌は少量でも、おなかの弱い方は下痢などの症状が発生する可能性がありますので注意しましょう。
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カビとは

みかんなど日にちがたつとカビが生えてくるのを経験された方は多いことと思います。カビは糸状菌とも呼ばれ、真菌類に分類されますが、キノコ、酵母もその仲間です。

カビの胞子は微細で肉眼では認識できませんが、環境中のいたるところに存在しています。それが食品などの適当な基質に付着し、水分、温度、湿度などの環境条件が整うと、それから出芽し、菌糸を伸ばして集落を作り、カビの発生が認識されることになります。
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有益なカビ菌

カビには私達の暮らしの中で、有効活用されているものが数多く存在します。その例として、麹カビを穀類に着生させた麹から味噌、醤油、日本酒、焼酎、味醂などの発酵食品や調味料が作られています。



また、カビの代謝によって作られる抗生物質や生理活性物質などの化学物質はヒトや動物の疾病の治療等に役立っており、有機酸類、ビタミン、酵素製剤等は医薬品や食品添加物として利用されています。

その他、森林の朽木や落ち葉を分解するなど環境浄化や物質循環などで大きな貢献をしています。いわゆる有用なカビ菌です。

しかし、食パンにカビが生えるなど有害なカビ菌がいます。米、麦類、トウモロコシなどの特定の農産物に着生して被害をもたらす植物病原菌に分類されるものもあり、米に対するいもち病菌、さび病菌、麦類での赤カビ病菌などによる被害は少なくありません。


さらに重大なことは、ヒトや動物に対して健康被害をもたらす化学物質を作り出すカビがあることです。カビが産生する化学物質のうち、ヒトや動物に対し有害な作用を及ぼす化学物質をカビ毒(マイコトキシン)と言いますが、この中にはヒトや動物の肝臓、腎臓、免疫系等に障害を与え、また、強力な発ガン性を示すものも存在します。
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パンにカビが生えると本当に怖いのは

食パンに小さなカビが生えると、顕微鏡レベルで見ると無数のカビが生えていることがわかります。食パンに生える赤カビ、青かびには何種類かのマイコトキシンが含まれています。


マイコトキシンには様々な種類があります。マイコトキシンは食パンの原料であるムギ類やコメ、トウモロコシに発生するトリコテンセン類(赤カビ)でその性は消化器系障害(嘔吐、下痢)出血、免疫毒性などを引き起こします。
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下痢を起こす赤かび毒素(トリコテセン系マイコトキシン)とは

赤かび病菌が産生するマイコトキシンで最も有害なものは、トリコテセン系マイコトキシンのデオキシニバレノール(DON)です。ムギ類赤かび病菌は、コムギ、オオムギ、トウモロコシなどの重要穀類に感染します。

赤かび病菌が産生するマイコトキシンは嘔吐、悪心、腹痛、めまい、下痢、出血、皮膚炎症、造血系の機能低下などの諸症状を伴う中毒症(急性毒性)を引き起こします。

日本では赤かび病に罹病した米・麦を摂取したために下痢性食中毒を起こした事件は 1960 年以前に多発していましたが、死に至るほどではなく世界的にみてもヒトの死亡例は報告されていません。

しかし、低濃度でも長期間汚染された食物を摂取していると成長が妨げられ、体重低下や免疫機能抑制など身体に深刻な影響を及ぼす慢性毒性があることがわかってきています。
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下痢を起こす小麦の赤カビ病

梅雨時期は雨が多くなります。丁度その時期に小麦が実り、赤カビ病が発生します。小麦が実る5~6月に雨の多い我が国では、赤カビ病は重要な病害です。赤カビ病が多発すると被害総額は全国で数十億円にもなるようです。



赤カビ病は、麦の開花期に赤カビ病菌が穂に感染することによって起こる病害です。収量や品質を低下させるだけでなく、人や家畜に対して有害なカビ毒を生成するため、適正に防除する必要があります。

この赤カビ病の病原菌が作る「カビ毒」は穀粒汚染の深刻な問題を起こしています。
赤カビ病の原因となるカビ毒菌はフザリウムという種類で、デオキシニバレノール(DON)という毒素を作ります。

デオキシニバレノールを高濃度に含む食品を食べると、吐き気、嘔吐、腹痛、めまい、下痢、頭痛等の症状を伴う中毒症(急性毒性)を引き起こします。

ただし、世界的に見ても死亡例は報告されていません。しかし、現在問題になっているのは、こうした高濃度の汚染による中毒症ではありません。

より低濃度の汚染でも、長期間 摂取していると成長抑制、体重低下や免疫力低下等人間の体に影響を及ぼすことが明らかになってきたからです。
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下痢の危険は更に赤カビに散布する農薬にもある

赤カビ病の防除に用いられる薬剤は毒性の低い農薬がほとんどです。それはチオファネートメチル、テブコナゾール、メトコナゾールなどが使われています。

このように、使用する農薬の毒性や残留実態からみて、赤カビ病防除のための農薬使用による健康影響のリスク はほとんどないと考えられています。

したがって、赤カビ病の防除を適切に行いデオキシニバレノール(DON )及びNIVの汚染を防止・低減されている食品の安全性を確保されていることになります。

しかし、麦類の赤カビ病発生には降雨が深く関係して いることから、降雨量が多い年ほど赤カビ病が多発しや すく、農薬散布の必要性が高まります。

こうしたことを考えると赤カビは農薬散布しても次の日に雨が降れば農薬の効果が薄れ、赤カビが残る可能性があります。

となると残留農薬の恐れがあるのです。

いづれにしても赤カビ、農薬の影響は少なからず存在しますので、免疫力が低下している人、普段からおなかの調子が良くない人は小麦製品を一時的に止めて様子を見るのも健康管理の一つです。
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赤カビによる下痢の実際例

平成 14 年 5 月、小麦における DON 濃度の基準値が 1.1ppm と設定され、赤カビ被害粒の混入率が 1 万粒中 4 粒までとなりました。パンをよく食べる国では、これ以上厳しい基準値を設定している国もあります。

1946 年、戦後の食糧難の時代、東京ではうどん・すいとん等を食べ 1100 人以上の赤カビ原因の食中毒患者を出し、北海道でも戦後10年の間に合計 250 人以上の食中毒の記録があります。

消費者から必要以上に嫌われる農薬ですが、この DON に関しては、農薬を適正に使用する事によって「食の安全」が守られているのも納得がいきます。

しかし、国によってはこの農薬散布の基準が緩和されているところもありますので、小麦がどこの産地か、確認して購入する事をお薦めします。
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カビが生えにくい食パンは下痢の原因

パンにカビが生えないようにするには添加物でカビの発生を抑えるしかありません。しかし、添加物を使用したとしても、日数が経てばカビは生えます。

カビの生えにくいパンを作るためには100種類前後の添加物を使ってよいとされています。

この中で最も大きな問題は、臭素酸カリウムというものです。大手メーカーのパンには大量に使われています。とくにふわふわ感のある大きいパンには、数多くの添加物が使用されているようです。

臭素酸カリウムは自然には存在しないもので、強力な発がん性物質が入っていますので、臭素酸カリウムはヨーロッパや中国でも禁止されています。

現代社会で完全に添加物を断つのは難しいかもしれません。

しかし、少しでもこういった知識を獲得して、自分たちの身体を守ることはできます。よりよい知識をつければ、より多くの添加物を避けることができます。

添加物の怖さは蓄積された時です。だから、体の中に蓄積しないように日々摂らないように心がけることが大切です。下痢も添加物から生じることがあります。

添加物で腸内の炎症が起き、腸内で正常な水分調整が出来なくなり下痢になるのです。
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食パンの添加物臭素酸カリウムとは

 国内のパンメーカーが製造、販売している食パンの一部に、製造時に「臭素酸カリウム」を使用しています。臭素酸カリウムはパン生地改良剤(製パン改良剤)あるいは小麦粉処理剤と呼ばれる食品添加物です。

パンを焼く時の生地に臭素酸カリウムを添加すると、小麦粉のたんぱく質に効果的に作用し、パンの品質(膨らみ方や食感)が向上するといわれています。

臭素酸カリウムに関する公的な基準食品衛生法の下で使用量が定められ、分解・除去が求められています。

食品衛生法の下でパンのみに使用できる小麦粉1 kgにつき0.030 g以下(30 ppm)まで使用可(臭素酸換算で)最終食品の完成前に分解又は除去しなければならない、とされています。

パンを焼成する過程で熱により分解されるとされています。

公定試験法で「検出せず」が求められ、検出限界は0.5 ppb(=0.0005 ppm。パン1 kgあたり0.0000005 g)となっています。

国際的な安全性評価は、FAO/WHOの合同食品添加物専門家委員会(JECFA)は、「臭素酸カリウムの小麦粉処理剤としての使用は容認できない」とされています。

臭素酸カリウムは遺伝毒性発がん物質であると結論されています。
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カビを食べた時の対処方法

食べたカビは胃酸で死滅しますのでカビに対しては特に何か対処しなければいけないことはありません。

カビが生えているということは、食品が細菌で汚染されているということですので、怖いのはカビでは無く食中毒菌です。

カビがついた食品を食べた時は、半日~2日以内に腹痛や吐き気が起こらないか様子をみましょう。

もし少しでも腹痛や吐き気がしたら、細菌やウイルスなどの体内毒の排出を促すために、まずは水やスポーツドリンクなどで水分をたっぷり補給して症状が酷い時は早めに病院に行きましょう。

大事なことはカビがついている食品は切り取って使おうと思わずにスパッと迷わず捨てましょう。冷蔵庫を過信し過ぎてはいけません。

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腸内環境を強化しよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。私達は健康を維持するために身体に良いものを食べるようになっています。しかし、口に入れるものが全て良い物とは限りません。

細菌やウイルス、カビがついていることがわからずに食べることはあります。

食べあわせが悪くて毒になる事もあります。しかし、腸内ではそうした有害なものを素早く排除できるようなシステムが備わっています。だから安心でいられるのです。

腸内環境が悪くなると、こうしたシステムが正常に働かなくなり、下痢など様々な症状に悩まされ、重篤な場合は死に至る事もあります。

ですからいつも腸内環境を整えておくことは大切なことなのです。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢の原因は夏の魚介類

下痢の原因・夏の魚介類
夏の急な下痢が起こる原因は主に食中毒です。

その下痢の原因となる細菌やウィルスにはたくさんの種類があります。

その中でも、夏の魚介類から感染しやすい食中毒病原菌の一つに腸炎ビブリオがあります。

腸炎ビブリオの特徴、食中毒にかかったときの対処法、夏の魚介類を安心して食べるためにはどうすればいいのかをお届けします。


目次
・下痢を起こす腸炎ビブリオ   ・ビブリオ食中毒の特徴   ・腸炎ビブリオはスピード増殖   ・加熱しても毒性は消えない   ・腸炎ビブリオ食中毒の実際例     ・魚介類以外でも感染   ・腸炎ビブリオの下痢症状   ・腸炎ビブリオとノロウィルスの比較   ・腸炎ビブリオに感染した時の対処法   ・腸炎ビブリオの感染予防   ・腸内環境を強化しよう

下痢を起こす腸炎ビブリオ

1950年10月、大阪南部で、患者272名、死者20名を出す、戦後最大の食中毒事件がありました。

患者がシラス干しを食べてから約1時間後に腹痛を訴え、嘔吐・下痢をしたことから、大阪大学微生物病研究所(阪大微研)の故・藤野恒三郎名誉教授は、シラス干しに繁殖していた腸炎ビブリオが原因菌だと突き止めました。

この細菌は食中毒の病原菌として日本で初めて発見されました。

今でも毎年夏になると腸炎ビブリオによる食中毒が必ずどこかで発生しています。

腸に感染した腸炎ビブリオは毒素を産生して体に悪影響を及ぼします。

腸炎ビブリオは海底の泥や海水に潜む病原菌・細菌の一種で、サルモネラ菌同様、日本人がかかりやすい食中毒の1つに数えられています。

海にかかわる機会がなくても、水揚げされた食用の魚や貝に付着している事があり、それらを食べる事によって腸炎ビブリオに感染してしまいます。

ノロウィルスは感染力が強いため、感染者の便や嘔吐物(ゲロのこと)の飛沫からも感染してしまいますが、腸炎ビブリオは基本的にはそのようなものからは感染しません。
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●ビブリオ食中毒の特徴

魚介類に腸炎ビブリオが付着した物を食べると感染する

酸に弱く、胃酸で全て死滅するが、大量の腸炎ビブリオ、胃酸が薄まっていると胃を通過して腸に感染する

真水や熱には弱く通常の加熱調理で簡単に死滅する

30~37℃では、増殖スピードが速く、10分程度で数が倍になる

沿岸の海水温が20℃を超えると活発に活動して増殖し、魚介類に付着する

食品を食べてから6~24時間(早いものでは3時間程度)で発症する

主な症状としては水のような下痢と激しい腹痛があり、嘔吐や発熱などを伴うこともある

塩分のないところでは増えない、4℃以下では増殖できない

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●腸炎ビブリオはスピード増殖する

腸炎ビブリオは、長さ約2マイクロメートル(μm:1μmは100万分の1m)のずんぐりとした俵形で、1本の太いべん毛と細かいべん毛をもつ細菌です。べん毛をモーターのように使って海を泳ぎ回り、魚介類に付着します。


このときは、食中毒を起こすほどの菌の数ではありません。

ところが、腸炎ビブリオにとって最適とされる温度と塩分がある環境では、10分に1回の速さで分裂して増えます。

このスピードで増殖すると、1個の菌が1時間では64個に、6時間後には687億個になるのですから、ものすごい増殖力です。こうして、食中毒を起こします。

腸炎ビブリオは人間の体の中に入り腸管に付着すると、自らのタンパク質を送り込むための分泌装置を、船のイカリのようにおろして、ほかの細菌を腸内から排除し強く定着します。

腸炎ビブリオの菌は真水や熱に弱いのですが、菌が出す毒素は簡単に消えません。
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●加熱して腸炎ビブリオの菌は死滅するが、毒性は消えない

恐ろしいことに、腸炎ビブリオは宿主の心臓の筋肉細胞などを破壊する毒素を分泌します。

この毒素は熱に強いことと、発見当初に、赤血球の細胞膜に孔を開け破裂させる性質があるとわかったので、耐熱性溶血毒と呼ばれています。

少しくらい日にちがたっても、他の食物であれば十分加熱すれば食べても大丈夫なのですが、腸炎ビブリオの場合は別です。

タンパク質は一般的に、熱によって変性すると元に戻りません。


身近な例としては、ゆで卵が生卵に戻らないことがあげられます。

だから、加熱すれば大丈夫といわれるのです。しかし腸炎ビブリオの場合、加熱によって菌は死滅しても、毒素であるTDHはその後の温度変化によっては、いったん失った毒性を回復させることがあるのです。
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●腸炎ビブリオ食中毒の実際例

①野菜の浅漬けで食中毒
8月の下旬頃、ある飲食店で昼食に定食を食べたお客様客2名が、その日の夜、下痢・腹痛の食中毒様症状が発生したため便を調べたところ腸炎ビブリオが検出されました。

同じ日に、別の定食を食べた客5名も同様の症状が表れました。調査の結果、定食に付け合わせとして添えられた野菜の浅漬けが原因食品として断定されました。

この野菜の浅漬けは、当日、生の魚介類を前処理した後、同じまな板などをよく洗わずに使用して野菜を切り、塩漬けしたものでした。包丁やまな板を介して魚介類の腸炎ビブリオが野菜に付着し、塩を加えて3時間ほど室温に放置して漬け込む間に増殖して、食中毒を引き起こしたものと考えられます。真水では菌は増えませんが、漬物には塩があり、それで菌が増殖したのです。

②法事の仕出し弁当で食中毒
お盆の法事仕出し弁当を食べて食中毒が発生。検査の結果、保存されていたかにの酢の物と患者の便のいずれからも腸炎ビブリオが検出されました。

当日、この飲食店では、通常の3倍以上の注文で、忙しさのせいか包丁やまな板などをきちんと使い分けせず、さらに盛り付け後、長時間にわたり室温に放置したため、腸炎ビブリオが増殖し食中毒が発生したものと考えられます。

③ゆでガニで食中毒
9月上旬の暑い日の午後に、魚屋さんでゆでたタラバガニを買い、ビニール袋に入れたまま2時間程度買い物をして帰宅、冷蔵庫には入れず、夕食までそのまま台所に放置。夕食時に皿に盛りつけ家族で食べたところ、真夜中に家族全員が下痢・腹痛などの食中毒様症状を起こしました。

ゆでガニに付着していた腸炎ビブリオが、4時間以上の長時間にわたり30℃前後の室温に放置されたため、腸炎ビブリオが増殖し食中毒を引き起こしました。

④生きているホッキ貝で食中毒
8月中旬の午前中、知人から宅急便で生きたホッキ貝が届き、夕食に刺身で食べようと、そのまま物置に放置

まだ生きていたので予定どおり刺身で食べたところ、その夜、食べた家族全員が下痢・腹痛などの食中毒様症状が表れ、保健所で便を検査したところ腸炎ビブリオが検出されました。
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●魚介類を生で食べる以外でも感染する

腸炎ビブリオの食中毒は、魚介類を生で食べる以外にも、加熱調理済みの食材を調理器具や手指を通して再び汚染すること(二次汚染)や、野菜の浅漬けのような塩分を含む食品を二次汚染し、それを高めの室温で放置することによって菌が増殖し、食中毒を引き起こすことが往々にしてみられます。

魚介類の保管は適正な管理の下に冷蔵(10℃以下)または冷凍で行い、それらを扱った調理器具や手指はその都度よく洗浄消毒し、さらに調理してから食べるまでの時間をできるだけ短くすることが、この食中毒から身を守ることにつながります。
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●腸炎ビブリオの下痢症状

食後5~24時間程度で発症するケースが多いようです。


このように幅があるのは、体内に入ってきた細菌の数や体調によって変わるためです。腸炎ビブリオの主な症状は、激しい下痢と腹痛です。

吐き気、発熱もあります。

特に下痢はひどく1時間に何回もトイレに駆け込むような状態となります。

時には、トイレから出られないぐらいになることもあります。

ただ、症状に関しても潜伏期と同様に個人差があります。

こんな辛い思いをしないように、夏の暑い盛りには、特に魚介類の取り扱いに十分注意し、下痢にならないようにしましょう。
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腸炎ビブリオとノロウィルスの比較

腸炎ビブリオの感染ルートは主に魚介類ですが、同じように魚介類が感染源となる病原体にノロウィルスがあります。これらはよく混同されることがあります。以下の表はその比較です。



ウイルスは他の生物の細胞の中に入り込み、その細胞がもっているDNAやRNAの増殖機構を借りて、自分のDNA(またはRNA)を増殖させます。すなわち、他の生物の細胞の中に侵入して「寄生」しないと増えることができないのです。

この違いによって、体の防御反応(免疫反応)や治療方法が大きく変わってきます。また、腸炎ビブリオとノロウィルスの活躍する時期は大きく異なります。

腸炎ビブリオは夏に、ノロウィルスは冬に活発化するのです。

これらに感染したときの症状はよく似ていますが、腹痛の激しさと嘔吐の頻度に違いがあります。
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腸炎ビブリオに感染したときの対処法

腸炎ビブリオに限らず、食中毒になってしまったときの対処としては①脱水症状に注意する、②下痢止め薬は飲まない、③医療機関を受診する、の3点が重要です。

① 脱水症状に注意する
水分だけでなく電解質(ナトリウムやカリウム)も補給してください。

スポーツドリンクなどをおすすめします。ただ、スポーツドリンクは糖分が多くナトリウムが少ないです。そのため、たくさん飲む場合は水で薄めて、少し塩分を加えてから飲むのが良いでしょう。

スポーツドリンクが手元にない場合は、応急処置として水500mLに砂糖10~20g、塩1.5gを混ぜたものを作って飲んでください。これはテレビ番組でも放送されていた水分補給のためのレシピになります(経口補水液といいます)。また味噌汁を飲んでも構いません。

②下痢止め薬は飲まない
お腹の中にある毒素や病原体を体外に排出するためにも、下痢止め薬は飲まないでください。

しっかりと水分と電解質を補給しながら、便意をもよおしたら我慢せずに排便しましょう。

③医療機関を受診する
腸炎ビブリオ食中毒は1~3日で自然に回復することが多いです。

しかし、酷くなると過去には死亡例もありますので、下痢が酷い場合は病院へ行きましょう。

また腸炎ビブリオが体内で産生する毒素は心臓にも悪影響を与えます。

そのため、高齢者や体力の弱っている人は必ず医療機関を受診してください。
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腸炎ビブリオの感染予防

腸炎ビブリオの感染予防の5つのポイントを実行しましょう。

①食材は冷蔵保存する
腸炎ビブリオは20℃以上の海水中で活発に増殖します。

なんと10分間で2倍に増殖するといわれています。この増殖スピードはかなり早いです。

大腸菌も増殖が早いですが、その2倍以上のスピードです。ただ、4℃くらいの低温では増殖することができません。

感染予防のために最も重要なのは「腸炎ビブリオを増殖させないこと」です。そのためにも、食材は必ず冷蔵保存してください。

②魚介類は調理前に水道水でよく洗う
腸炎ビブリオは海水を好みますが、真水の中では増殖できません。

そのため、調理前には水道水でしっかり洗いましょう。

③加熱調理するときは十分に加熱する
腸炎ビブリオは60℃、10分以上の加熱で死滅します。

加熱調理する場合は、食材の中心部までしっかりと熱を通しましょう。

但し、腸炎ビブリオから発生した毒素は加熱しても消えませんので、菌が増える前にしっかり加熱しましょう。

④調理器具の使いまわしをしない
生の魚介類に触れた包丁やまな板などの調理器具は、使い終わったら必ず洗浄してください。

熱湯やハイターなどで消毒しておけば完璧です。

⑤冷蔵庫の中を整理しておく
冷蔵庫の中で腸炎ビブリオが広がっていくことがあります。最も注意しなければならないのが漬け物です。

腸炎ビブリオは海水を好む性質があるため、同じように塩分の多い漬け物の表面でも増殖しやすいのです。

そのため、冷蔵庫の中で生の魚介類と漬け物が触れてしまうと危険です。

その漬け物がテーブルの上に出されて室温に戻ると、腸炎ビブリオが増殖し始めてしまうからです。

冷蔵庫の中で生の魚介類が他の食材と接触しないよう、しっかりと整理しておきましょう。

ここまで述べてきたように、腸炎ビブリオは日本ではありふれた食中毒の一つです。

また日本人は寿司や刺身などで生の魚介類を食べることが多いため、腸炎ビブリオに感染するリスクは比較的高くなります。

食中毒は予防が大変重要なので、以上の事柄に注意して生活しましょう。

また、日頃から腸内免疫力を高めていることも、感染が広がらないで済みましょう。
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腸内環境を強化しよう

元気の元は「胃腸から」と昔から言われています。

何といっても腸内は食べた物を栄養・吸収・はいせつする大変重要な器官です。

特に有害なものを排出する機能は優れています。即、命にかかわる重要な臓器です。

日頃から腸内環境を強化して免疫力を高めましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢の原因・生ハムやチーズ

下痢の原因・生ハムやチーズ
食べ物を食べて下痢になってしまった経験がある方はとても多いのではないでしょうか。

特に高温多湿になると様々な食中毒菌が繁殖しやすくなります。そうした中、チーズや生ハムで食中毒になり下痢をする方も増えています。特に妊婦の方、高齢者の方は注意が必要です。


目次
・チーズや生ハムにいる食中毒菌  ・リステリア菌の特徴  ・リステリア食中毒に気を付けたほうが良い食品  ・食中毒の予防法  ・下痢を引き起こす肉につく食中毒菌 ・腸内環境を整えよう

下痢の原因となるチーズや生ハムにいる食中毒菌とは

チーズや生ハムにいる食中毒菌はリステリア菌(リステリア・モノサイトゲネス)です。リステリアは、動物の腸管内や環境中に分布する細菌です。国内のリステリア感染症の推定患者数は年間200人(平成23年)とされています。

一般の人では、リステリアに感染し重症化することはまれですが、妊婦、高齢者、免疫機能が低下している方は注意が必要です

欧米では、ナチュラルチーズなどの乳製品、生ハムなどの食肉加工品、スモークサーモンなどの魚介類加工品、コールスローなどのサラダなどでリステリアによる集団食中毒が発生しています。

また、国内では、乳製品、食肉加工品や魚介類加工品などから、とても菌数は少ないですが、リステリアが検出されています。
食品由来によるリステリア症は、年間住民100万人あたり0.1~10人とまれです。ただし、重症化すると致死率が高い疾患であることから、世界保健機関(WHO)においても注意喚起を行っています。
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リステリア菌(リステリア・モノサイトゲネス)の特徴



・河川水や動物の腸管内など環境中に広く分布、土壌、植物、表流水、牧草、汚水、と畜場などの様々な環境から分離されます。

・他の一般的な食中毒菌と同様に加熱により死滅しますが、4℃以下の低温や、12%食塩濃度下でも増殖できる点が特徴です。

・一般に、食品を冷蔵庫で保存したり、塩漬けしていると、食中毒菌が増えないと思いがちですが、このような条件でもリステリアは増殖し、食中毒の原因になる恐れがあります。

・健康な成人では非常に多くのリステリアを摂取しなければ発症しないため、賞味期限や保存方法を守っていれば、食中毒が発生するほどの菌数にはなりません。

妊婦、高齢者や免疫機能が低下している方は発症し、症状も重篤になる傾向があり、場合によると死亡、流産・死産の危険性もあり、症状の個人差が大きい食中毒です。

・発症しても軽症で自然に治るとされていますが、リステリアに感染したときの症状の重篤度には個人差があります。

・悪寒、発熱、筋肉痛などインフルエンザなどの他の感染症と区別が難しい場合や、敗血症、髄膜炎、中枢神経系症状などを引き起こす場合(リステリア症)もあります。

・原因となる食品を食べてから数週間後に、発症します。
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リステリア食中毒に気をつけた方がよい食品

冷蔵庫に長期間保存され、加熱せずにそのまま食べられる食品は、原因となりえますので注意が必要です。

リステリア食中毒の主な原因食品例

  ・生ハムなどの食肉加工品
  ・未殺菌乳、ナチュラルチーズなどの乳製品(加熱をせずに製造されるもの)
  ・スモークサーモンなどの魚介類加工品



特に気をつけていただきたい方
・高齢者は注意が必要です。
若い方よりもリステリアに感染すると発症するリスクが高いといわれています。

65歳以上の高齢の方がリステリア症患者数の77.6%を占めています。
・妊婦の方
妊婦が感染すると、リステリアが胎盤や胎児へ感染し、流産や生まれた新生児に影響がでることがあります。


・免疫機能が低下している方

(抗がん剤治療中やHIVエイズの方、糖尿病、腎臓病、ステロイド治療を受けている方など)は、少量のリステリアでも発症し、敗血症や髄膜炎など重篤な状態(リステリア症)になることがあり、海外では死亡例も確認されています。

リステリア食中毒の主な症状
・健康な成人の場合は感染しても軽い胃腸炎の様な症状や無症状であることが多い。

胃腸炎になるとおなかの調子が悪い方は下痢になる可能性が大いにあります。

・悪寒、高い発熱、筋肉痛のインフルエンザと似た症状が起きます。

・高齢者の方は重症化しやすく、髄膜炎・敗血症を起こすこともあり、危険です

・妊婦がかかると、流産・早産・死産の例もあるので要注意です。

・免疫機能が低下している人(糖尿病、腎臓病、ガンやHIVエイズに罹患している方、ステロイド治療を受けている方など)は注意が必要です。


リステリア食中毒の原因食品
乳製品・食肉加工品・低温で保存する食品などの様々な食品が原因になります。

海外では、ナチュラルチーズや未殺菌乳・生ハム・肉や魚のパテスモークサーモン、メロンなどの事例もあります。

平成22年、アメリカでカンタロープ(メロンの一種)を原因食品とするリステリア食中毒が発生し、33名の方が亡くなられました。

また、患者の多くは60歳以上でしたが、1名の女性患者は流産したと報告されています。
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リステリア食中毒の予防法

・生の食肉類を食べず、肉は十分に加熱します。

・期限内に食べきるようにし、開封後は期限に関わらず速やかに消費しましょう。

・生で食べる野菜や果物は良く洗います。
リステリアは他の食中毒菌と同様に加熱することで予防できます。食べる前に十分加熱しましょう。

・冷蔵庫を過信せず、保存する場合は冷凍庫やチルド室を活用しましょう。
冷蔵室は扉の開閉で設定温度が高くなりやすく、また、リステリアは低温であるほど増殖しにくいため、より温度が低いチルド室(0℃〜2℃)での保管が望ましいとされています。

・生肉に使用した調理器具はよく洗い消毒します。

・冷蔵庫内に保存した食品は期限内に必ず食べ、冷蔵保存を過信しないようにしましょう。
示されている保存温度を守りましょう。

・高齢者の方は重症化する危険があります。
念のため、未殺菌乳で製造した、ナチュラルチーズ、生ハムなどの喫食を避けるようしてください。

・妊婦がこの菌で食中毒を起こすと流産などの影響が出ることがありますので、高齢者の方と同様に避ける食品に注意しましょう。

妊婦の方は次の事に特に注意しましょう



イラストは厚生省HPより
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下痢を引き起こす肉についている食中毒菌

下痢起こす動物の肉についている食中毒菌は下記の種類の食中毒菌がいます。

肉には充分注意して、よく加熱して食べましょう。特に妊婦や免疫力の低下している方は注意しましょう。

①腸管出血性大腸菌
②サルモネラ菌属
③リステリア・モノサイトゲネス
④カンピロバクター
⑤E型肝炎ウイルス
⑥トキソプラズマ

①腸管出血性大腸菌
主な感染動物:
主な症状:潜伏期間3~5日、微熱、腹痛、下痢(水様便、血便)、重症化すると、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症、血小板減少、急性腎不全などの合併症がでます。

多くは大腸菌O‐157が原因ですが、O‐26,O‐111,O‐128,O‐145等もベロ毒素を産生するため本症の原因となります。

②サルモネラ菌属
主な感染動物:牛、豚、羊、鶏
主な症状:潜伏期間8~48時間、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、重症化すると意識障害や痙攣などの中枢神経症状、脱水症状が現れます。

③リステリア・モノサイトゲネス
主な感染動物:牛、豚、鶏
主な症状:潜伏期間 数時間~数週間(平均3週間程度)、微熱、頭痛、嘔吐、重症化すると意識障害や痙攣などの中枢神経症状が現れます。

特に妊婦が感染した場合、胎児に垂直感染が起こり、流産や早産の原因となる事があります。

④カンピロバクター
主な感染動物:牛、豚、鶏
主な症状:潜伏期間2~5日、下痢(水様便、粘液便、血便)、腹痛、微熱、悪心、嘔吐、頭痛、倦怠感、重症化すると脱水症状が現れます。

⑤E型肝炎ウイルス
主な感染動物:豚、イノシシ、鹿
主な症状:潜伏期間15~50日、悪心、食欲不振、腹痛、褐色尿、黄疸、妊婦は重症化(劇症肝炎に移行)する場合が高いです。注意して下さい。

⑥トキソプラズマ
主な感染動物:豚、羊、山羊
主な症状:潜伏期間数日~一週間、微熱、下痢、妊婦は流産、早産胎児が感染したことによる脳症などがあります。

お肉はしっかり焼いて食べましょう
細菌やウイルスは初めからお肉についていることがあるので、新鮮であっても生や良く焼けていないお肉を食べると食中毒を起こすことがあります。

子供やお年寄りは、食中毒になると症状が酷くなるので、お肉はしっかり焼いて食べましょう。
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腸内環境を整えよう

私たちは口から食物をとり入れ、とり入れた食物が胃や腸を通り、肛門から便となって排出されます。口からは食物以外に、さまざまな細菌やウイルス、食中毒菌やコロナウイルス菌、インフルエンザ菌などが侵入してきます。

腸はこれらの外敵にさらされる機会が多いため、免疫機能が備わっています。免疫に関わる細胞の6~7割は腸に存在しており、腸は体内で最大の免疫器官と言われています。

人の免疫力は、20代をピークとして年々低下してきます。ですから、子供やお年寄りは免疫力が弱いのです。免疫力が低下すると、感染症、食中毒、他の様々な病気になりやすくなります。

この腸の健康を保つ事が、免疫力をアップするカギと言えます。腸が健康な状態とは、腸内細菌のバランスが整った状態です。

腸には善玉菌、悪玉菌、日和見菌(善玉、悪玉どちらでもない菌)という、腸内細菌が存在します。その種類は数百種類以上、個数は100兆個にも上ります。

善玉菌が2割、悪玉菌が1割、日和見菌が7割という割合が良いバランスと言われています。こうした腸内細菌のバランスは食事やストレスですぐに崩れてしまいます。

腸内細菌のバランスを保つには発酵食品など腸内細菌を助ける、あるいは応援するものを毎日補っていかなければなりません。腸内細菌のバランス整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

臭わない下痢は大丈夫?

下痢の原因・臭わないから大丈夫
下痢の原因
として細菌による食中毒があります。

この時期は高温多湿で食中毒菌が非常に繁殖しやすい季節です。

中には臭わないから腐っていない、傷んでいないから大丈夫、おなかが痛くならないなど、こうした独自の判断基準を持っている人がいます。

このような方は、多くの年配の方に見られ、親から臭わないから大丈夫だと言われてきた事と思います。

しかし「匂わないから大丈夫!!」は、下痢の原因となり、間違いなのです。

ではなぜなのか考えてみましょう。


目次
・下痢になる食中毒菌は1/100量で発生  ・微生物は食べ物の中で増える  ・微生物が増えたときの判断基準  ・臭わないから大丈夫は危険  ・有害菌による食中毒 ・菌の種類と症状  ・日本における食中毒の現状 ・腸内環境を整えよう

下痢になる食中毒菌は100分の1以下の菌量で発症

私たちの食べ物は、細菌やカビといった微生物にとってもおいしい食べ物です。

微生物には、食べ物を腐敗させたり、食中毒を起こしたりするものがあります。

微生物は肉眼では見ることができませんが、あらゆるところに存在します。

例えば、土壌中、空気中、調理台の上、エアコン、人の手指など至るところに存在しており、そこから食べ物に微生物が付着します。

食品工場では衛生管理がされていますが、微生物を完全にゼロにすることは難しいと言えます。

また、野菜や卵など加工される前の食べ物の材料にも、微生物は付着しています。

通常は加熱調理することによりこれらの微生物は死滅しますが、中には加熱しても生き残ることのできる微生物(耐熱性菌)もいるため注意が必要です。

食べ物には微生物が付いているものだと考え、まな板、包丁などにも対策を行うことが大切です。

腐敗細菌が1000万個程度になると食品の成分が変化し、臭いや味が変わり始めます。



この段階を初期腐敗といいます。

このため腐敗菌によってご飯が糸を引くようになり、臭いし食べる前ある程度は判断がつくこともありました。

昔は、食料が十分でなく、冷蔵庫もなく、そのような状態になっても水で晒して食べたりして事故を起こす例もありました。

しかし、細菌性食中毒の場合、初期腐敗の100分の1以下の菌量で発症するといわれています。

ですから、気がつかずに食べてしまう危険性が高いのです。肉や魚介類といった生鮮食品には、すでに食中毒菌がついている可能性もあると考えて対処する必要があります。

食品が腐敗したときには臭いや味の変化で腐敗したことを判断できます。

しかし、食中毒菌が増殖したときは、外観や臭い等では判断がつかない場合がほとんどです。

下痢の原因となる食中毒は必ずしも臭いや味がおかしい食品によって発生するわけではありません。
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下痢の原因となる微生物は食べ物の中で増える

食べ物に付着した微生物は、生育に適した条件(温度、pH、水分、栄養など)になると「分裂」により増殖します。

仮に10分に1回分裂する微生物が1個付着したとすると、10分後には2個、60分後には64個、5時間後には約10億個にまで増殖する計算となります。

微生物が増殖する速さは種類によって異なります。

生育に適した条件であれば、例えば腸炎ビブリオ菌では8分に1回、黄色ブドウ球菌では27分に1回分裂します。

また、微生物によって生育に適した条件もさまざまです。

通常は30~37℃付近が生育に適した温度ですが、低温で増殖できる微生物(低温細菌)もいます。

これらの微生物が食べ物の中で増殖し、食べ物の成分が分解されることで、腐敗が起こります。

このように、微生物の増殖は食べ物の腐敗や食中毒のリスクを高めていきます。
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微生物が増えた時の判断基準

①色がついてわかる微生物菌
・着色:
菌体内に色素を持っている微生物が生育した時に、その食品自体に色が現れます。カビが生育した時の着色も含みます。

・原因となる微生物:
微生物全般 

・主な原因食品:ハム・ソーセージ、パン・菓子類、タマゴ、惣菜 など

②異様な臭いでわかる
・異臭
:微生物が生育した時に、代謝産物として臭いのある物質を作ります。
嫌悪を感じる臭いから、甘い臭い、アルコールに類似した臭いなどさまざま。

原因となる微生物:乳酸菌、酵母、 食品全般

・主な原因食品:食品全般

③ネバネバしてわかる
 ネト①:食品中の糖から粘性物質(ネト)が生成され、食品に粘りが出ます。粘り状の物質は主に「デキストラン」で、透明で臭いがないのが特徴。

・原因となる微生物: 乳酸菌

・主な原因食品:かまぼこなど

ネト②:食品中のタンパク質、アミノ酸からの粘性物質(ネト)が生成されます。
臭いがあり上記のネト①に比べて粘性が高いのが特徴。

・原因となる微生物:バチルス属

・主な原因食品:肉加工品

④組織が分解
軟化:微生物が食品内部に侵入して、食品の組織を分解する。

原因となる微生物:バチルス属

主な原因食品:かまぼこ

⑤包装が膨らむ
膨張:主に酵母が起こす現象であり、包装が膨らみ、ひどいときは破裂する。
パンを製造する時に酵母が二酸化炭素を出して生地を膨らませるのと同じ現象。

原因となる微生物:乳酸菌、酵母

主な原因食品:漬物、洋菓子

⑥カビ
カビ発生:
カビが目で確認できるほど生育した状態。

主な原因微生物: カビ

主な原因食品:餅、パン・菓子類

これらのほかにも、液体中にカビが発生して「もや」がかかった様な現象や、微生物が多く生育して液体を濁らせる現象などがあります。
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臭わないから大丈夫は危険

微生物の中には有益菌と有害菌があります。

有害菌(食中毒菌)がいても見た目や臭いは普通の食品とほとんど変わらないことがあるので注意が必要です

ですから臭わないから大丈夫だと決めるのはとても危険です。

食中毒は食品や容器を介して人体に入った食中毒菌などによって引き起こされる病気のことです。

下痢をはじめ食中毒菌が出す毒素などにより症状は変わります。

重篤な場合、死に至る事もあります。

梅雨時期の季節は特に調理した食べ物、生ものには充分注意しましょう。 
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有害菌による食中毒

これまで見てきたように、微生物には人にとって、利益をもたらすものもあれば、不利益な働きをするものがあります。

不利益な働きを抑えることで、食中毒のリスクを低減できます。

食中毒になると、下痢や嘔吐といった症状に苦しめられ、重症時には後遺症が残ったり、死に至る可能性もあります。

また、身体的な損失だけでなく、経済的にも大きな損失が発生することが考えられますので、できるだけリスクを低減することが重要です。

食中毒菌にはどのようなものがあるかを知るだけでもリスクを軽減できます。

主な食中毒菌

食中毒は細菌によるものがよく知られ、特に高温多湿の夏場にピークを迎えます。

ではどのような細菌が食中毒を起こすのでしょうか。

以下のグラフは細菌による食中毒発生患者数の内訳患者数です。

①サルモネラ属菌
特徴:
乾燥に強い。家畜、家禽、魚介類、ペット、下水など自然界に広く分布しています。

発症には大量の菌が必要と言われていましたが、最近では、少量の菌でも感染し発症することが分かってきました。

原因物質:卵・食肉及びその調理加工品、家畜の糞便に直接・間接的に汚染された各種食品。

症状:潜伏時間は6時間から72時間で、腹痛、下痢、おう吐、発熱(38℃~40℃) が主症状。

②ブドウ球菌
特徴:
人、動物の皮膚、粘膜に広く分布しています。塩分や乾燥に強く、酸素がなくても増殖。エンテロトキシンと呼ばれる毒素は100℃でも壊れない。

原因物質:弁当、おにぎり、調理パン、和・洋菓子など黄色ブドウ球菌が食物に付着し、増殖。特に、傷口があると黄色ブドウ球菌の量自体も非常に多くなる。

症状:食物を摂取してから3時間ほど、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などが現れ1~2日の経過で軽快する。ときに脱水が非常に重い状態になることもあるため、注意が必要。

③腸炎ビブリオ
特徴:
海水中に棲息。増殖は極めて速い、腸炎ビブリオが多い時期に獲れた魚介類には、腸炎ビブリオが付着。真水では増殖しない。

5~6月から次第に増加し7月から9月の夏場に集中、最近では、冬場でも腸炎ビブリオによる食中毒がみられる。

原因物質:魚介類、特に夏期に沿岸で採れたものに多い。

生の魚介類を調理した後、調理器具や手指などを介して二次汚染された食品でも食中毒が発生。

症状:潜伏時間は8時間から24時間(短い場合で2~3時間)で、激しい腹痛、下痢、発熱、はき気、おう吐など。

④エルシニア・エンテロコリチカ
特徴:
豚、犬、猫などの腸管や自然環境中にいる細菌。

この細菌は0~4℃でも発育し、冷蔵庫内の食品中でも増殖し、食中毒を起こす。

原因物質:動物の糞などによる汚染で食肉(特に豚肉)、飲料水などが原因。

症状:潜伏期間は、半日~6日間。腹痛(特に右下腹部痛)、発熱、下痢など。

⑤ボツリヌス菌
特徴:
土壌や海、湖、川などの泥砂中に分布している嫌気性菌で、熱に強い芽胞を形成。

ボツリヌス菌の芽胞は、低酸素状態に置かれると発芽・増殖が起こり、毒素が産生される。

この毒素は、現在知られている自然界の毒素の中では最強の毒力がある。

原因物質:通常、酸素のない状態になっている食品が原因。

ビン詰、缶詰、容器包装詰め食品、保存食品(ビン詰、缶詰は特に自家製のもの)を原因として食中毒が発生。容器包装詰め食品の中でボツリヌス菌が増殖すると、容器は膨張し、開封すると異臭がする場合がある。

症状:食品中でボツリヌス菌が増え産生されたボツリヌス毒素による食中毒と、乳児に発生する乳児ボツリヌス症等に分類される。

摂取後、8時間~36時間で、吐き気、おう吐や視力障害、言語障害、えん下困難 (物を飲み込みづらくなる)などの神経症状が現れるのが特徴、重症例になると呼吸麻痺により死亡する。

乳児ボツリヌス症は、1歳未満の乳児にみられ、主に蜂蜜によるボツリヌス症です。

便秘状態が数日間続き、全身の筋力が低下する脱力状態になり、 哺乳力の低下、泣き声が小さくなる等筋肉が弛緩することによる麻痺症状が特徴。

⑥ウェルシュ菌
特徴:
人や動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く分布、ボツリヌスと同じ酸素を嫌う嫌気性菌。

この細菌は熱に強い芽胞を作るため、高温でも死滅せず、生き残る。

原因物質:肉類、魚介類、野菜を使用した煮込み料理、飲食店、仕出し屋、旅館、学校などの集団給食施設による事例が多く、カレー、シチュー、スープ、麺つゆなどのように、『加熱済食品は安心』という考えがウェルシュ菌による食中毒の発生原因となっている。

逆に、家庭での発生は他に比べて少ないことが特徴的。

症状:潜伏時間は約6~18時間です(平均10時間)。腹痛、下痢が主で、特に下腹部がはることが多く、症状としては軽い。

⑦セレウス菌
特徴:
セレウス菌は、土壌細菌のひとつで、土壌・水・ほこり等の自然環境や農畜水産物等に広く分布。

この菌による食中毒は、「下痢型」と「おう吐型」の2つのタイプに分類。日本では、「おう吐型」が多い。

この菌は耐熱性(90℃60 分の加熱に抵抗性)の芽胞を形成、おう吐を起こす毒素も熱に強く、126℃90分でも失活しない。

原因物質:スープ、肉類、野菜、弁当、プリン等、焼飯、ピラフ、焼きそば、スパゲッティ等。

症状:毒素の違いにより、以下の2つのタイプに分類。下痢型毒素を作る場所は小腸、潜伏期は8~16時間で主な症状は腹痛、下痢(ウェルシュ菌食中毒に似る)。    嘔吐型毒素を作る場所は食品中、潜伏期間は30分~6時間で主な症状は吐き気、嘔吐(黄色ブドウ球菌食中毒に似る)。

⑧腸管性大腸菌(VT、ベロ毒素産生)
特徴:
大腸菌は通常病原性はないが、いくつかの大腸菌は人に対して病原性がある。

これらを総称して腸管性大腸菌、下痢原性大腸菌(病原大腸菌)と呼ぶ。

腸管出血性大腸菌O157も下痢原性大腸菌のグループに入り、ベロ毒素(VT)を産生する大腸菌で、出血性の大腸炎を起こす。

感染しても健康な成人では無症状であったり、単なる下痢で終わることも多いです。

しかし、乳幼児や小児、基礎疾患を有する高齢者では腹痛や血便などの出血性腸炎のほか、まれに急性腎不全、血小板の減少、貧血などの症状を呈する溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こすことがある。

原因物質:腸管出血性大腸菌O157は、牛などの家畜が保菌している場合があり、これらの糞便に汚染された食肉からの二次汚染により、あらゆる食品が原因となる可能性がある。

過去には、牛肉及びその加工品、サラダ、白菜漬け、井戸水等による食中毒事例がある。

症状:潜伏期間は平均4~8日で、症状は激しい腹痛で始まり、数時間後に水様下痢。

1~2日後に血性下痢(下血)がみられ、血性下痢は、ほとんどが血液で、糞便を含まないことがある。

また、溶血性尿毒症症候群(HUS)や、脳障害を併発し、HUSは下痢が始まってから、約1週間後に、赤血球の破壊による、溶血性貧血、血小板の減少及び急性腎不全などの症状が現れ、重症の場合は死亡する。

⑨その他病原性大腸菌
特徴:
大腸菌は人や動物の腸管に存在し、通常病原性はないが、いくつかの大腸菌は人に対して病原性があり、これらは総称して下痢原性大腸菌(又は病原大腸菌)と呼ばれています。

現在、この菌は次の5つのタイプに分類されている。
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下痢原性大腸菌の種類と症状

①腸管病原性大腸菌:下痢、腹痛を症状とし、サルモネラ属菌とよく似た急性胃腸炎を起こす。

②腸管侵入性大腸菌:腸の細胞内へ入り、赤痢のような症状(血便、腹痛、発熱)を起こす。

③毒素原性大腸菌:エンテロトキシンにより、コレラのような激しい水様性の下痢を起こす。

④腸管出血性大腸菌:腹痛や血便などの出血性腸炎、ベロ毒素産生性大腸菌とも呼ばれる。

⑤腸管集合性大腸菌:腸の細胞に付着し、エンテロトキシンを産生し、散発的に下痢症を起こす。

症状:潜伏時間は大腸菌の種類により異なり、1日~8日で腹痛、下痢、発熱(38℃~40℃)おう吐、頭痛など

原因物質:人や家畜が保菌している場合があり、これらの糞便に汚染された食品や手指からの二次汚染により、あらゆる食品が原因となる可能性がある。

⑩カンピロバクター・ジェジュニ/コリ
特徴:酸素が5~15%程度含まれる微好気的条件で良く発育し、非常に少ない100個前後の菌数から食中毒が発生する。

原因物質:家畜、家禽、ペット、野生動物、野鳥等の動物の腸内に分布。肉の生食や加熱不十分、食肉からの二次汚染、動物(鳥類など)のふんによる汚染により、次のような食品が原因や汚染源となります。

食肉(特に鶏肉)、飲料水、サラダなど

症状:潜伏時間は、1~7日で潜伏期間が長いのが特徴。腹痛、下痢、発熱が主症状で通常、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛等の前駆症状があり、次いで吐き気、腹痛が見られる。

下痢は1日10回以上に及ぶ場合もあります。発熱は多くの場合37℃から38℃台です。

⑪その他細菌
細菌による食中毒は感染型でその他、NAG(ナグ)ビリオ等、コレラ菌、赤痢菌、チフス菌、プレシオモナス・シゲロイデス、エロモナス・ヒドロフィラ、ビブリオ・バルニフィカス、リステリア・モノサイトゲナスなどがある。
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日本における食中毒の現状

事件数と患者数
2017年の食中毒発生は患者数16,464名、事件数1,014件ですが、厚生労働科学研究では、実際には統計の数十~数百倍の患者が出ていると推計されています。

食中毒の原因は細菌の場合が多いですが、他にもウイルスや寄生虫、化学物質、自然毒などが原因で発生しています。

ウイルスについては、最近注目されているノロウイルスも含まれ、フグやキノコなどの自然毒による食中毒も見られます。
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腸内環境を整えよう

有害菌が腸内に入ると、腸内でもその菌は増えていきます。

腸内は有害菌が入ると排除する、又それらの菌が増えないようにする働きがありますが、腸内が正常に活動しないと、菌の増殖に負けてしまい、下痢などの症状が出てきます。

腸内環境を良好であれば、たとえ有害菌が入ってきても、菌に負けない体となります。食中毒にもならないで済みます。

まずは腸内環境をしっかり整えましょう。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

 

 

 

ウインナーで下痢になる

下痢の原因・ウインナーで下痢になる

現代は様々な食材が溢れています。しかもそれらの食材が体に良い物ばかりではありせん。

時には食べることで害を被ることがあるのです。

例えば、ウインナーは殆どの人が好きな食材です。

しかし、おなかの弱い方がウインナーを食べると下痢を起こすということがあります。

なぜでしょうか?

その理由を探ってみたいと思います。


目次
・下痢の原因となるウインナー 
下痢の原因となる成分①豚肉  下痢の原因となる成分②豚脂肪  下痢の原因となる成分③リン酸塩  下痢の原因となる成分④PH調整剤    下痢の原因となる成分⑤発色剤 

・下痢の改善は3か月あれば大丈夫
・腸内環境を整えよう

下痢の原因となるウインナー

某メーカーの特撰あらびきグルメポークウインナーの原材料から見てみましょう。

原材料:豚肉、豚脂肪、食塩、糖類(砂糖、水あめ、ぶどう糖)、香辛料、酵母エキス/リン酸塩(Na)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)、PH調整剤、発色剤(亜硝酸Na)、(一部に牛肉・豚肉を含む)

この中で下痢なるなど健康被害を齎す成分は、豚肉、豚脂肪、リン酸塩、PH調整剤、発色剤(亜硝酸ナトリウム)などです。

それぞれの成分から見てみましょう。

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①豚肉:下痢になりやすいのは肉の消化に時間がかかる

ポークウインナーは豚肉をミンチ状にした肉を羊腸につめたものです。

ミンチ状になっているから、普通の肉の塊のものよりも、消化しやすいと思う方もいるかと思います。

ですが、ミンチ状にされて細かくなっていたとしても、肉は消化するのに時間と負担がかかるものなのです。

食べ物の種類で消化にかかる時間は異なります。

果物は約40分、野菜は約2時間、ご飯などの炭水化物は約8時間、お肉は約12~24時間かかります。

お肉を食べると胃がもたれるのは、通常約3~5時間の消化活動で済むところ、3倍以上の時間がかかるからです。

ですから消化不良を起こしやすく、下痢になる可能性が高いのです。
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②豚脂肪:下痢になりやすいのは消化に時間がかかる

ウインナーに含まれている脂肪分は、動物性油脂で、肉と同じく消化しづらいものです。

タンパク質や糖質などは唾液や胃液で消化することができますが、脂肪は胃を通り越して、小腸の一部である十二指腸でやっと消化・分解をスタートすることができます。

しかも分解された成分が腸を通して体内に吸収されていくのにも、他の栄養素より長い時間がかかってしまうのです。

そのため、油脂の多い食事は消化しにくく身体への負担も大きくなってしまうというわけです。

それでも無事に消化しきることができれば問題ないのですが、油脂分を取りすぎてしまうと消化が追い付かず、脂肪分が正しく分解されないまま腸まで流れて行ってしまうことがあります。

その消化しきれなかった脂肪分が、腸を刺激してぜん動運動を活発化させ、下痢を引き起こすということになるのです。

特に日本人の身体はもともと欧米人に比べて油ものを食べる機会が少なかったため、脂肪の消化機能が強いとは言えません。

したがって、油脂分を摂り過ぎが原因の下痢になりやすい傾向があるのです。

また、普段は問題なくても、体調が悪かったりして消化機能が落ちていると、油脂ものを上手に消化できなくなってしまいます。
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③リン酸塩:日常的に過剰摂取気味なので危険

リンは、もともと私たちの体内にも、多く存在しており、骨や歯を形成する、重要な物質のため、不足してはいけないものですが、過剰摂取は健康被害を齎します。

加工食品の添加物として使用されているリン酸塩は、食感の矯正、増量剤としてや、ビタミンCの分解防止、着色料など色素の変色の防止など、様々な用途で使用されています。

そのため、多岐に渡る食材に使用されています。

ハムやソーセージ、インスタントラーメン、ツナフレークやプロセスチーズ、はんぺんや炭酸飲料水、飲み放題のコーヒーなどにも、増量剤として使用されています。

このように、リン酸塩は、添加物として様々な食品、またリンは自然のもの、魚類や肉類、大豆や乳製品にも含まれています。

ですから日常的にリン酸塩を摂取している可能性があります。

リン酸塩の過剰摂取により、骨密度の低下、腎臓疾患、治療力・免疫力低下、精神異常等、健康への影響も懸念されています。

リン酸塩は、添加物名の記載を義務付けられていないため、リン酸塩が使用されているのか分からないことが多く、リン酸塩を含む食品を全く摂取しないのは、とても難しいかもしれませんが、食品の裏側を見て、様々な食品添加物が含まれている食品を避けることで、リン酸塩を少しでも避けることは可能かと思います。
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④PH調整剤:腸内環境を悪化させ下痢を招く

PH調整剤とは、加工食品の腐敗防止、変色防止などを行うために食品の酸性度またはアルカリ度を調整するために使われる食品添加物の総称です。

昨今では合成保存料が敬遠されていますので、その代わりとして微生物の抑制効果のあるPH調整剤が使用されているのです。

PH調整剤は複数種類の添加物が使われおり、一括表示が認められているため、また規制もないため、何が使われているか、どのくらい使われているか消費者には一切わかりません。

だから危険なところがあるのです。

PH調整成分は、弱酸性である6~6.5に調整する事で、栄養満点の食品の腐敗を防ぐ代表的な食品添加物として使用されています。

おにぎり、お弁当、お惣菜、サンドイット、パン、冷凍食品、まるでご飯に味噌汁のように、加工食品のほとんどについてくると思ってもらってよいかと思います。

特にサンドイッチのPH調整剤の量は多いようです。
注意しましょう。

しかし、PH調整剤だからすべて危険ということではありませんが、日々の積み重ねで、摂取すると腸内環境のPH値が変化してしまいます。

健康な大人の腸内のPH値はPH5.5~6.0で、黄土色をしています。

PHの値は0に近いほど酸性度が高く、PHの値が14に近いほどアルカリ度は大きいのです。

理想的なPHの値は4.5~ 5.5が理想的な環境です。

コンビニ食品や、レトルト、デパートの惣菜など加工食品の多い食事は腸内のPH値を崩し、腸内環境が悪くなります。

結果、腸が弱くなり下痢などを引き起こしてしまうのです。

腸内のPH値を理想的に保つには下痢の原因となっている腸内細菌の環境を変えてやらなければありません。

つまり悪玉菌を減らす事です。

それには善玉菌を増殖し、腸内善玉菌の働きを強化する納豆菌を摂ると善玉菌が増えやすい環境になります。
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⑤発色剤(亜硝酸ナトリウム):ガン化させる危険な添加物

発色剤である亜硝酸ナトリウムは時間が経つと、鮮やかな色があせて、黒ずんできてしまい、美味しそうに見えなくなってしまうとの理由から、亜硝酸ナトリウムを使用することが多いようです。

亜硝酸ナトリウムは、毒性が強く、食肉に含まれるアミンという物質と結びついて、ニトロソアミン類という発ガン性物質に変化します。

この添加物の入った食品を摂取し続けると、ガンになる可能性が高まると懸念されています。

一般的にハムやソーセージを毎日大量に食べ続けることはありませんので、ただちに健康に悪影響を及ぼすことはないと思います。

しかし、ソーセージなどだけでなく他の食品にも亜硝酸ナトリウムは添加されていますので、日常的に摂取し、何年・何十年かけて体に蓄積していき、次第に細胞がガン化していくのです。

ガンは腸壁の炎症から始まります。腸壁が炎症すると下痢にもなりやすくなります。

徐々に体内に蓄積され、ガンに冒されていく可能性を考えると、亜硝酸ナトリウムは、控えた方が良い食品添加物の1つです。

亜硝酸ナトリウムが入っていないハムやソーセージなども販売されているので、特に、妊婦さんや小さなお子様、おなかの弱い方には、より安全性の高い食品を選ぶようにしましょう。
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下痢の改善には3ケ月あれば大丈夫

毎日の食事は、人の細胞を3ヶ月で良くも悪くも変化させます。

ですから、逆に3ケ月あれば細胞を元気にすることが出来るのです。

ですから、正しい良い食生活を3ケ月続けて、血液検査を調べてみるとその効果がわかるそうです。

ガンになった時、病院で投薬や治療を始めると、やはり3カ月ごとに詳しい検査をすることが多いということからも細胞のサイクルは3カ月が目安です。そこでいろいろ試していくと、本当に3カ月で細胞は入れ替わっていることが実感できるようです。

その3カ月間で、自分が何を食べたかによって細胞が良くも悪くも変化していくのです。

若いうちは、添加物いっぱいのものを食べても、若い体内がその肉体に異常をきたすことのないように正常に保ってくれます。

しかしそれは、どこかに負荷がかかっています。体のどこかに有害なものがどんどん蓄積されているのです。

偏食や好きなものばかりのばっか食、コンビニ食、スーパーや地下デパの惣菜を好んで食べている食生活では腸内環境は悪化するばかりです。気づいた時から自分の食生活を見直してみましょう。

野菜中心の和食、発酵食品は日本人の健康的な食生活です。

納豆や乳酸菌食品が苦手な人はサプリメントがあります。

下痢も3ケ月後には改善されている事と思います。改善されたならその腸内環境を維持できるように心がけることが大切です。
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腸内環境を整えよう

腸は体の中で最も新陳代謝が盛んな臓器です。

腸粘膜の寿命は短く、特に小腸粘膜細胞の寿命は一日がっちり仕事をして、今日中に死んでしまいます。

ですから小腸にはガンが出来ないのです。

このように腸細胞は生まれては死に、死んでは生まれてくることの繰り返しを毎日行っています。しかし、大腸は別です。

大腸は腸内環境が悪いと様々な病気を齎します。

従って腸内環境を整える生活習慣を毎日続けることが病気にならない丈夫な身体になるのです。

生活習慣病の9割は腸から始まると言われています。

実年齢は変えることはできませんが、腸年齢は自分次第でいくらでも変えられます。

腸内環境の改善に年齢制限はありません。

さあ!今日から腸が喜ぶ食生活を心掛けましょう。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用するのも一つの方法です。

自分の元気は病院からもらうものではありません。

自分で作るのです。

あなたの3ケ月後が楽しみです。

便秘より下痢が辛い

下痢の原因・便秘よりも下痢のほうがつらい理由
おなかの調子が悪い方で便秘が辛いとよく言われます。

でも、実際便秘と下痢はどちらが辛いでしょうか?

やはり、下痢の方が辛いと思っている方の方が多いようです。

ではどんなことで下痢の方は辛いのでしょうか?


目次
・下痢と便秘どちらがつらい?  ・下痢の方が便秘よりまだいい   ・つらい下痢を解消するには   ・下痢は水分量の変化で決まる   ・腸の動きと下痢の関係   ・水分補給に良い飲み物   ・下痢の時に良い食べ物   ・下痢の時に避けたい食品   ・腸内環境を整えよう

下痢と便秘どちらが辛い

便秘と下痢は、いずれにしても苦しいものです。

便秘はたえず腹部の膨満感や不快感を与え、倦怠感、食欲不振、肌荒れなどの全身症状も強くなります。

急性の下痢は激しい腹痛と便意に襲われて、たびたびトイレに駆け込むことも珍しくありません。

どちらも辛いし、また怖いのです。

便秘も下痢も「悪いお便り」で嬉しくありません。

どちらも腸内環境の悪化が原因です。腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいます。

それぞれ2:1:7の割合が理想的な腸内環境です。

この腸内細菌の割合は非常に敏感で、食べ物やストレス薬などですぐに変化します。

しかし、下痢の場合はすぐに元の環境になるのも早いのですが、便秘の場合はすこし時間がかかるようです。
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下痢の方が便秘よりまだいい

◆体への悪影響の比較

治療の緊急性と言えば、急性の下痢です。

悪い細菌に感染すると症状が長引き、著しく体力が消耗し、脱水症状を引き起こす可能性もあります。

もし、経験したことのない下痢、腹痛に襲われた時は、病院で検査と治療を受けるようにしてください。

特に、海外から帰国した際には、要注意です。

このようなひどい下痢はともかくとして、通常、便が緩かったり、ときどき下痢したりする程度であれば、健康上あまり支障はありません。

むしろ、便秘で腸内に長い間便をため込むほうに問題がありそうです。

便のなかには食物の消化カスとともに、大量の腸内細菌、酵素、発がん性物質が含まれています。

悪玉菌の大腸菌やウェルシュ菌は、動物性たんぱく質や脂肪を分解して老化促進物質を生成するほか、胆汁酸を分解して強力な発がん成分(二次胆汁酸)や発がん物質(ニトロソアミン)を作ります。

便秘をすると、これらの悪性物質と腸壁が長い間、接触することになります。

腸は人間の免疫系にかかわる腸内細菌叢があり、免疫の要とも言われます。

ここに凶悪な物質がいては、まさにお腹に爆弾を抱えているようなもの。

体に悪影響が出るのも当たり前です。

排便は、たんに体の老廃物を排泄するというだけではなく、栄養に体に取り入れるためにも不可欠です。

もし便秘ぎみなら、現在の食習慣、運動習慣などを見直して、1日も早く改善してほしいものです。
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辛い下痢を解消するには

下痢になると、トイレの心配が一番、辛いようです。

通勤、通学時にトイレに行きたくなった時どうしたらいいのかと心配されたこともあるでしょう。

又、腹痛でつらい思いをするばかりか、トイレに入る回数が増えて仕事にいけなくなった……、というご経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

体質だからしようがないと諦める前に、下痢になってしまう原因と対処法を知っておけば症状の悪化を防げるようになります。

下痢の原因や、下痢になりにくい腸をつくるにはどうすればいいのかをお伝えします。
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下痢はたったの100gの水分量の変化で決まる

下痢と便秘、この二つの違いは便に含まれる水分の量です。

便というのは通常80%が水分で後の20%が食べ物の残りかすや、死滅した腸内細菌、剥がれおちた消化器官の粘膜などなのです。

ほとんど物を食べなくても、便が出るというのは便の主成分が腸内細菌や剥がれおちた粘膜だからというわけです。

便はほとんどが水分でできているため、便の状態は水分量が大きく関係しています。

硬さが理想的とされるバナナ状の「固形便(こけいべん)」でも、その70~80%が水分です。

これが70%以下になると便は硬くなり、便秘を起こしやすくなります。

便に含まれる水分量が80~90%になると、形のない泥のような「泥状便(でいじょうべん)」となり、水分量が90%以上になると、水のような「水様便(すいようべん)」となります。

このように10~20%の水分量の変化でも、その状態が変化するのです。

では実際、便の中の水分量はどれくらいが適量なのでしょうか。

一連の消化吸収の流れを、水分の面から見ると腸を通る水分は一日に約9リットルです。

9リットルの水分は口から入る水分(飲み物や食べ物の水分)が一日約2リットル、消化液(唾液や胃液胆汁膵液腸液など)が一日約7リットルです。

その9リットルの水分は腸で99%吸収されます。

ですから、便の中には残り1%でわずか100g(100㏄)となります。

消化管での水分の出納バランス100gが少し崩れただけで簡単に下痢になってしまうのです。

便は腸内環境が正常であれば大腸の中の水分の濃度や量を調整しながら排泄しやすい状態に整えられて、気持ちの良い快便となります。

ところが環境が何らかの理由で悪くなると便のもとになる物質が大腸の中に長い時間滞留し、水分が少なくなると便秘に、通常より早く出て行ってしまうと下痢になるというわけです。
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水分調節する腸の働きと下痢との関係

大腸には、3つの働きがあります。

それは①ぜん動運動、②水分吸収、③水分分泌の働きです。

これらの働きが何らかの原因で、通常より低下したり、あるいは必要以上に高まったりすることによって、下痢や便秘といった症状が起こります。

①ぜん動運動が活発化して下痢の原因となる

ぜんどうは腸が伸び縮みをくり返すことで、内容物を先に送っていく運動のことです。

ぜん動運動が活発になり過ぎると、便が腸内にとどまる時間が短くなり、十分に水分が吸収されないまま排出され、下痢になります。

また、逆にぜん動運動が低下すると、腸内に便がとどまる時間が長くなるため、便の水分が吸収され過ぎてしまい、便が硬くなって便秘になりやすくなります。

・なぜぜんどう運動が活発化する
何らかの原因(例えば心理ストレス)により神経伝達物質が過剰に分泌されたときや腸粘膜を刺激する物質が消化管内で増加したときに、ぜん動運動の過剰な亢進がおこり、その結果、ぜん動運動性下痢が起こります。

腸粘膜を刺激する理由としては非感染性の場合、消化不良、寝冷え、アレルギーなどによるものがあります。

食べすぎ、飲みすぎなどで消化しきれなかった食べ物や、アルコール、寝冷えや冷たい物の飲みすぎなどで、腸の粘膜が一時的に刺激され、ぜん動運動が活発になることがあり、水分がうまく吸収されずに下痢になるのです。

②水分吸収が悪くなり下痢の原因となる

腸で便の水分を吸収する働きが落ちると、便の水分を十分に吸収できず、下痢になります。

また、逆に腸での水分吸収が高まると、便が硬くなって便秘になってしまいます。

腸は水分を吸収するだけでなく、腸液などの水分の分泌もしています。その分泌量が多いと当然、便の中の水分が多くなり下痢になります。

・なぜ水分吸収の働きが低下する
食べた物の浸透圧が高いと水分が吸収されないまま排便されるため下痢になります。

浸透圧性下痢といいます。

浸透圧性下痢の原因は、食物中のある糖類が血液中に吸収されないで残り、浸透圧を上昇させるために、体が腸内の浸透圧を低下させようとして、水分を吸収しないで、逆に腸管壁から水分を多く出すことで水分の含有量が多くなるためです。

例えば、糖分の消化吸収が良くないときや、人工甘味料(サッカリン、アステルパーム、スクラロース、アセスルファムカリウムなど)を摂り過ぎたときなどに起こります。

牛乳を飲むとおなかを壊す乳糖不耐症の下痢も、これに当てはまります。

食べ過ぎによる消化不良やアルコール飲料の刺激で翌日に起こる下痢があてはまります。

水分が小腸で吸収できないので、水分を多く含んだ下痢便を繰りかえします。

浸透圧性下痢の治療法としては、下痢を引き起こすと思われる飲食物の摂取を中止すると大半の症状は改善されます。

この症状は飲食物中の糖分が分解されずに残る事により身体が腸内の浸透圧を低下させようと水分を分泌して起こるものですから、その原因となる飲食物絶ってしまえば良い訳です。

また失われた水分や栄養分の補給を行う他にサプリメント等で腸内細菌のバランスを取る事も大事です。

③下痢の原因は水分分泌が多くなる

口から腸に入った細菌による毒素やホルモンの影響で、腸液の分泌が多くなり下痢となります。

これを腸からの水分分泌量が増える「分泌性下痢」といいます。細菌やウイルスや寄生虫の種類によっては、血便、吐気、発熱、腹痛を伴うこともあります。

赤痢やコレラと言った伝染病や病原性原虫や寄生虫でも発生し、重症になることもあります。

特に海外旅行先で食事内容の急変によるおなかの負担に加え、衛生環境が良くない地域では細菌、寄生虫などに感染しやすくなること(輸入感染症)や見知らぬ土地での不安が原因となります。

・なぜ水分分泌が多くなる
腸は水分を吸収するだけでなく、腸液などの水分の分泌もしています。

その分泌量が多いと当然、便の中の水分が多くなり下痢になります。

このようなことが起きる原因としては、腸に入った細菌による毒素やホルモンの影響など、いろいろあります。

胆のう摘出術後に軟便や下痢になる人もいます。

これは、胆汁を蓄えておく胆のうがなくなることにより、胆汁が多く流れやすくなることに関係します。

胆汁が多く腸に流れることにより、胆汁に含まれる胆汁酸が大腸粘膜からの水分泌を増加させ、便中の水分が多くなるからです。
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水分補給によい飲み物

まず、体重の1%の水分を失うとノドが渇きはじめ、さらに体重の3~5%ほどの水分を失うと頭痛やめまいなどの症状が出始めます。それ以上の水分を失うと死にいたることもあります。

下痢の時には、体内の水分と電解質が失われ、脱水症状になりますので、その補給が必要です。

刺激物を避けて温かいものが基本です。

(例:味噌汁、にんじんスープ、りんごジュース、ハーブティ、番茶、ほうじ茶)。番茶やほうじ茶は比較的カフェインが少なく、りんごには整腸作用があります。

下痢の症状が軽く、水分の排泄も急激でない場合は、とりあえず水分であれば、水でもスープでも自分の好きなものを飲んでかまいませんが、下痢や嘔吐、発熱などによって急激に水分が失われている状態では飲み物に気をつける必要があります。

それは、飲み物によって水分や塩分の体内への吸収率が異なるためです。

身近なところではスポーツドリンクが適しています。

スポーツドリンクには、アイソトニック飲料と、ハイポトニック飲料という種類があり、浸透圧の関係でハイポトニック飲料の方が胃腸への吸収率が優れています。

製品によって配合されているアミノ酸などは違いますが、吸収率の違いは糖質の比率なのでアイソトニック飲料でも水で2倍程度に薄めればハイポトニック飲料と同じような吸収率を得ることができます。
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下痢のときに良い食べ物

刺激物や脂質が少ない、おかゆ、よく煮込んだうどん、豆腐、半熟卵、白身魚、鶏ささみなどの消化がよい食べ物を食べると良いでしょう。

また、たんぱく質は腸で吸収される際、便を固くする作用があります。

下痢のときに避けたい食品

下痢のときには、消化の良くない食べ物や腸を刺激する食べ物など、下痢を悪化させてしまう物も多く存在します。

海藻類、キノコ類、豆類、ココア、ごぼう、オクラなど不溶性の食物繊維、コーヒーやカレーなど刺激のある飲食物、豆類、かぼちゃ、栗、炭酸飲料などの腸内で発酵しやすい物、冷たいもの、レモン、みかん、グレープフルーツなどクエン酸を含む柑橘系の果物、脂肪の多い肉類は腸に負担がかかるため避けたほうがよいでしょう。

下痢がおさまった後も消化の良い重湯やおかゆなどの流動食から始めるようにし、数日間は腸内細菌が整っていませんので油の多いもの、香辛料の強いもの、アルコールは避けるようにしましょう。
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腸内環境を整えよう

下痢も便秘もどちらも辛いです。

どちらも原因は腸内環境の悪化です。

腸内環境が整っていれば、腸内は正常な働きをしますので、水分調節などがスムーズに行われます。

ですから、まずは腸内環境をしっかり整えましょう。

腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢や食中毒を起こす卵

下痢の原因・食中毒を起こす卵
下痢の原因となる食品の一つに卵が挙げられています。

卵は生で食べることも多い食品です。

炊き立てごはんに玉子かけて食べる、卵かけごはんは多くの方が大好きといっても過言ではないでしょう。

卵を生で食べる日本の食文化は世界でも珍しいのだそうです。

そんな生で食べることの多い卵で気を付けたいのは、下痢の原因となる食中毒を起こす可能性があるということです。

つまり、わからないで腐った卵を食べてしまうことがあるようです。


目次
・下痢の原因腐った卵の見分け方   ・重要な3つのポイント   ・食中毒を起こす卵はなぜ危険?   ・卵に付着するサルモネラ菌とは?   ・下痢にならない卵の保存法   ・腸内環境を整えよう 

下痢の原因となる腐った卵の見分け方

腐った食品は何でも危険ですが、卵の場合は特に危険です。

卵はサルモネラ菌という食中毒菌がついていることがあり、卵が腐るとサルモネラ菌が大繁殖していることもあり、大変危険です。

食中毒を起こすサルモネラ菌は下痢になるなど、最悪の場合は死亡する例もあります。

そのため、卵が腐ってないかどうかを見極めることはとても重要です。
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腐った卵の見分け方で重要な3つのポイント

① 水に浮く卵

卵が腐っているかどうかを見分ける最初の方法はボールなどに水を入れて、そこに卵を入れてみることです。

古い卵は中の水分が蒸発して、その分空気を取り込んでいるため、新鮮な卵に比べて軽いのです。

そのため、卵が底に沈んだらその卵は新鮮な卵です。

しかし、水に浮いてしまった場合は、その卵はかなり古く全く食用には適さないので、すぐに捨ててください。

ただし、この方法は本当に古い卵しか見分けることができません。

完全に腐っていても、水に沈む卵もあるので、確実に見分けるためには、割って中を確かめてみる必要があります。

②異臭がする卵

次に分かりやすいのは、臭いです。腐った卵は硫化水素の強い臭いがします。

分かりやすく言えば温泉が湧きだしている場所や火山の噴火口などで臭う硫黄の何倍も濃いような臭いがします。

気持ち悪くなるくらいの強い臭いなので、この臭いがしている卵を食べようと思う人はいないと思いますが、迷わず捨てましょう。

③割っただけなのに崩れる卵

綺麗に殻を割った時、黄身が崩れてしまった場合は腐っている可能性が大きいです。

雑菌によって卵が腐ると、卵の細胞膜が破壊されるため、わずかな衝撃でも黄身が崩れてしまうのです。

ただし、卵を割る時に殻で黄身を傷つけてしまうことは、よくあります。

どちらかわからない時には迷わずその卵は捨てましょう。その方が安全です。

卵が腐っていないかどうかを見分けたい時には丁寧に殻を割ってください。
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下痢の原因となる食中毒を起こす卵はなぜ危険なのか

卵は生きています。常温でも新鮮で冬場(10度くらい)なら1ケ月から2ケ月は持ちます。

卵の場合はサルモネラ菌という食中毒菌が付着していることがあります。

サルモネラ菌は強力な食中毒菌で、5℃~40℃の温度で繁殖します。

サルモネラ菌が付着した卵を気温36℃の部屋に1日置いておいたところ、サルモネラ菌が大繁殖して、それを食べた人が死亡したという例もあります。

サルモネラ菌はとても毒性が強く、増えるスピードもとても速いです。

そのため、他の食品に比べて腐った時のリスクが高い食品です。

また、腐っていても火を通せば問題ないと勘違いしている人も多いのですが、食中毒は食中毒菌が出す有害物質によって引き起こされるため、一旦腐ってしまった卵は火を通しても食べられるようにはなりません。

腐った卵はとても危険です。

しかし、腐った卵を確実に見分けるよりも、最初から腐らないうちに食べてしまうことが重要です。
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下痢の原因となる卵に付着しているサルモネラ菌とは

①サルモネラ菌の潜伏場所

サルモネラ菌は、人をはじめ、牛や豚やにわとりなどの家畜の腸内、河川・下水など自然界に広く生息していている細菌です。

保菌しているネズミ・ハエ・ゴキブリや、犬・猫・カメなどの「ペット」からの感染にも注意が必要です。

②サルモネラ菌の生息場所

人や家畜の腸内、川や下水に生息しています。

人や家畜の腸内だけでなく、川に生息している”ウナギ”や”スッポン”などもサルモネラ汚染の可能性があるので、蒲焼などの食品にも注意が必要です。

ペットが保菌していることもありますので、ペットに触れた後はしっかり手洗い・消毒をしましょう。

③サルモネラ菌感染の食品

牛、豚、鶏などの「食肉」、「卵」などから感染します。

また、感染者が調理する過程で”手”を介して「二次汚染された食品」からも感染します。

しかしいちばん怖いのは卵と鶏肉です。

アメリカのサルモネラ食中毒で原因食の分かった事例のうち1/4は卵が原因です。生卵をよく食べる日本では、もっと確率が高いかもしれません。

生卵(卵がけご飯が多い)が原因のサルモネラによる食中毒で子どもが死亡した事例がありますので、賞味期限を過ぎた卵は生で食べないことが大事です。

また、乳幼児や高齢者、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方などはしっかり加熱調理した卵を食べましょう。

しかし、卵は傷つきやすいものですから、僅かな衝撃で傷ついた卵は腐りやすいので注意して下さい。

④サルモネラ菌の特徴

少量のサルモネラ菌でも食中毒を発症します。

乾燥に強い性質で、毒性が強く、死亡例もあります。

長期にわたり保菌者となることもあります。

サルモネラはたくさんの型(エンテリティディス、ネズミチフス、ニューポートなど1000を超える)があり、それぞれの型が様々な環境に適応しているようです。

鶏の卵に多く、殻の中身が汚染されていることもあり、1万個に1個くらいの鶏卵が、サルモネラ菌を含みます。

⑤サルモネラ菌食中毒の主な症状

食後8時間から48時間ほどで発症し、腹痛や下痢、発熱(38度から40度)、おう吐を起こします。

重症になると致死率0.2〜0.5%にも達します。
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下痢にならない卵の保存方法

卵自体は抗菌作用があって、実はとても長持ちします。

しかし、その抗菌作用も正しい保存方法を守った場合の話です。

卵の保存方法のポイントは次の5つです。

①尖った方を下にする

卵は尖った方から産み落とされるため、尖っている方の殻は比較的丈夫なので、誤って殻を割ってしまうのを防げます。

また、丸いお尻の方に空気が溜まっています。

空気の部分には雑菌が存在しているため、丸い方を下にしてしまうと黄身と空気が触れやすくなり、腐りやすくなってしまいます。

②冷蔵保存する

食品を冷蔵保存するのは当たり前ですが、卵の場合、大抵は冷蔵庫の扉の一番外気に触れやすい部分に置き場所があります。

卵は他の食品に比べて腐った時のリスクが高いので、頻繁に温度が上がりやすい場所ではなく、冷蔵庫の奥の温まりにくい場所に保存するのがおすすめです。

冷蔵庫での保存はパックのまま冷蔵室の奥に入れましょう。

パックから出さないのは、殻にサルモネラ菌がついている場合があり、出すと、他の食品に付着する可能性があるからです。

また、冷蔵庫のドアの内側についている卵ケースは、ドアを開け閉めするたびに温度変化が大きく、卵自体も揺れるので、お勧めしません。

③洗わない

卵の殻にはクチクラ層という殻を保護する層があります。

しかし、卵を洗ってしまうとクチクラ層が剥がれて菌が入りやすくなります。

また、水道水には雑菌がたくさん存在するため、雑菌を含んだ水が中に入ることで、腐りやすくなってしまいます。

④賞味期限を守る

一番大事なのは賞味期限内に食べてしまうことです。

日本の卵の賞味期限は、「夏場に生で食べる」のが前提で、パック後14日間(2週間)と設定されています。

でも、気温が低い(10度ぐらい)冬場であれば、産卵から57日間、つまり2カ月近くも生で食べられます。

しかも、「生で食べる」のが前提だから、賞味期限を過ぎていても、加熱調理すれば、十分食べられます。

しかし、いったんゆでたり焼いたりした卵は、菌の増殖を防ぐリゾチームという酵素の働きが熱で失われているため、生卵ほど日持ちしません。加熱調理した卵は、すぐに食べましょう。

⑤卵の買い方

卵は出荷後、温度が管理された状態で輸送、保管され、冷蔵で販売されるのが、菌の繁殖を防ぐ上で理想です。

冬場、暖房の入った室温の高い店内で、冷蔵でなく常温販売しているような店もあります。卵を常温コーナーに置いているような店は避け、きちんと冷蔵コーナーで販売している店を選びましょう。

卵の温度管理がしっかりしているかどうかをチェックする必要があるのは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアだけではありません。

卵を用いる飲食店も同様です。免疫力の弱い子どもや高齢者がサルモネラ菌の中毒にかかり、亡くなられたケースが過去にありました。
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腸内環境を整えよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。

食べた物を消化・吸収・排出するのはすべて腸の役目です。

その陰で健康が保たれ、病気にならないようになっています。

例え食中毒菌が入ってきたとしても。腸内環境が良好であれば、発病しないか、軽くて済むようになります。

下痢にならないためには、健康な腸を保つことが不可欠です。

腸内環境を良好にするサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢の改善も一段と早くなります。

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