下痢が続く方に、その原因や注意点、改善方法などをお伝えしています

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下痢を改善するには?

下痢の原因はテイクアウト

下痢の原因はテイクアウト

コロナ禍に合って、自粛生活中に増えたテイクアウトですが、下痢の原因となる食中毒を起こすことがあります。お店の味が家で楽しめるのはうれしいのですが、高温多湿の梅雨以降は注意しなければなりません。

一家だんらんのはずが下痢で修羅場と化す前に、危ない“持ち帰り”を考えてみましょう。

下痢になるテイクアウトの危険性

コロナ禍にあって、外食産業の売り上げはダウンしています。減収を補おうと、多くの店が持ち帰りに力を入れるようになりました。

緊急事態宣言が解除されても、すぐにお客さんが元の数に戻るとは限りませんので、今後もテイクアウトを強化するお店は増えてくるでしょう。だからこそ、食中毒が起こりやすい梅雨や夏場に向けて、そのリスクを避ける知識が必要となってきます。


もともと、テイクアウトは注文を受けてから調理して、持ち帰り後はすぐに食べるのが一番良い方法です。また、そうしなければ美味しさも半減します。

ただ現実問題として、コロナ禍で急きょ、テイクアウトを始めた個人経営の居酒屋や定食屋のなかには、衛生面の安全対策がまだ手探りで、危うい状況にある店も見受けられるようです。

現実として、作り置きの弁当や惣菜を、直射日光が当たる暑くなりやすい店先で一定時間陳列したり、おいしさを追求して、加熱が十分でないレアな焼き加減でおかずを提供するお店もあります。

細菌は水分・温度・栄養があるところで繁殖しやすい。とくに30~37度くらいの気温帯は危険ゾーンです。たとえば腸炎ビブリオの場合、わずか2時間ほどで、1つの菌が発症レベルとなる1万個に増殖するといわれています。

店の厨房(ちゅうぼう)と、コンビニなど長時間流通させることに対応する弁当工場では、製造や管理の状況が異なります。同じ料理だとしても、同じに考えないでください。テイクアウトの場合は長時間流通に適してないものが殆どです。

全ての食材に火が通してある弁当でも、盛り付け時に菌が付着することがあります。過去にはピラフやステーキの弁当で食中毒が発生した事例がありますので十分な注意が必要です。

●テイクアウトの問題点
①夏場に増加する食中毒菌
夏場によく下痢の原因となるのは、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌のO157、サルモネラ菌などの細菌です。潜伏期間は数時間から数日で、主な症状は腹痛や下痢、発熱、悪寒、倦怠感などです。

なかには重症化することもあり、O157だと脳障害に発展したり、亡くなる例も報告されています。

食中毒菌は20℃~50℃の温度帯でよく増えます。購入してすぐに食べない時には、冷蔵庫に保管するか、持ち帰り時間が長い時には、再加熱してから食べましょう。原則として、その日に購入した物は必ずその日に食べましょう。


②販売方法
テイクアウトの商品を屋外で販売しているあるいは山積み陳列になっている場合があります。販売する数時間前に商品は出来上がっており、野外での販売では高温にさらされ、とても危険です。
それで、下記の点が守られているお店かどうかかチェックしてみましょう。

●販売する商品は、クーラーボックスや店内の冷蔵庫に保存されているか
調理した食品は速やかに10℃以下まで冷ますか、65℃以上で保管しなければ、食中毒菌が増えていきます。

●注文後に作られているか
注文してから調理されていると、食べるまで時間が短く、安心して食べれます。

●テイクアウト用に適した容器、あるいはメニューになっているか
鮮魚介類など生ものを提供ているものは購入しない様にしましょう。水分を切る、よく煮詰める、浅い容器に小分けするなど傷みにくい工夫がされているか確認しましょう。

●お店の規模や調理能力に合った提供数になっているか
注文を受けてから調理するなど食べられるまでの時間を時間を工夫し、容器詰めは清潔な場所でしょうか。

●加熱が必要な食品は、中心部まで充分に加熱されているか
たくさん弁当などを作ると、揚げ物などは中まで火が通っていない場合があります。確認しましょう。

●速やかに食べる様に、お客さんに知らせているか
 一言、親切な声掛けが行なわれているか、信頼のおける目安になります。

●アレルギーのある食材には質問して答えられるか
アレルギーのある人は、食材に気を使っていますので、質問に充分答えられるよう、食材を把握しているお店でしょうか。

●衛生管理の行き届いているお店かどうか(マスク、ゴム手袋など)
食中毒の一因となる黄色ブドウ球菌は手の切り傷やささくれに生息し、食品に付くと毒素を発生させます。こうした菌の付着をビニール手袋で防げます。

髪の毛が入るのを防ぐメッシュキャップの着用、画びょうやクリップが入らないよう店内の掲示物はテープ留めに変更、と異物混入対策がされているでしょうか。

③危険な盛り付けをしている
弁当の盛り付けは、温かいものと冷たいものを一緒にしないことが大事です。たとえば、焼き肉の下にサニーレタスを敷いたり、ハンバーグに大根おろしをのせたりすると、冷たい生野菜に付着していた菌が温められて、増殖してしまう可能性があります。

また、丼ものに温泉卵がトッピングされているとおいしそうに見えますが、卵にはサルモネラ菌がついていることもあり、持ち帰りの弁当で盛り付けて提供するのは危険です。

見た目の豪華さと安全は比例しません。こうした食材は、それぞれ分けて盛り付けてあるかどどうか、正しい衛生知識の下で販売されているかどうか判断してから購入しましょう。
半熟卵やレアなお肉の商品は避けましょう。

家庭内での注意点
食中毒を予防するため、魚なら中心温度60度で1分、肉なら75度で1分が加熱の目安です。自宅での調理もしっかり火を通すことを意識しましょう。

さまざまな食品に菌を広げないために、まな板の両面を野菜類なら表、肉・魚介類なら裏と使い分けるのもポイントです。また作り置きのおかずはお酢を使ったレシピがおすすめ。

お酢には菌の増殖を抑える効果があります。少しにおいは残りますが、ご飯は2合に対して大さじ1杯のお酢を入れて炊くと長持ちします。

作り置きの料理は、余ったら必ず冷蔵庫で保管しましょう。次に食べる時には火を充分通すなど、再加熱をしましょう。

テイクアウトでも、家での料理でも、正しい知識と小さな意識の積み重ねが家族を守ることにつながります。

家に持って帰る時間がかかる場合は保冷剤や凍らせたペットボトルなど、冷やせるものを持って買いに行くのもいい方法です。

食中毒にならない為のまとめ
テイクアウト・デリバリーをした食品を取り扱うときの注意点として次のことに注意出来ているかどうかチェックしてみましょう。

□持ち帰るときは、暑い車の中に長時間置かない等、温度管理に注意している

□テイクアウトやデリバリーをした食品は、長時間放置せず、できるだけ早く(2時間以内)食べている

□食べる前には、手洗いをしている

□食べ残ししない量を考慮して注文し、1回の食事で食べきっている

□食べる際、臭いの異常を感じるかどう観察している

□消費期限やアレルギー情報など必要な情報は、購入時に店に聞いている

□食品の傷みや食物アレルギーが判断できないので、留守番する子どもだけで食べるのは避けている



テイクアウトや宅配された弁当等により発生した食中毒事例
テイクアウトや宅配された弁当等により発生した食中毒事例を見てみましょう。
 
①事例1:調理従事者の手指を介した黄色ブドウ球菌食中毒
勉強会で提供された弁当を食べて、3名が食後3時間~9時間で下痢、おう吐等の症状がでました。

下痢の原因は飲食店が調理した弁当でした。弁当は、ご飯の上に若鶏の照焼、錦糸玉子、漬物が盛り付けられ、当該飲食店とは異なる宅配業者で届けられていました。

保健所の検査の結果は黄色ブドウ球菌が原因でした。調理従事者は、素手で鶏肉の照焼や錦糸玉子のカットをしていたため、この時に手指から黄色ブドウ球菌が調理品に汚染されたようです。


さらに、弁当は十分に放冷されずに宅配業者に手渡されたため、宅配業者は保冷剤入りの箱に入れたものの、十分に保冷されなかった可能性がありました。弁当は3時間半後に会場に到着し、患者が喫食するまで2時間半以上常温で保管されました。調理から食べるまで約6時間が経過していたことになります。

この6時間の間に調理の際に食品に付着した菌が、温度管理が不十分であったために増殖しようです。
 
②事例2:おにぎりの常温保管でセレウス菌食中毒
会合で配布された弁当を食べ、約20名が食後すぐにから食後4時間で吐き気、下痢、おう吐等の症状がでました。

下痢の原因は飲食店が調理したおにぎり、焼き魚、煮物等が盛り付けられた弁当でした。当該飲食店とは異なる宅配業者によって宅配されたものでした。

弁当の調理後、おにぎりは常温に置かれ、おかずは放冷が不十分なまま冷蔵庫に保管されており、食中毒菌が増殖しやすい状態でした。盛付けは、調理場の作業スペースが十分でなかったため客席で行われ、調理から盛付け終了まで7時間以上かかっていたようです。

弁当は保冷剤を入れたダンボール箱で宅配業者により患者らに宅配され、喫食するまでの2時間半そのまま保管されました。調理から飲食まで9時間半もの時間が経っていました。

保健上の検査の結果、おにぎりや複数のおかず、シンクなどの拭き取り検体、患者及び調理従事者のふん便からセレウス菌を検出されました。


当該飲食店は注文があったときだけ弁当の調理を行なっており、弁当の提供数に見合う十分な調理スペースや器具はありませんでした。拭き取り検査で器具や手指から食中毒菌を検出したことから、余裕のない施設規模での調理が長時間の盛付けや常温保管につながり、食中毒菌による汚染、増殖を招いたものでした。


③事例3:作り置きの煮物でウエルシュ菌食中毒
飲食店で調理した弁当を食べた者のうち、約70名が食後4時間から12時間で下痢、腹痛等の症状がでました。飲食店が調理した弁当は鶏肉の煮物、玉子焼き、サラダ、ごはん等が含まれ、飲食店が調理し、テイクアウトの弁当として、店頭で予約客に受け渡されました。

保健所の検査結果、複数のおかず、患者及び調理従事者のふん便からウエルシュ菌を検出されました。 食中毒菌を検出した鶏肉の煮物は、提供2日前に調理し、常温で2時間以上かけて放冷後、冷蔵庫で保冷されました。当日は常温に6時間以上おかれ、再加熱することなく盛り付けられました。



様々なおかずが含まれる弁当を少ない人員で調理し、調理器具の洗浄消毒の不備や調理品の保管状況の不備により、食中毒菌の付着、増殖したものだと考えられました。
また、再加熱しない弁当のおかずを食べるまでに6時間以上経過していたようです。

この三つの事例からわかること
①手洗いを徹底し、盛り付けを行う際は食品に手が直接触れないように手袋を着用しなかったこと
(黄色ブドウ球菌は、鼻の穴などの粘膜、傷口に存在しています。鼻をこすったりすることで手に付着します。手荒れも原因となるので、日頃の手荒れ防止のケアも重要です。)

③一度に大量の米飯やめん類を調理し、作り置きしてたこと        
(セレウス菌による食中毒の多くは、米飯やゆでたパスタ等の常温放置が原因)

④調理した食品を放冷し、粗熱をとってから冷蔵庫に入れなかったこと
(熱いままだと庫内温度が上がり、菌が増殖します。)

⑤提供当日は、必ず提供直前に十分な加熱をおこなわなかったこと
(ウエルシュ菌は「芽胞」をつくるため、一度加熱してもゆっくり冷めると再度増殖します。提供前の再加熱がばなかったことが原因)

⑥盛り付けや放冷等も調理の一環ですので厨房内で盛り付けしなかったこと

⑦盛り付けた弁当はしっかりと放冷してからふたをしなかったこと

⑧宅配業者が温度管理を徹底しなかったこと

⑨宅配された弁当を到着後、すぐに食べなかったこと

腸内環境を強化しよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。腸内は食べた物を消化・吸収・排出するところですので、有害なものを食べたとしても速やかに排出できることが出来ます。

又有害菌が増殖しない様にも守られています。しかし、腸内環境が悪化していると、腸内での正常な働きが出来なくて、有害菌がドンドン増殖してしまいます。結果下痢が発生し、食中毒などが起こります。

又、腸内環境が良好にならなければ、様々な疾患を起こしてしまいます。現代人は特に腸疾患が多く、免疫力の低下に始まり、アトピーから含ガンに至るまで多岐にわたる病気が蔓延しています。

下痢になるなど身体が不調を感じたなら、まずは早急に腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

 

下痢の原因は腸漏れ

下痢の原因は腸漏れから

下痢や胸やけ身体のだるさなど心身の不調は誰にでも起こり得ます。特に現代人には多く見られます。

こうした不調はある体のトラブルが原因となっている可能性があるのです。その原因の一つは日々の食事が原因で「腸から菌が漏れる」場合に起きることがあります。

では下痢の原因となる「腸から菌が漏れる」とはどういうことなのでしょうか、どんな食事の時になるのでしょうか。その解決方法はあるのでしょうか。ご一緒に見てみましょう。

腸から菌が漏れるとは

「腸漏れ」は「漏れる」という意味のリーキーと「腸」という意味のガットの二つの文字が組み合わさって「リーキーガット症候群」と言われています。
それで、「腸漏れ」とは、腸内の粘膜に隙間ができ、そこから毒素や細菌、未消化の食べ物などが血液中に漏れ出る現象です。

そもそも、腸のバリア機能は、細胞同士を隙間なくくっつけるノリのような「タイトジャンクション」と、腸管を覆う粘膜である「ムチン」から形成されています。

「リーキーガット症候群」は、腸内細菌のバランスが崩れることでこの腸管バリア機能が損なわれることにより発生します。
つまり、腸管粘膜が薄くなり、細胞同士を繋げるノリが溶けて、腸に穴が開いた状態がリーキーガットというわけです。このリーキーガットによって引き起こされる可能性のある症状は様々あります。

「リーキーガット症候群」による身体の不調

「腸漏れ」は心身へのストレスやアレルギー反応などから、腸が不調に陥り、腸の細胞と細胞の間に穴があくことで起こると考えられています。そうした穴から血管に入るべきではないものが入り込むだけに、下痢をはじめ全身の不調となり、日常で感じる倦怠感から慢性疾患、難病に至るまで、多くの疾患につながるともいわれています。


例えば、先ほども述べた下痢やお腹が張る、おならが多いなど腸の不調、アレルギー、肌荒れ、アトピー、関節痛、PMS(月経前症候群)が重いなど多岐に渡ります。もしあなたがこれらの症状に悩んでいるのであれば、もしかすると原因はリーキーガットにより、腸からさまざまな物質が漏れ出ているかもしれません。

リーキーガットの問題点

リーキーガットの問題点はこの腸にできた穴から、腸内細菌や菌の作り出した毒素、老廃物が漏れ出すことなんです。腸から漏れ出したこれらの成分は、血液を通り皮膚や各臓器へと運ばれます。

結果、体の免疫システムが反応し、攻撃を始める。これがアレルギー症状や、体の各所での炎症を引き起こし、その結果、下痢、疲労感、免疫力低下、動脈硬化、自己免疫疾患など、さまざまな症状として現れてしまうのです。

リーキーガット症候群のその対処法

腸のバリア機能を高めるためには、腸管を覆う粘膜「ムチン」と細胞同士を隙間なくくっつける「タイトジャンクション」強化する必要があります。

①強い腸管粘膜「ムチン」を作るために
実は、腸内にはもともとムチンを増やしてくれる相性のいい菌が存在しています。その菌の名前は「アッカーマンシア ムシニフィラ菌」です。難しい名前ですが、今回覚えて欲しいのは、この菌の名前ではなく増やす方法です。

アッカーマンシア ムシニフィラ菌とは
胃や腸などの消化管の粘膜表面は粘膜がむぎだしになっているわけではなくムチンという粘性物質に覆われ、細菌の侵入などから保護されています。

オランダの著名な微生物生態学者の名前(アントーン・アッカーマンス)と、「ムチンを好む」という特徴から、この細菌はアッカーマンシア ムシニフィラと名づけられました。

アッカーマンシア菌はムチン分解菌ですが、ムチンを産生させる役目もあり、腸内で繁殖すると、腸の壁の厚さが増し、ムチンが増え、糖類が身体に吸収されることが妨げられることにより糖の吸収が悪くなり、痩せる作用があると考えられています。



また、同時に厚くなったムチンが腸内で発生した炎症物質の腸内侵入や細菌やエンドトキシンの腸管内粘膜への侵入を防ぐために、同菌の増加は、全身の抗炎症作用があると考えられています。

このムチンの存在は食物せんいが不可欠です。欧米の食生活は食物せんいが少なく、食物せんい飢餓という非常事態に際して、さまざまな腸内細菌が、自らの生存のために、生体防御として非常に重要な粘液層を消化しながら粘液層を破壊してしまいます。

食物せんいの少ない欧米型の食事はこのような機序で消化管内ムチンを減少させ、アッカーマンシア菌を減少させてしまうのです。

ですから、いかに、食物せんいが重要だということがわかりますね。

そのムチンのゲル層は、胃では厚く全面を覆っていますが、小腸では薄く断続的となり、大腸では再び厚く全面を覆るようになります。ヒトの場合、ゲル層の厚さは、胃と大腸では数百 µm から 1 mm 近くになるとされています。

アッカーマンシア ムシニフィラ菌の特長

まとめてみると
〇生後まもない乳児の糞便中に検出、1歳児で成人と同じレベルの9割に達する

〇腸内細菌数の1から4%を占める、善玉菌の一つ

〇魚油食の方が増殖しやすく、動物性油ヤードなどは逆に減少する

〇抗生剤に弱く、それゆえの副作用が出る(肥満など)

〇体内で吸収しない人工甘味料(アセスルファムカリウム、スクラロース、サッカリン)を使用すると減少する

〇抗炎症作用や、抗肥満、血糖降下作用のみならず、近年、抗悪性腫瘍剤の PD-1 阻害剤の作用を増強させる作用もあり、肥満や糖尿病との関連性が指摘されている

〇痩せ菌なので、ダイエットに効果がある

アッカーマンシア ムシニフィラ菌は普段の食事から増やす

この善玉菌である「アッカーマンシアムシニフィラ菌」を増やすためには、緑茶カテキン、ブドウのポリフェノール、クランベリーのポリフェノールの3つの成分、また、高脂肪食を控えて、水溶性食物せんい(こんにゃく・山芋などに含まれる)、オリゴ糖(玉ねぎ・ごぼうなどに含まれる)などを摂ることが有効的です。

怖いのはリーキーガットにつながる食品を知らず知らずのうちに口にしてしまっているということです。実は、私たちが普段食べているものの中にも、リーキーガット を起こす原因といわれるものが多くあります。つまりアッカーマンシア ムシニフィラ菌を減らし、腸の粘膜を覆うムチンを減らしていることです。

ムチンを減らす食事習慣

①西洋的な食事で食物せんい不足
西洋の食事といってもヨーロッパ系の料理ではなく、ハンバーガーやピザなどいわゆるアメリカ的な高脂肪な食事です。ジャンクフードとも呼ばれるタイプのものです。

高脂肪な食事には、水溶性食物せんいがほとんど含まれていません。それゆえに、西洋食ばかり食べていると腸内細菌が飢餓状態に陥ってしまいます。そうすると、なんと腸内細菌が腸の防御に大切なムチンを食べ始めてしまい、腸管粘膜の損傷を引き起こしてしまうのです。



②アルコールは腸内細菌の餌を減らす
アルコールを飲むとついつい脂っこいものが恋しくなりますよね。実は、それはアルコールにより、脂っこい食べ物に含まれている「長鎖脂肪酸」が少なくなるから。長鎖脂肪酸は乳酸菌のエサにもなります。
さらに、アルコールはムチンを減らすだけでなく、乳酸菌も減らし腸内細菌バランスの悪化も招いてしまうのです。お酒はほどほどに嗜む程度にしましょう。

③果糖のとりすぎ
果糖と聞くとフルーツを思い浮かべるかもしれませんが、フルーツがダメなわけでは決してありません。むしろフルーツは水溶性食物せんいやポリフェノールが豊富で積極的にとって欲しい食材の一つ。
気をつけて欲しいのが「果糖ブドウ糖液糖」という成分。果糖ブドウ糖液糖は清涼飲料水などに多く含まれています。

④痛み止め薬
痛み止め薬もムチンを減らしてしまうものの一つ。生理痛や頭痛などで痛み止めがどうしても必要となる場合は仕方がないのですが、使いすぎには注意をしてください。

④歯周病菌
歯周病の原因となることで有名な歯周病菌。実は、この菌は歯周病の有無にかかわらず誰しも持っています。そして、唾液を通って腸まで流れていった歯周病菌は免疫のバランスを崩し、炎症を起こす物質を増やす原因となることがわかっています。



そのせいで腸に炎症が発生し、ムチンの量が減ってしまうのです。歯周病菌を減らすためには、しっかりとした口腔内のケアが大切。毎食後にしっかりと歯磨きをすることがオススメです。

⑤ストレス
ストレスを全く感じないという生活はなかなか難しいです。入浴や睡眠などでストレスを出来るだけ解消する様に心掛けましょう。また、好きな事を毎日一つでも見つけて、楽しみましょう。例えば、好きな番組、映画、買い物、スイーツなど何でもいいのです。



⑥激しすぎる運動
WHOは、汗のかく運動であれば週に75分、ウォーキングであれば週に150分、健康な体をキープするために行うことを推奨しています。さらに適度な運動は腸内細菌にとっても有用であることが数々の論文によって示されています。
ただ、その運動も度が過ぎるとムチンを減らし、リーキーガットの原因になってしまいます。何事も「ほどほどに」が重要なのです。

②細胞同士を隙間なくくっつける「タイトジャンクション」
私たちの体の表面は細胞のシートによって覆われていて、体の内部を外の環境から守るバリアとして働いています。このようなバリアを作るために、腸管粘膜のムチンとタイトジャンクションと呼ばれる接着装置が細胞と細胞を密着させて細胞同士の隙間を塞いでいます。

それで、密着結合、あるいはタイトジャンクション(tight junction)とは、隣り合う上皮細胞をつなぎ、有害物質が侵入するのを防いだり、大事な物質が漏出するのを防ぐ役割があります。まさに細胞をバリアする役割を果たしています。

腸内は腸漏れが起きない便利なシステムで成り立っている

腸には全身のリンパ球の8割が集まっているのでたくさんの免疫細胞があり異物や体に悪いものを排除しています。
腸管内は腸管粘膜ルチンと細胞と細胞の隙間をしっかり繋ぐタイトジャンクションで悪いものが入らない様にがっちり仕組まれています。腸漏れが起きない便利なシステムになっているのです。

しかし、腸の細胞と細胞はきっちりと閉じられていては、栄養素を体内に取り込むことができません。そこで「ゾヌリン」という物質がこの細胞のつながりを「適度に」緩め、栄養を体内に取り込みやすくしています。

つまり、腸は、腸管内に侵入を防ぐ役割と腸管内に摂り入れるもの、つまりいい物と悪いものを選別して吸収・排泄をしているとても便利なシステムになっているのです。

そして、腸内細菌は食べたものから消化されたものを吸収しやすいように分解し、また酵素やビタミンなども産生して体にいい物を取り込む手助けをしています。

以上をまとめると
様々な種類の野菜→豊富な食物せんい→発酵食品の摂取→腸内善玉菌の増加→ルチン増加→タイトジャンクションとゾヌリンのバランス強化→免疫力アップ→下痢など病気に負けない丈夫な身体となります。

そのためには日々の生活を少しずつ見直すことが必要です。
例えば夜のラーメン、頻繁な飲み会、栄養の偏った食事……腸内細菌に悪影響を与える要因を少しずつ除去することが重要です。日頃の食生活を大事にしましょう。 

腸内環境を強化しよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。腸内はそれほど大事な臓器です。欧米型の脂肪多い食事は腸内環境を悪化させてしまいます。野菜の摂取量が少ないと腸内細菌のバランスが崩れます。

腸内善玉菌が増えません。野菜と発酵食品などをふんだんに取り入れた和食中心の食生活をしましょう。下痢の改善は早まります。腸内環境を良くするサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢の原因は夏バテから

下痢の原因は夏バテから

下痢の原因は様々ですが、季節によって下痢が最も多くなるのは何といっても夏の時期です。


冷たい物の摂り過ぎ、食欲不振による栄養失調、食中毒、夏バテ等で、下痢になりやすい条件が数多く存在します。今回は夏バテで下痢になる原因を考えてみましょう。

下痢の原因となる夏バテとは

気温が28℃を超えると、たとえ安静にしていても私たちの体の汗腺は自動的に活動をはじめます。これは、体温が36~37℃で体内の代謝がもっとも円滑におこなわれるために常にこの体温を保とうとする調節機能を備えているからです。

それで、人間の体は、高温多湿な状態におかれると、汗を出し、体温を一定に保つために大量のエネルギーを消費します。
それが体にとって大きな負担になり、その状態が長く続くといろいろな不調があらわれてきます。

さらに、汗が出ると、皮膚の血管が拡張し、皮膚の血流も多くなります。逆に胃の血流量は減少します。その結果、胃液の分泌減少や胃の運動低下など、胃の機能低下が起こります。その上、水分や冷たいものを摂り過ぎると胃液も薄まります。

このようになると、食欲がなくなり、栄養不足にもなってしまいます。また、消化力や殺菌力の低下で下痢や食中毒などを起こしやすくなります。免疫力も低下します。

なかでもビタミンB群の不足による老廃物や疲労物質の蓄積と相まって、また、冷房過多や睡眠不足からくる自律神経系の乱れが起きやすくなります。

こうした夏の暑さによる様々な原因からくる身体の不調を夏バテといいます。人によってさまざまな症状がみられます。夏バテの主な症状として下記のようなものが見られます。

〇体が重い、だるい
〇食欲がない
〇吐き気
〇下痢
〇便秘
〇消化不良
〇体が熱っぽい
〇頭痛
〇むくみ
〇やる気が出ない
〇めまいや立ちくらみ

では夏バテが起こる原因を詳しく考えてみましょう。

夏バテが起こる主な原因

①温度差による自律神経の乱れ
自律神経には交感神経と副交感神経があり、この二つの神経が血管を収縮させたり、拡張させたりすることで体温調節を行っています。しかし、気温が高い屋外と、冷房が効いている室内との寒暖差を繰り返すことで、自律神経の働きが追い付かずに、自律神経が乱れてきます。


自律神経が乱れると、本来人間に備わっている体温調節機能が低下するため、体温のコントロールがむずかしく体調不良を招きます。

②水分不足
夏は、体温を下げるために、大量の汗をかきます。汗が出ると、皮膚の血管が拡張し、皮膚の血流も多くなり、胃の血流量は減少します。適切な水分補給が行われないと水分不足になってしまいます。

水分が不足すると血液やリンパの流れが滞ってしまい、頭痛や食欲不振、体のだるさなどの体調不良を招きます。自律神経の中枢である脳への血流も悪くなり、自律神経が乱れる原因にもなります。



③胃腸の乱れ
汗をかくと、胃の血流量が減り、胃液の分泌や胃の運動低下が起こります。更に自律神経は内臓の働きもコントロールしているため、自律神経が乱れると胃腸の働きが低下します。また、水分不足により、胃酸の分泌が減ることでも胃腸の働きは弱まります。

さらに、夏は冷たいものを飲んだり食べたりしがちですが、胃腸が冷えると働きが悪くなり、食欲不振や下痢、便秘などになりやすくなります。



④睡眠不足
都市部ではヒートアイランド現象などで、猛暑日の夜はほとんど気温が下がらないことが多くなりました。寝苦しい日が続くと「夜中に目が覚める」「寝つきが悪い」など睡眠不足になります。

暑さでよく眠れない日が続くと、睡眠不足になります。睡眠不足になると、自律神経の働きが乱れ、交感神経が優位になりがちです。交感神経は体を緊張状態にするため不眠の原因にもなります。悪循環に陥り、疲れはますます取れなくなります。

夏バテを解消して下痢にならないようにするには

①水分を摂る
夏は運動をしなくても汗をかきやすくなり、水分とミネラルが汗と共に体外へ流れ出てしまいます。
ミネラルが豊富な麦茶やルイボスティー、ブドウ糖などが豊富なスポーツドリンク、塩分補給としては味噌汁など、水分とミネラルが含まれている物を飲むようにしましょう。

成人で1日1~1.5ℓの飲み水が必要とされています。それ以外に、運動や暑さで汗を大量にかいたときは必要に応じて増やしましょう。特に、高齢者は喉の渇きを感じにくいこともあるので、こまめに水分補給を心掛けましょう。熱中症予防のために適度な塩分も取り入れるといいでしょう。

冷たい飲み物は避け、出来るだけ常温で水分補給を心掛ける。とくに体の調節機能が未熟な幼児は、脱水症状を起こしやすくなります。お年寄りは暑さによって体温が上がって、熱中症(日射病と熱射病)を起こし、衰弱しやすいので注意しましょう。

②胃腸をいたわる
冷たい食べ物や飲み物は摂り過ぎない。冷奴や生野菜サラダ、そうめんなど、冷たい食べ物を食べた後は、温かい飲み物を飲んで胃腸を温めるようにしましょう。

体を冷やす作用のある食べ物(ナスやきゅうり、トマトなどの夏野菜や葉物野菜)は加熱調理をしたり、香辛料を加えてみたり、工夫をして胃腸を冷やさないようにしましょう。

③1日3食しっかり食べよう
朝食を食べることで、体を活動モードにするスイッチが入ります。食事からの水分補給は1日1ℓ程度あります。朝食を食べることで水分補給にも繋がります。おやつには、スイカなどの水分の多い果物を取るのも水分補給になります。ただし、スイカは体を冷やすので、食べ過ぎには注意しましょう。

④バランスの良い食事を
暑いと食欲が出ずに、そうめんなどの麺類や菓子パンなどで食事をすませがちです。糖質だけでなく、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルがとれるバランスの良い食事を心掛けましょう。
栄養バランスのよい食事を摂ることが基本ですが、食欲がないときは、とくに「量より質」を心がけましょう。

良質のタンパク質を十分に補給(冷や奴、豚肉の冷しゃぶ等)、香辛料や酸味で食欲増進(タバスコ、酢の物、カレー等)になる工夫をしましょう。食欲が無くて食事がとれないときはサプリメントや胃腸薬を利用する方法もいいでしょう。

⑤夏バテと思ったらビタミンB群補給を
特に夏バテには、疲労回復に役立つ「ビタミンB₁」がオススメです。ビタミンB₁は糖質の代謝に使われるため、糖質をきちんとエネルギーに変換していくことで、疲れにくくなったり、疲労回復に役立ちます。
ビタミンB₁は豚肉や玄米、うなぎ、そばなどに多く含まれます。さらに、ねぎやにんにくに含まれるアリシンと一緒に食べると、ビタミンB₁の吸収力が上がります。ただし、アリシンは熱に弱いので、ビタミンB₁の吸収力を上げたいのであれば、加熱調理には向きません。

出来ればビタミンB1だけでなくビタミンB群を意識して摂りましょう。ビタミンB群はお互いが連携し合って効果を発揮します。高齢者に成る程ビタミンB群は不足しやすくなります。ビタミンB3、ビタミンB12が不足すると下痢になりやくなります。

⑤しっかり寝ること
自律神経の乱れを整えるには睡眠が欠かせません。毎日7~8時間程度の睡眠時間を確保しましょう。特に、寝入って最初の3時間程度は、体を修復してくれる成長ホルモンの分泌も高まるため、この時間の睡眠の質を高めましょう。

暑くてよく眠れない時は、上手にクーラーを活用して眠りましょう。夜眠れないことが続くようなら、日中に約20分の昼寝をするなどで体調を整えるのもおすすめです。

⑥湯船につかる
暑いからと言ってシャワーで済ませがちですが、副交感神経を優位にするために、ぬるめの湯船につかってリラックスしましょう。ぬるめの湯船(38度前後)に就寝の約1時間前に浸かり、頭を氷枕でひやすと、深い眠りにつきやすくなります。

湯船がない家庭では、シャワーを首筋や肩にかけることで、こわばりの解消にもなります。

下痢になる夏バテと熱中症の違い

夏バテと熱中症は似ていますが、熱中症は、暑さによって体内の水分や塩分バランスが崩れて起こります。熱中症は重症化すると命の危険性もありますので、注意が必要です。

夏バテは、屋内外の温度差や食欲不振、脱水症状が積み重なったときに起こりやすいものです。夏バテの症状は吐き気や下痢、頭痛、めまいなどですが、熱中症の初期症状でも同じような症状がみられます。

熱中症の危険性
熱中症の症状にもいろいろありますが、重症度によって、1度、Ⅱ度、Ⅲ度と明確に分類されています。

Ⅰ度(軽度)
めまい、立ちくらみが起こる状態で、「熱失神」とも呼ばれます。運動を終えた直後に起こりやすく、脈が弱って速くなる、顔面蒼白になる、呼吸の回数が増えるなどの症状がみられます。

Ⅱ度(中等度)
吐き気、下痢、頭痛、吐き気のほかに、倦怠感、虚脱感、判断力や集中力の低下などがみられます。従来「熱疲労」と呼ばれていた状態で、放置したり対処が適切でない場合は、重症化する危険性があります。

Ⅲ度(重度)
意識障害やけいれん、手足の運動障害、言動や行動などがおかしい、過呼吸、ショック症状などです。命にかかわります。

夏バテによる吐き気・下痢・頭痛・めまいの対処法

夏バテは、病気の名前ではありません。季節が原因でバテててしまった結果の体調不良です。高温多湿の日本の夏の生活は、普通の生活をするだけで、多くのエネルギーを必要とします。

身体に余計な負荷がかかる状態が続きます。身体が負担に耐えられなくなると、身体が悲鳴をあげ様々な症状が出てくるのです。

例えば「もうダメ!」と身体がさけんだのが、消化器系であれば、まず起こる症状が吐き気と下痢です。
吐き気や下痢、頭痛、めまいなどの症状が現れた場合、単なる夏バテと安易に判断するのは危険です。熱中症の初期症状だった場合も考え、どのように対応すればよいのか、見ていきましょう。

・めまい(軽度)の場合
涼しい場所へ移動したり、スポーツドリンクなどの水分や塩分を摂取します。ベルトをはずしたり、靴を脱ぐ、服の締めつけをゆるめることも効果的です。
また、身体を冷やすことも重要です。血管を直接冷却できる部位、首元や脇、股間をピンポイントで冷やすとよいでしょう。

・吐き気、下痢、頭痛(中等度)の場合
めまいと同じ対処をします。自力で水分が摂取できないようなら、病院へ搬送します。吐き気、下痢、頭痛、めまいの症状を起こさないためには、自律神経に負担をかけず、正しく働いてもらうことが大切です。
普段から、こまめに水分補給を行ったり、体を締めつけない服装をしたり、毎日の食事を管理して、夏バテや熱中症を予防しましょう。

下痢の回復を遅くするミネラル不足
日差しが強くて気温の高い夏は、一年でとくに汗をかきやすい時期です。汗の成分はその99.5%が水分で、残りはビタミンやミネラルです。

発汗の程度に応じた適度の水分補給と同時に、不足しがちなビタミンB群やナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル補給も忘れてはいけません。

ミネラルが不足すると体調不良となり、下痢の回復も遅くなります。

夏バテの下痢の症状

①軟便・・・形はあるが柔らかい
②ゲル状便・形はなくゆるい状態
③水様便・・液状ほとんど水

①②③から下痢の原因は明確には分かりません。細菌やウィルスによるものであれば、症状として発熱を伴うことが多く、激しい嘔吐下痢があります。
病原菌を体外に排出する下痢は、止める必要がありません。夏バテ症状の傾向としては、①と②を行ったり来たりしていることが多いです。

ダラダラと続く下痢は栄養も失いがちです。身体に無理がなければ、下痢の症状に惑わされずに、普通に食事をしましょう。しっかりとミネラルも補給しましょう。

腸内環境を整えましょう

夏になると冷たい物を多く飲んだり、食べたりしがちです。こうした夏の食生活は胃腸を壊しやすく、消化能力も衰え、ちょっとしたことで下痢になりやすくなります。

夏の時期こそ腸内環境をしっかり整え、胃腸を丈夫にしなければなりません。 下痢になったとしても腸内環境が整えていれば、腸内活動が正常に働き、下痢も早い段階で回復します。

腸内環境と整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。

下痢はビタミン過剰摂取

下痢の原因はビタミンの過剰摂取
下痢の原因は様々ですが、急性な下痢でないものは、主に食習慣が下痢の原因となることが多いようです。

特に健康に良いと言って、過剰に一つのものを摂り続けることによる、過剰な栄養で下痢になる事があります。


例えば、最近、巷ではビタミン類、特にビタミンCビタミンDがコロナウイルスの予防になると言って求める方が多くおられます。

しかし、どんなに良いと思っても過剰摂取すると下痢をはじめ他の害を被る事になるのをご存知でしょうか。よかれと思っても危険があるのです。

では、過剰摂取による下痢の原因をビタミンAとビタミンD、ビタミンCの例から見てみましょう。

下痢の原因となる過剰摂取の栄養素

①ビタミンA
ビタミンAは大きく分けるとβカロチンとレチノールがあります。
緑黄色野菜などに含まれるプロビタミンAの「βカロテン」にはホウレン草、かぼちゃ、人参、ブロッコリーなどがあります。


動物性ビタミンA、「レチノール」にはレバー、マーガリン、バター、卵黄、鰻 などがあります。


効 能:眼、皮膚、粘膜の機能保護、癌の予防や抑制作用

欠 乏:夜盲症(とりめ)、肌荒れ・皮膚炎、子供の成長障害

過 剰:レチノール過剰で吐き気、嘔吐、下痢、手足の痛み、睡眠障害など

妊娠している方はビタミンAの摂り方に注意!

ビタミンは、いろいろな代謝を行っている肝臓に蓄えられます。ビタミンA、D、E、Kは親油性のビタミンです。脂肪に溶け込むので、肝臓ばかりだけなくて全身の脂肪細胞に相当量を蓄える事ができます。

親油性ビタミンの中で、妊娠をしている方が注意していただきたいのはビタミンAです。過剰摂取すると、母体には影響は出ませんが、妊娠初期に摂り過ぎると胎児に先天異常が起きやすいと言われています。

これから妊娠を考えている方、妊娠3ヶ月以内の方はレバーなど動物性ビタミンA含有量の多い食品、サプリメント等継続的な大量摂取は避けましょう。

ただし、植物由来のプロビタミンAであるβ-カロテンは、ビタミンAが体内で不足したときのみビタミンAに変換されるため、過剰摂取による健康被害は報告されていません。野菜をしっかり摂り、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

・下痢になる過剰摂取の場合とは

ビタミンAは植物性(β―カロチン)の場合であれば、過剰症は起きません下痢になるなど症状が起きる場合は動物性のものレチノールです。レチノールは、80%以上の吸収率をもったビタミンAで、動物性食品にたくさん含まれています。

脂溶性のため体内に留まる特徴があり、それが肝臓に溜まり、頭痛、吐き気、下痢、肝臓肥大などの副作用を引き起こす可能性があるのです。

特に、コレステロールの数値が上昇してしまいますので注意しなければいけません。一番レチノールを多く含む食材は、鳥レバー、豚レバーと言われています。レバーは栄養が豊富だから、美味しいから、好きだからといって食べ過ぎには注意しましょう。

②ビタミンD
ビタミンDにはD2からD7の6種類ありますが、D4~D7は食品にはほとんど含まれておらず、活性も低いため、一般的には高い生理活性を示すビタミンD2とビタミンD3の2つに大別されます。

ビタミンDは体内にウイルスや細菌が侵入した際などに、必要な免疫機能を活性化したり、過剰な免疫反応を抑えたりして、免疫機能を調節してくれる栄養素です。最近は新型コロナウイルスの大流行でサプリメントとして摂取される方が多くおられます。

ビタミンDは食物からの摂取に加え、体内で作ることもできる栄養素ですが、体内合成のためには皮膚に紫外線をあてる必要があります。そのため、屋外で過ごす時間が短い人や紫外線対策を厳重にしている人は、平均値よりも大きく不足してしまう可能性があります。

春から夏にかけて、紫外線が多い正午頃に30分程、顔や手足を日光にさらすことで、十分なビタミンDが皮膚で生成されます。


植物性ビタミンD2:きのこ類
動物性ビタミンD3:サケ、マグロ、サバなどの脂肪性の魚、魚類肝臓•牛のレバー、バター、チーズ、卵黄など



効 能:骨の成長や骨の再生、細胞増殖、神経筋、免疫機能、クル病・骨軟化症・骨粗しょう症などの予防

欠 乏:呼吸器感染症や呼吸器疾患、自己免疫疾患、各種がん、糖尿病、痴ほう症、うつ病、

過 剰:尿毒症、食欲不振、便秘、嘔吐、下痢

・下痢になる過剰摂取の場合とは

初期のうちは食欲不振、口渇、倦怠感、頭痛など、ついで悪心、嘔吐、下痢が起こります。肺、心臓、皮膚、関節など多くの部位にカルシウムがたまり、いろいろの病気を起こします。特に腎臓にはたまりやすく、尿路結石をつくります。長く続くと尿毒症を起こします。

ビタミンDも脂溶性ビタミンの1つであり、体内に蓄積しやすいため、サプリメントによる過剰摂取に注意しましょう。ビタミンDを過剰摂取した場合、血液中のカルシウム濃度が高くなりすぎたり、臓器にカルシウムが蓄積してしまうことがあります。

このようなビタミンD過剰症では、一度できたカルシウムの沈着は簡単にはとれませんので、過剰摂取にならないように特に注意が必要です。でも、ビタミンDの副作用は、ごく短期間だけ過剰摂取したとしても、すぐに尿毒症や体調不良が起こるわけではありませんので、安心してください。

ビタミンDが多く含まれる食品のほとんどは魚類なので、毎日よほど大量の魚を食べない限り、副作用の心配はほとんどありません。

これらの副作用が起こるのは、1日あたりの適量の摂取量の10倍以上を、長期間摂取した場合です。サプリメントで大量に摂取しない限り、普通の食事をしていれば、副作用のリスクはほとんど無いといえます。

サプリメントから摂取する場合も、パッケージに表示されている、1日あたりの摂取量を守ってください。もちろん、体質によってはビタミンDを少し多めに摂っただけで、副作用が起こる可能性はあるかもしれません。。

なお、骨粗しょう症の改善には、カルシウムとビタミンDを一緒に摂取すると、効果が高いので、サプリメントを利用する場合には、1日あたりの摂取量を守ってください。両方を同時に過剰摂取すると、ビタミンDだけの過剰摂取よりも、副作用のリスクが高くなるので、ご注意ください。

③ビタミンC
ビタミンCの正式名称は「L-アスコルビン酸」と呼び、果物や野菜に含まれる天然に存在するビタミンCも、人工的に作られた 合成のビタミンCもいずれも「L-アスコルビン酸」に変わりはなく、なんら違いはありません。

例えば、病院で薬として処方されるビタミンCもやはり合成ですが、しっかりとその働きを果たしています。ビタミンCは一度に一定量以上摂取すると、尿中へと排出されます。 ですから特に上限量というのは定められていません。

ビタミンCは、果実類、野菜類、いも及びでん粉類、し好飲料類に多く含まれています。バランスの良い食事を心がけていれば不足の心配はまずありません。



効 能:還元作用で体内の老化や酸化を抑える、動脈硬化予防、抗ストレスホルモンの生成、鉄の吸収促進など

欠 乏:壊血病、イライラ、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難など

過 剰緩下作用で下痢

ビタミンCは、風邪やインフルエンザなどの感染症の時、その必要量が増加します。また、喫煙によってもビタミンCの要求量が高まります。

近年、野菜の摂取量が減少しており、不足しがちなビタミン類を野菜ジュースやサプリメントで補う人もいますが、野菜ジュースやサプリメントから摂取されるビタミンCは、通常の食事で野菜から摂取した場合よりも、排せつまでの時間が非常に短いことが知られています。

ビタミンCは熱に弱く、加熱調理により分解されますが、じゃがいもやさつまいもなどはビタミンCがでんぷんにより保護されているため、調理後にもほとんど分解されずに残ります

下痢になる過剰摂取の場合は
過剰摂取しても消化管からの吸収率が低下し、尿中排泄量が増加するため健康被害は低いといわれていますが、ビタミンCには緩下作用(便を柔らかくする)があるので、便秘症の人は お通じが良くなったりします。
一度に多量のビタミンCを摂ると、まれに吐き気、下痢、腹痛などが起こる場合もあります。

それはビタミンCが酸として作用することと、ビタミンCの腸内分解によって発生するガスで、腸の動きが高まるためです。一過性のものなので心配はいりませんが、 気になる方はビタミンCを空腹時ではなく食後、 摂る量を少量からはじめてみましょう。食事での過剰摂取の心配はほとんどありません。

単品のビタミン剤はやめよう

ビタミンは本来、食事から摂るべきものです。ビタミンの過剰摂取の背景には、食事に手間と暇をかける事ができない状況なのに、健康指向を目指す現代人の健康不安があります。

特定のビタミンを過剰に摂ると過剰症が起きます。もし、ビタミンを摂るならば単品のビタミン剤は避けて複合型のビタミン剤を摂るようにしましょう。合成のビタミン剤は出来るだけ避けましょう。植物由来の自然のものから出来たビタミン剤を選ぶようにしましょう。

ビタミンA、C、Dは免疫をサポートする栄養素

免疫機能をサポートする栄養素として代表的なものは、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンC、ビタミンEと、亜鉛の5つです。野菜やフルーツ、魚介をあまり食べない人はこれらの栄養素が不足しがちになります。

亜鉛とビタミン類が不足すると、免疫機能が正常に反応しなくなり、異物が体内に侵入してきても免疫細胞が機能せず、健康を維持できなくなってしまいます。そのため、不足しがちな栄養を意識して補っていくことが必要なのです。

特に今はコロナ禍、食中毒などの季節ですから免疫力を充分に強化しておくのは大切な事です。野菜や果物をあまり食べない人はサプリメントで補うのをお薦めします。

サプリメントで栄養素を摂る時のポイント

サプリメントで栄養素を摂る際に覚えておきたいのは、栄養素はひとつだけでは十分に効果を発揮しにくい特性があるということ。つまり先ほども述べましたが単品による摂取はしない方がいいということです。

さまざまな栄養素をバランス良く摂ることで、相互に働きあってより有効な働きが得られます。栄養素は、これひとつだけ摂れば安心というものではありません。総合的にバランスよく摂ることで本来のパワーを発揮します。植物由来の総合的な栄養素が入ったサプリメントを選びましょう。

腸内環境を強化しよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。私達は食べることで健康を維持できていますが、腸内環境が悪化すると、食べた物を充分に栄養として有効活用できなくなります。

むしろ、腸内環境が悪いと、食べた事で充分に消化されないで害を被る事もあります。まずは腸内環境を正しく整えましょう。腸内環境が整うと、消化・吸収・排出などの健全な活動が出来ますので、下痢の改善などが早く出来ます。

また、腸管免疫は体全体約7割もありますので、腸内環境を整えることは免疫力を強化することになります。腸内環境を整えるサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。

下痢はミネラルウォーター

下痢が続く原因はミネラルウォーター

これから夏になるとお水が欲しくなり、水分が不足すると脱水症状を起こし死んでしまいます。ですから、人間の体は殆ど水分で出来ていると言っても過言ではありません。



しかし、水にも種類があり時には昔から「水に当たる」という言葉があり、場合によっては下痢になる事があるのです。ではどんな水が下痢の原因となるのか、ご一緒に考えてみましょう。

人間の体は50%~75%は水で出来ている
人間の体は殆どが水で出来ています。性別や年齢での若干の差はありますが、胎児では体重の約90%、新生児では約75%、子供では約70%、成人では約60~65%、老人では50~55%を水が占めています。
ですから、人は水なしでは5日も生きていけないのです。



人の体は60兆~100兆個とも言われる細胞で出来ています。体重の約65%を占める水分の約3分の2は、これらの細胞内に存在しています。残りの3分の1は細胞と細胞の間に存在する細胞間液と血液にあり、それぞれ生命を維持するために働いています。

水分も摂り過ぎると下痢になる

水分は人間が生きていく上で欠かせないものですが、逆に水分を摂り過ぎて下痢になる事があります。

例えば、毎日夕方遅く、ビールを4、5本の飲んでから寝るという人は、朝方から午前中まで数回の下痢をする人がいます。水分を短い時間に2~3ℓ以上飲むと、胃腸の拒絶反応で下痢をするのです。


これは腸で吸収できる水分量が超えてしまうからなのです。水を飲むことはいいのですが、一度に大量に、1ℓ以上は飲まないようにしましょう。もちろんこの下痢はそのような大量にビールを飲むと言う習慣を止めれば下痢はおさまります。

日本人は食事に水分が多いものです。食べ物にもかなりの水分が含まれています。しかも同時に多くの飲料も摂っています。では、実際、食べ物にはどのくらいの水分が含まれるのでしょう。いくつかの実例を挙げてみましょう。

下記のグラフは食べ物の水分量です。



水分をたくさん摂って汗をかくことがないと、皮膚や膀胱から出し切れないので下痢をしたりすることがあるのです。

しかし腸内環境が健全であれば、少々水分を多くとったからといって、便の硬さに影響が出ることはほとんどありません。ですから、水分を摂り過ぎたからすぐに下痢になるということはありません。

水の種類によっては下痢になる

飲料水にはさまざまな種類があります。たとえばスーパーやコンビニエンスストアに行けば、「ミネラルウォーター」「海洋深層水」など、多種多様な水を手に入れることができます。日本ミネラルウォーター協会によると、現在流通しているミネラルウォーターは約1000銘柄にものぼるということです。

中には下痢の原因となるミネラルウォーターもあります。

日本では、農林水産省が、「ミネラルウォーター類」を4つに分類しています。

①ナチュラルウォーター
特定の水源から採取された地下水。濾過・沈殿・加熱殺菌以外の処理をしていません。

②ナチュラルミネラルウォーター
ナチュラルウォーターのうち地中でミネラル分が溶解した地下水。濾過・沈殿・加熱殺菌以外の処理をしていません。

③ミネラルウォーター
ナチュラルミネラルウォーターと同じ地下水に濾過・沈殿・加熱処理の他、オゾン殺菌・紫外線殺菌・ミネラル分調整・ブレンド・曝気等(ばっき:空気にさらすこと。

特に、下水処理で、微生物が有機物を分解するのに必要な酸素を供給するために、空気を吹き込んだり攪拌(かくはん)したりすること。)を行ったものです。

④ボトルドウォーター
地下水以外の水、あるいは地下水でも成分を大きく変化させる処理を行ったもの。処理方法に限定はありません。

一方、ミネラルウォーター先進国とも言えるヨーロッパ(EU)のナチュラルミネラルウォーターの品質基準は、日本のものとは異なります。

この基準の背景には、日本では「おいしくて安全な飲料水」が求められることが多いのに対して、ヨーロッパでは「健康のための飲料水」が求められているという、ミネラルウォーターに対する位置付けの違いがあると言われています。

ミネラルウォーターの成分分類の特徴

ミネラルウォーターをその成分で分類したときに「硬水」「軟水」に分けられます。硬水・軟水の基準には「硬度」が用いられています。

硬度とは、水に含まれるカルシウム濃度およびマグネシウム濃度で表される指標です。

硬度を分類する基準、1ℓ中のミネラルの含有量には以下の様な目安があります。数値が高ければ硬水、低ければ軟水ということになります。私達が通常、日本で飲んでいる水のほとんどが軟水です。

〇硬度:100以下は軟水

〇硬度:101~300は中硬水
〇硬度:301以上は硬水

硬水の特長

〇地下の岩石から時間をかけて溶けだした水
〇ミネラル含有量が1ℓ中100㎎以上含まれる
〇カルシウムやマグネシウムが軟水の約3倍以上くらいある
〇アルカリ性に傾いている
〇ヨーロッパに多い水
〇喉越しがまろやかでない
〇下痢になり易い

〇肉の臭み消しやアクを出やすくする効果があるので、肉の煮込み料理に使われる
〇硬度が上がると苦みを感じることがあり、ずっしりとした飲みごたえを感じる
〇紅茶や珈琲など香りを楽しみたい飲料や、素材の風味を活かしたい料理には適さない
〇硬水で体や髪を洗うと、カルシウムイオンやマグネシウムイオンの影響で、肌がつっぱったり髪がパサパサしたりすることがある

軟水の特長

〇地下の滞留年数が短いため硬度が低い
〇ミネラル含有量が1ℓ中100㎎以下含まれる
〇カルシュウムなどのミネラル成分が少ない水で火山性土壌なので弱酸性
〇日本に多い水、沖縄は硬水が多い
〇石けんなどは良く溶けるので洗濯には最適
〇味がまろやかで、和食料理には丁度良い
〇ミネラル分の少ない水はお腹への負担が少ないため、小さな子どもやお年寄りも安心、赤ちゃんのミルク作りにも使用
〇軟水は肌や髪にも優しく、身体や髪を洗っても心配はほとんどない

ミネラルウォーターを飲む時の注意

〇ヨーロッパでの水は硬水ですので胃腸の弱い方は下痢になり易いので注意して下さい
〇衛生設備が不十分な国ではお水に細菌が含まれており、感染症にかかるリスクもあります。
〇下痢になり易い人は硬度の高い水を選ばず、自分に合った水質のミネラルウォーターを選びましょう。
〇海外ではお水を飲まなくても、飲み物を作る際や野菜を洗う際に使う水が汚染されている場合もありますので、
必ず火を通した料理を注文しましょう。

ミネラルウォーターに含まれる成分

ミネラルウォーターには、カルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウムなどのミネラルがイオン化して溶け込んでいます。

①マグネシウム
神経の興奮を抑える、骨などを作るためにも欠かせない栄養素です。過剰に摂取することで下痢や高マグネシウム血症などの症状をきたす恐れがあります。下剤にも用いられる成分になっています。

マグネシウムは体内に吸収されにくいばかりか、 大腸で水分の吸収を阻害する働きもあるため沢山摂ったり、普段飲みなれていない場合に下痢を起こす可能性があるのです。

いくら硬水といえども問題になるぐらいマグネシウムは含まれていませんので、通常時は問題ないのですが、 旅行で海外に行ったときや体調が悪いときに注意してください。

②カルシウム
骨などを強くするための成分です。小魚などに多く含まれています。カルシウムを多く摂り過ぎることで、結石ができる恐れがあります。また他のミネラルの吸収を阻害する可能性もあると言われています。

③カリウム
血圧の調整などに関わっている栄養素です。過剰に摂取しても排出されるため問題はないと言われています。しかし腎臓の疾患などを患っている場合には注意が必要です。

④ナトリウム
ナトリウムも欠かせないミネラルと言われています。過剰に摂取することで、高血圧や脳卒中などのリスクが高まります。

つまりミネラルウォーターを飲むことによって、これらの成分の影響が体に起こります。そのため胃腸などが強くない場合には、マグネシウムの働きによって下痢を起こす可能性があります。硬度の高いヨーロッパのミネラルウォーターでは下痢になり易いので注意しましょう。

下痢にならないためのミネラルウォーターの選び方

ミネラルウォーターは、硬度が記載されています。カルシウムとマグネシウムの量を数値化したもので、硬度が高い方がカルシウムやマグネシウムの溶け込んだ割合が多くなります。

そのため胃腸が強くなければ、この硬度をしっかり確認することが大切です。マグネシウムの量が多ければ、胃腸の症状をきたしやすいミネラルウォーターと言われています。

そのため下痢などを起こす場合には、硬度の低いお水を飲むようにしてください。硬度が低いミネラルウォーターでも、健康のためには十分効果があると考えられています。

それはミネラル自体が普段の生活でも十分採れているからです。ミネラルウォーターでしか補えないミネラルはありません。出来れば野菜や海藻類からミネラルをしっかり摂りましょう。

他の栄養素も同時に摂ることが出来ますので、ミネラル補給にはミネラルウォーターではなく野菜、果物、海藻類から摂りましょう。決してミネラルウォーターではミネラル補給は十分ではありません。

よく、自分はミネラルウォーターを飲んでいるから、ミネラルの補給は充分に足りていると勘違いされる方がおられます。決してそうではありません。くれぐれも様々な情報に惑わされない様に注意しましょう。

日本では海外のミネラルウォーターを買って飲んだら下痢が止まらないという報告もあるそうです。

硬水の長所に惹かれる部分もあるかと思いますが、下痢になることを考えると長所にこだわるのは止めましょう。

ミネラルウォーターは塩素消毒を行っている水道水と違い、塩素やカルキのにおいがしないので、おいしく感じられることが多いです。どうしても長所も取り入れたいと思われる方は、ラベルに記載されている硬度を見て、考えてはいかがでしょうか。

ミネラルウォーターは硬度が低いものを飲み、普段の生活でバランスの良い食事を摂るようにしましょう。
日本の水道水は軟水ですので、日本人の味覚には軟水が合っていると言われています。また、マグネシウムイオンの含有量が多い硬水は人によって体に合わないこともあるので、毎日の飲むお水としては軟水の方が良いでしょう。

下痢の改善には腸内環境を整える

下痢の改善は何といっても腸内環境をしっかり整える事です。というのも、「元気の元は胃腸」からと昔から言われている通り、腸内環境が整っているのでおなかの調子もいいのです。

多少体に悪い物を食べたり、飲んだりしてもおなかの調子がいいと腸内での活動が正常に働き、悪い物を速やかに排出したり、無害にしてくれるからです。

私たちは食べ物で身体が作られます。ですので、食べた物を十分に生かすためには腸内環境を整えなければなりません。

腸内環境が良いと多少無理をしてもすぐに回復できるものです。飲み過ぎたかな、食べ過ぎたかなと思っても、一過性の下痢をするもののすぐに回復します。

しかし腸内環境が悪いと、体調を崩した時には、なかなかもとにもどることが出来なくなります。特に下痢をすると、慢性的に下痢が続き、何年も続く事があるのです。

腸内環境を強化することは、健康になるためには非常に大切ですので、日頃から腸内環境をしっかり強化しましょう。腸内環境を良くするサプリメントを上手に利用するのは賢い方法です。

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